平成17年6月29日・初版
まぼろしパンティ外伝「囚われた名探偵の巻」第3章/永井夢麻呂・著
寿々美は気が付くと旧学園警察の牢屋に入れられ手足は鎖でつながれていた。
旧学園警察の建物は閉鎖されており、人の気配は無く荒れ果てている。
寿々美自身も学園警察が活躍していた頃の思いでの場所であり、まさか自分が学園警察に拘置されようとは想像もしていなかった。
だが今の状況はマスクパンティとパンティを脱がされたまぼろしパンティの姿のままで、手足に鉄製の枷をはめられ拘束されている。
寿々美の体には初めて感じる気だるい感触が残っていた。下半身の疲れが身体を支配して深い眠りから覚めるには時間がかかった。
何しろ、生まれて初めて女性の聖域の花園を悪戯され、絶頂をむかえたのだ。正義感と純粋さから、自慰さえしたことはなかった。
しかも全校生徒の視線の中で羞恥心から堪え忍んた反動がいっきに爆発し、股間が痙攣するほどの絶頂をむかえてから気を失った為に、
疲れ果てていた。
だが時間と共に若い体は回復し、目が覚めてゆく。体にコンクリートの冷たい感触が感じられ、次第に身体の自由が利かない現実が
先ず感じられた。意識が未だハッキリせずボンヤリとした意識の中で声を絞りだす。
「誰か?…助けて!」
「いいざまだなぁ〜、まぼろしパンティ君」
周りを見渡すと背後に気配を感じる。
「だ‥誰?」
背後を振り向くと、そこには珍太一耕助が寿々美を見下ろしていた。
「あ‥あなたは…」
身体を隠そうと両手をボディに引き付けようとしたが鎖が引かれ自分の自由は効かず、むしろ手足を開かれ天井に腕は吊り上げられる。
「思った通りだったな…私の推理は間違っていなかったようだ。やはり、お前がまぼろしパンティだったのか?藤 寿々美君!」
珍太一耕介はマスクパンティを手に、寿々美に近づき顔を見つめ話しかけた。視線は、やがて舐める様に全身を観察し、
手が届くほど近づき、裸体を見つめる。無防備な姿で素顔と下半身丸出しの状態を見られ、恥ずかしそうに頬を赤く染めた。
「ふーむ・・・さすがに美しい肌だな?まぼろしパンティを名乗り身体を武器に戦ってきただけあって
奇麗な身体をしているじゃないか?・・これでは学園長も誘惑に負けるわけだな…」
更にゆっくりと近付き顔を近づけ肌を舐めるように観賞している。
「さて寿々美君…君はこれからどうなるか教えてほしいかね?」
恥ずかしさから俯き赤面する寿々美を満足気に見ながら言った。
「ヒヒヒ…その前に先ずは僕も総てを確認しなくてはなぁ〜!」
手足に付いた枷と鎖で満足に動けない姿を楽しみつつ、手を伸ばし、オッパイを鷲づかみにした。
「い・いやぁ〜!」
「太珍レーダーで眠らせちまえば手はかからないが、こうやって襲うのも興奮していいじゃないか〜ヒヒヒ…」
次に両手で太股を掴むと、強引に押し開く。身を捩り顔を背けるが、逃れられるはずもなく無防備な二つの割れ目は、
珍太一耕助の目の前に広げられた。
「おお〜!絶景だなぁ…寿々美ちゃん!ヒヒヒ・・ここから見るとたまらんねぇ〜!」
「恥ずかしがらずに見せるんだ!芸術じゃないかね?ヒヒヒ・・可愛いお顔と美しい乳房のアングル!
