平成15年5月9日・初版 平成17年9月7日・改訂(CaraSiteEVE提供の写真を追加) MonkeyBanana2.Com Free Counter

キューティハニー異次元編「ハニーよ銃をとれ」・第2章/東日新聞 早見・著

写真提供:CaraSiteEVE
一本棒のように逆さ吊りになったシスター・ハニーへのロープ打ちが続く。 すでに修道着はズタズタに裂け、わずかな部分を隠すのみだった。 「ふっふっふ、今度はボインだ!…そうら、大きなボインが丸出しになったぞ!そして残るは…純白のパンティーだ!」 ロープの乾いた音が響くと、最後に白い布が紙吹雪のように舞い上がった。 「(ピシッ〜ン!)くうっ!…はっ!…いっ、いやあ〜ん!全部…丸見え!」 純白のパンティーが粉々になった吹雪の中で、シスター・ハニーの全てがさらけ出された。 シスター・ハニーはロープにつながる両腕と黒い髪をだらんと垂らしながら、ピンクがかった白い肌をくねらせている。 股間の黒いヘアーがアクセントとなり、妙になまめかしい。 「ブヒヒヒ!いい眺めだ!ロデオ・コブラ、中々やるな…それで、次はどうするのだ?」 舐めるようにシスター・ハニーの全裸を見ているサラブレッド・ファングが、期待を込めて、いなないた。 「次は開脚させて…ふっふっふ、それからは何が起こるか、お楽しみだ!」 ロデオ・コブラは縄を操り、シスター・ハニーの両足を左右に開いていく。必死に身悶えするシスター・ハニーだったが、 どうすることも出来ない。 シスター・ハニーはロデオ・コブラの企画通り、逆さ、全裸、その上T字型開脚にされてしまった。 ロデオ・コブラはサラブレッド・ファングの観賞を邪魔しないようにシスター・ハニーの背後に廻りこむと、右手でVサインを掲げると、 指を細かく踊らせた。 「さて、シスター・ハニー…今までの行いを思う存分懺悔してもらおう。そして、コブラファングに許しを請うのだ! 祈りが届けば、天使になれるぞ…そうら!」 ロデオ・コブラの指が2本、シスター・ハニーの股間を滑り、中に侵入した。 「やめなさい…ロデオ・コブラ!あっ、はあ!中に…指が…」 2本の指はシスター・ハニーを徹底的にかき混ぜていく。たちまちクチュクチュと、淫らな湿った音が教会内に響き渡る。 「うっ、ああ〜あ!…やめっ、やめなさい!うっ、くう〜う…駄目っ…我慢しないと…うっう〜う!」 「ふっふっふ、シスター・ハニー…我慢などすると、身体に悪いぞ!どんなに堪えても、所詮は神の思し召しならぬ、 俺様の指のなすがままにしかならないのだ!」 ロデオ・コブラはシスター・ハニーを指で御すかたわら、肉棒を取り出し背中に押し付けた。擦り付けながらシスター・ハニーの肌を 味わう作戦だ。ただ、これにはシスター・ハニーの電子頭脳を思いのままに操ろうとする、神をも恐れぬ所業も含まれている。 「ふっふっふ、汗でヌルヌルと…肌が肉棒に絡みついてくるようだ!おかげで俺様の肉棒もビンビンに立っているぞ! 待てよ…じっくり責めるはずだったが、このままではコントローラーが作動してしまう…」 拷問の短さに疑問を感じたロデオ・コブラだが、元々気の長い性格ではない。それにシスター・ハニーが奏でる音は すでに最高潮に達している。 「まあ、後がつかえているし、頃合いもいいだろう…この当たりで一区切りしてやるか!よし、サラブレッド・ファング、 こちらへ来て、シスター・ハニーが懺悔する瞬間を見届けるのだ!」 手招きに応じ、サラブレッド・ファングがシスター・ハニーの股間を覗き込む。ロデオ・コブラは指の回転を一段と早くした。 肉棒はグイグイ押し付けられているから、コントローラーは作動してシスター・ハニーの電子頭脳に指令を出している。 