平成14年5月24日・初版

まぼろしパンティ外伝・「名探偵の逆襲の巻・第3章」/中円寺・著

N県にある進学校クライム学園。 校庭の真ん中にまぼろしパンティとおぼしき女性が張り付けにされるという事件が発生してから数時間が経過していた。 現在、まぼろしパンティは保健室のベッドに寝かされている。 張り付けから外され、この保健室に運ばれベッドに寝かされるとまぼろしパンティは気を失うかのように眠りに落ちてしまった。 前夜から続く快楽責めの所為もあったに違いない。 女性養護教員の手によって全身にかけられた白濁液は綺麗に拭い取られ、脱がされていたパンティも形ばかりではあるが 履かさせてもらっていた。 運ばれてきてから一度も目を覚ますことなくまぼろしパンティは毛布をかけられこんこんと眠っている。 休み時間の度に生徒達が覗きに来たが養護教諭は厳しい態度でそういった生徒達を追い返していた。 その保健室の静寂を破り3人の男達が室内に入ってきた。 教頭以下、教務主任と発見者の男性教師である。 養護教諭は慌てて彼らに駆け寄る。 「困ります静かにして下さい」 「この女にどうしても聞いとかなきゃならんことがあるんですよ」 「そんな。何も今日じゃなくても」 「このままここに保護し続ける訳にもいかんでしょう。失礼しますよ」 男達はそう言うと養護教諭を押しのけ、まぼろしパンティの寝ているベッドの横に立った。 「おい、起きろ」 教務主任はそういうとまぼろしパンティに掛けられている毛布を剥がすようにめくった。 「きゃあぁぁ」 突然の出来事にまぼろしパンティが悲鳴と共に目を覚ます。 「おい、ちょっと君に尋ねたいことがある。ここじゃなんだから一緒に来てもらおうか」 「そ、そんな。何ですか」 「君のおかげでこっちはいい迷惑なんだよ。つべこべ言わずについて来たまえ」 若い男性教師がまぼろしパンティを無理矢理立たせた。 「逃げられたら困るから縛らせてもらうよ」 そう言って教務主任がまぼろしパンティをロープで後ろ手に縛り始める。 「ど、どうして縛らなくても良いでしょう。私、逃げたりしません」 「いいかね君は重要な参考人なんだよ、こちらとしても慎重に扱わざるを得ないだろう」 「そ、そんな」 まぼろしパンティは被害者であるはずの自分に対する理不尽な仕打ちに不満を露わにする。 「さあ行こうか」 そう言って教務主任がまぼろしパンティの背中を押し保健室の出口に向かって歩かせる。 それを追うように3人の男達も歩きだした。 養護教諭はただ呆然と見送ることしか出来なかった。 学園内は昼休みも終わり午後の授業が始まっている。 ひと気のない廊下をまぼろしパンティは後ろ手に縛られたまま歩かされていた。 豊かなバストやヒップが歩くたびに弾むように揺れている。 3人の男性教師達はその様子を眺めながら後ろから付いていく。 「ほら次の角を左だ」 教師の1人がえらそうに命令する。 「ど、どこへ行くんですか」 教室の生徒達に気付かれやしまいかと心配そうにまぼろしパンティが振り返る。 「仕置き部屋だよ仕置き部屋」 「ど、どうしてそんな所で」 「あそこなら誰にも邪魔されずに君を尋問出来るからな」 「わ、私は被害者です。こんな扱いは納得できません」 「つべこべ言うな。我々としては自らの手でこの事件を解決せねばならないんだ。事件の全体像を把握するには やむを得んだろう」 「で、でも」 「ほら、とっとと歩け」 まるで罪人のようにまぼろしパンティは背中を突かれ、仕置き部屋へと歩かされていく。 「着いたぞ、さあ入れ」 仕置き部屋に辿り着き教師が扉を開くとその中にまぼろしパンティは押し込まれた。 中には沢山の仕置き道具が散乱している。 まぼろしパンティは部屋の半ばまで進むと立ち尽くしてしまった。 仕置き部屋の中には2人の教師だけが入ってくる。1番若い男性教師は何か用事をいいつけられ名残惜しそうに 去って行った。 「君も納得がいかないとは思うがね、我々としてはせっかく上がってきた我が学園の評判を落とすわけにはいかんのだよ」 2人の内では年長の教頭がまず口を開いた。 「なんとか警察には知らせずに我々の手でこの事件を解決せねばならん。