平成15年12月5日・初版 平成17年2月9日・改訂(扉絵を追加) MonkeyBanana2.Com Free Counter

新・聖天使ミレイヤ「警察官『邪鬼』」第2章/妄想博士・著

イラスト:悪の司令官
まだ何も悪事を犯していない邪鬼を倒すことにためらいがあったのだろうか? ミレイヤは床に転がる邪鬼を複雑な視線で見つめている。 「うう〜ん、まあ仕方無いわね! さあ、お巡りさんを助け出さなければ…はっ!」 (ミシミシ…バタン!) 今度は端から二番目の扉が開き、新たな邪鬼が誕生した。 「あら、また新たな邪鬼が…。いいわ、また秒殺してあげましょう!」 ミレイヤは駆け寄ると角を鷲掴みにして新たな邪鬼を退治した。 するとまた…(ミシミシ…バタン!) 「もう…どうせなら束になって来れば良いのに…」 邪鬼を倒すたびに新たな邪鬼が誕生し襲い掛かって来る。 力の差は歴然としているのでミレイヤの戦いは危なげ無い。ただ細切れの攻撃により、中々次の行動に入ることが出来ない。 そうこうしている内に、壁に寄りかかって伸びていた青鬼が起き上がった。 「むむっ〜ん…はっ! んっ、新邪鬼達が次々に…。よし、邪鬼達が時間を稼いでいる間に…ふっふっふ、今度こそ見ておれよ!」 「あっ、青鬼が…う〜ん、忙しいわね! ええっ〜い! ミレイヤ・チョップッ!」 振り返りざまにミレイヤ・チョップが炸裂し、邪鬼の角が砕け散るように真ん中から折れた。 「ぐっわ〜」 邪鬼は口から泡を吹き出しながら、ヘナヘナとその場に座り込んだ。 「そこまでだ、ミレイヤ!」 青鬼とは違う野太い声が響いた。 「その声は…? ああっ、赤鬼!」 ミレイヤの前に青鬼よりも一回り大きく、邪悪な表情をした真っ赤な鬼が現れた。 次々に新生してくる邪鬼のおかげで意識を取り戻した青鬼が応援を呼んだのだ。 赤鬼は這いつくばらされた青鬼を助け起こすと、角を折られ床に転がる邪鬼達を無念の表情で見渡した。 「くっ、折角、邪鬼化したのに、全部パーとは…。随分と派手にやってくれたものだ。この代償は高く付くぞ!」 「うふふっ、これで邪鬼化計画は頓挫ね! でも、代償といってもお金は払いたくないから…。 そうだ、お詫びの印に…ミレイヤ・パア〜ンチッ!」 スルスルと赤鬼に近づいたミレイヤは、至近距離から拳を突き出した。 「(ドコッ!)ぐふっ!」 ミレイヤの拳が赤鬼の顔面にめり込み身体ごとぶっ飛ばす。その破壊力はぶっ飛ばされた赤鬼が壁にめり込むほどの凄さだ。 ミレイヤは隣の青鬼にも返す刀で肘打ちを見舞った。 ミニスカをひるがえし、純白のパンティーをモロに見せる華麗さとは正反対。余りに強烈過ぎる打撃技だ。 「(バコッ!)げふっ!」 鈍い音を残し、青鬼は軽く吹き飛んだ。 「くそっ、青鬼…同時に行くぞ! ミレイヤを挟み撃ちにしてしまえ!」 赤鬼の指示により左右から同時にミレイヤに飛びかかっていく。 挟み撃ちに逃げもせず、ミレイヤは赤鬼達を至近距離まで引きつけていく。 そして軽く飛び上がるとそのまま大きく股を開いた。 「まとめてかかって来てくれると、手間が省けて好都合だわ! そう〜れ、ミレイヤダブルキック! トイヤッ!」  純白のパンティーから左右に伸びた脚は、赤鬼と青鬼の顔面にカウンターでヒットした。 「ぬぬうっ! なんて威力…悔しいがパワーの差は如何ともしがたい…ほげっ!」 ようやく立ち上がった赤鬼に強烈な回し蹴りが炸裂した。 