平成14年11月15日・初版

紅天使フォルティア・「堕天使誕生?紅天使調教計画・第3章」/妄想博士・著 (ヒロイン原案:悪の司令官)

「レイプ・レイプ・レイプ!」    邪鬼を深追いし、夜盗鬼族の罠に落ちたフォルティアを待っていたのは、50人がかりの陵辱だった。  パワーブレスの替わりに、「性奴隷の象徴…プレジャージュエル」を着けられたフォルティアは、そそりたった肉棒の前になす術も無く、 思い通りに玩ばれてしまう。  絶望の中で味わう恥辱と未だかつてない絶頂の連続で、フォルティアの肉体は、鬼族の目論見通り、 徐々に性奴隷のものとして目覚めていく。 そして…いよいよ、「正義の心」を「性鬼の心」に入れ替える儀式…性奴隷調教がフォルティアに施される。  セックス・トレーニングルーム…調教室である。 「鬼丸」の中心部にある調教室は、大きなレントゲン室のように、ガラスで2つの部屋…診察室と操作室…に仕切られている。  操作室の中には、フォルティアの調教が始められるとあって、邪鬼達が興味半分で続々集まって来ていた。  隣の診察室には、操作室から遠隔操作をする仕組で、沢山の触手がついたサンドバックを木馬(L字型)のように組み合わせたマシンが 設置されている。   これが、捕われたティアラヒロインを身体検査、レイプ、性奴隷調教する為に開発された新兵器、 「ティアラ・ヒロイン・エクスタシー・ロボット…通称、ザ・木馬」である。 「おいおい、あれが正義の味方…紅天使フォルティアか! だらしねえ巨乳の牝獣だな!」 「しかし、いい身体をしているな! あれなら極上の性奴隷になるぞ!」 「木馬がフォルティアの身体を隅々まで調べるぞ! 誰か、バストサイズを賭けないか?」 度重なる陵辱で失神しているフォルティアが、全裸のまま、運び込まれて来ると、一斉に邪鬼達から野次が飛ぶ。  隣の操作室から、調教責任者の青鬼がマイクを通じて指示を出す。 「さて、それでは調教を始めるか。 フォルティアにはエネルギーを補充させてやろう。 おい、パンティをもってこい… 調教には体力がかなり必要だからな。」  邪鬼の手でパンティを履かされたフォルティアだったが、未だ失神中…邪鬼により木馬に乗せられていく。  大きなお尻で木馬の背(横のサンドバック)にまたがり、巨乳を圧し付けるように、木馬の首(縦のサンドバック)に しがみつかされたところで、フォルティアの目が覚めた。  コスモパンティを履いたフォルティアには、エネルギーが補充され、見る見るうちに彼女の乳首の色が赤からピンク変化していく。 「ううん…はあ…エネルギーが戻って…はっ、何、これ? 手足を縛って…何をする気なの? 放しなさい!  いいかげんにしないと、後で承知しないわよ!」  青鬼の声がスピーカーから響く。 「ほほう、エネルギーが戻ると随分勇ましいな。 さっきまでは犯されては痙攣し、潮を吹いてはヒイヒイ言っていたのはどこの誰だ?」  フォルティアの頬は羞恥心から紅潮した。 「わっ、わざとよ…そう、演技よ。 とっ、とにかく、早く私を放しなさい!」 「ふっふっふ。 言うに事欠いて演技とは…。 まあ、これではっきりするだろう…フォルティア。  これからお前の身体検査だ…そして、弱点を見つけたら…ふっふっふ、機械が相手で不満だろうが…性奴隷の調教だぞ。 せいぜい頑張れよ!」 「なっ、なんですって。 そんな…人の身体を…勝手に測らないで! 止めなさい!」 エネルギーが戻っても、パワーブレスがあるわけではないから、手足を固定している革のベルトすら、引き千切ることが出来ない。  フォルティアは必死に身体をくねらせたが…、多少いやらしく見えるだけで…何も変わらない。 (ウイン・ウイン。 スー・スー) 木馬から生える、何本もの触手がフォルティアの肌の上をなぞり出している。 