平成12年2月11日・初版

ザ☆ベルスター・マイヤー大佐の凌辱大作戦!/ペースケ・著

「アアーッ.......、さ、最高.......」 鈴子は魂まで抜けていくように、うっとりと吐息まじり混じりに口走った。 同時に、影夫も素晴らしい快感にどっぷりと浸り込んでいた。 溶けてしまいそうな、あるいは全身がバラバラになるような、嵐か竜巻のようなオル ガスムスの怒涛だった。 有り余るザーメンも、かつてない勢いでパニックを起こしたように我先にほとばしり 鈴子の子宮の入り口を直撃した。 その刺激が、鈴子の快楽への最後の一撃となり、そのまま鈴子は硬直を解いてグッタ リとなってしまった。 しばらく2人は抱き合ったまま眠りにおちていたが、静けさをひそかに破る鈴が鳴った。 鈴子はそれに気がつくと目を開けた。 「こんなときに」 傍らでは姿影夫が寝息をたてている。 「起こすのもかわいそうだわ。私だけでいきましょう」 風村鈴子はそっとベットを抜け、着替えを済ますと音もなく部屋をあとにした。 「お待ちなさい!」 ベルスターは闇夜の路上で歩きさろうとしている軍服の背中に向かって叫んだ。 その軍服が振りかえった。 「なんだ、おまえは。スーパーガールではないようだな」 「私はベルスターよ。おまえこそ誰なの」 「俺はマイヤー大佐だ。俺の邪魔をするやつはたとえ女だろうと許さんぞ」 「私がお前を倒すわ」 「ほほう、しゃれたことをいう。できるものならやってみろ」 「いくわよ」 ベルスターはマイヤー大佐に向かって走り寄った。マイヤー大佐はじっと立ったままだ。 「ベルパンチ!」 ベルスターは右のパンチをマイヤー大佐にぶつけた。マイヤー大佐は左手でそれを受け そのまま手首をひねった。ベルスターはその場に軽く投げられた。 「あっ」 ベルスターは一瞬なにが起きたのかわからなかった。しかし、すぐさま立ちあがり、マ イヤー大佐の位置を確認すると、大きくジャンプした。 「ベルキッーク!」 マイヤー大佐はちらりと目をあげると、右手にむちを構え空中のベルスターに向かって むち先を投げた。むちがベルスターの足にからみついた。 「ああ」 ベルスターは恐怖を覚えた。マイヤー大佐はむちを思いっきり引っ張った。ベルスター は体勢が崩れ、地面に激突した。 「ううっ.......」 ベルスターはしばらく体が動けなかった。そこへマイヤー大佐がやってきた。 「バカなやつよ」 マイヤー大佐は懐から手錠を取り出すと、ベルスターの両手を背中に回して手錠をかけ た。そして足でけって、ベルスターの体を表向きにすると、腹を足で蹴りつけた。 「うう、うう」 ベルスターは蹴られる度に、涎をたらして反応した。 「これから楽しいことをしてやろう」 「う、マイヤー大佐、な、なにをするの.......」 「まずは、動けないように筋肉弛緩の注射をして.......」 「ああ、やめて.......」 ベルスターの左腕に針が刺され、薬が注入されていった。 「では、はじめに顔を拝んで、と」 「そお、それだけは.......やめて」 マイヤー大佐はベルスターのマスクに手をかけた。頭全体を覆うように手をかけると、 マスクを握りつぶしていく。 「俺はただの人間ではないぞ。人間の数倍の力を持つ改造人間だ」 マスクにヒビが入ってきた。 「ああ、ダメ、ダメ、お願いやめてーー」 ベルスターが叫ぶ。しかしマイヤー大佐はそれを無視するかのように力を込めていく。 バリバリバリ とうとうベルスターのマスクが割れた。そしてアイマスクを剥ぎ取られた。 「ふ、ベルスターの素顔はこんなものか」 「ああ、そんな.......」 ベルスターの目に涙が溜まった。 「お楽しみはこれからだ」 「お願い、もうやめて」 マイヤー大佐はベルスターのスカートをまくしあげ、アンダースコートを破りとった。 「きゃぁぁぁーーー」 ベルスターはその光景をまざまざと見た。抵抗しようにも体がまったく動かない。 マイヤー大佐はベルスターの体を回転させ、尻を自分のほうに向けさせた。 「ではこの穴から」 マイヤー大佐は右手のグローブを脱いだ。