「さあ、シスター・ハニー…恥ずかしい姿のまま、思う存分神に祈り、今までの行いを懺悔するのだ!いくぞ!」 「うっああ〜あ、だめっ…ああっ、神様…何で我慢出来ないの!だめっ、何か出る…出るう〜う!ああっ、いやああ〜ん!」 (クチュ・クッチョン…ピュ、ピュシュウ〜!) 逆さ吊り、全裸、そして180℃に足を開いたシスター・ハニーは、大きな声で叫びながら、恥ずかしい真似…潮を大量に吹いたのだ。 思い切り吹き上げられた潮はさながら聖水のごとく、覗き込んだサラブレッド・ファングの長い顔面を洗っていく。 これなら胡椒爆弾の粉末も綺麗に洗い流してくれるはずだ。 「ブヒヒッ!こっ、こいつは最高だ!もっと、もっと吹かせてくれ!」 「ふっふっふ、シスター・ハニー…聖職者ならば、サラブレッド・ファングの願いを叶えてやれ!神に祈りながら もっと聖水を吹き出すのだ!そうら!」 ロデオ・コブラの指がシスター・ハニーの中にある限り、サラブレッド・ファングのリクエストは何回でも叶う。 シスター・ハニーは聖なる泉に作られた噴水のごとく、聖水を再び噴射した。 「うっ、はああ〜あ…また吹く…またあ〜あ!んっ、ああ〜あ!(ブシュ、ブシュウ〜)…はあはあ、 いやん…ああっ、また、何回も吹いちゃう!だめっ…うっう〜う、うっはあ〜あ(ピュ、ピュ、ピュウ!)」 潮で自らの肉体を濡らしたシスター・ハニーは、息を荒く弾ませていたが、休むことなど許されない。 ロデオ・コブラの間髪を入れない責めに悶絶した後は、背中に押し付けられたコントローラーにより、 次なる変身をしなければならないのだ。 コントローラーの存在すら知らないシスター・ハニーは、心から不思議に思いながら、絶叫しなければならなかった。 「…はあはあ、ああっ、今度は…変身?なぜ…いやなのに…ううっ、ハニーフラッシュ!」 全裸のシスター・ハニーが光に包まれ変身したのは、先程の銃撃戦でロデオ・コブラに煮え湯を飲ませたセクシーカウガール… ウエスタン・ハニーだった。 相変わらず逆さ吊りのままだから、茶色の皮で出来た超ミニスカートは完全にまくれて純白のパンティーは丸見えだ 「…はあはあ…ウエスタン・ハニーなら腰に拳銃が…。ああっ、サラブレッド・ファング!」 緩んだロープで自由になった手を腰に伸ばしたとき、ウエスタン・ハニーは目の前のサラブレッド・ファングに気が付いた。 ロデオ・コブラは光により弾き飛ばされたが、そばにはまだ、サラブレッド・ファングが残っているのだ。 「ほほう、ウエスタン・ハニーとは…。さては撃ち合いに負けたことが忘れられないのか?さもあろう…」 ロデオ・コブラの心境を推し量ったサラブレッド・ファングは濡れた顔を縦に振りながら納得している。 もちろんウエスタン・ハニーの手が届く寸前、唯一の武器、二挺拳銃は、蹴りによってホルダーごと腰から外してしまっている。 そして緩んでいたロープが再びピーンと張ってウエスタン・ハニーの自由を奪っていく。 変身をしても、絶体絶命のピンチは少しも変わることが無い。 光で弾き飛ばされたロデオ・コブラがニヤニヤしながら戻って来た。 「さあ、いよいよお待ちかねの本番だ!二人でたっぷり弄んでやろう!しっかり頼むぞ…サラブレッド・ファング!」 「ブヒヒッヒ!ウエスタン・ハニー…そういうことだ!さて、西部劇では馬に乗れないと話しにならん。それも、荒馬にな…。 そこで、これから荒馬の乗り方を教えてやろう!ヒッヒイ〜ン!」 「荒馬の乗り方?…そんなこと教えてもらわなくても、足りている…あうっ!うぐっ!…はあはあ…うっう〜ん!」 いなないたサラブレッド・ファングはウエスタン・ハニーに何発か蹴りをお見舞いした。