各サイズを測定しているらしい…やがて…。 (ピー。 コードSTH001ボディサイズデータ採取完了。 身長169.8cm 体重47.9kg  バスト93.2cm…Gカップ…。ウエスト58.5cm…。ヒップ90.5cm…。) 「おおっ!」 「ナイスバディーだ」 「おいおい、乳首が赤黒かったのが薄いピンクに変化してるぞ…!」  操作室では、モニターの数字に邪鬼達から歓声が上がっている。  「ふっふっふ、大した結果だ。 さあ、次はエッチなサイズだぞ。 検査開始!」  青鬼がマウスをダブルクリックすると、数本の触手がより深く、フォルティアの肉体を調査していく。  特に3本の触手は、ヒップにピッタリと張り付いたパンティをめくり、フォルティアの股間に侵入していく。 (ピー。 セクシャルパーツデータ採取完了! 乳房硬度…乳房張り具合…アナル深度…ヴァギナ深度10.4cm) 「おおっ、乳の柔らかさと張りは最高値だ。」 「ほう、案外浅い…これなら奥に当るぞ!」 「おい、静かに…次に総合判定だ!」 (ピー。ジャッジメント 性的能力998ポイント…性的耐久性978ポイント) 「すっ、凄いぞ! 全て群を抜いて最高値だ。」 「まさにSEXマシーンだ!」  邪鬼達の歓声と共に、青鬼の声が調教室に流れた。 「ふっふっふ、フォルティア…念のために質問しておこう。 夜盗鬼族の性奴隷になるならここまでで許してやるが… どうだ、性奴隷になるか?」 「だっ、誰が性奴隷なんかになるものですか! それより…あっ、あん! この触手を止めなさい!」 「やはりNO!か…まあ、ここで調教が終わってもつまらないし…それでは、たっぷり感じてもらうことにしよう!」 「止めて、止めなさい! あふん! いやっ、入れないで。 ああん、胸がサンドバックの中から触手で揉まれてる… あん、お尻の穴まで…でも、これ位で感じたりしないわよ! もがああ、むぐう! おえっ、ごほっ! 口の中まで…何よこれ?」  モニターには次々にフォルティアの性感帯が表示されている。 「ふっふっふ…フォルティア。まだ性感検査だ…実技は結果が全部出てからだ。『感じたりしない』なんてほざくと、すぐに後悔するぞ。 おっ、出たな。(ピー! コードSTH001性感データ採取完了! 性感帯、体位、リズム…全ての理想順位は以上です。  最適設定にしますか?)もちろんYESだ。 さあ、フォルティア待っていろ! すぐに後悔させてやる!」 (ウイイン、ウイイン、) フォルティアの周りで、自動的に10本の触手が動き、其々の挿入位置についた。  瞳までこじ開けられて、何かの画像が投影されている。 もちろん、パンティは既に下ろされ、お尻の割れ目が半分以上見えている…つまり、股間の2つの穴は無防備なのだ。 「はあ、これ何? サンドバックに胸がめりこんで吸い付いてる。 中から乳首に触手が…ああっ、パンティまで脱がされてる!  なっ、何この景色? いや〜ん、アソコが写ってる…」 「(ピー レイプ準備OKです。実行しますか?)さあ、調教開始だ! いくぞフォルティア。 エネルギーの限り、逝きまくれ!  YES!(カチッ)」 (ウイイン! ウイイン! グウウ〜ン!)  10本の触手がフォルティアの肉体を撫でる、揉む、空気を吹きかける等のアクションを始めた…中でも股間にはアナルを含め4本が、 パンティをめくり上げて挿入され…サンドバックまでもがフォルティアの巨乳を揉むように動いている。 「ああっ、揉まれると…。 それに、いろんな穴に入っていくのが見える! うっ、うっはああ! ううあああ! ひいいい!  そんなあ〜…一編にいい! 凄いい、ひいい! 逝くう、すぐ逝っちゃう…逝くう、逝くう、あ〜逝くうう!(ブゥシュウ!