わかるだろう」 教頭はまぼろしパンティに同意を求めるように尋ねる。 続いて残りの1人教務主任が喋り始めた。 「まず確認したいのは君が本物のまぼろしパンティであるかどうかという点だ」 「そ、それは・・・」 まぼろしパンティは口篭もる。しかし、この場は本当のことを言ったほうが扱いが良くなるのではないかという期待を 抱き口を開いた。 「そ、そうです私はまぼろしパンティ本人です」 その言葉に2人の教師は顔を見合わせる。 「本当かね。なら君がまぼろしパンティだと証明する物はあるかな」 疑いの眼差しで教務主任が尋ねた。 「証明って・・・。それは・・・」 「君が本物のまぼろしパンティならば今迄に多くの犯罪の解決に尽力してくれた功績もあるし、こちらとしてもそれなりの 待遇をとらせてもらう所だが」 教務主任は言葉を濁す。 「証明出来ないんじゃ、こちらとしては君が単なる痴女で、ある種のプレイの一環としてやってるのではないかという 可能性も考えざるを得ないのだよ」 「そ、そんな。どうしてそうなってしまうんですか」 教頭が申し訳無さそうに口を開く。 「し、仕方ないんだよ。分かってくれ」 「それにだ」 対して教務主任は強気の姿勢を崩さずに詰問する。 「君が本物のまぼろしパンティだとして、どうしてあんな目に合わされてたんだね。説明してもらいたいね」 「そ、それは・・・」 再び言葉に詰まるまぼろしパンティ。その経緯を説明すれば珍太一耕助にも話が及ぶことになってしまうかもしれない。 そうすると結果的に自分の正体がばれてしまう可能性も否定できない。 多くの生徒の前であんな姿を晒してしまった今となってはまぼろしパンティの正体だけは知られてはいけない事だった。 「そ、その…悪人の罠に嵌められてしまって」 「その悪人というのはどんな奴だね」 「それは、その・・・」 「犯罪が起きたという被害届はここ最近出ていない筈だ。その悪人は何をしたんだね」 「ですから、えっと・・・」 容赦の無い追求にまぼろしパンティはしどろもどろになってしまう。 「どうも君の態度には不審な所が多すぎるな。やはり何かやましい所があるんじゃないのかね」 「ち、違います。信じて下さい、私は本当に本物のまぼろしパンティなんです」 「と言ってますがね、どうしますか教頭」 「ううん困ったねえ。このままじゃ真相究明どころじゃないじゃないか」 「生徒の口から何時学外にこの事が漏れるかも分かりませんしね。そうなれば我々の責任問題にもなりかねませんよ」 「そ、それは困る。早く何らかの成果を上げなければ」 教頭は慌てふためくが、良い考えが浮かぶ様子も無かった。 教務主任は何か手掛かりは無いかとまぼろしパンティに質問をする。 「ところで君、その鉄仮面のような物は君の言う悪人に被せられたのかな」 「そ、そうです」 用心しながらまぼろしパンティは答える。 「君自身では外せない訳か」 「は、はい」 「そうか。では聞くがその仮面の下の君の正体は一体誰なんだい」 「えっ、そ、それは・・・」 「さすがに言えないか、あんな格好を晒した後だしな」 「うっ、」 「では質問を変えよう、君はこの学園の生徒なのかな」 「・・・」 まぼろしパンティは黙り込んでしまった。答えて良いものかどうか判断がつきかねている。 「話に聞いた所、今朝の様子では君は処女ではないようじゃないか」 「えっ・・・」 「と言う事は不純異性交遊をしてる証であり、君が我が学園の生徒だとすると明らかな校則違反となる」 「そ、そんな」 「ならば充分にお仕置きの対象となる。どうだね君はこの学園の生徒なのかね」 「・・・」 そこまで言われて真実を話せる筈も無い。まぼろしパンティは口を閉ざした。 「黙ってると言う事は、わが校の生徒と見なして良いのかな。では取り敢えずお仕置きをしなくてはならないが」 「ち、違います」 まぼろしパンティはそう言っておののきながら後ろに下がる。 その時、仕置き部屋の扉がノックされた。 「誰だ」 邪魔が入ったと言わんばかりに教務主任が扉に向かって声をかける。 「僕です」 そういって扉がわずかに開き、別行動をとっていた若い男性教師が顔を覗かせた。 