平成28年6月3日・初版

世界忍者戦ジライヤ外伝「花散る! 美しきくノ一」



 鬼忍・毒斎は世界制覇を邪魔するジライヤを倒す前に、まずは秘宝パコに関わりがありそうな
貴忍・麗破を自分のものとすることを考えた。

 そして貴忍・麗破を倒すためにアンドロイドを作成した。それが8つの腕を持ち
3つの顔をもつ「戦闘妖魔観音」であった。

「ふふふ、これさえあれば、貴忍・麗破などあっという間に倒せる」

 その頃、柳生レイは妖魔のアジトを見つけるべく、逃げるカラス天狗を追っていた。

 カラス天狗は平地から山奥深くに逃げ込んでいき、レイもいつしか道もないところまできてしまっていた。

「一体、どこに行ったのよ、カラス天狗は」

しかし、それは罠だった。
カラス天狗は毒斎に命じられ、わざと逃げるフリをして、レイをおびき出したのだった。

「もう、まるで道もないし、ガレキと枝ばかりで歩くのも一苦労だわ」

 時間は無駄に過ぎていった。
やがてカラス天狗の気配すらなくなりレイは一人取り残された。

「カラス天狗もわかなくなったし、もう帰ろうかしら」

 その時だった。

 レイのすぐ前方に白煙が吹き出してきた。

「何!」

 レイはその白煙の中にうっすらと形になってきているものを見極めようとした。

そして、
それは鬼忍・毒斎であった。

「毒斎!ここであったが運のつきよ。お前をこの場で倒してあげるわ」

「待っていたぞ柳生レイ。その言葉、そのまま貴様に返してやる。
今日は貴様のためにプレゼントを用意してあるのだ。喜んで受け取るがいい」

「プレゼント?おまえからそんなものを受け取るほど私はバカじゃないわ」

「貴様はまだわかっておらんようだな。プレゼントとは貴様の墓のことだ」

「なにをいうか、毒斎!墓に入るのはお前のほうだ」

「ふふふ、身の程しらずな女だ。」

「ゴチャゴチャいう前にお前の息の根を止めてやる!」

レイは貴忍・麗破に変身した。

「毒斎、この剣のサビと消えるがいい」

「貴忍・麗破。今日の相手は俺ではない。この妖魔観音だ」

妖魔観音が毒斎の影から現れた。

「なによ。どんな忍者にも私は負けないわ」

「ははは。こいつは忍者ではない。貴様を倒すために作ったアンドロイドだ」

「アンドロイドだろうとなんだろうと私の敵ではないわ」

「ではこいつの力をとくと思い知るがよい」

麗破は妖魔観音に斬りかかった。

妖魔観音は8本の腕に剣を握っていた。

麗破は真正面に斬りかかった。

妖魔観音はそれを1本の剣で受けると同時に7本の剣で麗破を切りつけた。

勝負は一瞬できまった。

「ああ!」

麗破は体全体に斬りつけられた。

白のコンバットスーツは、もはや何の役にも立たず、数十の切れ込みでボロボロになり
腕やグローブや足やブーツまで切れた痕があった。

麗破の手から剣が地面に落ちた。

そして麗破自身も片膝と両手を地面についてしまった。

「うううううう」

麗破は全身血まみれとなって呻くしかなかった。

「どうだ。妖魔観音の鎌鼬切りにかなう相手なぞいない」

「うう、まだよ。。。まだ私は負けていない。。。。。」

麗破は剣を握り、フラフラになりながらも立ち上がろうとした。

「おう、まだ戦おうというのか。見上げた根性だけは認めてやろう。しかし容赦はせん。
妖魔観音、あいつをねじ伏せてしまえ」

妖魔観音は剣を杖のようにして立ち上がろうとしている麗破に近寄り、その首を2本の腕で締め上げ
麗破のつま先が地面から離れるように宙に持ち上げた。

妖魔観音は掴んだ首を
自分の背丈よりも上に持ち上げた。

麗破はその腕を解こうとするがまるで効かず、首はどんどん締まっていった。

「く、苦しい。。。。は、は、はな、し、な、さ、。。。い」

「どうだ、このまま貴様を殺してもいいんだぞ」

「うう、こ、これぐらいの。。。ことで。。。やられるわ、たしでは。。。。」

「悪あがきだけはまだできるようだな。もっと痛めつけるのだ」

妖魔観音は残る腕のうち2本の腕で麗破のボディを滅多打ちにした。

「うっ!!!」

麗破は両足を力なく揺らした。

「妖魔観音よ。そろそろトドメを刺すのだ。さあ、やれ」

妖魔観音は腹を殴っていた腕をおろし、その腕で両足を掴み麗破の股間が広がる
ように固定した。そして残る4本のうち2本を使い、股間部を晒すように隠して
いるスーツを破りとった。次に股間の穴全てに指をツッコんだ。