ビュ!) いやあ〜ん!」 ギラリ!…ギラリ!…と首輪のプレジャージュエルが妖しく輝いた。 たちまちフォルティアは絶叫の中、潮を吹いて昇天したが、相手は機械…全くリズムが同じだ…余韻すら与えてはくれない。  「はあはあ、うああん! あう〜う! 中で突かれて…押さえて…擦れてえ! 駄目え! 出る出る出ちゃうよ〜! あひいい!  逝くうう、また逝くうう! いやああん(ピュッ!ピュッ!)はあはあ、一秒も休めない…うあああ! 痙攣してるう、きゃあああ!」  隣室の鬼族全員がモニターに釘付けだ。 其々の値が最高値を示しているようで、モニターのグラフは真赤になっている。  青鬼はモニターで脳波、エネルギー値などを確認しながら、フォルティアの性感帯の解説を始めた。  「ふっふっふ、フォルティア。 今後のために教えてやろう。 子宮の入り口、Gスポット、クリトリス、あともう一点… フォルティアだけの謎のポイントだな…この四箇所がお前の最も敏感な部分だ。 ついでにアナルに入った触手と擦れ合っているのも 効くかも知れんな?」 「逝くう、逝っているのに、逝っちゃうよ〜! いや〜ああん! (ピュッ!ピュッ!)…うう〜う! もう、止めっ…はうう〜う!  あうう〜う!胸が揉まれて…あああ〜あ!いやあ〜ん!もういい!いい〜い! また吹いちゃう、逝く、逝くう、逝くう、あはっ〜ん!」 「あれだけの精液を飲んでいるんだ、潮も相当吹けるだろう?何があっても心配ないぞ…プレジャージュエルから放出される磁気により、 木馬はコントロールされているからな。どんなに昇天しても…悶え死にしないように加減してくれるはずだ… ギリギリでな…ふっふっふ!」  フォルティアは触手に最も感じる部分を責められ、何回も昇天しては大量に潮を吹いた。 昇天時の特徴…痙攣はひっきりなしにしているが、木馬も同時に揺れるので、荒馬に乗っているように見える。 ヴァギナも機械相手にキュキュと締めているようだ。 「ふっふっふ、見ろ! 涙をボロボロ流して…フォルティアが泣いているぞ! いい気味だ。  今までの正義の行いを反省してもらわないとな…おっ、また昇天のようだぞ…おうおう、大量に吹いているな… あれでは、潮なのか、オシッコなのか、判らんな?」  「あはん、あん! ひいいい! ひいい〜い! 逝くう、逝くうう、逝くうう…!(ビュシュウ!)ああ〜あ! 神様あ〜ん!  助けてえ〜ん! 止めてえ〜、ひいい〜ん! 洩れちゃうん! お願いいいん! いやあ、逝くう、いやあん(ブシュウ〜!) いやあ、そんな…ああん、一杯出ちゃうよ〜! お漏らししながら…あう、また逝くう、逝くうう!」 (ウイン・ウ・イ・ン・ン……ウ・ウ・ウ・ウ・ウ〜ン………) 「逝っくっうう〜(ジョワ〜!)あう〜う! はああ…はあ、もう、真っ白…ううん……」 「青鬼様! 機械が止まってますよ!」 「何だと! あれっ? モニターでは異常が無いのだが…。 おい、41、42号行ってみるぞ!」  青鬼と邪鬼達が診察室に入ると、そこはすごい熱気が立っていた。 そして、周囲一面に潮と汗が飛び散り、 フォルティアは木馬に爪を立て、しがみついたままだ。 白目をむいて、息をしているだけで、もちろん意識などは無い。 「開発されたばかりなので…何が原因なのか…?」 「んっ! ちぃっ、これは…防水加工がされてないぞ…技術班は何をやってるんだ!」 「大量の潮が原因で…なんと漏電! これ程の潮吹きが想定されて無かったので…すみません!」 「むう〜仕方がない…早く修理しろ!」  修理と言っても、まずは除湿し、乾燥させねばならない。 とにかく大変である。  そうこうしている間に、熱気も冷め、全裸のフォルティアは意識を取り戻していた。 (ううん…はっ! 私は今…? あっ、機械が故障…それで、やっと失神出来たんだわ。 