平成14年9月27日・初版 平成16年1月30日・改訂(扉絵を追加)

女宇宙刑事アニー・「恥辱のショータイム」第9章/ぴ〜・著

イラスト:悪の司令官
別室ではヘスラーがディスプレーに写るアニーの様子をうかがっていた。 「なかなかしぶといな。よし、次の段階だ」 ヘスラーがそういうと、戦闘員が何かのスイッチを押した。すると、天井から霧状のものがアニーめがけて降り注ぐ。 そう、これは霧状の媚薬であった。 (何?毒ガス?) アニーは反射的に口を手で被った。もちろん、毒ガスなら気休めにもならない。しかし、別段身体に異常は無かった。 胸と股間の疼きを除いては。 (負けるものですか) そう決心するアニーであったが、すでに乳首はビンビンに立っており、股間からは愛液がどろどろと流れ出していた。 (私は負けない、私は負けない・・・) そう思って、身体を硬くした瞬間、腕が乳首に軽く触れた。 (くぅっ!!) 快感が全身を駆け巡り、アニーは思わずのけぞった。 その瞬間、アニーの頭の中で何かがはじけた。 直接塗られた媚薬と吸い込んだ媚薬。それ以前の責めによる体の火照り。そして、ぎりぎりまで我慢していた身体の疼き。 そういったものが堰を破ったようにアニーの精神に襲い掛かる。 アニーの頭の中が真っ白になった。 アニーの右手は股間をまさぐり、左手は胸を激しく揉みしだく。 「アアァッ、ハアッ、ハアッ・・アアッ・・・」 もう、周りのビデオカメラは気にならなかった。大声をあげ、あっという間に絶頂に達した。 しかし、身体の疼きは一向に治まらない・・・それどころか、かえって強くなったような気がする。 「ウォォォ・・・アアァッ、アアッ・・・」 獣のような叫び声をあげ、アニーは再び自慰を始める。 何度も絶頂に達し、何度も果てる。果てたかと思うとまた自慰を始める。 何度目、いや何十度目かの絶頂に達した直後、アニーは体力の限界に達し、気を失った。 ***つづく