平成14年11月22日・初版

女宇宙刑事アニー・「恥辱のショータイム」第14章/ぴ〜・著

アニーは服を与えられた。捉えられる前に着ていた服とほぼ同じであったが、別物で、ブーツに仕込まれた武器などは無かった。 下着も与えられたが、普通の下着ではなかった。物自体はアニーが没収された下着と似ていた。 しかし、パンティーには2つのディルドが突き出ており、ブラジャーは乳首のあたりになにやら変な機械がついていた。 これらの着用が模擬戦闘の参加のルールであったため、アニーは苦労して下着を着け、服を着た。 手にはこれも愛用のブラスターの複製品が握られていた。 (あそことお尻に違和感があるけど・・・気にしなければ良いわ。とにかく敵を倒して出口を見つければ勝ち。やるしかないわ) そう思うと、アニーは模擬戦フィールドに足を踏み入れた。 模擬戦は市街戦を想定したセットだった。アニーは静かに移動を開始した。 (いた!) アニーの視線の先には、うろついている戦闘員がいた。 「!」 アニーがブラスターを撃った瞬間。確かにブラスターは戦闘員にあたり、戦闘員は倒れた。 それと同時にディルドが少し動き始めた事にアニーは気づいた。 (何?何で動くの?) それでも、アニーは出口を求め移動する。 「!」 角を曲がった瞬間、2人の戦闘員と鉢合わせて遭遇した。アニーはビーム2連射であっという間に二人の戦闘員を倒した。 「ウッ」 ディルドの動きがさっきより強くなった。 (もしかして、敵を倒すとどんどん動きが強くなるとか・・・。できるだけ敵を倒さないようにしないと・・・) しかし、敵は次々と出てくる。6人目を倒したところで、今度はブラジャーに組み込まれた機械が乳首を愛撫し始めた。 (あっ・・・だめ・・・これじゃあ、気が散ってしまう・・・) アニーは敵を1発でしとめることができず、数発発射してようやく敵を倒せるようになった。ディルドの動きはどんどん強くなる。 しかもこのディルドは、アニーの性感帯を効果的に刺激する。アニーに身体検査を行った際、アニーの性感帯はことごとく 調べ尽くされていたのだ。 10人目を倒した時点で、アニーは身動きすることが出来なくなってしまった。あまりの刺激の強さに、アニーは絶頂に達してしまった。 「ア・・・アアン・・・」 アニーはその場に崩れ落ちた。 すると目の前にブラスターが現れた。顔を上げるとヘスラーがブラスターをアニーにつきつけていた。 「残念だったな、アニー。ゲームオーバーだ」 ***つづく