平成15年8月8日・初版 MonkeyBanana2.Com Free Counter

新・流星天使ラスキア「飛び散る汗!ラスキアの華麗なる艶技」第2章/妄想博士・著

流星のようなスピード技で赤鬼、青鬼、そして妖鬼までも軽くいなしたラスキア。 だが、妖鬼を逃がさぬために出口へ駆け寄ったとき、重大なミスをしてしまった。 妖鬼は逃げようともせず、押さえた指の間から邪悪な瞳を輝かせ、倒れている桃子に駆け寄ったのだ。 「ほっほっほ、まだまだ逃げるつもりはありませんよ…ラスキア! おっと、動けば、この小娘の命がなくなりますよ!」 妖鬼は黒いピンヒールを履いている。そして鋭利なヒールが桃子の頭を踏んでいた。  「ああっ…妖鬼! そっ、その足を桃子さんから退けなさい!」 「ほっほっほ…中々苦戦しましたが、どうやらこれで形勢逆転のようですね…」 妖鬼が少しでも体重をかけると、桃子の頭蓋骨は簡単に踏み抜かれてしまう。どうすることも出来ないラスキアは棒立ちになった。 口調も自然に弱くなる。 「人質をとったつもりね…? でっ、でも…鬼族は人殺しをしないはず…」 「ほっほっほ、その考えは正確ではありません! 私達、夜盗鬼族の原則は『人間は生かしておけば奴隷になるが、 殺してしまえば役に立たない』です。勿体無いから殺さぬだけのこと…」 「くっ…なんて卑劣な考え方なの…」 「ほっほっほ、特にこの小娘のように、夢のために汗を流した人間は、意志が強くて奴隷には向いてはいません! 我々鬼族にしてみれば、益々生かしておく必要がないのです。人質に使えただけでも上出来…まあ、それはとにかく… 全てはラスキア…貴方次第です! …降参ですか? それとも…何の役にも立たない人間を見殺しにして抵抗しますか?」 「ううっ、卑怯な…わっ、判ったわ! 残念だけど…桃子さんに手を出さないと約束するのならば…仕方ないわ…」 ラスキアは渋々と両手を上げた。 「ほっほっほ、随分と物分りが良いですね…ラスキア! それではそのまま後ろを向いて壁に両手をつきなさい! …いいや、違います… 上半身だけを折り曲げ、腰の高さに手をつくのです! そう…丸いヒップを突き出すようにして…」 人質をとられては仕方がない。ラスキアは言われるがままに、壁に両手をつくと、ぐいっとお尻を突き出した。 「こっ、これでどう? 言う通りにしたのだから…早く、桃子さんを自由にしなさい!」 「ほっほっほ、まだまだ安心など出来ません! おっと…動くと、ヒールが突き抜けますよ!」 妖鬼の優勢を待っていたかのように、廊下まで押し出されていた青鬼が戻って来た。 「おおっ、早くも逆転とは…さすがは妖鬼様!」 少し呆れたような声で妖鬼が応じる。 「何を今更…。パラレルワールドに来ても、相変わらず役に立ちませんね…青鬼! 追従を言う暇があったらステッキを拾って来なさい!」 邪悪な気配が淫らな気配に変わっていく。少なくともラスキアにはそう感じられた。 案の定、青鬼が戻ってくると、お尻の割れ目を薄いコスチューム越しにススッ〜となぞられた。 「あっ、ステッキ!」 敏感な部分で、そう感じた瞬間、今度はバックルが外されパワーベルトが床に転がった。 「あっ…くっ、ベルトが…これでスーパーパワーが使えない…。でっ、でも…私を処刑するつもりなら…無駄よ!」 「ほっほっほ、元から処刑をするつもりなどありません。人間ならともかく、折角捕えたティアラヒロインにはやってもらいたいことが 山ほどあるのです。