しかも大切な場所は中まで丸見えだよ!男なら、十分欲望をそそる素晴らしい眺めじゃないか!」
学園警察の庁舎には寿々美の悲鳴と珍太一の歓喜が響いていた。
「恥ずかしがる事はあるまい!既に一度、僕には見られているんだからなぁ〜!」
首を振りイヤイヤをしながら答える。
「いやっ!そういう問題じゃないわ!いやっ!もうヒドイ事しないでぇ!変態!」
だが珍太一の欲情は衰えるどころか、逆に血気盛んになっている様であった。手を伸ばし豊満な乳房をガッシリと掴み、揉み廻した。
「くっうっ!いやっ痛い!やぁあぁ〜ん!」
形の良いオッパイが、揉まれて掌からはみ出している。
「名探偵と言われた僕が君の正体を見破り損ねて、名探偵の看板を傷つけた罰だよ」
弄ばれる身体の感触は刺激が強く身を捩らずにはいられなかった。今まで寿々美は純潔を守っており、男の人に触られるのはもちろん、
自慰行為さえ正義のヒロインとしてためらい、殆どしていなかった。
その為に、珍太一耕介による愛撫は、荒々しく貪る強烈な刺激により今までに無い感覚に感じられた。
今までの性行為への我慢から、その感触は、より敏感により強く反応していた。
「いやぁ〜ん!触らないで!だめっ!そこはいやぁ!」
珍太一耕介は、執拗にオッパイを触りまくり、乳首に吸いつき、舌を絡めた。寿々美の密かな自慢は乳房であり大切にしていた。
常に丁寧に扱い、肌のお手入れも怠っていなかった。
だが、同時に唯一擦れて感じてしまう様な敏感な場所であり、未だ淡いピンク色をした未開発の場所である。
だが一番感じやすい場所それが寿々美の乳首であったのだ。寿々美にとって敏感で繊細な場所であり、
触られ擦れただけでも声が漏れてしまう。珍太一耕介はそんな状況をいち早く察知し敏感な反応に気が付き目をつけた。
珍太一は乳首に吸い付き、舌で舐め回し肌の感触と寿々美の反応を楽しんでいた。
「ヒヒヒ…これからお前は人目の居ない山奥の屋敷に連行される…」
不安気に涙を浮かべる寿々美の姿をよそに続けた。
「捜索しても見つからない場所だよ!君も憧れたけっこう仮面も手を焼いた、タタリ一族の森の奥にある誰も存在さえ知らない場所だよ」
珍太一耕介の目線は徐々に下に下がってゆく。
「それにしても良い身体だなぁ…学園長が夢中になるのも仕方ない…」
やっと乳房から手が離れ、楽になると寿々美は軽く肩で息をしていた。
「お願い許して!もう十分でしょ!」
だが欲情した珍太一の手は下半身に伸びる。
「学園長は,君の正体がわかる前から寿々美君にご執心で狙っていたらしいぞ…その寿々美君がまぼろしパンティとは好都合だからね。
お仕置きだけで済む訳がないだろう〜覚悟するんだな!」
震える寿々美の様子を見つめている。
「僕の仕事は,君への復讐と太珍レーダーで眠らせ連行することだよ」
再び太股を掴むと股間に顔を向け眺めた。
「美しい…渡してしまう前にいただてしまおうか?」
だが、屈強な仕置き教師が配備され珍太一と藤寿々美のやりとりを監視している。鍵を掴み、牢屋に侵入しようとした仕置き教師を
手で制し、話しを続けた。
「ハハハ…分かってるよ!この娘の最初の相手は学園長だ!サタンの足の爪もかなりご執心だなぁ?処女を奪ったりせんから安心しろ!
