平成14年6月7日・初版

UFO戦士ヤキソバニー・「ケトラー復活!恐怖の助っ人星人」/ペースケ・著

晴れ渡る青空。その宇宙船は一瞬の光のきらめきのあと、突然その姿を現した。 巨大宇宙船の下部中央が開き、中から小型戦闘機が散らばっていく。 「なに、あれは!」 逃げ惑う市民達。町並みが、ビルが、次々と破壊されていく。 そして戦闘機は地上に降りた。中から宇宙人が現れた。それはまさに半漁人であった。 しかし、その中にただ一人、頭にやかんをのせた人間形の宇宙人がいた。 「俺は戻ってきた。この地球へ戻ったんだ」 それは数年前、「U.F.Oガール・ヤキソバニー」に倒され、宇宙へ放り出された ケトラーデラックスであった。 「ヤキソバン、ヤキソバニーにやられた恨みは忘れられん。その怨念だけが今日まで の俺を支えてきたんだ」 ケトラーデラックスは右手を握り締め、空を見上げた。 「それはそれはご苦労なこと」 ケトラーデラックスの行く手に一人の女子大生が立っていた。 「誰だ!」 「私よ、忘れたの」 「おまえは!?まさか」 「そう、そのまさかよ。変身!U.F.Oガール・ヤキソバニー!」 光が七色にきらめき、シャワーとなって体を包む。そして、白色の光の爆発の中から ヤキソバニーが登場した。 「ケトラーデラックス、来た早々悪いけど、また宇宙へお返しするわ」 「ヤキソバニー!貴様、まだ地球にいたのか。とうの昔に麺惑星ヤキソバーンに帰って いたのかとばかり思っていたのだが」 「おあいにくさまね、ケトラーデラックス。貴様のような悪党がいる限り、私は戦うわ」 「しかし、おまえまだ大学生なのか。あれから5年はたっているぞ。卒業しないのか」 「うっ。うるさい。単位がとれないだけだ」 「おまえ、なんだかんだいっても、卒業できなくて帰れないだけなんじゃないのか」 「くっ、ごちゃごちゃいうな。貴様に言われる筋合いじゃない」 「バーカ、バーカ、ヤキソバニーのバーカ」 「黙れ、おまえのような悪党はすぐさま倒してテストの勉強よ」 ヤキソバニーはヤキソバトンを右手に持ち、ケトラーデラックスへ向き合った。 「フフフ、ヤキソバニー。貴様こそ今日が最後だ。ここにいるヤグペン星人どもは、 特に気性が荒いんでな。おまえなんかいちころだ」 「そうはいくかしら」 ヤグペン星人はヤキソバニーを取り囲んだ。ヤキソバニーはゆっくりと見渡すと、体制 をかえ、言い放った。 「さあ、どこからでもかかってらっしゃい!」 一匹がヤキソバニーの正面から駆け寄ってきた。ヤキソバニーは真正面で十分に引き寄せ るとヤキソバトンを水平に振り回した。ヤグペン星人の首が飛んだ。後ろから来たやつに は左足で蹴りつけた。そいつは大きく跳んで、コンクリートの壁にめり込んだ。 続けて他の二匹が空から来た。ヤキソバニーはソースガンを抜き、そいつからの顔に撃った。 二匹はバランスを失い、地面に激突し、動かなくなった。 「なんなのこいつら。ぜんぜん弱いじゃない。もっとましなやつと組んだらどう」 「うるさい、ヤキソバニー!」 「少しは強くなったかと思えば、まるっきりね」 「まだまだこれからだ。次は俺からいくぞ」 「来るならきてみなさい」 ケトラーデラックスは一気にヤキソバニーに駆けていく。ヤキソバニーは不敵にも じっと立ったままだった。 「くらえ、巨大フォーク」 ケトラーデラックスは勢いをつけて、右手のフォークをヤキソバニーに放った。 フォークが一直線にヤキソバニーに向かう。それをじっと見つめるヤキソバニー。 「死ね、ヤキソバニー」 ヤキソバニーはフォークの飛んでくる来る方向にヤキソバトンを垂直に立てた。 「青のりファンタジー!」 ヤキソバトンのUFOカップから青のり吹雪が舞いあがった。そして巨大フォーク を青のりが完全に包むこむと、フォークは勢いを失い地面に落ちた。 