…そうですね…とりあえず、赤鬼の介抱でもしてもらいましょうか?」 「それは名案ですな! ふっふっふ、ラスキア…来るのだ!」 青鬼にぐいっと髪を引っ張られたラスキアは、そのままの姿勢で壁を伝って赤鬼の股間へ誘導された。 「さあ、ラスキア…赤鬼を介抱してやりなさい! もちろん手を壁から離してはいけませんよ!」 「なっ、何を言っているの? …意味が判らないわ!」 「ふっふっふ、しっかり咥えるのだよ…ラスキア!」 ラスキアの目の前で赤鬼の虎皮のパンツが下げられ、真っ赤な肉棒が取り出された。電撃のショックですっかり萎えているが、 それでも十分に巨大だ。 「咥える…って、まっ、まさか? いやよ!…だっ、誰がそんなことをするものですか!」 「おやおや…人質の命は良いのかな? さあ、さっさと喉の奥まで頬張るのだ!」 半ば強引に顔面が肉棒に押し付けられる。人質をとられた上に、パワーベルトを失っているラスキアはこんなことにさえ 抵抗することが出来なかった。 「ううっ、卑怯…もほっ、むっ、むぐっ!…んっんん…んぐっ…」 「もっと、奥まで…それから、腰を振ることを忘れるな! そう、その調子だ! …んっ、おいおい…音が出てないぞ!  もっと、舌を使ってピチャピチャ舐めるのだ!」 青鬼の叱咤が飛ぶ。その掌(てのひら)はお尻の割れ目や太ももを撫で回している。 唾液が馴染むと肉棒が舌の上でビクッと動き、急激な成長を始めた。 長さ、太さ、そして硬さが増していく。その度合いとスピードは呆れるほど凄まじい。 「…んぐっ…んっはっ! …やん! ううっ…うぐっ、むぐう…はっふっ! …ああっ、もう、口に入り切らない!」 顔をしかめるほどの生臭い匂いと、大きさに耐え切れなくなるが、許されるはずもない。更に大きく口を開けられたラスキアは 再度、肉棒に押し付けられた。 「ふっふっふ、ラスキア…休んでいる暇などないぞ! しっかり咥えろ!…んっ、赤鬼様の意識が戻りそうだ… よし、ラスキア…唇で締め付けながらもっと早く動かせ! …そうら、もっと早くだ!」 鋼のように硬くなった肉棒が口の中を暴れ廻る。先端は喉の奥まで達している。 「はうっ…んぐっ…むぐっ! はあはあ…んっ、ぐっ…もほっ〜…んぐっ〜…んん〜ん…」 強引に押し付けられたり、引かれたり…ラスキアの動きが加速される。どうすることも出来ないラスキアは、屈辱を感じつつも 青鬼の命令通り唇で肉棒を締め付けていく。 「んっ…そろそろ発射だぞ! ふっふっふ、人質の命を助けたいなら、一滴も残さず飲み干すのだぞ! 判っているな…ラスキア!」 青鬼の言葉を待っていたかのように、ただでさえ大きな肉棒が、口の中でムク、ムクッと更に膨張し、ビーン!と完全に硬直した。 そして細かく震え出すとドピュ!と音を立てて何かを吐き出した。 ドロドロした感触と濃厚な生臭さを併せ持ち、邪悪なDNAを大量に含んだ快楽によって放出される液体…精液が吐き出されたのだ。 「むっ…んっ、ぐっ! …んっぐう! …ごくっ、ごくっ、ごっくん! …んっはあ〜、まだっ…ごくり!」 一定のリズムで吐き出された精液は、ラスキアの喉を伝って胃に注がれていく。 焼け付くような苦さと、例えようもない屈辱を感じながら、ラスキアは精液を残さず飲み干した。 「ふっふっふ、中々の飲みっ振りだぞ…ラスキア! …おっと、肉棒に残った精液も全て吸い出すのだぞ!  それから飲み干した後は、お掃除を忘れるな! 赤鬼様に失礼の無いよう、舌でピカピカになるまで舐めるのだ!」 