僕も我が身が可愛いからなあ〜」
指を割れ目に差し込み付いた愛液を舐める。
「味見だけだ!ククク…美少女の味は最高だねぇ〜」
寿々美は腰を引き気味の姿勢をとり、堅く瞳閉じて耐えている。
「サタンの足の爪がお待ちかねだよ・・たっぷり可愛がってもらうんだな」
「そんなぁ…いやっ!それだけは絶対いやっ!」
首や体を振り抵抗するが、拘束された鉄製の手足の枷と鎖の音が虚しく響いた。
「さあこれだけ恥ずかしめれば十分だな。そろそろ太珍催眠波でおネンネしてもらおうか!」
下半身の紐を解くと巨大な一物の太珍レーダーらしき影が見えた。
"ギューン""ギューン"
催眠波は次第に強くなり寿々美は頭がクラクラとしてきた。
「いやぁ〜!私どうなってしまうの?もうやめてぇ!」
顔を隠しくたくても身動きはとれず動き始めた太珍レーダーの波動を直接受けると意識は次第に薄れていった。
「学園長はセーラー服姿の藤寿々美を脱がしてみたいそうじゃ!」
意識が薄れる中で寿々美は、ブーツやグローブを取られ、生まれたままの姿にされてゆくのに気付いていた。
やがて催眠状態となった寿々美に、寝室から押収された衣服の中から、サタンの足の爪好みの下着が選ばれ、着せ替えられた。
サタンの足の爪のお気に入りは、清楚な白を基調とした下着でブラとパンティはシルクとレースを基調とした素材で、
金糸の刺繍をあしらったセレブなお嬢様といった感じである。
そして寿々美が深い眠りにつくと仕置き教師達がサタンの足の爪の待つ屋敷へと運んでいった。
その頃学園では、公開お仕置きにより正体が判明したまぼろしパンティに興味が注がれ、生徒の話題になっていた。
学園新聞では号外が発刊され、コスチューム姿で素顔が写しだされた写真が掲載されていた。
「藤さんがまぼろしパンティだなんて…」
柳生は自らが陥れたヒロインが身近にいたことに衝撃を受けて落胆していた。
学園の平和に尽くした彼女を罵った過去を思い出し、情けない気持ちで胸が熱くなる。
もしかしたら本当に助けられたかもしれないのに仕置き教師の監視が恐く、言われた通りに行動した自分に後悔していた。
まぼろしパンティの正体が分かってみれば、何故自分が選ばれたのか理解できた。
しかし仕置き教師の脅しと推薦状の甘い罠に負けたのだ。
号外を呆然と眺めていると横から見つめる女性がいた。彼女は強く輝く瞳で柳生に言った。
「まだ負けてないわ!彼女を救出するのよ!」
「あなた後悔しているんでしょ?学園長の言いなりなった事を…藤寿々美さんは親友じゃないの?憧れのまぼろしパンティだったのよ!」
「お姉さんが手伝ってあけるから助け出すのに協力しなさい!」
彼女は密かに潜伏していた文部省捜査官であった。
姉の夏綿けい子ら、けっこう仮面六姉妹が到着するのが遅れた為に起きてしまった事態に一刻の猶予も無いことに気付き、
援軍を待たずに救出に向かうことを決意していた。
「あ‥あなたはいったい?」
柳生つとむは謎の女性の問いに戸惑ったが、詳しい話をするうちに心の内は決まった。
「助けたい・・・憧れの人が寿々美ちゃんだなんて・・」
女性の名は結花千草であった。けっこう仮面は既に捜査のため、クライム学園に潜入していたのだ。
だが、まぼろしパンティを救出に果たして間に合うのか?