でっ、でも…どうしよう?  修理が済めば、直ぐにまた…ああっ、神様! 助けて下さい!) 邪鬼達はフォルティアが絶望していることも気付かず、必死で修理をしているが…元々、防水加工をしていないため、簡単には直らない。 (とっ、とりあえず、失神しているフリをしているけど…。 これからどうしよう?  このまま抵抗すれば、さっきのように犯されちゃうし。 降伏すれば…性奴隷として犯されちゃう。 そっ、そうだ…せめて、昇天しないようにエネルギーを放出できれば…。でも、この機械、凄過ぎる… 失神すら出来ないなんて…信じられない。どんな作りになっているの?)  銀河連邦の調査官は、様々な機械構造に精通している。 フォルティアにもすぐに構造が理解出来た。 (効果の割には…案外、単純な作りだわ。 それに、電動だから、私のイオンエネルギーを注入すれば…爆発させることが出来るかも…? エネルギーの放出・注入を気付かれないようにやれば…でも…どうしたら出来るかしら?)  フォルティアの戦闘エネルギーはイオンが元になっている。  イオンとは、電気を帯びた原子や分子の総称で、原子間のつながりを作っている…例えば、水素と酸素は、其々が…電気を帯びている… 「イオン」の状態で、初めて水になれるのだ。  電気を帯びていると言うことは…電極(プラスマイナス)のバランスが崩れれば、イオンは原子の結合を弱めてしまう。  この原理を応用した「イオン爆弾」は、すでに銀河連邦で製造されていたし、調査官は特にこの手の知識は豊富である。   フォルティアに至っては、自分でエネルギーを持っているのだから、どんなものでも爆弾に換えることが出来る。  今は…注入方法と起爆装置が問題だが…。 (起爆装置に出来る物が…隣室のPC操作だと無いのかも…あっ、ひとつだけある! 私の性感レベルが絶頂になれば… プレジャージュエルから磁気が出て…センサーが反応するはず。 もう、これしか方法がないわ…! とても恥ずかしいけど… 性奴隷になるよりはマシ…まずはエネルギー注入だわ。) 「青鬼様! これで直りました。 あとは乾燥後にPCから指示を出せば動くはずです。」 「よし、ふっふっふフォルティア! 起きろ! 調教の続きが始まるぞ!」  フォルティアはお尻をペンペン叩かれ…、失神から目覚めさせられた…フリをした。 「ううん…はっ! ああっ、お願い…、もう許して! これから、私は夜盗鬼族の性奴隷になります。  なんでもしますから、調教だけは…許して下さい。」 「なにっ? フォルティア…正気か? これは…おい、邪鬼41号、赤鬼様を呼んで来い。 木馬が余程効いたのか?  だが…にわかには信じられんな!」 「お願いです…青鬼、いえっ、御主人様…信じて下さい! そっ、そうだ、性奴隷になる証拠を見せますから…」 「証拠だと? 何をしてくれるのだ?」 「これから鬼族の性奴隷になる私…紅天使フォルティア…いえ、堕天使フォルティアの一番恥ずかしい姿…オナニーショーを、 この木馬相手にやることが証拠です。」 「ほほう、自ら進んで…!あっ、赤鬼様…聞きましたか?フォルティアが性奴隷を承知し、自らオナニーショーをやるというのですが?」 「ふ〜む。 確かに信じられないが、それほど木馬の効果があったのかも知れん。 まあ、レイプばかりでも飽きてしまうから、 オナニーショーも悪くはないな…よし、イベントルームの舞台でやらせるか…おい、フォルティアを機械ごと運べ。」  駆けつけた赤鬼は、現場にいなかっただけに、案外簡単に納得した。 「うれしいわ…御主人様! それで、ショーについては、お願いが二つあります! ショーの最中は踊り子に手を出さないこと…、 それから、手足を自由にして欲しいのだけど…?」 