「うぐっ…ずっ、ずずっ! …はあはあ…んぐっ! …レロレロ…ペロペロ…」 肌を撫でまわす掌が一時たりともラスキアに人質の危機を忘れさせない。 ラスキアは命令通り、精液をすすり、肉棒を丹念に舐めた。 「…ううっ…むうう! …なんと気持ちの良い目覚めなのだ…んっ? 俺様の肉棒をラスキアが…こっ、これは? そうか…さすがは妖鬼様!」 すっかり萎えた肉棒の上から赤鬼の声が聞こえた。 同時に撫で回す手が二本から四本に増える。今度は強化コスチューム越しに巨乳まで揉みしだかれていく。 「ほっほっほ、ラスキア…赤鬼を見事介抱しましたね! 約束通り人質の命は助けてあげましょう」 ともすればコスチュームの隙間から差し込まれてくる20本の指に、身体をくねらせていたラスキアは、妖鬼の言葉にはっとした。 妖鬼が人質を放しパワーベルトを取り戻せれば、逆転は容易だ。幸い、ベルトは真下にある。 「ほっほっほ…しかし、赤鬼、青鬼…パワーベルトを失ったラスキアには執拗ですね。戦闘では弱いですが、淫らなところだけは 頼りになります! よろしい、わらわが、下の口を仕込んで差し上げましょう!  ほっほっほ、見事なヒップ…さぞかし具合も良いでしょう!」 「おおっ!」 野太い歓声とともに、ラスキアを悩ます指がかき消すように居なくなった。 もちろん人質を妖鬼が放す瞬間…だけを待っているラスキアには、無抵抗な肉体を手放した赤鬼達の真意を推し量る余裕はなかったし、 歓声の意味も知る必要がなかった。 ただ、お尻に何かが触れたとき、まだ逆転を考えるには早過ぎたことに気付いたのだ。 「えっ…高電圧ステッキ…? (バリバリバリッ!) きゃああああ…うっうう〜ん…」 目の前が真っ白になり、思考能力が失われていく。 (徹底的に辱いことをさせられ、今度は電撃まで…けれど、絶対悪には屈しない!) 絶望的な状況を感じつつ、ラスキアは必死で気持ちを立て直した。 だが、ここはパラレルワールド…。 ラスキアへの責めは、まだまだ徹底的ではないし、ラスキア自身、まだまだ絶望を味わうには早過ぎた。  こちらの世界の鬼族は、ラスキアの予想より遥かに邪悪で貪欲だったのだ。 (バリバリバリッ!) 改めて激しい電撃がラスキアを襲った。 「それでは実技を見せてもらいましょうか。ほっほっほ、あどけなさの残る美少女ラスキア…ついでに大人の女の喜びも たっぷり仕込んであげましょう! …ほぉ〜ほっほっほ…」 薄れ行く意識の中で、妖鬼の言葉と笑い声だけがいつまでも鳴り響いていた。 ************************************************** 「一番…ティアラヒロイン、流星天使ラスキア…リングの演技です」 スポットライトのような照明が照らされ、スローテンポのBGMが流れ始める。 理屈抜きに嫌な予感と不自然な状況を感じたラスキアはこのとき失神から目覚めた。 (んっ…そうだ…精液を飲まされ…高圧電流を浴びたんだ…) 胃もたれと肉体の痺れを振り払いながら重いまぶたを開けると、いきなり鬼族の女首領…妖鬼の冷たくも美しい顔が飛び込んできた。 「ほっほっほ…ラスキア…やっとお目覚めですか?」 「うっう〜ん…妖鬼…。…人質はどうなったの?…はっ! こっ、この場所は…?」 ようやく頭の中の霧が晴れたラスキアは、新体操の競技が行われた体育館に戻っていることを知って愕然とした。 「ほっほっほ、安心しなさい。役に立たない人間は地下に置き去りにしてあります。それより演技が始まったところですよ…ラスキア!  