「残念だったわね。お前の戦法はすでに研究済みよ」 「くそー、ヤキソバニー。単なるバカでもないようだな」 「バカバカいわないでよ。バカはあんたでしょ」 「くそ、生意気な女だ。そういうやつはなんとしても成敗しないといかん」 「なにいってんの。やられるのはあんたなのよ」 「だまれ、タカビー女」 ケトラーデラックスは大きくジャンプして、ヤキソバニーに向かって キックを浴びせた。 「とどめだ、ヤキソバニー。これでもくらえ」 「おまえのキックなんか、蚊ほども痛くないわ」 ヤキソバニーはヤキソバトンをしまうと腰のベルトに両手を当てた。 「キャベツハリケーン!」 ヤキソバニーのベルトのUFOバックルからキャベツの嵐が噴出し、 ケトラーデラックスに襲いかかった。 「うわぁぁぁ」 ケトラーデラックスはキャベツの嵐に逆に飛ばされ、ボロボロになって 地面にたたきつけられた。 ヤキソバニーはゆっくりとケトラーデラックスの寝ているところに行き、右足を腹に 落とした。 「うぐっ」 ケトラーデラックスは口から嘔吐した。 「きたないわね、ケトラーデラックス」 「くっ、ヤキソバニー。こんなもんで負ける俺ではない」 「なにをいっている、もうあんたは終わりさ」 ヤキソバニーはケトラーデラックスの腹を足でぎりぎりと痛めつける。 「ううぐっ」 「さあ、観念するのね」 「そ、そうはいくか.....助っ人よ、いまだ...」 「なに?」 ケトラーデラックスは意識を失った。ヤキソバニーはケトラーデラックスの首筋 を掴んだが、もはや、なにも答えなかった。そのとき、ヤキソバニーの背後に忍び寄る 黒い影があった。 「うっっ」 黒い影はヤキソバニーの首を掴み、そのまま高く持ち上げた。ヤキソバニーの両足が地面から離れ、 空をかいた。ヤキソバニーは掴んでいる手を振り剥がそうとするが、まるで歯が立たない。 「ぐっ...は、はなせ」 なにものかわからないまま、後ろから掴み上げられたヤキソバニー。息がだんだん 苦しくなっていく。 「く、苦しい....」 「そうだ、苦しめ、苦しむがいい」 満身の力で掴まれた手を外そうとするヤキソバニー。 「うっ、...貴様は誰だ」 「知りたければ教えてやろう。俺様はケトラーデラックスに雇われたヤグベン星人の党首 一平だ」 「な、なに...」 「さっきはよくもわれらが仲間をやってくれたな。その分もおかえししてやる」 ヤグペン星人一平は、ヤキソバニーの首を締めたまま左右に大きく振った。 振り子時計のように足が左右に宙を舞う。息も細くなり、意識も朦朧としてくるヤキソバニー。 (ううう、朦朧としてくる、なんとかしなくては) 意識の中では何とかしたいが、パワーではまるで太刀打ちできないヤキソバニー。 振られる体に弾みがつき、最後に手が離された。大きく宙を舞うヤキソバニー。 ぐんぐんと地上に近づいた。かすかな意識の中で、体を持ち直し、なんとか激突は さけたが、両足の一気に過重がかかる。 「うっ」 ヒールの高さが災いした。立ち上がるまでのほんの一瞬に、ヤグペン星人一平は ヤキソバニーの目の前に現れた。そして今度はヤキソバニーにパンチをくわえた。 腹、顔、胸。殴られるたびに体が地面を打ち、体を起こされてはまた殴られる。 ヤキソバニーにまるで反撃のチャンスはなかった。 (やられる!) 何度もそう心で叫びながら、避けられなかった。 「ぐふ、ぐふ、ぐふ、げぼっ」 ヤグペン星人一平はヤキソバニーを蹴りつけ、街路樹に たたきつけた。 (なんとか、なんとかしなければ...) もはやヤキソバニーは立つことすらできなかった。木によりかかり、 なんとか立とうと試みる。 「どうしたヤキソバニー。もうおしまいか」 かろうじて顔をあげるヤキソバニー。 「くっ、まだまだよ...」 