時間は刻々と過ぎてゆく、夜になり闇に閉ざされれば、誰も手出しが出来ぬ場所に寿々美は囚われている。
その頃、仕置き教師により屋敷に運ばれた寿々美は特大のベットの上で静かに横たわっていた。
未だこれから起こる事態に気付く事なく深い眠りについていた。
彼女の周囲は白い靄に包まれ夕焼けが反射した美しい自然に囲まれた湖の畔に建つ屋敷のスイートルームである。
特大のプラズマテレビには彼女の姿が写し出され、隣の部屋では録画する器材が所狭しと並んでいる。
夕焼けはやがて夕闇に包まれ暗闇が迫っている。
試験的に映る記録映像は、拘束された全裸のまぼろしパンティや涙を流して懇願する寿々美の姿が見える。
サタンの足の爪は藤寿々美に執着していた。珍太一耕助によりまぼろしパンティと疑われた時に、改めて彼女の美少女ぶりに気づき、
日頃から狙いをさだめていた。
更衣室に仕掛けたカメラから身体の全てをチェックして写真に収める程のストーカーぶりで、可愛い容姿に似合わぬ大きな胸と括れた腰、
そしてなにより清楚で可憐な姿に魅入られ、いつの日かまぼろしパンティが助けた河合つかさの様に呼び出し、悪戯をして
自らの欲望のかぎりを尽くすつもりだったのだ。
その藤寿々美がまぼろしパンティであったのは好都合であった。
「う…うん」
やがて寿々美はゆっくりとまぶたを開き、目覚めた。
辺りはすっかり暗いが、ダウンライトの間接照明により飾られた豪華な寝室のベットルームは明るく、
寿々美はセーラー服のまま寝かされていた。
「こ、ここは…?」
目を開けると、そこには黒装束のサタンの足の爪が立っていた。寿々美は反射的にビクッと反応し、後退りしてしまう。
「待っておったぞ!寿々美ちゃん…こうして二人きりの時間をたっぷり過ごす日がいつか来ると思っておった…
総てをワシに任せるが良いぞ!素直にしておれば悪いようにはせんからのう〜。ワシは君を気に入っておるのじゃ・・・」
辺りには仕置き教師は見当たらない。だが記憶をたどり思い帰せば、マスクパンティを脱がされ、公開お仕置を執行され、
連行されたはずである。
「な…なにを…私をどうするつもりなの!解放しなさい!」
今だに強きな姿勢を崩さない寿々美の姿が、いじらしく可愛らしくさえ見える。
「教えてやろう!ここは山奥のクライム学園の更に奥深い森の奥にあるワシの屋敷じゃ〜!
ワシと君以外は少々手荒い召使い…仕置き教師だけなのじゃ…しかも夜の闇に包まれたら、道は分からん。
脱出はもちろん助けも来ない場所に囚われたのじゃよケケ…」
迫り来るサタンの足の爪の目は明らかに血走っていた。
「仕置き教師達に登場してもらい、強引にワシの言いなりにさせるのも良いが・・・穏便に話をしておる。
ワシが優しいうちに今までの反省を込めてワシに奉仕するのじゃ…その身体でのう〜!」
迫り来る魔の手に恐怖しながらセーラー服姿でシーツを掴み堪え忍ぶ姿は、か弱い女の子の姿であり、とても今まで裸で戦ってきた
女の子には見ない清純な力も無い美少女の姿であった。スカートが少し捲れ、はだけたスカートの裾からは、太股と真っ白なパンティが
僅かに覗いてサタンの足の爪を益々欲情させていた。
「先ずは食事をしながらこの状況を考えるのだな…」
山奥の救出も脱出も不可能な山奥の屋敷に幽閉した女の子をどう料理し我が物にするのか?サタンの足の爪には余裕さえ感じられた。
明日の朝までたっぷり時間はあり、背後には屈強な仕置き教師を従え、絶対的な支配を疑う余地は無い。
出来るなら強制的にものにするより自ら身体を差し出させ味わい尽くした方が、欲望の限りを尽くせるのだ。
広いスイートルームには二人の晩餐が用意されている。
寿々美は仕方なく言われるままに食事を共にしていると、隅々に仕掛けられたカメラに気が付いた。
食事はフルコース料理であり、いよいよメインに差し掛かろうという時、サタンの足の爪が話かける。
「どうじゃ?なかなか美味であろう?さて、こんな映像を見てみるかね?」
大きなプラズマテレビに写し出されたのは拘束された寿々美自身の姿であった。
サタンの足の爪の罠にはまり、捕獲されマスクを奪われる様子や、ブサイクジャックにヌードを撮られるシーン、
そして公開押し置きで、恥ずかしさに真紅に染まる顔や、人には見せることができない恥ずかしい身体の総てが映っている。
「いやぁ〜!こんなの見せないで!」
学園長はニヤけた嫌らしい顔で、更に続けた。
「これを学園中の男子生徒に裏で売り捌いたら、高く売れるであろうなあ?」
スクリーンでは股間からパンティを抜き去る姿が映し出されている。サタンの足の爪は鼻の下を伸ばし鑑賞している。
「お願い記録を消して!他の人には絶対見せちゃイヤ!」
立ち上がると隣の部屋に向かい指を鳴らした。
"パチンッ"
するとボリュームが上がり映像の中の寿々美の声がハッキリ聞こえ、あえぎ悶える様子がイヤらしく聞こえる。
サタンの足の爪は腕を組み寿々美を見下ろす。
「ワシは君が欲しいのじゃ〜!身体をワシに委ね君を好きにしてよいと言うなら考えてもよいがね?