新体操ではなく性体操。まずはリングの演技からです…ほっほっほ!」 円形の大きなリング(二つのリングを組み合わせた円形磔台)に、大の字で固定されている四肢は全く動かない。 強化コスチュームは電撃のショックで、ズタズタに裂けていて巨乳や股間を無様に晒している。 それだけではない。 ティアラヒロインの場合、頭上のティアラから流れる微弱電流により、常に理性が保たれているはずなのだ。 (ちなみに、ティアラは絶対に外すことは出来ないし、万が一、子宮内に異物が混入されても、それを浄化する作用もある) つまり、この姿では羞恥を覚えるはずなのに、今日に限って全くそれがない。しかも、恥ずかしい部分を見せ付けることにより、 妙な開放感や優越感すら感じてしまうのだ。 「一体、私に何をしたの? そっ、そして、これから何を…はっ…いやっ…止めなさい!」 妖鬼は指を広げると左右の巨乳をわしづかみにして丁寧に揉み込んでいく。時折、指の間で乳首をはさみ、適度な強さで弄んでいく。 状況からいっても、今までなら絶対に感じるはずなどないのだが…このときのラスキアは思わず熱い吐息を漏らしてしまった。 「止めなさい…んっ…うっう〜ん…えっ? こんな…嘘みたい…んふっ、うっふ〜ん! …そっ、そうだ…パラレルワールドでは…」 他のティアラヒロインと同様、パラレルワールドでのラスキアの戦闘エネルギーは巨乳に蓄積され、パワーベルトを通して発揮される。 パワーベルトを失い出口を無くした戦闘エネルギーは、巨乳を揉まれることにより不必要に逆流し、肉体の感度を高めてしまうのだ。 「ほっほっほ、可愛い顔をしているくせに…なんて大きなバストでしょう? おやおや…乳首がピ〜ンと立ってきましたね! プレジャージュエルも輝きを増して来ましたよ!」 「んっん〜ん…うふっ! えっ…プレジャージュエルを巻かれているの? …ああっ、こっ、こんなに…効くなんて…ううっ!  …はああっ…がっ、我慢出来ない…んっくっ!」 プレジャージュエルとは、触れている者(女性というより牝専用)の肉欲を高める、不思議な磁気を発する宝石である。 性感の高まりに反応し、輝きを増すことから、闇社会では性感センサーとしても用いられる。ちなみにエクスタシーを迎えた時の輝きは どんな宝石よりも美しいとされ、「性奴隷の象徴」とも「快楽石」とも称されている。 「おやおや、何も知らない小娘だと思っていたのに…。ほっほっほ、ジュエルのパワーだけではありませんよ…本性が淫らなのです。  隠していても判ります…その無邪気なアイドル顔の裏には、高慢ちきな痴女の顔を隠しているのでしょう!」 「うっはあ〜あ…嘘よ…私は…うっうう〜ん! …正義のティアラヒロイン…んっ、ん〜ん…流星天使ラスキアあっああ〜ん!」 必死で気持ちを持ちこたえようとするも、舌がもつれて言葉にならない。既に肉体は昂ぶりコントロールを完全に失っている。 「ほっほっほ、それではもっと本性を暴きだしてあげましょうか? こちらを責めればすぐに判りますよ。 おやおや…もうこんなに濡れているではありませんか…いけない娘ですね!」 ラスキアの股間を軽く撫でた妖鬼はあざ笑いながら、ゴロリとリング全体を回転させた。 必然的に、真っ黒なヘアーと二つの恥ずかしい穴が上になり、頭が下になる。 リングのサイズがピッタリ合っているので、大の字にピンと伸びた四肢は、逆立ちしても全く変わらない。 「ああっ…いやん…止めなさい! こっ、こんなことをしても無駄…うっ、うっくっ、うっあ〜あ!」 