ウエスタン・ハニーの動きと 生意気な講釈を止めるためだ。 強烈な蹴りに悶絶している間にウエスタン・ハニーはようやく逆さ吊りから解放された。ただ、手錠のように巻かれたロープによって、 腕の自由は奪われたままだ。 背後に廻っていたロデオ・コブラがウエスタン・ハニーの純白のパンティーを膝まで引き剥がすと、幼児にオシッコをさせるように 抱きかかえる。そしていつの間にか仰向けに寝転んでいたサラブレッド・ファングの上へ運んだ。 「さあて、ウエスタン・ハニー…荒馬乗りの準備はいいか?ふっふっふ、見ろ…荒馬の準備は万全だぞ!」 背後からウエスタン・ハニーの耳にロデオ・コブラがささやいた。 荒馬乗りの意味は不明だが、真下のサラブレッド・ファング…いや、サラブレッド・ファングの肉棒を見ると、 その意味がおぼろげながら見えて来る。なんと言っても、ウエスタン・ハニーの超ミニスカートの中は完全な無防備になっているのだ。 誰よりもウエスタン・ハニーにはロデオ・コブラの意図がはっきり判ったようだ。しかし、すでにどうすることも出来なかった。 ロデオ・コブラはウエスタン・ハニーを肉棒の上に座らせるように下ろしていたのだ。 「ふっふっふ、ウエスタン・ハニー、乗馬するぞ!しっかりつかまれよ!」 ズブッズブッと湿った音を発しながら、サラブレッド・ファングの肉棒がウエスタン・ハニーの中で天を突いた。 「ああっ、荒馬って…うくっ!うっううう〜う、ああっ、入ったあ〜!くっ…なっ、長くて…ううっ!あっ、ああ〜あ! やめっ、うっくう〜う…大きい…んっはあ〜あ!でも、まっ…負けるものですか…んっくうう〜!」 さすがのウエスタン・ハニーもコブラファング随一の肉棒にかかっては堪らない。強気な言葉も生意気な講釈も、 苦しげでどことなく甘い喘ぎに妨げられて意味をなさない。ただ、騎上位でもがくウエスタン・ハニーに対して、 サラブレッド・ファングは入れているだけで、まだ本気を出していない。なにしろ全く動いていないのだ。 「ほほう…少し入れたくらいで、そんなに大騒ぎをするとは…。ブヒヒッ!本気を出したらどこまでついてこれるかな? さあ、動くぞ!…荒馬の突き上げをたっぷり味わえ!ヒッヒイイ〜ン!」 大きくいなないたサラブレッド・ファングは激しく動き始めた。ウエスタン・ハニーは身体の芯を軸にして、揺さぶられ、振り回され、 突き上げられていく。 随一の肉棒を咥えているだけでも一仕事なのだ。その上相手が荒馬とあっては、ウエスタン・ハニーはたちまち白目を剥きながら、 限界直前まで追い詰められていく。 「うっ、動いたあ〜あ!うっはああ〜あ…凄い、凄過ぎるう〜ん!んっくうう〜う…突くう、突き上げっ、駄目え〜え…こんなの… うっう〜ん!…全然…あっう〜う!…我慢出来ない…んっん〜ん!」 「ブヒヒヒン!そおら、そおら、激しいぞ!おいおい、しっかり締めていないと抜けてしまうぞ!ヒヒイ〜ン! そおら、そおら、もっと腰を振れ!さもないと…ブヒヒッ…もっと突き上げるぞ!」 ウエスタン・ハニーを乗せながらサラブレッド・ファングは縦揺れ、横振り、そして円を描くように股間を廻していく。 焦らすようにゆっくりと動いたかと思うと、急に激しく馬体をグラインドさせる。 ウエスタン・ハニーは酔ったような表情で、白目を剥きながら、涎を垂れ流している。気持ちの上では抵抗していても、完全に感じて、 いや感じ過ぎてしまっている。犯されているのにもかかわらずこうなるのは、コントローラーから発する高周波パルスのせいかもしれない。 「うっああ〜あ!うっうう〜う!駄目え〜え…はうっ、これでは…あっくう〜う!うっくう…直ぐっ、直ぐにい〜い!」 