私を自由にして下さいとお願いしたらどうじゃ?」
ダイニングテーブルから逃げるように立ち上がり後退りをする。そんな動揺した面持ちの寿々美に近づき顎を軽く撫でる。
「ワシに身体を捧げるのじゃ!素直に言うことがきけたら、お前の希望も叶えてやるぞ…」
用意周到にセットされた部屋とサタンの足の爪の欲望に驚き、うつむき絶望感さえ抱くが、どうすることもできず震えていた。
「か‥考えさせて…そんな直ぐには」
手応えを感じたサタンの足の爪は笑みを浮かべ話し掛ける。
「シャワーを浴びながら良く考えるがいい…どの道、お前はワシのものじゃ!」
寿々美はなるべく時間を使い、逃れる手段を探すつもりである。
スイートルームには大理石の豪華にシャワールームまで完備されていた。
寿々美は自ら服を脱ぎ、シャワールーム向かった。バスタオルで隠す肌が艶かしい。
やがて大理石の壁のボタンを押すと体を洗う姿が丸見えとなり、ガラス張りの室内の様になった。
ガラス越しにサタンの足の爪が見つめている。
「おおっ!やはり極上の身体じゃ!たまらんのう〜、もうすぐ手に入る・・堪能出来るのじゃ〜ヒヒ…」
ガラス越しの寿々美にはマジックミラーとなっており、通常なら本人は気づくはずも無いが、異常な部屋のレイアウトに
やはり警戒していると寿々美はカメラの存在を見つけた。全ての角度でカメラがセットしてあり、逃れられない現実を感じた。
身体を洗う時もやはり強く視線を感じずにはいられなかった。
強制的に屈強な仕置き教師達に組み伏せられてしまうのか?自ら身体を提供して辱めを我慢するか?考える余地はあまりなかった。
丁寧に髪を乾かしてセーラー服を身につける。サタンの足の爪は焦らされ、余計に興奮していた。覚悟を決めサタンの足の爪の前に立つ。
「どうじゃ?ワシに総てを捧げる気持ちになったかな?」
寿々美はうなずき小さく答える。
「は‥はい・・わ・分かりました」
「でも・・お願い痛いことはしないで・・優しくして下さい」
サタンの足の爪は両手を挙げ喜び手を伸ばした。寿々美を正面から抱くと唇を重ねる。
"くちゅ"
"くちゅ"
サタンの足の爪は唇を奪った。
おそらくファーストキスであったが、濃厚なディープキスであり、フーストキスというには程遠い内容であり、
嘗め廻されたといった方がよかった。強引に奪われた悔しさとこれから始まる恐怖の為に寿々美の頬を涙が一滴流れていた。
「ケケ…遂にこの時がやってきたのう〜!可愛いいのう、寿々美君〜ヒヒヒ・・」
サタンの足の爪はセーラー服の真紅のリボンを解いた。スルリと抜くと、花びらの様に真紅のスカーフは床に落ちた。
「先ずは自らセーラー服を脱いで、生まれたままの姿になってもらおうか?」
「そうじゃ!証拠調べも兼ねておるのじゃ、この場で総て脱いだらまぼろしパンティになってもらおうかのう〜!」
"スルッ"
袖から腕が抜け、白い肌が見え隠れする。サタンの足の爪はセーラー服を脱ぐ姿に興奮し、見とれている。
セーラー服のボタンを外し、上着を脱ぐと肌が露出した。ブラは真っ白でシルクとレースの素材と金糸の刺繍により飾られており、
清楚であり清潔感がある。その谷間から覗く胸元は熟れた果実のように新鮮で若い香りがした。
上着を外し床に置くとDカップからFカップ以上はあろうブラが現われ、大きなバストが一段と強調される。
大きな乳房でありながら、美しく均整のとれた形をしているのが見事な程で、女性でも見とれてしまう程であった。