そして左手でベルスターのヒップを押さえた。 ヒップの谷間に差し込まれた中指が、堅く口を閉ざした括約筋をおし広げ、第一関節を アヌスの中にめり込ませた。 つぷッ.......。 「!」 強引な侵入に驚く暇も与えずに、指が小刻みに痙攣して、直腸内壁に微妙なヴァイブレ ーションを送り込んでくる。 「んッ.......ン.......ん!.......」 ベルスターはこらえた。唇を噛んで、必死になって耐えた。排泄器官を侵される嫌悪 感にではなく、弄ばれるアヌスから生ずる快感に。 「どうだ。この感触は応えられんだろう」 「そ、そんなことないわ」 「がまんしてもしょうがないぞ。そらそら」 「んんッ」 ベルスターは耐えた。 やがて、異物の感触がなくなった。 「こんなものでは終わらないぞ」 「もうやめて.......」 マイヤー大佐はふたたびベルスターを反転させた。そしてスカートをあげると自分の 顔をベルスターの秘部へ埋めた。 ひと舐めして、マイヤー大佐は顔をあげた。 「しっとり濡れているじゃないか。さてはさっきまで男をくわえていたんだな」 「ち、違うわ。そんなことしてない」 「この淫乱の正義の戦士が。恥をしれ、恥を」 マイヤー大佐はまた顔をベルスターの秘部へ埋めた。 「ああっ.......いやっ」 思わず激しい声が、喉の奥から弾けた。 マイヤー大佐の舌が巧みに踊るたびに、熱いうるみが身体の外に流れ出してゆくのが わかる。 乱れまいと思っても、舌の愛戯を繰り返すマイヤー大佐の姿と、ついさっきまでベッ トで見ていた影夫の顔とが、頭の中でだぶり、ベルスターは激しく喘いで、顔と髪を 左右に打ち振るっていた。 マイヤー大佐は、ベルスターの体奥から舌を引き抜いた。空いている手を自らの下半 身に持っていく。その動きを目で追ったベルスターは「ああ」と甘い溜息をついた。 (ああ、マイヤー大佐は今度は.......) 陰茎を、力強く勃起させていた。それは今まで見たことがないほどに凶々しく怒張し、 その器官に血液と精気が満ち溢れているのがわかる。 マイヤー大佐は自らの男根に手を携えると、腰をかがめ、膝頭をベルスターの両脚の内 側に割り入れた。ベルスターの脚が閉じないように押さえながら、そろそろと腰を下げ ていく。 「あっ、だめ、入れちゃ、いや!」 目を見開いて上方をみつめるベルスターからは、それが自分を上から串刺しにする槍に も見える。 愛液にぬめった割れ目に、丸く膨れきった亀頭が触れた。 「あっ」 と思う間もなく、ズンという衝撃がベルスターの下半身を貫いた。まだ固さの残る膣 壁も、潤っていた愛液が潤滑液となって、いきり立った男根を呑みこんでしまう。 (ああ、入ってくる。汚らわしいものが私の中に.......) すでに舌で掻きまわされて広がっていたはずのベルスターの花芯だが、マイヤー大佐の ものはまた違う。恥肉が押し広げられ、肉茎が奥深くまで挿し込まれる快楽の渦に、 ベルスターはふたたび呑みこまれていった。 「ひっ!あ。うぅっ.......あ」 マイヤー大佐が腰を動かすだけで、組み敷かれたベルスターの喉から、言葉にならない 呻きが発せられた。数々の戦いの嵐をくぐりぬけてきた正義の戦士とはとても思えない。 淫らな喘ぎだ。 「う。あはぁん.......ひいっ」 ぼろぼろになったベルスターの体がうねっていた。細い魅惑的な腰が、マイヤー大佐の 抽送に合わせて猥褻極まりなく左右にくねり、マイヤー大佐がどんと突き上げると、そ れを迎えるようにくいっと持ちあがる。 まさに、官能に酔いしれ、悦楽を貪っていると言っていい。 ビクッ! マイヤー大佐の肉砲が脈打った。それと同時にベルスターに唇から涎が洩れた。 「い、い.......い.......イッちゃうっ.......」 断末魔のような声をあげると、ベルスターは今日、二度目のアクメを迎えた。 しかし今度の方が激しかった。背中をぐいっと反りかえらせたまま固まると、まるで ブリッジをするような姿勢で、しばらく静止してしまったのだ。 やがて朝が来た。 ベルスターはまったくの裸身で、姿影夫に発見された。 完