平成16年11月17日・初版 MonkeyBanana2.Com Free Counter

まぼろしパンティ外伝「囚われた名探偵の巻」第2章/永井夢麻呂・著

 クライム学園の講堂に、まぼろしパンティが磔にされていた。 彼女は、手足を鉄枷と鎖で体を拘束され、更に彼女の左右に2名の仕置き教師が見張りをしていた。 講堂では映画観賞する時などに使用する大型スクリーンが用意され、テレビカメラが寿々美のきめ細かな肌を舐めるように テスト撮影した映像が、大型スクリーンへ鮮明に表示されるように調整され、公開お仕置きの準備が徐々に進んでいた。 磔にされた姿をスクリーンで再認識すると自然に涙が頬をつたい落ちた。 (ああ、遂に私も終わりなのね…全校生徒の前で素顔を晒されてしまうのね…) 仕置き教師が寿々美の身体を眺めては薄笑いを浮かべニヤニヤしながら監視している。 「学園長の趣味は悪いからなぁ〜覚悟しておいた方がいいぞ!」 「どちらにしても裸で暴れていたんだ‥ろくな事にならんだろうけどなぁ〜」 だがその頃、裏口にはまぼろしパンティを救出しようと柳生つとむと波ゆかりが中の様子を見ていた。 二人はまぼろしパンティの為に危険を承知でサタンの足の爪から救出しようとしていた。 「今なら仕置き教師の人数は少ない!ゆかりちゃん協力ありがとう!君が仕置き教師達を 引きつけている間に絶対助けてみせる!」 波ゆかりは長い髪をポニーテールにした藤寿々美の親友の美少女で過去の事件でまぼろしパンティに助けられている。 ゆかりは甘い声で仕置き教師達を誘う。 「逞しい先生ぇ〜私って魅力あるかしら?見て欲しいの…ランジェリーマスクって本当は私なのよぉ・・」 スルリと門番の仕置き教師をかわし入り口付近で服を脱ぎ始める。不意に始まった女子生徒のストリップに 仕置き教師のスケベ心が刺激され、次々に集まってくる。 セーラー服の合間から肌をチラつかせる仕草は、ほとんどオールヌードに近い、まぼろしパンティよりチラリズムの刺激は 魅惑的であり、突然のアクシデントに仕置き教師達は目を奪われ誘惑されてしまった。 磔台に柳生が近づき、まぼろしパンティに小さな声で囁いた。 「今助けるからね」 鉄製の枷と鎖を金ノコで切断しようと引きはじめる。 “シャカシャカ…シャカシャカ” 「もう直ぐだからこれでも飲んで元気だして!」 柳生が差し出した栄養ドリンクをストローで飲ましてもらい寿々美は喉の乾きが癒えると希望が湧いた。 絶望から脱出する勇気が芽生える。ゆかりのストリップはブラの肩紐を下げパンティに手がきると頂点に達し 仕置き教師の視線を集めていた。 鎖を切り離そうと柳生は懸命に金ノコを動かす。 「後少しだよ!負けないでね!」 励ましに寿々美の瞳にも力が戻り、本来のまぼろしパンティの毅然とした姿を取り戻す。 (ああ〜助かるのねっ!ありがとう!柳生君・ゆかり!) 寿々美は感謝の気持ちでいっぱいであった。たがその時、サタンの足の爪が講堂に現われた。 口元に笑みを浮かべ側近の仕置き教師を従え、どんどん近づいてくる。柳生は作業を断念し身を隠した。 舞台の影から様子をうかがいながら小さな声で囁く 「まぼろしパンティ!鎖は半分切れたよ!機会を見つけて逃げ出してね!」 サタンの足の爪は波ゆかりに見入る仕置き教師を見つけると一括した。 「馬鹿者!まぼろしパンティを取り逃がしたらどうするのじゃ!そんな小娘放っておけ!」 作業の手を止めていた仕置き教師も我を取り戻す。まぼろしパンティが拘束してある磔台の前に悠然と現われた サタンの足の爪は満足げに見上げながら話かけた。 「お前の公開お仕置きまで後少しじゃ…ヒヒヒ恥ずかしいぞ!全校生徒の前で素顔も身体も全て晒すのじゃからのう〜」 だが、先程までのまぼろしパンティとは違い毅然とした態度で答えた。 「あなたになんか負けないわ!正義の為なら恥ずかしくなんかない!」 今までの怯えきった寿々美の態度とは朗らに違い強気は言葉にサタンの足の爪は笑いながら嬉しそうに返答する。 「それでこそまぼろしパンティじゃなぁ〜!ワシはそんな君をいじめてみたかったのだ! …クク‥そんな格好にされてどこまで頑張れるかのう?」 そう言うと股間に顔を近づけパンティの盛り上がった恥骨辺りを弄り弄ぶ。 