「第一発見者と思われる奴らの情報が手に入りました」 若い男性教師はまぼろしパンティの身体に目をやりながら仕置き部屋に入ってくる。 「早いな。で、どんな奴らだね」 「朝練をしてたラグビー部の4人らしいです。取り敢えず呼び出しをかけときました」 「ラグビー部か、あいつらならやりかねんな。奴らのした事も明らかにしないといかん」 教務主任は思案顔で考え込む。 「ど、どうしたもんだろうねえ」 教頭は困り果てたように年下の教師達の顔色を窺う。 「取り敢えず実況検分してみてはどうでしょう。双方の供述の裏も取りたいですし」 若い教師が提案する。教務主任もそれを聞いて賛同の意志を示した。 「実況検分か、良いかもしれないな。やってみるか」 「そ、そんなことしたら生徒の目を集めたりしないかね」 教頭が心配そうに尋ねた。 「もうすぐ授業も終わるし、放課後ならば大丈夫でしょう。それにどうせ殆どの生徒が今朝目にしてしまってますし」 教務主任はそう言うと、半裸で立ち尽くすまぼろしパンティへ声をかける。 「という訳だ、自称まぼろしパンティ君、君にも協力してもらうよ」 「な、何をするつもりですか」 まぼろしパンティは疑わしげな表情を浮かべる。教師達に任せていては自分の無実が証明されそうもないと 感じているようであった。 「なあに今朝の状況を思い返してみようというところだよ。何か新しい発見があるかもしれない」 と言う教務主任に続いて若い教師も意気揚々と声をかける。 「君をあんな目に合わせた奴の遺留品が見つかるかもしれないしね」 そういった物を探すには時間が経ちすぎているのではとまぼろしパンティは思ったが口には出さないでおいた。 教務主任は若い男性教師に指示を出す。 「では君はその4人組を連れてきてくれ。我々も彼女を現場に連れていこう」 「分かりました」 そう言って若い教師が飛び出していった。 放課後になり殆どの生徒が下校した後、4人のラグビー部員が校庭に連れてこられた。 校庭には2本の丸太が朝のまま突き立っている。 その前に4人の男子生徒と若い男性教師が待たされていた。 文科系の部活は校舎の中で活動しているので、校舎の中には少なからず生徒達の声が響いていた。 体育会系の部活は体育館や専用の競技場で練習していて校庭で活動している部活は無い。 不思議な静寂に包まれた校庭で5人の男達はまぼろしパンティの登場を今や遅しと待っていた。 そしてとうとうまぼろしパンティが2人の男性教師に引き連れられるようにして校庭に姿を現した。 相変わらず後ろ手に縛られたまま、ロングブーツのヒールを引き摺るように歩いてくる。 ハイレグパンティに包まれた腰をくねらせ、豊かな胸を何とか隠そうとしながら歩く姿は男達の嗜虐心をくすぐった。 まぼろしパンティは2本の丸太の前で自分を屈辱的な目に合わせた男子生徒達と対峙した。 着ている服はジャージではなく制服だったが、間違いなく身動きのとれない彼女に卑劣な真似をした男達に違いない。 教務主任がまぼろしパンティに確認をとる。 「君を一番最初に発見したのはこの生徒達かな」 まぼろしパンティも確信に満ちた声で答える。 「間違いありませんこの人達です」 「こいつらもその事は認めてます」 若い教師は待ってる間に得た情報を教務主任に伝えた。 「そうか。では早速今朝の状況を再現してみようか。お前達はあっちの校門から入ってきたわけだな」 「はい」 4人が声を揃え素直に答えた。教務主任は続けて質問する。 「で、この女性が張り付けにされてるのが見えたわけだな」 「はい」 再び4人は素直に答えた。 「じゃあ、同じ様にしてみようか」 そう言うと教務主任はまぼろしパンティを縛っているロープをほどくと、その四肢を丸太の柱に縛りつけようとした。 「な、何をするんですか」 納得がいかないと言わんばかりにまぼろしパンティは必死に抵抗する。 「言っただろ今朝の状況をそっくり再現するんだよ」 「で、でも。縛らなくったって」 「こういう事はね徹底的にやらないと意味が無いんだよ」 「そ、そんな」 動揺するまぼろしパンティには構わず教務主任達は手足を縛りつけていく。 