平成28年1月15日・初版

手裏剣戦隊ニンニンジャー外伝「陵辱のカラクリ屋敷」/ペースケ・著



 とある日。シロニンジャー伊賀崎風花が一晩経っても帰ってこなかった。

 彼女は決して夜遊びをするタイプではなかったし、まして連絡もなくどこかへ行くような子ではなかった。
 ニンニンジャーのメンバーはそれぞれ風花が立ち寄りそうなところを探し回った。
 しかしどこの誰も風花の行く先を知っているものはいなかった。

 皆、途方にくれていた。
 そして再度4人はバラバラにあてもなく歩き回った。

 そんな時だった。霞のスマホのLINEメッセージが入ってきた。
 それは風花からだった。そこには「助けて!私は地獄峡谷の森の古屋敷にいる」と書かれていた。

 霞は他の3人に連絡するのも忘れ、一目散に向かっていった。

 しかしそのメッセージは本当のところは風花が書いたものではなかった。
 それはプレデターの血をひくウルギアスの罠であった。

 ウルギアスは時空を超え宇宙を周り、女戦士がいるとなると片っ端からその肉体を弄び生気を吸い取り自分のものとしていた。
そして次に目をつけたのが地球であった。ウルギアスは容赦というものがなかった。
 まずアメリカに上陸し、歴代のパワーレンジャーの女戦士を全て嬲りものとした。
 それだけでは満足できず、さらに求めて日本にやってきたのだった。

