平成15年9月26日・初版
キューティーハニー・異次元編「カメラ取材は三度ハニーを濡らす」第2章/東日新聞 早見・著
運まで味方につけ、優勢な戦いを進めるコブラ・ファング。
無傷のカメレオン・ファングは更にチャンスを拡大していく。
「調子に乗りすぎたなビデオ・コブラ! しゃしゃしゃっ、ここは俺様に任せて、少し休んでいろ!
さて、キューティー・ハニー…空中元素固定装置をどこに隠しているのだ? ここかな…?」
背後に回り込んでいたカメレオン・ファングが、キューティー・ハニーの谷間のダイヤカットに手をかけた。
(ビリビリビリッ!)
破れかけていたコスチュームは簡単に引き裂かれ、大きなボインがプッリ〜ンと剥き出しになった。
感電のためか乳首はすでにツンと勃起している。
「はあはあ…ああっ、いやあ〜ん!」
息絶え絶えになったキューティー・ハニーが身をよじると、大きなボインがブルンブルンと振り回される。
「おやおや、ぷくっと大きなボインだったか! それでは…こちらかな?」
カメレオン・ファングはキューティー・ハニーの腰に爪を当てると、お尻の形に沿って滑らせた。
今度はコスチュームがペロンとはがれ、小振りだが質感のあるお尻が丸出しになった。
「はあはあ…んっ、ああっ、いやあ〜ん!」
頭上のコードをギシギシときしませながら、キューティー・ハニーは大きく首をかしげ、お尻を突き出した。
丸出しのヒップを確認しようとしたのだろうが、その格好では逆にカメレオン・ファングに割れ目の中まで晒してしまうことになる。
「しゃしゃしゃっ、こちらにも見当たらないようだな。仕方が無い、本当に空中元素固定装置を持っているかどうか、
コントローラーで試してやろう…」
ご存知の通り、コブラ・ファングのサイボーグは葛城博士より強奪した空中元素固定装置のコントローラーを肉棒に内蔵している。
カメレオン・ファングは淫らに表情をゆがめると、肉棒を取り出し、二・三度しごいた。
キューティー・ハニーを剥いていく作業の中で、すでに肉棒は八分ほどまで成長している。カメレオン・ファングはまだしなる肉棒で、
突き出されたキューティー・ハニーのお尻をペチペチと叩くと、そのまま割れ目にはめ込んだ。
「くうっ、あてがっただけなのに、なんという心地良さだ…。これではすぐにいきり立ってしまう!」
(フォン・フォン・フォン…)
肉棒がピ〜ンといきり立ったところで、強烈な電磁波が放射された。電磁波に乗って空中元素固定装置へ指令が出されたのだ。
空中元素固定装置を持っていなければ、押し付けられた肉棒を嫌がるだけで済むのだが、キューティー・ハニーはそれどころではない。
背筋を張って大きく仰け反ると、困ったように表情をゆがめている。
「勝手にっ、このままじゃ、勝手に変身を…ああっ、いやあ〜ん!」
まるで感極まったように、キューティー・ハニーは大きな声を絞り出した。途端に首のチョーカーから凄まじい閃光がほとばしる。
「ハアニィ〜フラッシュ!」
(拘束は例外として)カメレオン・ファング、引き裂かれたコスチューム等々…閃光がキューティー・ハニーにまとわりついたものを
弾き飛ばし、全てを一新していく。
光の覆いはそのままキューティー・ハニーの肌に重厚なドレスを貼り付けていく。
「おおっ、空中元素固定装置を持っている証拠だ…キューティー・ハニーがエレガント・ハニーに変身していくぞ!」
傍らで観戦しているだけだったビデオ・コブラが、堪り兼ねたように叫んだ。
ビデオ・コブラの言葉通り、光のシャワーから現れたのは、ベルベットのロングドレスを上品にまとった貴婦人エレガント・ハニー。
ただ頭上で結ばれた拘束は解けてはいないから、ピンチには変わりは無い。
「ふっふっふ、弾き飛ばされたついでに少し休憩をしろ、カメレオン・ファング! 先程火傷を負わされたお返しは、
俺様がたっぷりしておいてやろう!」
ビデオ・コブラはいきなりロングドレスのすそをまくると、身体ごとすっぽり中へ入り込んだ。
「ああっ、ビデオ・コブラ…何をするつもり?」
優雅で上品なエレガント・ハニーだったが状況が状況だ。
自分のスカートの中へ侵入されては、その口調も焦りと戸惑いで一杯になる。
「手始めに、二本の足は適度に開いたまま床に固定して…と。ふっふっふ、これから何をするかは、少し考えれば判るはずだ!