「まさか、服従の振りをして、逃げようなんて考えるなよ? 『鬼丸』は鬼族以外の者が1人では、絶対に下船出来ないぞ。」 「逃げたりしません…鬼族のペットになるからには、ショーではエネルギーを全て使い果たさないと…。  それに、遠くまで逃げられるエネルギーは…御主人様の手の内なのです。 そんな心配よりも、御主人様の目の前で、 私が自ら巨乳を揉みしだく姿…見たくは無いですか?」  「むむっむ〜ん! それも…そうだな…よかろう。 しかし、パンティは渡さないぞ!」 「もちろんです。 ご褒美は肉棒を入れてくれるだけで…あっ、それから、ご褒美についても…条件、いえっ、おねだりがあるのだけど… 聞いてくれるかしら?」 「まだ、あるのか? 言ってみろ!」 「オナニーショーは毎晩やります。 ショーがよく出来たら、ご褒美として…そう、今晩から1時間ごとに邪鬼様1人ずつ… 私を可愛がって欲しいのです。 赤鬼様、青鬼様ばかりが私を犯していたら…みんなかわいそうだわ。  私は鬼族全員の玩具…性奴隷フォルティア…!」  フォルティアのおねだりに、赤鬼と青鬼は一瞬固まった。 「むっ、む〜ん! こっ、これは赤鬼様…完全に一本取られましたね?」 「痛い処を衝かれたものだ! さすがはフォルティア…申し出は正論だ…よかろう! 俺達は昼間に犯せば良いのだな?」 「寝る時間も欲しいけど…御主人様の命令ならば…いつでも、その肉棒を咥えます!」  意外なほど素直で、よく気が付く…性奴隷フォルティアのあまりの優等生振りに、赤鬼達はすっかり安心した。  「性奴隷としての心構えも良さそうですね。 これなら、鬼ヶ島に早く着けそうです。」 「そうだな、邪鬼達全員一周するまで4〜5日か…丁度いい頃だな? ところで、フォルティア!  判っているな…ショーでは、感じている演技や逝った振りをしても、プレジャージュエルの輝きですぐにばれるぞ!  ふっふっふ、本気を出せよ!」 赤鬼が釘を刺すと、性奴隷フォルティアは頷きながら、舌で唇を舐め廻し、ニヤリと微笑んだ。 (心配ないわ…私の恥ずかしい姿…たっぷり見せてあげるから…)  フォルティアの微笑みは紅天使のものでなく、まさに性奴隷のものだった。 ********************************************************************************  中東を思わせる、ムーディーな音楽と共に、木馬に全裸でまたがるフォルティアが、スポットライトに浮かび上がった。  パーティールームは真っ暗になっている。 「夜盗鬼族の皆さん。 私が紅天使フォルティアです。 今まで、皆さんと戦ってきたけど、今回…完全に敗北しました。  本当ならば、正義の敗北=死を選ぶと言うことなのかも知れないけれど、陵辱の中で、私の肉体は今まで味わったことのない快楽に 目覚めてしまいました。 私は正義のヒロインである前に、1人の女。  悪の前にひれ伏すことが、快楽への入り口なら…私は喜んで…悪の前にひれ伏します。  いままで、数々の悪事…邪魔してしまって、ごめんなさい。 私の肉体で償って行きたいの。  そう、これからは性奴隷…皆さんのペットになります。 今夜は私の…エッチなペットの一番恥ずかしい姿を見て下さい。」 「(ピー、ピー)イエッ〜イ!(パチパチ)いいぞ!フォルティア!」  邪鬼達から歓声が上がった。   「それでは始めましょう…今夜は初回。 私の攻略方法を教えてあげる! フォルティアの最大の武器はこの二つの柔らかくて、 張りのある…大きな胸…はあん!…胸を揉まれると弱いの…ううっ〜ん!」  フォルティアは両手で自分の胸を揉みながら、説明をした。 「おおっ〜!(ピーピー)」 「いいぞ! 挟まれたい!」 「だけど、揉み方が大事なの…一番感じるのは…牛の乳搾りみたいに…あっあん!