激しく暴れるサラブレッド・ファングを押さえつけるように、ウエスタン・ハニーはしっかりと下半身を締め付けていく。 そしてその動きは外だけでなく、中でも同じことが行われていた。 「ブヒッヒッヒ〜ン!どうした…直ぐに…どうなるのだ?ヒヒイ〜ン…おおっ、グイグイ締めて…くっ、俺様でも我慢できない… ヒッヒイ〜ン!(ドピュウ!)…ブルブル…」 サラブレッド・ファングの肉棒から大量に白濁液が吐き出され、ウエスタン・ハニーの中を汚していく。 そして、その勢いはウエスタン・ハニーが思わず腰を跳ね上げるほどのものだった。 熱く濃厚な白濁液を浴びせられたウエスタン・ハニーは野生に戻ったかのように絶叫し、昇天した。 「うっは〜あ!直ぐに逝っちゃう…ああっ、いやあ〜ん…逝くっ、逝っくう〜!うっううん〜ん!…はあはあ…ハニーフラッシュ!」 昇天と同時に首のハートマークが輝き、閃光を発した。 ただ、その光はいつものような白く乾いた光ではなく、どことなく澱んで濁ったような光だった。 そう、音を言葉にしたならば、「キラッ!」とか「ピカッ!」ではなく、「ギラリッ」といった深みのある音だ。 靄(もや)のような光の中でウエスタン・ハニーの衣装が千切れ、光と同化していく。 そしてわずかな光だけが、帯のように全裸のウエスタン・ハニーの肌を覆い始めた。肌を覆うといっても、パンティーを除いて、 着衣のままだったウエスタン・ハニーに比べると余りにもわずかの部分だけだ。 やがて光は黒く輝くレザー状の紐になり、新たな変身を完了した。 「…はあはあ…ある時は潮吹きシスター、またある時は昇天カウガール…しかしてその実体は…性の奴隷…ボンテージ・ハニーさっ!… はあはあ…」 首のチョーカーだけは変わらないが、ブラジャーは枠だけで大きなボインは剥き出しだし、太ももに食い込むガーターのみの下半身は ヘアーも二つの穴も無防備だった。ボンテージルック…それもほとんど全裸に近い、犯されるためだけの肉体がそこに出現したのだ。 サラブレッド・ファングに跨ったまま踊るように身体を震わせたボンテージ・ハニーは、腰を浮かせたまま、荒い息を吐いている。 それでも肉棒の先が入ったままなのはサラブレッド・ファングの長さがあるからだ。ボタボタと音を立てながら、白濁液が股間から 滴り落ちていく。 「ブフウ〜!俺様としたことが、暴発してしまったが…まあ、良しとしよう。どうだ…ボンテージ・ハニー…俺様の種付けの感想は? 」 剥き出しになった小振りのお尻に玉のような汗を浮かべたボンテージ・ハニーは、何も答える事は出来ない。 とても感想など考えられる状態ではないのだ。代わりにそばでニヤニヤしているロデオ・コブラが感想を言った。 「サラブレッド・ファングよ!中々の種付けではあったが、まだまだ甘いようだな!ウエスタン・ハニーならば事足りるかもしれんが、 このボンテージ・ハニーは強敵だぞ。ふっふっふ、今度は俺様も一緒に荒馬乗りを指導してやろう!」 小刻みに痙攣しているボンテージ・ハニーのお尻を撫でながら、ロデオ・コブラは汗を集めてアナルを濡らしていく。 そしてロデオ・コブラはおもむろに肉棒をアナルにあてがい、中へ滑り込ませた。 「…んっんん…んっくう〜!ああっ、また…今度はお尻の穴に…うっうう〜う!…入って来たあ〜あ!」 「ふっふっふ、ボンテージ・ハニー、西部の修行は辛いぞ!もう一度、荒馬乗りだ…ほうら!」 ロデオ・コブラはアナルに刺した肉棒でボンテージ・ハニーの腰を落としていく。ズボズボと音を立てながら、 再びサラブレッド・ファングとも合体させられるのだ。 「うっはああ〜あ!…二本もお〜お…うっうう〜ん!あっうう〜あ、なっ、中でドンドン大きくなって…くうう〜う!…はあはあ… お尻の方と…こすれるう〜う!