「正体はわかっておるのだ…たっぷり可愛がってやるからのう〜」 そう言い放つと右手を股間に滑り込ませ愛撫した。女の子が感じるようにソフトに扱い手慣れた指は上下にそっと撫でている。 「もしも全校生徒の前で感極ってしまえばどうするかのう?恥ずかしくて皆と顔など合わせられんのう?」 逃れられない指の動きに悶えながらも睨みつけながら答える 「そ・そんなこと…」 サタンの足の爪は敏感な場所を直ぐに捜し当てると強弱をつけ表情を観察していた。 「いずれワシに泣いて許して下さいとすがるのじゃ〜ヒヒ…」 やがて手を離し離れると部下を引きつれ去っていった。 だが、去りぎわに仕置き教師に注意を促し厳戒態勢をとらせると警備は強化され蟻の入る隙も無い状態となった。 寿々美は手薄になる時を見計らっていたが、脱出する機会を逸していた。時間は予定時刻へと経過し 生徒が沢山集まってくる。口々に噂が本当であり目の前に拘束されたまぼろしパンティを見ては絶望している。 「本当に捕まっちゃったんだ!」 中には泣きだす女生徒までいる。 「嘘でしょ!いやぁ〜」 「信じられない〜!やだぁ〜」 男子生徒は性欲に勝てず裸に見入りヨダレを垂らし見つめる者もいるが、まぼろしパンティの身体が男性なら当然魅入る程、 素晴らしいのだから仕方がない。 ある者は品評したり、想像したりと講堂は雑然としている。 「すげぇ身体だなぁ〜オッパイたまんないなぁ〜」 「あのパンティ中が見えそうだぜ!」 寿々美は恥ずかしさに紅潮し汗が流れた。定刻になり、サタンの足の爪が壇上に現われた。 「諸君!本日集まってもらったのは他でもない!見ての通り!遂にワシはまぼろしパンティを 捕まえたのじゃ!本日は公開お仕置きを執行する!」 信じられない磔のヒロインの姿に全校生徒が現実を目の当たりにし、騒めいている。 「静にせんかぁ馬鹿者!ワシに逆らう者はこうなるのじゃ〜!」 「頭の良い君達ならばわかるであろう?ワシの言うとおり勉学のみ励めばよいのじゃ! 学園に楯突く不届き者はこうなるのじゃ〜!」 生徒は恐怖に震え静まりかえった。寿々美は冷や汗が首筋をつたい、緊張が走る。 「さあて諸君!ワシに逆らい裸で反抗したハレンチな女の子は誰だか知りたいかね?」 まぼろしパンティのマスクを指差す。 「それとも色気で惑わしたこのパンティを取り去り公開してやろうかのう?」 次に羞恥心から身悶えるとより魅惑的な僅かに股間を隠すシルクのパンティを指差す。 逃げるタイミングは一度あるかどうか?もしチャンスを逃せばサタンの足の爪の餌食になるのは間違い無い。 しかも自分の姿は両手両足に鉄枷をかけられ身軽では無く失敗すれば更に重いお仕置きが課せられるであろう。 寿々美は磔台にサタンの足の爪が近づき油断する隙を静かに待っている。 しかし、どちらかのパンティを奪われ、公開されることになれば寿々美にとっては堪え難く一刻の猶予もなかった。 やがてサタンの足の爪に指示され仕置き教師が磔台に近寄り鎖を緩め始める。 「こっちへ連れてくるのじゃぁ〜!まぼろしパンティをワシの近くに連行しろ!」 "ガチャン" 金属性の音か響きわたると鎖が緩み十字架から手だけが釣られる形でまるで操り人形のように舞台の上へと まぼろしパンティは降ろされた。 「ワシの足元へまぼろしパンティを連れてくるのだ!」 だが、その時である。仕置き教師が身体に触れそうになった瞬間、鈍い金属が壊れる音がした。 "ガシャン" 両脇の鎖を仕置きが抱えようとした仕置き教師を振り切り、まぼろしパンティは身を翻し鎖を断ち切る。 柳生が切り込みを入れた場所を壊し自由の身になったが、鉄枷は手足につけたままである。 多少動きに支障はあるが咄嗟にいつものファイティングポーズをとり仕置き教師を数人相手に 太股ラリアートとボインチョップをみまった。数人の仕置き教師が失神し倒れる。 「ファハハハ…それで逃れられるつもりかな?」 仕置き教師は取り囲み構え今にも飛び掛かろうとしている。 「まあ焦らずともよい!」 「お前の動きなどお見通しじゃからのう〜ククク・・」 いつになく余裕の言葉に不思議に思ったが、この状況から脱出する為には、戦いながら逃亡するしかない。 仕置き教師の目を睨みつけポーズをとり周囲を警戒している。 