 霞は息も荒く、目指す古屋敷にたどり着いた。そこは外から見る限り木造二階建ての戦前にも建てられたようなボロ屋敷であった。

 入口と思われるドアはすでに開いていた。霞は少し警戒しながらそのドアから中に入った。
 そこは土間になっていて、いくつもの部屋に分かれているようであった。

「ふうーかあー。どこー」

 霞は力いっぱい叫んだが、返事はなく窓からのすきま風が音を立てているだけだった。
 霞は部屋を一つずつ調べることにした。

 そしてある部屋の前に立ち止まった。その部屋の表札に霞はゾッとした。

「何これ、『女戦士陵辱の間』って」

 霞は恐怖も覚えつつ、引き戸をいっぱいに開けた。そしてゆっくりと入っていった。
その部屋は一見すると何もない部屋であった。

 ただ四方の壁に額に入った写真が並んでいるだけであった。

「何よ、この部屋は。なんにもないじゃない」

 そう言って額の写真を見た時、霞は芯から恐怖を覚えた。

 その写真にはモモレンジャーが触手で十字架に貼り付けられていた。
マスクはなくスーツはボロボロに切り裂かれ、秘部には気味の悪い触手が突き刺さっていた。

隣の写真も同様にハートクインが陵辱されたものであり、
歴代すべての女戦士が並べられトッキュウ3号ミオとトッキュウ5号カグラまでもがすべて同様であった。

 そして何も写真のない2つの額が奇妙にも飾られていた。

「まさか、これは・・・」

 そう言った瞬間、霞は背後に忍び寄る気配を感じ振り返った。
そこにウルギアスが立っていた。

「あなたは!」

「私はウルギアス。女戦士を食い尽くすのが私の生き甲斐だ。」

「そんなことは私がさせません。歴代の戦士に代わって倒してみせます。シュリケン変化!」

「揺らめく霞!モモニンジャー!!」

 霞はモモニンジャーに変身すると一気にウルギアスに斬りかかった。

 しかし、ウルギアスは煙とともに消え去っていた。

「どこにいったの!早く出ていらっしゃい!」

 辺りを見回すが、ウルギアスの姿はどこにも見えない。ただ、その声のみが部屋に響く。

「この部屋は陵辱の部屋だ。お前にもたっぷりとその洗礼を受けてもらおう」

 そういった途端、部屋の四方の壁全体から無数の微小な針がモモニンジャーに襲いかかった。

「うああ」

 モモニンジャーにその針を避けるゆとりなどなかった。
全身が針まみれとなりかろうじてマスク部分にはささらなかったが、そこ以外はすべて針が食い込んでいた。

「ううう。。。。」

 その針はやがて意志を持っているかのごとく、どんどん食い込んでいき体全体で針を吸収してしまったかのようであった。

「その針は媚薬針だ。お前は今から官能の波に溺れることになる」

「うう、そ、そんなことは。。。な、ない」

 言葉だけは強気なモモニンジャーだったが、実際は早くも媚薬の効果で立っているのが精一杯の状態だった。

 剣は既に手からこぼれ落ち、体全体の火照りをなんとか精神で保って、両手で自分を包み込んでいた。

「そういきがるのも今のうちだ。お前の仲間もそうやって始めは強がっていたが、最後はこうなっている」

モモニンジャーの目の前に白い霧が現れ、やがてそれがスクリーンとなり、そこにシロニンジャーが映し出された。

「風花!」

 シロニンジャーは両手両足を地面にはいつくばる姿勢をとっていた。
 マスクはとれ、口に触手を咥えつつ恍惚の表情をうかべていた。
 スーツはそこらじゅうが切り裂かれ、胸は丸出しになりそこを触手が揉むように愛撫していた。
 秘部はいうまでもなく黒スーツが裂かれ、三本の触手が責め立てていた。

「見ろ、このうれしそうな顔を。若いくせにすでに淫獣ではないか」

「ち、ちがう!風花はそんな子じゃありません!」

「私のイチモツをあそこに咥えたやつはみんなこうなる。それはお前も一緒だ」

「なに!おまえが風花を!」

「ははは、そうだ。若いめしべから血が流れていくのをしっかりみたぞ。
はじめはおれの大きさに苦しんだようだが、やがてしっかり受け止めた。」

「き、きさま、風花をそこまで。。。。」

「そうだ。俺が淫獣にしてやったのだ」

「ゆ、許さん、ウルギアス」

「ふふふ、お前もやがてこうなる。そしてこの部屋を飾る額の1枚になるのがお前の運命だ」

「そんなことはない!でてこいウルギアス!」

 モモニンジャーの前に煙の中からウルギアスが現れた。

モモニンジャーは火照りを我慢しながら、地面にある忍者一番刀を拾いあげようとした。

 しかし、あたかも地面の一部であったかのように刀は地面に密着していた。

「か、刀がとれない!」

「おまえの武器はもはやこの屋敷の一部になった。さあどうする、桃色の女戦士よ」

「ならば力ずくで倒すまで!」

そう言い放ちモモニンジャーはウルギアスに駆けよろうとした。

 その時だった。天井の一部から光る球体が出現し、モモニンジャー目掛けて頭上から落ちた。
 そしてモモニンジャーは球体に包まれてしまった。

「あああーー」

球体は強力な電磁波を放ち、モモニンジャーからエネルギーを吸い取り、宙に拡散させていった。

「うう、うごけ、ない。。。。。」

 モモニンジャーは膝を折り曲げその場に崩れ落ちていった。

 それをみたウルギアスは、一歩一歩モモニンジャーに近づき、マスクのこめかみを足で踏みつけた。

「しょせんお前ごときに勝目なぞ最初からなかったのだ。さて、これからがお楽しみだぞ。」

 モモニンジャーはマスクに踏みつけられた足を掴んでみたが、まるで力がはいらず、マスクが割れんばかりに踏みつけられた。
”ピキッ!”