背中からヤキソバトンを取り出した。おぼつかない手で それをヤグペン星人一平に向ける。 「ほう、まだやる気か。少しは手ごたえがりそうだな」 「うるさい、これでもくらえ、青のり...」 「させるか!」 ヤグペン星人一平はヤキソバニーの前に瞬間移動をした。 そしてヤキソバトンをくるりと回し、ヤキソバニーの顔に向き返した。 「あっ!」 青のりがヤキソバニーの顔に噴射した。顔全体に青のりを浴び、目の前が まっくらになるヤキソバニー。 「目が見えない...」 思わずヤキソバトンを離し、両手を顔にやるヤキソバニー。ヤグペン星人一平は そのヤキソバトンを手にとり、箸状の先端でヤキソバニー胸の谷間をつく。 「うっ」 胸は硬化プロテクタで守られているが、ヤキソバトンの先端はダイヤモンド合金だった。 ヤグペン星人一平はギリギリとプロテクタの谷間をねじ込んでいく。 「やめて、プロテクタが壊れちゃう.....」 「それはいいことを聴いた」 先端でプロテクタを突くヤグペン星人一平。両手でバトンを掴むヤキソバニーだが、 力の差は歴然としている。ピキピキと音をたて、ひびが入る。 「ああっ、ああっ」 「そらもうすぐだ」 ヤキソバニーのプロテクタはバラバラになった。 「み、見ないで!」 急いで胸を隠すヤキソバニー。それを見て、涎をたらすヤグペン星人一平。 「かわいい胸じゃんか」 「うう...」 恥ずかしさに顔を赤らめるヤキソバニー。しかし、ヤグペン星人一平はさらに 攻撃を続ける。 「こうなりゃ、おまえの恥ずかしいところをすべて見せてもらうぜ」 「くっ、誰があんたなんかに負けるですか」 「どこまでその強がりが続くかな」 ヤグペン星人一平はヤキソバトンを投げ捨てると、ヤキソバニーの腹に手をまわし 絞り上げた。そして宙にあげた。 「ううううううわぁ」 (体が締められる...、) ヤグペン星人一平はヤキソバニーの体を一気に落とした。両足を広げ、尻を打つヤキソバニー。 「いたーーーーーい」 「ばかめ」 ヤグペン星人一平は広げられた足に割って入り、ミニスカートを捲し上げると。 赤い中央部に手をねじ込ませ、引きちぎった。 「きゃぁぁぁ」 そこには薄い毛に隠されつつもぱっくりと割れたサーモンピンクの何層もの襞が開かれていた。 「や、やめてーーー」 「ふふふ、きれいだな、ヤキソバニー。あんまり使っていないみたいだな」 「だ、だまれ、やめろ、さがれーーー」 「だれがやめるか」 ヤキソバニーは半狂乱になっていた。しかし、なんとかヤグペン星人一平を倒すことは あきらめていなかった。 (どうすれば、どうすれば...) ヤグペン星人一平はヤキソバニーの両足を自分の肩にあげ、ヤキソバニーの股間を舐めるように見た。 それは獲物を狙うはげたかにも似ていた。 そのときヤキソバニーはあることを思いついた。 「いくぜ、ヤキソバニー」 「ううう、私にはまだ武器があるのを忘れたのヤグペン星人一平」 「へ、この場におよんで何ができるというのだ」 「とどめよ、キャベツハリケーン!」 ヤキソバニーは最後の力でベルトにパワーを集中した。バックルからキャベツの 嵐が吹き出そうとした。それを見たヤグペン星人一平は捲し上げたスカートをとり、 バックルを塞いだ。行き場のなくなったキャベツはバックルの脇から噴出し、 ヤキソバニーの体に攻撃を加えた。 「あああぁぁぁぁぁーー」 「バカな女だぜ」 キャベツを全身で受け、ヤキソバニーは体からパワーがなくなるのを実感した。 「さて、やっとお嬢様もいうことをきくようになったかな」 「ううう、ヤグペン星人一平、私は負けない......」 「まだ、おしおきがたりんようだな」 ヤグペン星人一平はヤキソバニーのソースガンを取り上げた。 「な、なにをする...」 