やがて暫くすると足元がフラフラと定まらなくなり、目眩がすると右膝に力が入らなくなり膝を床に着いてしまう。 「えっ・・」 (な・何かしら・体がおかしいわ・) 次第に四肢の痺れが現われ、徐々に身体に力が入らなくなってゆく。 「薬が効いてきたかな?まぼろしパンティ?」 寿々美は不思議に思ったがどんどん進行して、やがて身体に力が入らなくなり一人では立っていられなくなってゆく。 「私に何をしたの!許せないわ!ただじゃおかないから・・」 余裕の表情で姿勢が崩れ行く様子をサタンの足の爪は見ている。 「活きの良い獲物程いたぶりがいがあるというものじゃ…」 やがて身体に力が入らなくなるとサタンの足の爪は背後に廻り崩れる身体抱き抱え支えた。 あっという間に仕置き教師に取り囲まれ四肢を拘束されてしまった。 背後のサタンの足の爪に抱えられながら崩れるように身体を横たえてゆく。 「ああぁ〜、いったい何を…?」 すると動きが鈍くなったまぼろしパンティの四肢に取り付いていた仕置き教師達は手はず通りに手足の枷を取り外し、 テレビカメラを接近させた。やがて講堂の大型スクリーンにサタンの足の爪に寄りかかり、力なく身を寄せる まぼろしパンティの身体がスクリーンに大きく映しだされる。背後で抱きかかえながらサタンの足の爪は小さな声で囁く。 「愚かじゃのう友達を信用しておったのかな?奴らにはお前を生け捕りにすり為の演技をしてもらったのじゃ〜 推薦状と引き替えでのう」 まぼろしパンティは力無く支えられ昨晩と同様に両手両足を押さえつけられ、テレビカメラが寿々美の姿を映そうと更に迫る。 すると、開脚した両足と股間がスクリーンにアップで映され画面にはサタンの足の爪により両足を開かれ 恥ずかしい格好にされた姿が映しだされた。 「お前が飲んだドリンクは身体が痺れる薬と媚薬入りじゃ〜」 サタンの足の爪は柳生つとむと波ゆかりの裏切りを告げた。正確には二人は半ば強要され脅されていた。 断れば協力者として学園を追われてしまうので協力するしかなかった。 「許してまぼろしパンティ!」 「ごめんなさい!こんな事はしたくなかったのに・・」 うつむく柳生と波がサタンの足の爪の後方で見ていた。何故わざわざ逃れる希望を与えたのか? サタンの足の爪の狙いは二つあった。まぼろしパンティを反撃虚しく捕まる姿を見せつけ力を誇示して生徒を服従させること。 そして活きの良い獲物を捕らえ、じわじわといたぶり楽しむ事であった。 狙い通り生徒は落胆し、まぼろしパンティの瞳には涙が滲む。 「そろそろ始めるとするかな?まぼろしパンティ君!覚悟はよいのう〜」 「先ずは下のパンティからじゃ!」 サタンの足の爪によって後方からシルクの純白のパンティが腰よりゆっくりと捲られ太股の間を通過してゆく。 生け捕りにされた魚のようにピチピチと腰を跳ね上げ、まだ動く腰を一生懸命振り抵抗するが、パンティは捲り上げられ 股間のから徐々に薄い産毛のような恥毛が生えそろった場所が見えてくる。 お尻のアップの後にM字に開かれると女の子の大切な秘所が序所にあらわにされてゆく 。 パンティはやがてブーツの先から引き抜かれ奪いさられた。テレビカメラは更にズームアップすると鮮明に生々しい秘所が スクリーンに映しだされてゆく。すると開脚された股間の美しい割れ目から一雫の透明な液体が流れてしまうのが見えた。 「いやあぁ〜っ!お願い!見ないで!」 サタンの足の爪は高笑いして言い放った。 「フハハハ…既に感じておるのか?恥ずかしい汁を流しおって!」 身体は紅潮し涙はとめどなく流れた。薬が効き痺れてはいるものの意識はしっかりしており、体中が熱く火照ってゆくのが分り 明らかに媚薬の効果が現われている。 「次はいよいよマスクを取ってやる!ヒヒヒ…この時を何度夢見たことか!」 カメラはまぼろしパンティの股間のアップからマスクへと移り、震えるまぼろしパンティの顔をはっきりと映し出す。 「さあ素顔を大公開じゃあ!」 マスクパンティを摘むと黒髪よりゆっくり引き抜き奪い去った。 “パサッ” マスクパンティをサタンの足の爪が取ると髪の毛が開放されると素顔がスクリーンに映し出される 「ああぁ〜!いやぁ〜!」 