「ああああ、そこは。。。。ダメーーーーーー」

麗破は半分意識がなくなりながらも、体に異物が入ってくるのを十分に感じていた。

「ダメ、ダメ、ダメーーそこだけは、ああ、、ああ」

妖魔観音は秘部に入れた指を膨らまし、そしてゆっくりと回転させた。
指全体に突起物が現れ、それは麗破の中をじっくりとマッサージしていくように、深く深く中まで伸びていった。

「ああ、そんな奥まで。。。。こ、壊れるーーーーー」

麗破の顔は紅潮していた。

「ふふふ、感じているようだな。感じながら死んでいくのも、なかなかないぞ」

「うう、わたしは、、、、感じてなんか、、、感じてなんか、、いない。。。。。」

「そうか、感じていないか。まだ胸があったな。妖魔観音よ、胸も責めてやれ」

妖魔観音は最後の2本の腕で麗破の胸をさらけ出した。そして掴み上げ乳首を弄んだ。

「ひぃーー、ああーーーー、頭が変になるーーーー」

「ふふ、ついに本性が出たようだな、どれ、その邪魔なマスクをどけて感じている顔を拝んでやろう」

「だ、ダメ、マスクだけはーーー」

「甘いわ。どうだ、いい顔になったかな」

毒斎は麗破の後ろに回り、両手をマスクにかけて無理矢理脱がした。

レイの真っ赤になった素顔が現れた。

「ああ!」

「いい顔だ、柳生麗破。じゅうぶん感じた女の顔だぞ」

「み、みるな。これぐらいで、まだ負けたわけじゃない」

「おお、まだ戦っているつもりか。妖魔観音、そのへらず口を塞いでやれ」

妖魔観音の首が伸び、麗破の顔と同じ高さになると、自分の口で麗破の口を塞いだ。

「ウゥゥウゥ、、、、、、」

麗破はまったく声がでない状態になった。

「ふふふ、声は出ずとも感じているのは、下の口から十分わかるぞ」

地面にシミが出来ていた。それは麗破の秘部からでた大量の愛液が滴り落ちたものだった。

「もう十分感じているようだが、もっと夢の世界に行かせてやろう。妖魔観音やるのだ」

妖魔観音は口から何かを麗破の中に流し込もうとしていたが、彼女は抵抗する。
だが、毒斎が後ろから鼻をつまみ、息ができなくなった麗破は口の中に押し込まれたものを飲み込むしかなかった。

「よーしちゃんと飲んだようだな。それは妖魔最強の媚薬だ。
もはや貴様の秘部感覚は今までにないところまで高められたのだ。」

「ううう、あああ、あそこがーーー燃えて、燃えているーーー」

妖魔観音がすべての手を離すと、麗破は地面にドサリと落ちた。
そしてピクピクと体を震わせ、両目を半開きにして、ゆっくりと起き上がり、毒斎を見つけると腕だけで毒斎に迫っていった。

「あそこに、く、ください」

麗破は毒斎にすがるようにいい、足を掴んだ。

「そうか。麗破は俺が欲しいか」

「は、はい、欲しいです」

「いいぞ、それこそ俺の女だ。ちゃんとご褒美をやろう」

そして毒斎は麗破を横たわし、麗破の秘部に舌を入れた。

「ああ、感じますーーーー」

「では本番といくぞ」

「はい、」

毒斎は自分を取り出し、麗破の中に挿入した。

「ああ、きてます毒斎さまーーー」

そして毒斎は思いっきりピストン運動を繰り返し、放出した。

麗破は白目をむき、意識はすでにどこかに行ってしまっていた。


***完