ああ〜いやあ〜ん!」 サラブレッド・ファングの自慢は肉棒の大きさだけではない。種付けに対しても馬並の能力を持っている。つまり回復力も抜群なのだ。 射精により萎えた肉棒が、ボンテージ・ハニーの中で大きくなるに従って、再び開始された荒馬乗りも激しさを増していく。 「ブヒヒイ〜ン!元気になってきたぞ…今度こそ、手加減無しで突き上げてやろう…そうら!」 「あっうう〜う!動くう〜う!あわわわ…突くう〜う…ズンズン突き上げて来るう〜う!ああっ、いやあ〜あん!」 背後のインストラクターロデオ・コブラはアナルに入れただけは飽き足らず、手を廻しプリンと飛び出たボインを揉み上げながら、 ボンテージ・ハニーに荒馬の御し方を指導していく。 「もっとアナルも締めるのだ、ボンテージ・ハニー!そうだ…その調子だ!ふっふっふ、そうら、今度はボインが揉まれるぞ!」 「うっあ〜あ!お尻い〜い…いやあ〜あ!…はあはあ…はっ!ああっ…胸があ〜!これでは、また逝っちゃう〜う」 どんなに激しく動かれても、二本の肉棒が身体の中でロックしている限り、ボンテージ・ハニーは振り落とされることはない。 弱点ばかりを徹底的に責められる、終わることの無い荒馬乗り。 いいように弄ばれるボンテージ・ハニーは、声の限り絶叫し、エネルギーの限り身悶えし、濡れに濡れまくっている。 「うっう〜う!逝くう〜う!逝っくう〜う!ああっ、いやああ〜あん!ハニイイ〜フィニッシュウ〜ウ!」 心の底から搾り出すような声で吐いた台詞は、いつもの「ハニーフラッシュ」ではなく、「ハニーフィニッシュ」。 ボンテージ・ハニーは自らの終焉を宣言しながら、中に入った二本の肉棒を愛しそうにキュンと締め付けた。 (ドピュ!) (ドピュウ!) 二つの穴に熱い白濁液が放出され、中にジワジワ染み込んでいく。 ボンテージ・ハニーは大きく見開いた瞳を白く剥いて、大きなボインを二、三回振り回すと、がっくりとサラブレッド・ファングの上に 突っ伏した。 細かな痙攣をしていたが、意識は完全に失ってしまったようだ。 姿を何度も変えながら、その度に完全敗北を喫して、犯されたなれの果て。 ボンテージ・ハニーはその名にふさわしい無様な姿を晒し、ビクンビクンと痙攣している。 「ふうっ〜!…ふっふっふ、案外あっけなかったな。ボンテージ・ハニーといえど我々のダブル攻撃には耐えられないということだな」 萎えた肉棒を引き抜くこともせず、ロデオ・コブラが大きく息を吐いた。 「ヒヒン…ブルブル!それはそうさ…ただ、一滴残らず搾り取る締めは、見事だったぞ!折角の逸材だ…持ち帰って、 また犯そうではないか!」 二度の種付けを終えたサラブレッド・ファングだったが、物足りなそうにボンテージ・ハニーを見上げている。 「ふっふっふ、二回も中出ししておいて、まだそんなことを…。まあ、俺様としても心残りがあるので、持ち帰りには依存は無い…。 俺様が回復したら一対一の決闘をしてやろう。どちらが先に逝くのか、ボンテージ・ハニーと早逝きの決着をしなければ…」 ロデオ・コブラは全身汗まみれのボンテージ・ハニーから身体を離すつもりで、萎えた肉棒を引き抜きかけた。 そのとき…。 「おい…ロデオ・コブラ!…その錆は何だ?うっ、俺様の前足も錆びて…ううっ、なんだこれは…」 サラブレッド・ファングが悲鳴のような声を上げると、腹上に乗せたボンテージ・ハニーの重量に耐え切れず どっと崩れ茶色の砂山と化した。 「おおっ、サラブレッド・ファング…一体これは?ぬぬっ…俺様も…錆びていく。うぐうっ、うっ…」 そして、ロデオ・コブラも砂の塊となり、ボンテージ・ハニーに覆い被さるように崩れ落ちた。 