「いうことを聞かないお嬢様はこうやってお仕置きさ」 ヤグペン星人一平はソースガンの先端をヤキソバニーの秘孔につっこんだ。 ヤキソバニーの体に電撃が背筋から頭に抜けた。そして引き金がひかれ、激痛が 走ったかと思うと頭がくらくらとし、急に目の前が暗くなり、そこから後の記憶が なくなった。              ・              ・              ・ 顔に水を浴びせられ、気がつくと両手があげられ、木の枝に吊るされていた。 「まだ、まだ終わりじゃねえぞ、ヤキソバニー」 「な、なにをする気」 「黙ってみていな」 ヤキソバニーの太ももにはソースガンから発射されたミラクルソースが黒い跡を パンストに残していた。 ヤグペン星人一平はおもむろに逸物をとりだした。 「きゃぁーーー、そんな汚いもの見せないで」 「へっ、あとでうはうはいうくせにな」 ヤグペン星人一平はヤキソバニーの中に進入した。ヤキソバニーは自分を深く貫いている ものから逃れようと身をよじったが、かえって自分の中でうごめく肉棒の形や大きさを 知らされてしまった。それはヤキソバニーの知っているものとは比べ物にならないぐらい 大きく、内臓を突き上げられるようなショックを受け、一瞬ひるんだ。 「どうだ、ヤキソバニー。こんな快感は他でねえだろ」 「ううう、はなれてーー、はやくぬいてーーー」 そこを巧みに突いてきた。ヤキソバニーの肉壷に納まっているもので、左右の粘膜をぐる ぐるとなぞったかと思うと、子宮口をめくり上げるまでずどんと来る。それをいっぱいに 引き抜くかと思うと途中でいきなりズボズボと強烈なピストン運動を繰り出してくる。 「ああ、ああ、ああぁぁぁーーー」 ヤキソバニーは予測のつかないその攻めに喘いだ。心で拒絶していても、押さえようとしても 押さえ切れない喘ぎ声が漏れ、意識とは無関係にヤキソバニーの肉壷は、ヤグペン星人一平のものを ヒックヒックとリズミカルに締め付けていた。 体がいうことを聞かない。自分の膣壁や襞が、もはや相手の太さになじんでしまっていた。 「どうだ、そろそろいってもいいんだぞ」 「だ、だれが、ああ、や、やめろーーー」 ヤキソバニーは今や絶頂寸前にまで追い上げられていた。女の生理がこれでもかと剥き出しにされ、 それがヤキソバニーには恨めしく、顔を歪めて泣いた。しかしそれでも攻めはとどまる所を知らなかった。 乳房をこね回し、乳首をつまみあげ、耳たぶをかじってくる。上半身への集中的な、 なぶりに気を取られていると、肉壷深くにズドンと打ち込まれる。 そして恥骨を密着させてまま腰を持ち上げられ、クリトリスがつぶれてしまうかと思うほどグリグリと 擦りあわせるのである。ヤキソバニーの理性は消えかける。 「アッアゥアッ だめ、だめ、イキそう、もうイキそう!」 「さあ、イッてもいいんだよ、ヤキソバニー。それにしてもヤキソバニーのあそこ はいやらしいな。おれのチンポをクイクイ締めてるぜ。」 「いやーっ ダメ だめ ダメェェェェ^ーイクッ イッちゃう アッアッアッ イクー」 ヤキソバニーはついに屈服してしまった。我慢した分、その絶頂はすさまじかった。ヤグペン星人一平を はね上げ、その紅潮した体をブリッジ上にしならせ、おこりのような痙攣を起こしている。小刻みに 痙攣しながらそのスレンダーな体をしならせ、恍惚の表情を浮かべながらより一層締め付ける女の刺激に、 男も限界が来た。 「いくぞー、ヤキソバニー!」 ヤグペン星人一平はそう叫び、弓なりにしなったままのヤキソバニーの体に、あらためて渾身の力を込めて 強烈なピストン運動を開始した。そして強く結合させてままヤキソバニーの奥つきに大量の体液を噴出させた。 ヤキソバニーもまたその熱いもので子宮を間接的に射られる感覚に、「イヤー」と叫びながらも、 もう一度昇りつめてしまうのであった。 ***完