「あぁ、いや、ほどいて」 昨晩から今朝にかけての快楽責めの所為でまぼろしパンティは全身に力が入りきらなかった。 その隙をつくように教師達はすっかり元のようにまぼろしパンティを縛りつけてしまう。 「こんな感じだったわけだな」 若い教師が4人のラグビー部員に確認をとる。4人は黙って頷いた。 その目はまぼろしパンティの肉体に注がれて離れない。 「じゃあ、お前ら今朝来た通りにやって来てくれ」 と若い教師に促され4人組は校門まで走った。 一時たりともまぼろしパンティの身体から離れたくないといった風情だった。 「ようし、その辺でいいぞ。朝の通りにやって来い」 若い教師は4人組に叫ぶ。4人の少年達はわざとらしく驚いた表情を作って駆け寄ってくる。 4人組がまぼろしパンティに辿り着いたのを見計らって教務主任が声をかける。 「で、ここに来たらこの有り様だったわけだな。その後お前らはどうしたんだ」 そう問われ4人は顔を見合わせた。正直に話せば何らかの咎めを受けるかもしれないとの思いがよぎっているようだった。 「そ、その・・・」 「他の生徒が来た時にはこの人の下着は脱がされてたそうだが、お前らが脱がせたのか」 教務主任はそう詰問した。4人は動揺した様子だったが1人が苦し紛れに答える。 「そ、その女の人がそうしてくれって」 「な、何言ってるのそんな事言う筈が無いでしょう」 まぼろしパンティは驚いたというより呆れた様子で抗議をみせた。 「ほ、本当です。脱がせてほしいんだって」 他の少年達もそういう風にして誤魔化そうと一瞬に判断を決めたようで、最初の少年に同調しだした。 「おいおい両方とも正直なところを話してくれよ」 教務主任が少し怒りを浮かべたような口調で両者を見る。 4人組もまぼろしパンティも共に嘘など言っていないと口にする。どちらにも必死さが表れていた。 若い教師が話を先に進めようと切り出す。 「どちらにしても、お前らがこの人の下着を脱がせた事は確かなわけだよな」 「は、はい」 生徒達はしぶしぶ答えた。 「その時にはすでにその…、コレが入れられていたというわけか」 そう言って若い教師はバイブレーターとアナルバイブをビニール袋から取り出した。 「そ、そうです」 「それでその時の様子はどうだった。苦しそうだっただろう」 教務主任が確かめるように尋ねた。 「ま、まあ。でも、その…なんだか湿った感じでした」 「湿った?」 生徒達の答えを受けて教務主任はまぼろしパンティを疑いの目で見詰めた。 まぼろしパンティはあせりを浮かべ反論する。 「そ、それは、そんなものを入れられれば誰だって…。それにその前に彼等が私の身体をやらしく触ってきて」 「やらしく触った?お前ら本当か」 若い教師が驚いたように4人組に問い質した。 4人のうちの1人が慌てて答える。 「そ、そうなんですけど、それもこの人に頼まれて仕方なく」 「嘘つかないで。貴方達が無理矢理触ってきたんでしょう」 まぼろしパンティは怒りを浮かべ生徒達を罵った。 「もういい、このままでは埒があかん。教頭先生、何か良いお考えはありますか」 教務主任が大した期待もしていない様子で教頭に尋ねた。 まぼろしパンティの身体に見蕩れていた教頭は慌てて思いつきを口にする。 「ま、まあ、取り敢えず最初の状態にしてみてはどうだろうね」 「なるほど。そうですね、そうしてみましょうか」 教頭の意見に教務主任も納得したように乗っていった。 「では自称まぼろしパンティ君、今朝君がされていたとおりにしてみるぞ」 教務主任はそう宣言し、まぼろしパンティのパンティを脱がそうとし始める。 「や、やめて!何するんですか」 まぼろしパンティが悲鳴を上げ抵抗した。 「何度も言ってるだろう。君を元の状態に戻してみるんだよ」 「そ、そんなことしなくたって…、あぁ!」 まぼろしパンティの訴えも虚しくハイレグパンティのサイドの紐がほどかれ、小さな布地が奪われてしまった。 4人の男子生徒と3人の教師達の前にまぼろしパンティの局部が晒された。 4人組は再び目にすることの出来たそこを薄ら笑いを浮かべ眺めている。 