ただ、カメレオン・ファングのためにスカートの中がどうなっているのか…ふっふっふ、潜入レポートをしてやろう」
「なっ、なんていやらしい真似を…。くっ、爪先立ちになったまま…足が動かない!」
エレガント・ハニーの抵抗むなしく、スカートの中のレポートが始められた。
「締まった足首、柔らかそうなふくらはぎは黒いストッキングに包まれている。そして膝の上にはムッチリとした太ももが…
んっ、黒いガーターベルトが食い込んでいるぞ。これはきつそうだな…後で外してやろう!」
弾き飛ばされたはずのカメレオン・ファングは、いつの間にか間近で一心に聴き入っている。
片手では先程取り出した肉棒をしごくのに懸命だ。
「足の付け根には、少し小さめのパンティーがピッタリと股間に張り付いて…おやおや、ガーターベルトが黒いのに
パンティーは純白とは…なんとも言えないコーディネートだな!」
「おっ、大きなお世話よ!」
多少の抗議もレポートを盛り上げる効果しかない。どの道、エレガント・ハニーは恥ずかしいレポートに頬を染めるだけで、
耳を塞ぐことすら出来ないのだ。
「ふっふっふ、趣味は人それぞれだからな。それにしても股の間から見上げる景色は壮観の一言。純白のパンティーから
ニョキニョキ生えた二本の太もも…神々しさに思わず拝みたくなるぞ。これは素晴らしいドキュメンタリーフィルムになりそうだ!」
「ええいっ…もう、いいかげんに止めなさい!」
エレガント・ハニーの声は怒りと羞恥で震えている。
激しい叱責にビデオ・コブラの声がピタリと停止した。だが、それは潜入レポートの打ち切りではなく、
新たな展開へ移るタイミングと符合しただけだ。
「ふっふっふ、そうか…それなら潜入レポートは打ち切りにして、いよいよ体験レポートをはじめてやろう!
レポーターは俺様よりもエレガント・ハニーの方が適任だろう。おいっ、エレガント・ハニー、スカートの中で何が起こっているのか、
外からは判らない。俺様の代わりに詳しく説明してやるのだぞ!」
ビデオ・コブラの言葉が終わらない内に、エレガント・ハニーが頬を更に染めながら大きな声をあげた。
いきなり体験レポートを始めなくてはならなくなったのだ。
肉棒に内蔵されたコントローラーの影響なのか、ビデオ・コブラの指示に逆らうことなく…。
「えっ、ガーターベルトが外れて…これは、まさか…舌? ああっ、そんなところに息を吹きかけて…
いっ、いえ、違う…匂いを嗅がれているっ! やっ、止めなさい! いっ、いやあ〜ん、指がパンティー越しに…だめえっ、止めなさい!」
ドレスのすそが全てを隠しているから、何が起こっているのかは判らない。ただ、エレガント・ハニーの混乱振りからすると、
何種類もの淫靡な作業がスカートの中で始められたようだ。
「ああっ、今度はずり降ろされる! うっ、指が…いっ、いやあ〜ん…お尻にっ!あっひっ、ううっ〜ん、
直接…ペロペロ舐められてるっ!」
「そんなレポートでは何が何だか判らないではないか、エレガント・ハニー。ふっふっふ、まあ良い…それなら効果音を出してやるか。
そうら、これがエレガント・ハニーの音だぞ!」
「ううっ、止めな…くうっ! うっうう〜ん!」
(クッチョン…クッチョン…クチュクチュ、クッチョン…)
エレガント・ハニーが言葉を詰まらせると同時に、スカートの中からは妙に潤いのある音が響き始めた。
時折、エレガント・ハニーの動きが大きくなり、ドレスのすそが翻る。そのときに限り、ほんのわずかだけ内部の様子が伺える。
見えるのはエレガント・ハニーの足元だけだが、そこには内部状況を把握するための重要な証拠が集まっていた。
右足首には黒いガーターが絡んでいる。同様に左足首には純白のパンティーの残骸。
これらは、エレガント・ハニーのスカートの中が既に完全な無防備になっているということを意味している。
股間の真下には、白っぽい飛沫が垂れている。これは弄られたエレガント・ハニーが、愛液を垂れ流すほどまで昂ぶっていることを
示している。
そしてもう一つ。ビデオ・コブラの身体をまるで覗くことがないのだ。これはつまり、ビデオ・コブラがエレガント・ハニーの下半身に
身体ごと密着させてぶら下がっていることを想像させる。
大体、エレガント・ハニーにしても、優秀な電子頭脳が組み込まれているはずだから、ただの悪戯ならこんなに悶えることはない。
とすれば、電子頭脳を狂わせる何かが使用されていることになる。
(この場合コントローラーを内蔵した肉棒を押し付けているのだろうが…)エレガント・ハニーの股の下という狭い空間の中で、
ビデオ・コブラはかなり器用なポーズをとっていることになるのだ。
「えっ…指じゃない? んっ、んふっ! うっうう〜ん、入ったあ〜! …ああっ、太いっ! …おおっ、大きいっ!