スカートを降ろすと、括れた腰と形の良いヒップがパンティ越しに確認出来る。
サタンの足の爪は興奮を隠しきれず自ら寿々美のブラジャーのホックに手を掛け外すと、寿々美を背後から抱き締めた。
そして自らブラの肩紐をつまみ、ゆっくりと肌から放してゆく。
「おおっ!たまらんなぁ〜この瞬間!」
身体を舐める様にゆっくりと肌を伝いながら肩紐を降ろし、指先は動いてゆく。そして遂にブラを身体から抜き取り、床に落とす。
"パサッ"
床にブラが落ちると、暖かな体温が直接感じられた。サタンの足の爪の興奮は高まり、胸を揉みながら前に廻り込み、
オッパイに顔を近付け至近距離で見つめた。
「いつ見てもうまそうなオッパイじゃ!この肌の張りといい、ツンと上を向いたピンクの乳首といい、最高じゃわい!」
寿々美は恥ずかしさで薄く頬を赤らめ、俯き目を固く閉じた。
サタンの足の爪はそんな姿がたまらず再び唇を奪う。舌を絡め濃厚なキスをした恋人同士の様な濃厚なキスは、学生には刺激が強い。
「あぁ〜くぅっ〜んっ!」
唯一抵抗出来るとすれば顔を背けるしかない。
「おお!これで最後じゃ・・優しくしてやるから安心しなさい」
残すはパンティだけとなってしまった。純白のパンティはシルクの光沢とレースと金糸の刺繍に飾られ、デルタ地帯を清楚に隠している。
サタンの足の爪は、パンティの両サイドを指で摘み、ゆっくりと引き降ろした。
お尻を触りながら、滑らかな曲線をつたいパンティをずらしてゆくと、真っ白なシルクのパンティの谷間から、薄い産毛から少し発育した
陰部の毛並みが見えてくる。
さらに降ろすと思春期の女の子にとって絶対見せてはいけない場所の盛り上がりと、割れ目が見えてくる。
その時の寿々美の表情は恥ずかしさで芯まで染まり、サタンの足の爪に総てを見られ、全裸にされると立っているのがやっとの状態
であった。サタンの足の爪がそっと指を伸ばし触れる。
「あぁっ!あぁッ・・だめっ!」
サタンの足の爪がゆっくりと割れ目に手をかけ、扉を左右に開き、僅かに指を入れ、ピンクサーモン色の内部を覗き込まれると、
未知の体験への恐怖に震えた。
「そんなに見ちゃイヤっ!」
執拗に凝視し、観賞しているサタンの足の爪の視線に逃れるすべは無い。
全裸となり生まれたままの何も身につけない格好となり、立ちすくむ寿々美は既に弱々しい幼気な少女へとなってしまっていた。
まぼろしパンティの時の強さは微塵も感じさせずサタンの視線に屈している。
「ククク…ほれっ!まぼろしパンティのコスチュームじゃ!身に付けてワシに奉仕するのじゃ!」
仕方なく真紅のグローブとブーツを付けマフラーを身に着けるが、肝心なパンティとマスクパンティは渡してくれない。
「おおっ!やはり真っ赤なコスチュームは色っぽいのう〜!」
「こっちへ来ていつもの挑発するポーズをとりなさい!もっともパンティが無いと恥ずかしいかもしれんがのう〜!」
サタンの足の爪の言われるがままに腰やオッパイに手をあてポーズをとるが、やはり恥ずかしさの為に萎縮してしまい、
ポーズも決まらない。サタンの足の爪はそんな姿を楽しみながら、遂に手を掴みベットへと引き込む。
「さあて!ここからがお楽しみじゃあ〜!寿々美ちゃん初めての体験かね?ヒヒヒ・・バージンを捧げる最初の男はワシなのじゃ!」
寿々美を寝かせ、剥き出しの乳房と股間を触りだすと、サタンの足の爪も欲望丸出しとなり、美しい身体に夢中になっていた。