若い教師と教頭は目の当たりにする刺激的な眺めに興奮を隠せず生徒の前だということも忘れ昂ぶっている。 1人教務主任は冷静さを装い、まるでまぼろしパンティを観察しているようである。 「お願い、やめて。どうしてこんな目に合わなくちゃならないの」 「まあまあ、すぐに済むから」 若い教師は適当な言葉を並べた。教務主任がバイブレーターを手に取りまぼろしパンティに近づく。 「では、これを入れさせてもらうよ」 「いやあぁ!やめてえぇ」 まぼろしパンティの悲鳴の響く中、教務主任はバイブレーターをまぼろしパンティの秘唇に突き立てようとする。 その部位は湿り気を帯びておらず、加えて昨晩処女を失ったばかりである為挿入は難航した。 まぼろしパンティの痛がり方も激しく、なかなかバイブは進んでいかない。 それでも構わず教務主任は無理矢理にバイブレーターを押し込んでいく。 「ひいィィ、痛いィィ」 まぼろしパンティの眼には涙が浮かびだしている。 グリグリと押し込まれていたバイブレーターが先に進まなくなった。 「これ以上は進まんか。おいお前ら、こんなもんだったか」 教務主任が目を輝かせている4人組に尋ねた。 4人は慌てて答える。 「は、はい。そんなものでした」 1人が思い出したように付け足す。 「あ、あとお尻の方にも…」 「おう、そうだったな。先生やりますか」 教務主任はそう言い、若い教師にアナルバイブを示す。 「え、良いんですか」 若い教師は嬉しそうに、だが遠慮がちに返事をした。 「構わんでしょう、誰がやったって」 「わ、分かりました」 若い教師はアナルバイブを手にするとまぼろしパンティの背後に回り込む。 張りがありきゅっと引き締まったヒップを両手で掴むと左右に開き始めた。 痛みに耐えて黙り込んでいたまぼろしパンティだったが背後の異常に声を上げる。 「いやあぁぁ!駄目え」 「おほお」 若い教師は目に飛び込んできた可憐なアナルに思わず声を上げた。 「やめてえぇ」 「これも仕事でさ、仕方ないんだ。じゃ、いれるよ」 若い教師はそう言いアナルバイブを無遠慮にまぼろしパンティの可愛らしい菊穴に突き刺していく。 こちらも前の穴に負けないきつさをみせていたが、教師は自分の唾液なども利用して奥へと差し込んでいく。 「あひいィィ」 昨日知ったばかりの妖しい感覚が再びまぼろしパンティを襲った。 アナルバイブもすっかりまぼろしパンティの体内に埋め込まれてしまう。 男達は妖しい感覚に必死に耐えているまぼろしパンティをじっと見詰めてていた。 教務主任がそんなまぼろしパンティに話し掛ける。 「君はこの上に下着を穿いた状態でここにいたわけだね」 「あ、あぁ。そ、そうです」 まぼろしパンティが複雑な表情で答えた。 教務主任が次に4人の生徒達に尋ねる。 「そしてお前達が脱がせた時、ここは湿り気を帯びていたと」 「そうです、すっかり濡れてました」 少年の1人が勢い込んで答えた。 教務主任は今度は教頭に話し掛ける。 「どうでしょうかね教頭、一般的には女性が局部を湿らせるのは快感を感じている証しといわれてますが」 「う、ううむ」 教頭は何と答えていいか分からず、曖昧に唸った。 若い教師が手を上げ発言する。 「僕が思うにですね、本物のまぼろしパンティであるならば、そういう場合でも濡れたりしないと思うんですよ」 「まあな、精神力も強いだろうし。ということは、君はこの女性は偽者だと言いたいわけかな」 教務主任は若い教師の言う事を吟味するかのように考えながら返答する。 「まあその可能性も高いとは思うんですけど、例えば本物だとしても何か催淫劑を飲まされてたとしたらどうでしょう」 「なるほどな、何かクスリを飲まされていればどんな貞淑な女性でもそんな状態になってしまっても不思議じゃ無いか」 若い教師の指摘に教務主任も納得した様子を見せ、再びまぼろしパンティに質問する。 「という訳だがどうだね、君はそういったクスリを飲まされていたのかね」 「わ、分かりません。気絶させられていたので。でもその可能性は高いかもしれません」 まぼろしパンティは自分にも言い聞かせるようにそう答えた。 教務主任は何か考え込み、しばらくした後結論が出たかのように全員に向けて喋り始める。 