…ううっ、ズンズン来るっ! …いいっ、いやあ〜ん!」
首を振りながら、悶える喘ぐだけのエレガント・ハニーレポート。いよいよ佳境に入ったのか、この叫びからエレガント・ハニーの声が
オクターブ上がり、息使いが荒くなった。
上品で優雅なエレガント・ハニーが信じられないほどに乱れている。すでにエレガント・ハニーのレポートは喘ぎと吐息が混じって、
非常に聞き取り辛くなっている。
外見だけは優雅で上品なエレガント・ハニーに変わりは無い。衣装を剥れたわけではないので、拘束を除けば違和感はないし、
もちろんフワッと大きく広がるロングスカートにも変わったところはない。
ただ、その瞳は下品に輝き、口元からは涎を垂らし、首を後ろに反らしながら顔をゆがめ、大きく喘いでいる。
表情だけが淫らでだらしない物欲しがりな性奴隷のものになって乱れているのだ。
いつの間にか潤ったエレガント・ハニーの音も重量感を増している。
(ズッチャ、ズッチャ、ズッチャ…)
音に合わせて搾り出される喘ぎにしても、先程までとは違い、甲高い嘆くような悲鳴に変わっている。
「ううっ〜う! 凄いっ、凄い〜いっ、突きあげて来るっ…あっああ〜あ! はあはあ…来る…また来るっ、また突き上げて…
うっああ〜あ! はあはあ…犯されてるのに…はうっ、はあうう〜うっ!」
品位を最低限まで落とした貴婦人エレガント・ハニーは、突然、かっと目を見開いた。
そして上品に着飾った肉体を震わせながら叫ぶようにレポートしたのだ。
咆哮紛れではあったが、このレポートは飾らない分、とても判り易かった。
「うっ、うひんっ、奥でビクビク動いてっ、奥で大きくなって…ああっ! 中で出てるっ、ドクドク出てるっ、うっあああ〜あ、
一杯っ、いっぱあいい〜い、ああっ、いやああ〜ん!」
エレガント・ハニーは宝石をちりばめた首飾りよりもまばゆく瞳をギラつかせると、全てのアクセサリーを引き千切らんばかりに
全身を痙攣させた。
そして全ての見栄や外聞をかなぐり捨てると、もう一度本能のままをレポートした。
「いやん、ああっ、いやあ〜ん、逝くっ、逝くっ、逝っくうう〜う! くうう〜んっ…」
エレガント・ハニーは体験レポートを激しい叫びで完了すると、拘束にぶら下がったままがっくりとうなだれた。
のぞいた足元には何本もの白い糸がツゥーと垂れ下がり、床の染みを大きくしていく。
「本当にアンドロイドなのか? 締まりといい、逝きっぷりといい、余りに見事過ぎる…」
全てを放出し、だらんと垂れた肉棒をぶら下げたビデオ・コブラがスカートの中から生還した。
「さっさと犯して置きながら、今更疑問視か? しゃっしゃっしゃ、心配するな…見ろ!」
カメレオン・ファングの指先では、果てたはずのエレガント・ハニーが瞳を半分開きながら呆然としている。
そして肩で息をしながら、嘆くようにつぶやいたのだ。
「はあはあ…逝かされたのに…犯されたのに…。なぜ…なんで…変身しちゃうの…ああっ、ハニーフラッシュ!」
エレガント・ハニーの叫びで首輪が輝き、光が淫らに歪んだ全てのものを一新していく。
思う存分弄ばれた挙句、中出しされた肉体は消え去り、新たな汚れのない姿に生まれ変わっていく。
ただ、変身はエレガント・ハニーにとって一つも有利になるものではなかった。
自らの意志では無いハニーフラッシュ。
それはコブラ・ファングの肉欲を満足させ、更なるピンチを拡大させていくだけの、最悪の状況を生み出す効果しか持っていなかったのだ。
***つづく