…内側から外側へ… うっふん!…搾り出すようにするの。 そうすると、乳首がこんなに立っちゃう…ああっ、いやん! とても敏感になった乳首を…はあはあ…何かに擦りつけながら… あっふん!…乳房は搾り出すように…ああん…激しく、優しく…う〜ああっあ!」  木馬に乳を与えるような演技…これには、全く野次は飛ばず…生唾を飲み込む音だけが聞こえる。 「こうして、乳を与えるようにすると…もう、私の秘密兵器はビショビショ! こうして指を入れると…あふん…聞こえる?  『クチョクチョ!』って…ああん…これが私のいやらしい音。」  木馬が置かれた舞台はゆっくりと回転しており、正面の赤鬼の目前で、フォルティアの指が二本入っているのがよく見えた。 「はあはあ…ここまで来れば、もう私は…性の虜となった…ただの牝! こんなに太いバイブレーターでも… あ〜あっん!…ズッポリ入っちゃうの。 そうしたら、フルパワーにして…ううああっ…ウィンウィンて犯されてるう〜。  はあはあ、それで最後は、乳を搾るように…両手で…うああっ…揉んで…感じるうっ!」  木馬にまたがり、両手で乳を絞り与える動作が早くなる。 「バイブが奥に当って…うはあ、感じるう! 自分で揉んでいるのに…あうう〜う…胸が柔らかくて…ああん…もう、逝きそう!  激しく揉んで…ううっ、ああ逝くう、逝くう、ああん、いやああ〜ん(ガクガク)…はあはあ…ふう〜逝っちゃった。 はあ…はあはあ。」  もちろん、プレジャージュエルは妖しく輝く…演技などではない。 それが判るだけに、フォルティアが激しく痙攣しても、 会場は水を打ったように静まり返っている。 「はあはあ…ふう! うふっ、私の体はねっ…一度火が点いちゃうと、もう大変! 見られて恥ずかしいのに、こうして胸を揉むと… ああん…また、感じて来ちゃう…後はエネルギーが無くなるまで…はああん…何度でも…ああっ、見て…逝くところを見て… ああ、目で犯されてる…いやあん…恥ずかしい…ああん、見て、見て、逝くう、逝くううん!(ガクッ・ガクッ!)…。」  エネルギーを全て使い切ったせいか、淫らな自慰行為がもたらした絶頂のせいか、激しい痙攣の後、 フォルティアは木馬にまたがったまま、失神してしまった。 だが、木馬には何も変化が現れない。果たして、彼女の作戦は失敗してしまったのか?  邪鬼達は立ち上がり、万雷の拍手と賞賛の口笛をフォルティアに送っている。  青鬼が感心したように赤鬼に話し掛けた。 「やりますな…興奮してしまいました。 これから、直ぐに犯したい気分です!」 「その通り…同感だな。 しかし、フォルティアとの約束もあるし、なにより、我々はあの邪鬼達の上司だ!  今晩は我慢しなくてはならんぞ…青鬼!」 「やはり…そうですね。 残念ですが…邪鬼達に譲りましょう。」 「仕方ないな。 おい、邪鬼達! ここに並べ! これから、いい夢を見せてやろう!」  赤鬼は、「一時間、個室でフォルティアを自由に出来る権利」を、最近まで人間だった邪鬼5人に与えると、青鬼と愚痴りながら、 寝室に去っていった。 「今後、この分を働いてもらわないと…部下のご機嫌取りも辛いな…青鬼!」 「はあ、私達など…フォルティアに負けては、妖鬼様から怒られ、フォルティアを犯したいときには、邪鬼達に譲らねばならない… 中間管理職の悲哀を感じますな!」 「まあ、明日の朝まで我慢だ…寝るぞ!」 「はい、おやすみなさいませ…赤鬼様。」 ********************************************************************************  初めの相手…邪鬼50号の個室に失神したフォルティアが運ばれて来た。  