平成15年1月8日・初版 平成16年1月23日・改訂(扉絵を追加)

美聖女仮面ポワトリン・「ある女怪盗の陰謀」第1章/shaian・著

写真提供:CaraSiteEVE
---------------------------------------------------------- 登場人物 美聖女仮面ポワトリン:美しく成長したユウコ。現在、24歳。 ネスト:ポワトリンを付け狙う悪女。34歳。 ----------------------------------------------------------  わたくしの名前は、ユウコ。現在、24歳。  10代の頃は、美少女仮面となって悪と戦い、暗黒世界の帝王ディアブルを倒し、平和な生活を送っていました。 しかし、わたくしが20歳を過ぎた頃、突如としてニセポワトリンが現れ、悪事を重ね始めました わたくしは、新たなる悪を滅ぼす為、再び美少女仮面…いいえ、美聖女仮面ポワトリンに変身しました。 わたくしは激しい戦いの末、ニセポワトリンの正体を暴きました。  ニセポワトリンの正体は、ディアブルを崇拝する悪名高き女怪盗ネストでした。 彼女の真の狙いはディアブルの仇である、わたくしを誘き出す事だったのです。 こうして、わたくしとネストとの因縁の対決が始まりました。  ある日のこと、わたくしは、宿敵ネストの隠れ家を突き止め、単身そこへ乗り込みました。 古びた洋館は、夕日を浴びて不気味に佇んでいます。わたくしは勇気を振り絞り、 館へと入っていきました・・・ 中は薄暗く、辺りを見渡しても人の気配は在りません・・・わたくしは部屋を1つずつ 探索していきました・・・  3つ目の部屋でわたくしは、奇妙な物を見つけました。それは部屋の中央に置かれた 50センチ4方の金属の箱でした。わたくしは近づいて、調べてみる事にしました。 慎重に箱の周りを窺いましたが、特に怪しい所はありません。わたくしは、箱の蓋に 手を掛け、ゆっくりと開きました・・・  突然、箱の中から白い煙が噴出して、わたくしはその煙を吸い込んでしまいました。 「ううっ!ごほっ、ごほっ!・・・」 急速に意識が遠のき、わたくしはその場に倒れ込みました・・・・・  次に気が付いた時、わたくしは、X字型の磔台に両手・両脚を縛りつけられ、身動き 出来ない状態にされていました。 「ううっ・・・しまった、あれは罠だったのね・・・」 そこへネストが現れたのです。 「いいざまだね、ポワトリン?さて、どうやって今までのお礼をしようか?」 「おのれ、ネスト!腐った官僚が許しても、このポワトリンが許しません!覚悟!」 「笑わせるねぇ、ポワトリン。そんな状態でどうしようっていうんだい?」 「くっ・・・・・」 「どうやっていたぶって上げようか?苦しむのがいいかい?それとも・・・・・」 「わ、わたくしはあなたなどに屈したりしませんっ!」 「そうかい・・・それじゃあ、そのお高いプライドを打ち砕いてあげるよ。死ぬより辛い、屈辱に まみれてもらおうか。快楽の虜にしてあげるよ、ポワトリン。」 「!?・・・」 ネストはわたくしの目の前に立つと、いきなりその手を伸ばし、胸を弄り始めました。 「あっ!…な、何をするのですっ!お、おやめなさいっ!…」 しかしネストは、的確にわたくしの感じる場所を、執拗に責め続けます。わたくしは声を 漏らさぬよう必死に歯を食い縛って耐えていました。ネストの右手が太腿へと伸びて、 ストッキングの上から撫で回します。わたくしの理性はその快感の前に、崩壊寸前でした。 ついにネストの手は、わたくしの太腿の付け根へと達しました。ショーツの谷間をゆっくりと ネストの指が這わされます。わたくしはもう耐え切れずに、熱い吐息を漏らしました… 「あっ…ああっ…うっ……あうっ…」 「感じてきたね、ポワトリン。さあ、もっと気持ち良くしてあげるよ。」 ネストの指が一層、淫靡な動きでわたくしを責め立てます。わたくしはショーツがじっとりと 濡れていくのを感じていました。 「おや、ポワトリン。これは何だい?ショーツが洪水になっているわ。どうしたんだい? さっきまでの威勢は?」 「ああっ…もう、やめて…」 ネストの指の動きがぴたりと止まりました。 「やめてもいいのかい?ポワトリン?」 ネストは厭らしい笑みを浮かべて、わたくしを見つめています。わたくしは心の中を 見透かされている様な、その視線に耐え切れず、眼を逸らしました。 「どうするんだい?ポワトリン?このまま身体の疼きに、悶え苦しむほうがいいのかい?」 「くっ、ううっ……」 ネストの言う通りでした。執拗な愛撫によって、火を点けられたわたくしの身体は、 抑え切れなくなっていたのです。 (早く…早く、続きを…) わたくしは唇を噛んで身体の疼きに耐えていました。しかし、もうそれは限界でした… 「・・・お、お願い・・・」 「おや、なんだい?ポワトリン?」 「お願い…も…もっと…」 「よく聞こえないよ?ポワトリン。もっと大きな声で言って。」 「…お願い…続きを…」 「続きって何の続きだい?ポワトリン?」 「ああっ…もっと…触って…」 「何処をだい?」 「あ…あそこ…」 「よくわからないねぇ。何処だい?はっきり言うんだよ!ポワトリン!」 「…ああっ…わたくしの…」 「わたくしの?…」 「わたくしの…お……お…ま…」 「"おま"なんだい?」 「お…おま……おま……おまんこ……」 「"おまんこ"をどうしてほしいんだい?」 「おまんこを……触って…」 「よく聞こえないねぇ。ポワトリン。もっとはっきり言うんだよ。」 「ああっ……わ、わたくしの…おまんこを触って!!…」 「言えるじゃないか、ポワトリン。触って欲しいのかい?なら、ちゃんと"お願い"するんだよ!」 「ああっ!…ううっ…お、お願いですっ!早く!わたくしの"おまんこ"を、触ってくださいっ!!」 わたくしが叫ぶと同時に、ネストの手がショーツの中へと差し入れられました。 花弁の割れ目に沿って、ネストの指が動き、クリトリスを探り当てました。指先で触れられた だけで、わたくしはビクンと反応しました。 ネストの指が妖しくわたくしの中で蠢き、気の遠くなる程の快感が頭の中で弾けます。 わたくしはあられもない声を上げ、身体を仰け反らせてネストに翻弄され続けました・・・ ***つづく