サタンの足の爪は乳房に吸い付き、夢中で舐め廻していた。
唇を近づけ舌を伸ばし刺激すると、寿々美はビクンと身体を反り返し、後退りした。
だが、その時迫る影の存在には、夢中で気が付いていない。
愛撫は女の子の大切な部分に移る。両手を太股にあてがい、股間の割れ目に唇を近づける舌を伸ばすと舐め廻した。
指で押し開き挿入し、愛撫のため何度も指を出し入れしては絡みつく愛液をしゃぶるように舐める。
媚薬と人前で絶頂を迎えさせられた記憶が、寿々美にはフラッシュバックして感じられた。記憶が蘇り身体も余計反応した。
「ああ〜・・いやっ!ダメです。これ以上はいやぁ!!」
「ヒヒヒ素晴らしい!綺麗な割れ目じゃないか?それに何と良い匂い!興奮を誘う匂いじゃ!もっとヒイヒイ言わしてやるわい!」
ねっとりとした愛液が大切な花園からこぼれ落ちると、サタンの足の爪の興奮は一段と高まり、腰を近づける。
「ああぁ〜!ああっ!」
「うう・・初めてなのに・・いやぁっ」
頬を涙が流れ、泣き叫ぶ。美しい黒髪は左右に乱れ、汗が迸った。大切な割れ目はサタンの足の爪がしゃぶった唾液と自らの愛液で、
すっかり濡れてしまっていた。
「さあっ!いよいよワシのものになるのじゃ!」
サタンの足の爪が自らの巨大化した股間の分身を挿入しようとした瞬間に、その事態は起こった。
"ドーン"
突然体当たりしてきた黒い影に、サタンの足の爪は吹き飛ばされたのだ。
「な?!何をする!一番良いところなのに。馬鹿者!」
黒い影は寿々美に近づきバスタオルを掛けて肌を隠す。それと同時にけっこう仮面が登場し、サタンの足の爪と対峙していた。
「お!お前はけっこう仮面!こんなに早く嗅ぎつけおって!…だが待てよ?一人ではないか?…?それに何故?夜も明けぬのに・・・」
「おお!それにお前は柳生つとむではないか?小僧、裏切りおって!どうなるか分かっておるのか?」
けっこう仮面は潜入していた結花千草である。
「アウシュビッツオペレーション、とっくり見させてもらったわ!しかも可愛い後輩を、よくもいじめてくれたわね!」
寿々美は柳生に支えられながらけっこう仮面を見つめていた。
「けっこう仮面なのね!本当にけっこう仮面なのね!」
「フハハハ・・・けっこう仮面とねずみ一匹か?それでワシらに勝てると思っておるのか?」
サタンの足の爪は不適に笑った。指を鳴らすと"ガシャン""ガシャン"と窓全てに鉄格子が降りてくる。
この屋敷には十分な仕掛けが施されてあった。毎年クライム学園は高い偏差値と希望校進学率99パーセントの実績を元に
高収入の親から得た裏金を資金に密かに建てられていた。
サタンの足の爪の希望にそって造られたため、当然普通の屋敷で無く撮影機材や照明器具が置かれており、
拘束具や怪しげな器具が並べられた奥まった倉庫も存在しているサタンの足の爪の趣味の屋敷でもある。
そして密かな願望を叶えるために建造された施設でもあったのだ。
寿々美はこのままサタンの足の爪の餌食になってしまうのか?
救出に来たけっこう仮面と柳生の運命は?
新たな敵は現われるのか?
サタンの足の爪の密かな願望とは、もちろん宿敵けっこう仮面を一網打尽にすることである。
まぼろしパンティの運命はどうなってしまうのか?
クライマックスに向けて、いよいよ運命を握る最後の戦いが始まるのであった。
***つづく