運搬係りは順番待ちの邪鬼49、48号だった。 「邪鬼50号! それでは、1時間後に来るまで…たっぷり楽しめ! 俺達は監視役として、この部屋のカメラ映像を 楽しませてもらうことにする。 それから…ひどい話だが、パンティは青鬼様が保管をするそうだ。  2回戦したければ、自力で頑張れ…逃げられないようフォルティアのエネルギーは予備を除いて、ほとんど空にしておくそうだ。  俺達には…マグロ状態で十分…なのだろう? まあ、いい。 健闘を祈るぞ!」 (バタン!) 「なんてことだ…さあ、フォルティア。 起きてくれ…バイアグラエネルギーはどうなのだ?」  邪鬼50号に身体を揺すられ、フォルティアは目が覚めた。 「ううん…はあ、あっ…ここは?そうか…貴方が最初の御主人様ね。いいわ、私を食べて…あっ、その前に私のショーいかがでした?」 「すっ、凄く良かった…だが、それで抜いてしまって。 そこでお前のエネルギーが欲しいのだが…」 「いいけど…それでは1回しか犯せないし、私は動けなくなるから、マグロ状態よ。」 「折角の機会なのに…パンティを持っていくとは、全く赤鬼様、青鬼様は邪鬼達のことは考えず、自分達ばかりだ…」 「随分とご不満ね。 私を何回も犯したいなら、いいこと教えちゃおうかな…でも、無理ね?」 「何、何だ? 無理でもいいぞ! 頼む、教えてくれ!」 「貴方の望みは、私の肉体を何度も繰り返し犯すことでしょう? それに、本心は独り占め…自分だけのペットにしたいのよね?」 「もちろん…そうだが、そんなこと赤鬼様や青鬼様が承知しないぞ。」 「だから無理なのよ…だって、嫌な上役のことを考えたら、何も出来ないでしょう。」 「それはそうだが…どうすればいいのだ?」 「私を連れて逃げちゃえばいいのよ! 好きな時に何回でも犯せるし、どんな恥ずかしいことでもさせられるでしょう?  それに私は性奴隷…誰に犯されようと同じだけど、やっぱり、一番人間に近い人がいいわ。 もしかすると…凄い事…しちゃうかも?」  邪鬼50号は、フォルティアの挑発的な言葉(先程からポーズも挑発的なのだが…)に思わず生唾を飲み込んだ。 「ごくっ! 凄い事か…エネルギーを無くして、手足を縛っていれば…抵抗されても負けることはあるまいな?」 「抵抗してもいいわよ。 今の私では…貴方には勝てないから、負けてお仕置きされちゃうけれど。  でも、明るい太陽の下で、何度も何度も愛し合うのも悪くないんじゃないかしら…。 とにかく、色々なプレイが出来そうね?」 「よし、そうしよう! 独立だ! それなら、テレビカメラと集音マイクに細工をして…」  1時間後、邪鬼50号の部屋にフォルティアの迎えが来た。 「邪鬼48号よ!50号はまだやってる最中なのか?」 「そうだ49号! やつはこの一時間ずっと同じ体位で入れていたぞ。」 「1時間か…よく射精しないでいられるな…大したものだ。」 「そうだな。 エネルギーは残ってないから、『抜かずの二発』ではないしな…ここだ。」 「(ドンドン!)お〜い、邪鬼50号! 時間だぞ!」 「(ドンドン!)後がつかえているのだ! 開けるぞ!(ガチャ)あれ…誰もいない!」 「おい、カメラに細工が…これは…大変だ!」  報告後、ゴムボートが一隻無くなっていることが判り、「鬼丸」は上へ下への大騒ぎになった。  「もっと、奥まで〜! ああっ、そう! 来てる、ズンズン来てる…ああ〜あっ!」  同じ頃、フォルティアは波間に漂うゴムボートの上で、鬼族から離反独立をした邪鬼50号に犯されていた。  1時間前、「鬼丸」から邪鬼50号の手引きで逃げ出していたのだ。 「これで、大丈夫!」と判断したフォルティアは、逃げようともせず、自ら邪鬼50号に最後にエネルギーを与えると、 その肉棒を後ろから受け入れた。 