精一杯の抵抗を示すつもりが、肉体が勝手に震え、言葉が喘ぎに変わる。 無防備になった下半身…割れ目に沿って、いきなり舌が這わされたのだ。 「ほっほっほ、凄い反応ですね…ラスキア! しかも、この肉汁の味…男には堪らない風味ですよ。 さて、それでは演技にかかりましょうか? 赤鬼・青鬼の邪悪な精子がよく馴染むよう、念入りに仕込んであげますから、 存分に楽しみなさい!」 いきなり二つの穴に、指が入りポイントを責め始めた。余りの的確さにラスキアは声をあげずに居られなくなる。 「あんっ、あんっ…いっ、いやあ〜ん! くうっ、あっ、ああんっ!…おっ、お尻の穴までっ…うっ、あ〜あん!」 たちまち身体の芯が燃え上がっていく。  ラスキアは下半身を激しくくねらせ、リング全体をグラグラと揺らした。 重心が動くためリング全体が揺れる。 この動きを利用した妖鬼は、少ない力でリングを前後左右に回転させていく。妖鬼はリングに合わせて動くため、指が抜かれることはない。 ラスキアは逆立ちしたり、後ろを向いたり、コインのようにクルクル回転したりしながら、責め込まれ悶絶した。 「あんっ…廻るっ…逆さまっ! うっ、くうう〜、恥ずかしいのに…駄目っ! 全然、我慢出来ないっ…あっ、あっあ〜あ!」 「ほっほっほ、盛り上がって来たようですね。よろしい…まずはアナルから仕上げてあげましょう!」 アナルに二本の指が入り、ぐっと拡げながら中を弄っていく。また別の穴に入った指とも、肉壁を通して連携した動きを見せる。 ヘアーは一本一本丹念に舌で舐められ、左右の巨乳は逆手で交互に絞り上げられる。プレジャージュエルの輝きなのか、 目の前がギラギラ輝く。 全ての指や舌、そしてリングやジュエルまでもが…計算されたように動き、アナルの奥へ性感を凝縮していく。 ちょうど逆さまになったところで、ラスキアのアナルの昂ぶりはピークを迎えた。もちろんこんな体験をしたこともないラスキアは、 堪らず甘ったるい悲鳴を上げた。 「あんっ、あっう〜う! はあはあ…やんっ、いやあ〜ん…逝く、逝くう、逝っちゃう! お尻でっ…いやっ、だめえ〜えっ!」 「ほっほっほ、そろそろ大技をみせる時間ですよ…ラスキア! さあ、アナルで…力一杯お逝きなさい!」 妖鬼の言葉とともにアナルがギュ〜ンと絞られた。ラスキアは自分でも信じられないほどの早口で、思いの丈を連呼した。 「あんっ、あんっ、あっああんっ! …お尻っ…お尻でっ…お尻の穴でっ、逝く、逝く、逝くう〜う!  うっ、う〜ううっう〜ん…いっやああ〜あん!」 ようやく動きを止めたリングの中で、入れられたままの二本の指を離さぬように咥え込みながら、ラスキアは細かく股間を震わせた。 そして毛穴という毛穴から細かい汗を一気に吹き出した。 もちろん、これらは、ラスキアが意識してのことではない。ラスキアの意識は悲鳴のような絶叫とともに、 流星のごとく舞い上がり燃え尽きていたからだ。 「ほっほっほ、完璧なアナル昇天ですね…ラスキア! ごらんなさい…ジュエルがこんなに綺麗に輝いて… おやっ、もう失神をしているのですか? ほっほっほ、困ったヒロインですね…まだまだですよ!」 妖鬼はピンクローターを取り出すと、手馴れた動作でアナルに差し込んだ。アナルがジ・ジ・ジッ…というモーター音を響かせながら かすかに震える。仕上がった部分の鮮度を保つ工夫のようだ。 次に妖鬼は両手を下に下ろして、ラスキアの巨乳を逆手でわしづかみにした。