 マスクに少しずつヒビが入り始めた。

「うっ!マスクが。。。。」

「いまさらジタバタするな、小娘。暴れないよう、しっかりと押さえつけてやる」

 そう言うと、部屋の中にまた煙が立ち込み、その中から4体の骸骨が歩き出してきた。

 ウルギアスはモモニンジャーから一旦離れると骸骨に命じた。

「コイツを押さえつけろ」

そういわれた骸骨たちはモモニンジャーの両手両足を握り締め、

無理やり立ち上がらせた。

「さて、どこから責めてやろうか。希望はあるか」

「うう、私はまだ負けない。。。。」

「ほお、まだそんな強気な口をいう力があったか。そうだな、そんな減らず口を叩く素顔をまず拝ませてもらおうか。」

そして、モモニンジャーの落とした剣を拾い上げ、マスクの上から振り下ろした。

「きゃあーーーー」

 マスクはヒビのところから真っ二つに割れ、モモニンジャーの足元に転がった。
霞のロングヘアーが垂れ下がり、紅潮とした顔がさらけ出された。

 ウルギアスは霞の顎を掴んだ。

「ふふふ、媚薬のせいで随分と感じている顔だな。」

「そ、そんなことはない。。。」

「そうかな。それならお前の足に流れているものはなんなんだ。」

霞はハッとして足元を見た。
自分の秘部から止めどもなく愛液が流れ出て地面にシミをつくっていた。

「胸も随分と張ってきてるな。」

「う、うそよ。」

ウルギアスは剣で霞のスーツの胸の部分を切り裂いた。

「あああ。。。。」

乳首の立った霞の胸がさらけ出された。

ウルギアスは右胸を掴み上げた。

「ううう、は、はなしなさ、、い」

「いい形だ。さっきのガキよりも弾力性もある。」

「は、はなせ」

 ウルギアスは強く揉み続けた。

「あああ、、、はぁぁぁはぁぁぁ」

「どうだ、いい感じだろう。」

「はぁはぁ、そ、そんなことはな、、、い。」

「そうか、これでは物足りないか。では、次はお前の恥ずかしいところを責めてやろう。」

「や、やめて。。。」

ウルギアスは剣で霞のベルトから下の部分を垂直に切り裂くと、黒い、しかもシミのあるストッキングが現れた。

 ウルギアスはストッキングの上からおもむろに指をねじ込ませた。

「ああ、いや、いや、そこは、そこは、ダメーーー」

「なにをいう、これだけぐしょぐしょになっているのに、うれしくないのか。」

「いや、いや、いや、はやく、はやく、抜いてーーー」

 しかしウルギアスは霞の願いとは反対に指をこねくり回していく。

「ああ、あああ、ダメ、ダメ、早く、抜いてーーー」

「そうか、そんなにうれしいか。それではもっと遊んでやろう。」

「いや、いや、やめてーーー」

 ウルギアスは指を更に奥まで侵入させた。

 霞は、初めて味わうその快感に気が変になる一歩手前だった。

「ダメ、もう、ダメ、耐えられないーーー」

 霞は体を走る電流のような快感とともにイッテしまった。そして、首をうなだれた。

 ウルギアスは指を抜いた。

「ふふふ、どうやらいったようだな。しかし、こんなものでおわりではないぞ」

 ウルギアスは霞の口にさっきの指をくわえさせた。

 霞は異物を感じ、目を覚ました。

「どうだ自分の愛液の味は。」

「ウゴ、ウゴ、ウゴ」

「なにを言っているか、わからんぞ」

 そうしてウルギアスは指を抜いた。霞は口から吐き出した。

「自分のがそんなに不味いか、小娘。」

「うるさい、はやく放しなさい。」

「これからが本番だ。お前はもっと喜ぶぞ。」

「な、なにをーーー」

「こいつの尻を丸出しにしろ」

 骸骨たちは霞を前傾姿勢にして、スーツをめくりあげ、ストッキングを破り捨てた。

 霞の形良い尻があらわになった。

 そしてウルギアスは自分の巨大なイチモツをさらけ出すと、霞に近づいた。

「どうだこれがお前の中に入るのだ。さぞ嬉しいだろう」

「いや、やめてーーーー」

ウルギアスのイチモツはビール瓶なみに太かった。

「そ、そんな大きなものが。。。。」

「大丈夫だ。さっきのガキにもちゃんとはいったからな」

ウルギアスは霞の背後に周り、そして容赦なく侵入を開始した。

「ダメーーー、イヤーーーー、や、やめてーーー」

「いいぞ、さっきのガキよりお前のほうが使い慣れているようだな。」

「うそ、うそ、そんなことは、、、」

「そら、どうだ、どんどん入っていくぞ。」

「いや、いや、、抜いてーーーはやくーーー」

 霞は必死に抵抗しようとしたが、骸骨におさえられた体は完全に拘束状態だった。

 なおもウルギアスの責めは続く。

「そら、ピストン運動だぞ、喜べ。」

「ダメ、ダメ、体がーーーーー、壊れるーーー」

 媚薬の効果はまったく衰えない。

 やがて霞の意識の中で理性が壊れはじめていた。

 霞は官能の海を漂うただのメスと化していた。

「ああ、いい、こんな感じ、は、じ、め、て。。。」

 霞はウルギアスを受け入れはじめた。

「ああ、きて、きて、きて」

「そうか、お前もやっと本性が現れたな」

「もっと、もっと強くーーー」

 そして霞が絶頂に達すると同時にウルギアスも霞の中にぶちまけた。

「はぁはぁはぁ」

 霞はウルギアスの前に完全に堕ちた。

 こうしてまた1人、額に飾られる戦士が増えたのだった。

***完