「うおっ〜! とてもいいぞ! この締まり…この乳…この喘ぎ声…今日から全部、俺のものだ! どうだ、効くか?  SEXペットのフォルティアよ!」  邪鬼50号は、不安定な立ち方で、フォルティアの大きなお尻をビシビシ突いている。  「はうううっ! 突いて、もっと! 絶対に逝きたいの…もっと、ああっ! 約束よ…昇天させて…あううん!  そう、突いて、そう、そうおん、もっと、もっとおっ〜!」 「ううっ、もう限界だ…出すぞ! うおっ!(ドピュ!)」 「駄目よ! 駄目、駄目、一緒に…ああ〜ん…逝く前なのに、萎んでる…!」 「うっ…すっ、すまん。 出してしまった…! だっ、だが、約束は守る…。 逝かせてやるから安心しろ…!」 邪鬼50号は収縮した肉棒を抜かずに、隙間から指を入れた。 指で責めるは、フォルティアの弱点…クリトリスとGスポットである。  考えてみると、自分が射精したばかりの場所に指までいれて、精子を壁に擦り込むという、すごくエッチな行為である。  フォルティアもたちまち快楽の渦に巻かれ、自らの巨乳を揉み出している。  「うわっ〜…開かれて、ああっ、肉棒はしぼんでるけど、入ったまま…指い〜! いい〜い! 凄い… これなら逝く、吹いちゃう、逝く、逝く〜う、あはっ〜ん!(ブッ、ブッシュウ!)」 何かがギラリと輝いた瞬間に、邪鬼50号はフワッと体が浮いたように感じた。 実際、フォルティアの強烈な潮吹き昇天により、邪鬼50号は十数メートルも吹き飛ばされていたのだ。 邪鬼50号は空中で、何かが遠くで爆発したような音を聞いたが、確かめるすべも無く、海面に叩きつけられていた。  ゴムボートに残された性奴隷フォルティアは、全裸のまま、大の字になり…夜空を見上げていた。  丁度、黒い雲から月が顔を出すところだった。 「はあはあ…。 さっきの爆発音は『鬼丸』のものね…これで、どうにか終わったようだわ。  そう、すごく恥ずかしかったけど、オナニーショーなら怪しまれずに細工が出来るもの…。」  フォルティアはオナニーショーで、エネルギーを木馬に注入して、イオン爆弾に改造していたのだ。  木馬は、プレジャーストーンからの磁気に反応するのだから、起爆装置はフォルティアの肉体ということになる。  反応レベルは最高値にセット…これなら、肉棒を挿入されたまま逝かない限り反応しない。 いくらオナニーで昇天しても爆発はしないのだ。 「逝ったら…大爆発!」フォルティアは…きわどい賭けに勝ったのだ。  フォルティアは巻かれていた首輪を外し、輝きを失ったプレジャージュエルにキスをした。 唇のルージュはすっかり剥げてしまっている。 「私が昇天しないといけないのだけど…船内では爆発に巻き込まれちゃうし…。でも、さすがに銀河で一番淫らな宝石… それにしても、私の記憶にあったデータ通り、こんな距離まで届くなんて…凄い磁気! 散々、悩ましてくれたけど… 最後はプレジャージュエルのおかげね、ありがとう。(ポチャン!)」 フォルティアはボートの外に手を出すと、プレジャージュエルを海に落とした。 もはや、全てのエネルギーを使い果たし、動くことも出来ない。 プレジャージュエルを失った途端、強烈な疲労を感じたフォルティアは、ゆっくり目を閉じ、安堵のため息をついた。 「ふう〜! とにかく…これで性奴隷にならなくてもいい… やっぱり、私は、悪と戦う銀河連邦のティアラヒロイン…紅天使フォルティア! 鬼族だけは絶対にやっつけてやるんだから…! さあ、少し、休みましょう… きっと、どこかの島まで、波が運んでくれるはずだわ。」 最大のピンチを切り抜けた紅天使フォルティア…。  プレジャージュエルはゆっくりと波間に沈んでいく。 ただ、いつものような真紅のキスマークはついていない…。 それが、今回の苦戦を物語っていた。 ***完