「見ちゃダメっ〜ああぁ・・」 赤面し顔を背けるがスクリーンには藤寿々美の美貌がはっきりと現われてしまう。 「ええっ〜藤さんがまぼろしパンティなの?」 「あの藤さんが本当かよ!!」 生徒は学園内でも美少女で有名な女の子が裸で活躍するヒロインであったことに驚き男子生徒の視線が集まり、 もっと近くで見ようと周辺に殺到する。女生徒に間では噂話や憶測が乱れ飛び収集がつかない程であった。 スクリーンには寿々美のパッチリとした可愛い瞳から大粒の涙が流れている。 カメラはアングルを替えローアングルとなり乳房の谷間や太股の間をも映し出す。 芸術品ともいえる乳房の曲線の間から見える清楚な黒髪と美しい泣き顔は紛れも無く藤寿々美である事を示していた。 「楽しいのはこれからじゃぞ〜ケケケ・・」 サタンの足の爪は秘所の敏感な場所を丁寧に擦り、横から乳首に吸い付き舌を伸ばすと舐めはじめる。 片手で反対の乳房を揉み汗ばむ身体を刺激し愛撫をはじめた。すると媚薬のせいなのか体中が紅潮し秘所から汁が飛び散り 段々と量が増してゆく。 ピンクに染まる肌から飛び散る汗と涙そして薬の効き目ですぐに潤ってしまった秘所に容赦なくサタンの足の爪の愛撫は続いた。 寿々美は悶え苦しむが、やがて快感が身体を征服しようと波となって押し寄せてくる。 股間は熱く堪えられないほどの汁が溢れはじめていた。 「ああっ!やだぁ」 寿々美は精一杯堪えているが、媚薬にはサタンの足の爪の調合した非合法の薬も含まれ強烈な快感を与えていた。 「どうした!まぼろしパンティ〜!女の子の身体は本来こうやって使うのが正しいのじゃ〜!」 恥ずかしい行為を大きなスクリーンで生中継され、舞台の上で乱れる寿々美の姿に集中する学園中の視線を感じながらも 寿々美はサタンの足の爪の慰めに身体は十分に反応してしまい我慢も限界に達していた。 肌は桃色に紅潮し、悪戯された秘所は熱くなり興奮して小さくピクピクと痙攣を始めていた。 何とか我慢しようと堪えているのに無情にも若い身体の反応は気持ちを無視するように若いエキスを溜め込んだ秘所から 本人の意思とは関係なく強い反射となって津波のようにおしよせてくる。 痙攣が一段と強くなり表情も険しくなと瞬間をサタンの足の爪は見逃さず実況中継のように学園中に響きわたる声で言い放った。 「初めてなのにイってしまうぞ〜!」 「見るがいい!恥ずかしい瞬間を!」 カメラは寿々美が我を失い快感に打ち拉がれる姿をスクリーンに映しだす。発汗は増え、遂にピークに達した。 「あうっ!」 「やっ!」 「やあああぁ〜!」 汁は二回程痙攣したあと噴水の様に飛び出した。キラキラと輝き神々しい液体が吹き出す姿は絶景であった。 テレビカメラの目前で女の子として絶頂をむかえ噴水のように秘所から汁を出してしまう事は 寿々美自身にも信じられぬ事であった。 乳首は硬く尖り触れられるだけで普段の数十倍は感じてしまう乳房も敏感にプルプルと振るえ、 まるで身体全体が性感帯と化してしまっている様であった。 力を使い果たし崩れ倒れる藤寿々美は未だ紛れもないバージンである。 薬の力とはいえ、今までに無い快感は身体を突き抜け動くことさえできない。 深い眠りに誘う気怠い感覚、そして薄れゆく意識の中で寿々美は快感と羞恥心の狭間で 自分ではどうにもならない体の反応にただ身を任せるしかなかった。 寿々美の正義の燈はサタンの足の爪に対する恐怖心に支配され、また初めて知ってしまった快楽に戸惑っている。 無防備に裸のまま横たわるまぼろしパンティの姿に生徒は希望の光を失い学園の体制に歯向かうことは誰も出来なくなり、 公開お仕置きの後に歯向かう者は現れることはなかった。 二日遅れで到着した文部省の捜査官の夏綿けい子達姉妹は異変を感じ調査したが、既に藤寿々美は見当たらず行方不明であった。 さすがのけっこう仮面六姉妹もテレパシーで通じていない寿々美の捜索は困難を極め、何の証拠もなければ 現行犯でも無い限り学園長に対して、制裁を与える事は出来なかった。 寿々美はどこへ消えたのか? 悲劇のヒロインとなってしまった彼女を救う救世主は現われるのだろうか? 唯一の天敵であったまぼろしパンティを倒したサタンの足の爪の勢力は増し、更なる恐怖で学園支配が続けられていった。 ***つづく