大きな砂山から、首だけ出したボンテージ・ハニーは、悪夢の後で目覚めたように、何度か首を振った後、恐る恐る瞳を開いた。 「もしかして…また…。勝った?」 ボンテージ・ハニーはヨロヨロと立ち上がると、肌についた砂を丹念に払い落とした。そして、何かにはっと気付いたのか、 頬を赤らめ股間をまさぐった。 「前回と同じ…。散々私を弄んだ後で…錆びた…」 ボンテージ・ハニーは自分の体の中に残された二本のコントローラーを取り出すと、砂山に十字に組んで埋め込んだ。 わずかに手元が震えているのは、先程までの余韻なのか、怒りのためなのか、はっきりとは判らない。 ただ、その瞳だけは…「我が身がどうなろうとも…コブラファングと闘い続ける!」という強い決意で輝いていた。 ***************************************************** 以上が二通目の手紙だ。  まあ、ハニーの勝利だから結果にケチをつける気はないが、相変わらず過程が…特に拘束されてからのくだりがよろしくない。 しかも、より過激になっているとあっては、黙ってはいられない。 とにかく…信じられないんだよ! 原文に肉付けしている俺が言うのも変な話だが、つじつまが合おうが、証拠があろうが…そもそもキューティー・ハニーが 敗北すること自体、あってはならないことなのだ。俺の気持ちもご理解頂けると思う。 ただ二通目が届いたことによって、「毛草の妄想」だと信じている俺でも、少々不安になって来ている。 細部の描写はとにかく…つじつまが合ってしまっているところが気になるし、このままでは、第三、第四の手紙も 同じ内容になりそうだからだ。 手記の中では省いたが、毛草はコブラファングお抱えの事件記者で、何もかも報告しなければならない立場らしいが、 実際のコブラファングへの報告はかなり省略しているらしい。毛草が人間の心を持ち続ける限り、それは今後も同じはずだ。 よってコブラファングはキューティー・ハニーの存在を明確には掴めないし、サイボーグの未帰還の経緯(酸化敗北)に至っては 何一つ知ることは出来ない。 そうなると、(コントローラーがある限り)圧倒的に有利な条件で闘うことの出来るコブラファングは、常にハニーに勝利し、 自らの命と引き換えになるのを知らずに、肉体を弄ぶ愚を繰り返すこととなる。 悪人…それも男である以上、無様に敗北したキューティー・ハニーを何もしないで分解するには、よほどの我慢が必要になるから、 仕方の無い話ではあるが…。 そういう意味では、パンサークローに狙われるよりはまだマシなのだ。 このままの状況が続くのであれば、絶対に空中元素固定装置を強奪される心配はないのだし、最後には自然と勝利を手にすることが 出来るのだから、キューティー・ハニーにとって、決して悪い展開ではない。 とにかく、コントローラーを持ったコブラファングの刺客達がハニーを狙っている。 俺を初めとするハニーファンの読者にとっては、読むに耐えない話が続くことになるのかも知れないが、負けずに頑張って欲しい。 さて、そろそろ時間だ…。 いつもの通り、これから異次元の入り口を探しに行かなくてはならない。 次の手紙が届いたら、また報告するので、今日のところは失礼させてもらうことにしよう。 あっ、そうそう、前回同様、読者の諸君には掲示板への書き込みをお願いしておこう。ネタ、感想、指摘、批判…どんなことでも構わない。 掲示板を開いたら、全部俺宛だった…なんて、考えただけでワクワクしちゃったりする…この頃なのさ。 最後になるけど、俺の記事を読んでもらえたことについては心から感謝している。本当にありがとう。 それじゃ、また次の手紙が来た時に…今後ともよろしく頼むぜ! ***完