そしてリングごとクルンクルンと回転した。 「ほっほっほ、これでも、気を失っていられますか…ラスキア? 次はその巨乳を仕上げますよ!」 汗で湿った巨乳は揉まれるごとに、キュッ!キュッ!と小気味の良い音を立てる。 テンポの良い音と、ジワジワと体内に逆流する戦闘エネルギーにより、燃え尽きたはずのラスキアの意識が再び燃え上がる。 強引に失神から呼び戻されたラスキアは、状況を理解する間もなく、官能にその身を捕えられた。 「…うっ、うっう〜ん!…はあはあ…んっ…はっ!ああっ、こっ、今度は胸が…あっ、ああん…やんっ!」 「ほっほっほ、さすがはティアラヒロイン…もう回復ですね! さあ、次はこの牛のように大きな巨乳で逝くのです!」 先程の昇天までアナルに集中していた性感が、両方の巨乳に移ってくる。もとより乳首はビンビンに立っているし、 身体の芯は更にジンジンと焼けて来る。 二回目の昇天は簡単だった。 股間を妖鬼の舌が這い回る。アナルの中がローターで震えている。そして巨乳が牛の乳搾りのように揉まれ、キュッ!キュッ!と 一際激しく音を立てた時、ラスキアの目の前が綺麗な輝きで照らされた。 「あんっ…ああっ、ああっ〜! …逝く、また逝く…うっく〜う、逝っちゃう!いやん!いやあ〜ん! おっぱい…おっぱいでっ…ああっ〜、ああっ〜あ、ああ〜、逝く、逝く、逝く、逝くう、逝っくう〜う! あう〜あっ、くう〜うっ!」 ラスキアの絶叫と同時に、リングは逆さまになってピタリと停止した。 二つの巨乳は妖鬼の掌からプリ〜ンと飛び出すと、深い谷間を作ったり、離れたりしながら、ブルン!ブルン!と円を描くように ダイナミックに揺れた。 乱れ狂ったように動く巨乳は、やがて頂点でピンとふんぞり返っている乳首を中心に落ち着きを取り戻していく。 逆さまになっても全く型崩れをしないロケット型の美巨乳は、ジュエルの輝きに照らされながら更に淫らさを増していく。 自分の巨乳を下から見上げるラスキアは、このとき女としての喜びを心底かみ締めながら昇天した。 「ほっほっほ、大技が決まりましたね…ラスキア! おやおや、よだれを垂らしながら昇天失神とは…まったくだらしない痴女ですね!」 妖鬼はラスキアの巨乳に丸いシールを沢山貼り付けていく。端から乳輪はのぞいているが、乳首もニップレスを貼ったときのように シールで隠された。 そして、小型の機械を取り出すと、細いコードでシールと繋ぎ、スイッチを入れた。 小型の機械は低周波マッサージ器のようなもので、振動レベルはもちろん最大値になっている。 ビ〜ンと言う音を立てながらラスキアの巨乳が自然に波を打っていく。 「アナルにローター。巨乳は電子の力で揉みほぐされる。このまま、どれだけ失神していられるか・・・試して見るのも一興ですが、 残念ながらそこまで時間がないようです。ほっほっほ、ラスキア・・・目覚めなさい! いよいよ最後・・・本当の昇天をさせてあげましょう!」 妖鬼の指が二本、ラスキアの中に深々と差し込まれて、ゆっくりと動き始めた。同時にリング自体もグラグラと揺れ始める。 肉体の内側で、大地震が起こっているような振動を感じたラスキアは、堪らず失神から目覚めた。 ただ、今度は完全に覚めきることが出来ない…中途半端な目覚め方。 そして、ぼんやりした感覚のまま、一気に官能の世界に突入させられた。 「うっ、うう〜ん…は〜ん…あっ、はあ〜ん! …うっう〜ん…あう〜あ! お尻にいい〜い、お尻の穴にい〜い、何かがぁ〜あ!  …はっう〜う、いっ、いっやあ〜ん! おっぱいがぁ〜あ、揉まれるう〜う! …あっくう!…あっひい〜い!…凄い、凄過ぎるう! 指い〜い、指があ〜あ!二本の指があ〜あ!…中っ、中あ〜あっ!」 妖鬼の責めと小道具により、ラスキアの肉体は燃えるように熱くなっている。まるで地震の後で大火災が発生しているようだ。 ただ、ラスキア自身は完全なパニックに陥っていて、何が何だか判らない。なにしろ、ローターとマッサージ器の音を聞くことすら 出来ないのだ。もっともラスキア自身の湿った音がクチョクチョと大きな音を出していたこともあるが…。 「ほっほっほ、掘れば掘るほど、愛液が泉のように湧き出てきますね。おやおや…回転の勢いで撒き散らして…。 なんて、はしたない真似を…。ほっほっほ、それならいっそ…思い切り吹き上げてもらいましょう!」 大火災には大量の水が必要…ラスキアの肉体は自動的に元栓を全開にした。 時を同じくして、巨乳やアナルから性感が集まってくる。今度の集合先はラスキアの身体の芯だ。 リングがちょうど逆さまになったところで、ラスキアは逝った。それも、天に向かって高々と潮を吹き上げながら…。 「うっくう〜う!逝く、逝く、逝っちゃう…いやっ、いやっ、いっやああ〜ん、逝っくうううう〜う!(ピュ、ピュウ〜!) うっひいい!出るう!もっと出る!…やあん!…いやあ〜ん!」 昇天していく逆さまのラスキアを軸に、リングはゆっくり横回転している。 ただ、今回の昇天はラスキアを失神させない。逆にうつろな意識をはっきりさせた。 潮を吹き、絶叫しながら逝くラスキアを拘束したリングは、妖鬼に正対したところでピタッと止まった。 ラスキアの瞳には妖鬼の顔が大写しにされた。 「ほっほっほ、ラスキア…フィニッシュですよ!そうれ…思い切り淫らに…思い切りだらしなく…思い切り…お逝きなさい!」 妖鬼の指がポイントを更に責めていく。ドンドン潮が溜まっていく。アナルのローターはフルパワーで振動する。 巨乳は乳首を含めてピ〜ンと張り詰めながら絞られる。ギラッと濃厚な輝きが発せられる。そして、妖鬼が唇を重ね舌を絡ませた。 個々の責めでも十分なのに、それらがすべて肉体の芯で結集し、一つにまとまった。 (クッチョン…クッチョン…クチュクチュ…) ラスキアは自分の中で奏でられるいやらしい音を聞きながら、限界が来たことを悟った。 肉体が耐え切れなくなり、性感がメルトダウンを起こしたのだ。ディープキスを糸を引きながら引き剥がしたラスキアは、 首だけ大きく反らしながら思い切り吠えた。 「むうっ、むふうっ!んっむうう〜う!(ビュッ!ビュシュウ!)れろれろっ!んっん〜ん!(ピッシュウ!)んっ、はっ!…くうう〜う! 逝っくうううう〜ん!うっはあああ〜!(ピュ、ピュ、ピュウ〜!)」 立ったままお漏らしをするように、床へ大量の潮を吹きつけたラスキアはがっくりうなだれ、動きを止めた。 ジュエルは見事な輝きを見せ、ピンと伸びた四肢は更にピンと伸びている。 完璧な潮吹き昇天だ。 「ほっほっほ、やりましたね…ラスキア…見事なフィニッシュです!さあ、採点は…?」 妖鬼の言葉に促され、電光掲示板に5つの数字が灯る。 「流星天使ラスキア…リングの演技。6点、6点、6点、6点…6点。…アベレージ…6点! ほっほっほ、なんと…満点ですよ…ラスキア!…といっても、失神しているはずですね?」 ラスキアは白目を剥いて、口からよだれを垂らし、肌を汗でテカらせている。 意識はとうに遥か彼方まで、流星のごとく飛び去っていた。 ***つづく