「ではこうしよう、今からお前ら4人に今朝この女性にした事を再現してもらう」 生徒達は顔を見合わせる。まぼろしパンティは抗議の声を上げた。 「ど、どうしてそうなるんですか」 「君が本物のまぼろしパンティなら濡れないし、濡れてしまったら君は偽者で痴女だったという事にする」 「そんな!無茶苦茶です」 「これは彼等が君にどんな事をしたのかの確認でもある。君も言ってたろうクスリの所為かもしれないと、それとも自信が 無いかね」 「そ、それは・・・」 まぼろしパンティの歯切れも悪くなる。自分でも今朝の自らの感じようが信じられなかったし薬の所為であってほしかった。 「異存が無いようなら早速始めようと思うがどうだね」 教務主任が全員に確認をとった。 「俺達は構いません」 4人組は若干嬉しそうにそう答えた。 「わ、私は・・・」 まぼろしパンティが未だに躊躇してる様子を見せる。 「どうするね、もう真実をはっきりさせる手段を他に思い浮かばんのだが」 「わ、分かりました。そ、それでお願いします」 まぼろしパンティはとうとう屈辱的な実験を受けさせられる羽目になってしまった。 その時教頭が何か思い付いたように発言する。 「だとすればだね証拠してきちんと記録に残した方が良いんじゃないのかね」 「おお、そうですね」 「僕、ビデオ取ってきます」 そう言って若い教師が校舎に向かって走り出した。 その会話を聞いたまぼろしパンティが取り乱し叫ぶ。 「やめてぇ!ビデオは駄目え、撮らないでぇ」 「そういう訳にはいかないんだよ、分かるだろう」 教務主任がそう言ってなだめる。 若い教師は物凄い早さで戻ってきた。 「持ってきました。テープもしっかり入ってます」 息を切らしながら若い教師は言い、教務主任が開始の合図を告げる。 「ようしでは始めよう。お前達出来るだけ今朝の通りにやってみてくれ」 それを聞き4人の生徒達は一斉にまぼろしパンティの身体に取り付く。 自分達のした事を晒す事で自分達がどんな処分を受けるかなどの考えは頭から飛んでしまっているようだった。 只々本能のままにむしゃぶりついてるかのようである。 それでも各自のポジションなどは今朝と同じようにしっかりと分担され、まぼろしパンティを責めまくる。 その校庭の異常な様子に校舎の中に残っていた生徒達が気付き始め、次第に現場に集まり始めてきた。 教師達ははじめのうちは追い返していたが、その数が増え始めてくると捌き切れなくり、諦めたようだった。 まぼろしパンティを取り囲む生徒達の輪が何重にも広がっていく。とは言っても朝の騒ぎ程ではなかったが。 そんな中、4人組は朝以上にまぼろしパンティの身体を責め抜いていた。周囲の様子にはまるで気付いていない。 すでにまぼろしパンティの感じやすいポイントはある程度つかんでいる為、重点的にそこを責めてた。 両方のバスト、前後の秘穴を同時に責められ必死に耐えようとするまぼろしパンティもたまらず声を上げる。 「あひいぃ、ひほおぉぉ!」 3人の教師達は4人組のあまりの激しさとまぼろしパンティの乱れ振りに、自分達の立場や職務を忘れ 見入ってしまっていた。 若い教師の手によってビデオも着々と撮影されている。 集まった生徒達からも驚きの声が上がる。 「すげー、何やってんだコレ」 「やだあ、恥ずかしい」 「あんな大きいのが入っちゃってるよ」 「何かやらしいー」 「あいつら羨ましいなあ」 様々な声が男女問わずに聞かれた。 本来なら軽蔑の言葉をかけるであろう筈の女生徒達も目の前の光景に見入ってしまっている。 それ程迄にまぼろしパンティと4人の男子生徒達が繰り広げている痴戯は学園の生徒達にとって刺激的だった。 すでにまぼろしパンティの女陰は充分に潤んでしまっている。 淫液を満たした蜜壺を白いバイブレーターが出し入れされ続けていた。 その様子に気付いた若い教師が教務主任に声をかける。 「先生、見て下さいどんどん濡れてきてますよ」 「あ、ああ。こりゃあやっぱり…」 思わず見入ってしまっていた教務主任が疑念の目で答えた。 「偽者ですかね」 若い教師もしっかりとビデオを回しながら結論づける。 その間にも4人組の嬲りは激しさを増し、まぼろしパンティの声が昂っていく。 多くの生徒が見詰めるという状況がまぼろしパンティの感覚を今朝以上に鋭敏にしているようだった。 「あひいィィ、駄目えぇぇ」 前後のバイブが猛烈な早さでピストン運動をしている。同時にバストへの責めもピッチが上がる。 4人の男子達の口からも獣のような声が上がった。 まぼろしパンティの声もつられるように高まっていく。 「あぁぁ!いやあぁぁぁ」 はしたない程の叫びと共にまぼろしパンティの身体が一気に硬直する。 まぼろしパンティの声に刺激されたように4人組も情けない声を上げその場にしゃがみ込む。 どうやら4人ともズボンの中で射精してしまったようだった。 がっくりと力の抜けたまぼろしパンティや4人組に対し周囲の者は何も出来ずにいる。 あまりの出来事を目の当たりにして教師も生徒も呆然としてしまっていた。 この後何を為すべきか誰も分からずに佇んでいる。 その硬直した状況が突然動きだした。 取り囲んでいた人垣が亀裂が入ったかのように割れていく。 生徒達の間からざわめきが起き、騒ぎに気付いた教師達が人垣の裂け目を覗き込む。 すると生徒達の間をゆっくりとまぼろしパンティに向かって和装の男が歩いてくるのが見えた。 「あ、貴方は‥‥」 突然現れた異様な風体の男の正体に教務主任が気付いたようだった。 和装の男が目深に冠っていた帽子を脱ぐ。 その顔には教師も生徒達も覚えがあった。 かつてまぼろしパンティの正体を暴く為に学園長に雇われた名探偵 捜査に失敗し落ちぶれているとも噂されている男。 「名探偵の珍太一耕助さん!」 若い教師が声をかけた、名を呼ばれた名探偵が謙遜した様子で返事をする。 「いやあ、元名探偵ですよ。今はすっかり落ちぶれてます」 教務主任が駆け寄り挨拶をし始める。 「何をおっしゃいます、貴方ほどの方が。それにしても今日はどうしてこちらに」 「いやあ、近くに用事があって来てましてね、懐かしさもあって寄ってみたんですよ。そしたらこの騒ぎで」 珍太一はもっともらしい嘘を並べ立てる。取り囲んでいる人間は彼を全く疑っていない様子だった。 「そ、そうなんですよ。こんな騒ぎは久しぶりで、もう我々も困ってしまって」 「何が起きてるんです」 「今朝突然この女が張り付けにされてましてね。横の看板にはこの女がまぼろしパンティだって書いてありまして」 「ほう、まぼろしパンティですか。確かに似たような格好ですな」 「え、ええ。我々としましてもこいつが本物なのかどうか判断がつかず色々検証してみてたんですが」 「この女自身は何と言ってるんです、自分の正体について」 「それが自分は本物のまぼろしパンティだと主張してまして」 「ほう、本物だと」 珍太一が嬉しそうにニヤリと笑った。 珍太一の様子に気を止める余裕も無いまま教務主任が話し続ける。 「そうなんですが、その割には肝心な事ははっきり口にしないんです」 「なるほど、で結局先生方の結論としてはこの女は偽物だと」 「そうです。まぼろしパンティにしては、はしたなすぎるのではと考えまして」 「はしたなすぎる、なるほどなるほど」 珍太一は笑いをこらえるように俯いた。 教務主任はこの状況をなんとか打破すべく珍太一に頼み込んだ。 「珍太一さん、貴方ならこの女が本物かどうか分かるでしょう。どうかお願いします私達を助けて下さい」 珍太一は焦らすように考え込むポーズをとる。 「うーむ、そう言われても私は今や名探偵と呼ばれるに値しない男ですからね」 「そんなことありません、今でも貴方は立派な名探偵です。なんとかお願いします」 「…そこまで頼まれては仕方がありませんね。僕なりの手法で確かめてみましょう」 「有り難うございます」 教師達は珍太一に頭を下げた。 珍太一は準備体操をするかのように手を組み合わせ動かしまぼろしパンティに近づく。 教師達に向かって珍太一が声をかける。 「では少し特殊な姿勢をとらせたいので手伝って頂けますか」 そう言って珍太一はまぼろしパンティの脚を縛っているロープをほどき始めた。 「ど、どうすれば・・・」 どうしていいか分からず教師達が尋ねる。 両脚のロープをほどき終えた珍太一が教頭と教務主任に指示を出す。 「取り敢えずですね、ここをこういう風に持ってもらえますか」 そう言って珍太一が2人にとらせた格好はまぼろしパンティの脚をそれぞれ肩に担ぐというものだった。 その姿勢をとるとまぼろしパンティの股間は持ち上がり、丁度珍太一の顔の正面に秘部がやってきた。 バイブレーターの突き刺さった股間が丸見えになる。 周囲の生徒達から悲鳴にも似た声が上がり出す。 そしてそれまで気を失ったようになっていたまぼろしパンティが意識を取り戻した。 「きゃあぁぁぁ!」 まぼろしパンティの悲鳴を聞き珍太一が顔を緩める。 「意識が戻ったかな、偽のまぼろしパンティ君」 「あ、貴方は・・・」 まぼろしパンティが 怯えながら口を開く。ここで何か迂闊なことを言うわけにはいかないと緊張してもいるようだった。 「君は僕を知ってるかな?偽物だから知らないか。元名探偵の珍太一耕助という者だよ」 「そ、それがどうしたの。放してよ」 「フフフ、これから君が偽物である決定的証拠を掴もうと思ってるんだよ」 「な、何する気」 「こうするのさ!」 そう言うと珍太一はまぼろしパンティの股間のバイブを引き抜き自分の右手中指を突き込んだ。 「きゃああぁぁぁ!」 まぼろしパンティが驚きと衝撃のあまり悲鳴をあげる。 珍太一は突き込んだ指を潤みきった蜜壺の中で巧みに動かしているようだった。 「ひい、いいいィィィ」 まぼろしパンティの漏らす悲鳴が次々に変化していく。苦しげなもの、悩ましげなものなど様々に。 珍太一の手の動きも大胆に動き出す。その指は的確にまぼろしパンティの弱みをついていた。 「フフ、ここなんだろう」 珍太一は自信に満ちた態度で責め立てる。 その指は丁度クリトリスの真裏あたりを刺激していた。 4人組によって絶頂に押し上げられてしまっていた為まぼろしパンティはあっという間に高みに達してしまい 切羽詰まった声を上げるばかりだった。 「だ、駄目えぇぇ!そこは駄目えぇぇぇ」 「ヒヒヒ、ほれほれほれ!」 「いやあぁぁ、駄目えぇぇぇ!」 珍太一は右手で膣内をいじくりながら左手をまぼろしパンティの陰核に伸ばす。 左手を器用に使い陰核の包皮を剥き上げてしまう。 剥き上げたクリトリスに淫汁を塗り付けさらに刺激していく。 まぼろしパンティの悲鳴が益々高まる。 「いやあぁぁ!ひいいィィィ!」 「我慢は体に毒だよ、ヒヒヒヒヒ」 珍太一の指さばきが更に激しくなっていく。 「ああぁぁ!きひいいィィィ!!」 まぼろしパンティの叫びが最高潮に達した瞬間、その秘められた女陰から淫水がほとばしった。 「あ、ああぁぁぁぁ!」 まぼろしパンティが自分でも信じられないといった声を上げる。 取り囲み事態を見守っていた生徒達からも悲鳴が上がった。 「きゃあぁ、何あれ!」 「やだあ、恥ずかしい!」 珍太一が指を出し入れするたびにたっぷりと飛沫が溢れ出す。 「うほほ、すごいなこりゃ。これは俗に言う潮吹きっていうやつでしょう。淫乱の証拠みたいなもんです」 珍太一が呆気にとられている教師達に話し掛ける。 「先生方、こりゃこの女はまぼろしパンティじゃ有り得ませんね」 「そ、そうですか。じゃないかと思ってましたよ」 目の前の光景に言葉を失っていた教師達が我を取り戻して答えた。 珍太一はまぼろしパンティの手を縛っているロープもほどき始める。 「もうこの女に用は無いでしょう。僕が責任を持って警察に突き出しておきますよ」 そう言って珍太一はまぼろしパンティを抱きかかえ校門へと歩き始めだした。 まぼろしパンティは意識はあるのだが何も考えられない様子で惚けてしまっている。 教師達も早い展開についていけず、引き止めることができなかった。 生徒達が左右に割れ珍太一の前に道が開く。 花道を歩ききると珍太一は虚ろな目をしているまぼろしパンティに話しかける。 「彼らに認めたそうじゃないか、君がまぼろしパンティ本人だって。ヒヒヒ、償ってもらわないとなあ僕の心の傷を」 呆然とする教師と生徒を校庭に残し、まぼろしパンティを抱えた珍太一耕助が夕闇の彼方に歩み去っていった。 ***完