1対2でもパワーの差は歴然としている。 赤鬼の存在は青鬼の応援なのだが、結局ミレイヤに的を増やしているようなものだ。 「うふふっ、そろそろとどめをさして上げましょう!」 「くっ、そんなに簡単に負けるわけにはいかん! これを見ろ、ミレイヤ!」  赤鬼は虎皮のパンツに手を入れると緑の石を取り出した。 「ふっふっふ、そもそも青鬼のピンチに俺様が手ぶらで来ると思うか?」 赤鬼は石を振りかざしながら、ゆっくりと起き上がった。 「そっ、それは…メテオクリスタル! そんなものまで用意してくるなんて…」 瞬時にミレイヤは反転し赤鬼から距離を取った。 「ふっふっふ、どうだ? これで形勢逆転だな!」 勝ち誇ったように石をかざす赤鬼に対し、ミレイヤは先程までの強気な表情が一変し、心もち蒼ざめている。 ただ、その華麗な瞳は輝きを失ったわけではない。 ミレイヤは追い込まれながらもジリジリと移動し、傍らに据え付けられた流し台を背にした。 「姑息な手段を使わないと戦えないなんて、本当に宇宙一情け無い悪党…。いいわ、教えてあげましょう…姑息な手段を使うなら 準備万端にしないとティアラヒロインには通用しないわ! メテオクリスタルなんて水さえあればただの石ころよ!」 ミレイヤは後ろ手で蛇口をひねった。そして指で栓をクニャリと捻り、水を出しっ放しにしてしまった。 工具があっても一苦労なのに、鋼鉄製の栓を指先だけで捻じ曲げるとはとんでもないパワーだ。 赤鬼が姑息な手段に頼ろうとするのも無理はない。 ミレイヤがこれだけのことをしただけで、今度は赤鬼の方がみるみる蒼くなっていく。 その焦りはすぐに怒りとなって青鬼にぶつけられた。 「なぜ…なんで商品本部の中に流し台があるのだ! 水があってはメテオクリスタルが効力を発揮しないではないか!」 青鬼はもともと青い表情を更に蒼くしながら、弁解した。 「そう言われましても、流し台くらいは必要ですし…。第一、ミレイヤが商品本部に押しかけて来るとは、予想もしていなかったので…」  「いっ、いずれにしても…どうするつもりだ、青鬼! メテオクリスタル抜きでは勝ち目がないぞ!」 「いい加減にしなさい! 見苦しいわ! どちらにしても貴方達には勝ち目はないのよ!」 窮地に立たされての言い合いにミレイヤが割って入った。確かに見苦しいこと甚だしい。 「うふふっ、判ったら大人しくしなさい。それとももっと痛めつけてあげましょうか?」 ミレイヤの言葉とともに、じゃあじゃあと水の流れる音が響いている。 鬼達にとってはとてつもなく耳障りな雑音だが、ミレイヤにとっては頼もしいBGMとなっている。 「くっ、仕方がない…青鬼、退却するぞ!」 「はっ、はあ…やむを得ないないようですな。 折角、邪鬼量産計画を立ち上げたのに…ミレイヤ、覚えていろよ!」 赤鬼はメテオクリスタルを床に捨てるとミレイヤに背を向けた。 「あっ、待ちなさい! うっ…」 赤鬼達を追おうとしたミレイヤだったが、床で輝くメテオクリスタルが気になったのか、急に立ち止まった。 放出される妖気の圏内には入りたくない様子だ。 「メテオクリスタルをたてにして逃げるつもりね! そうはさせないわよ…トイヤッ!」 一旦メテオクリスタルの圏内を避け、別の方向に飛んだミレイヤは壁を蹴り、三角跳びの要領で出口に向かってフライングキックを放った。 先にも描いたとおり、出入り口は影に隠れて見ることが出来ない。ただ、連続した凄まじい打撃音とともに鬼達の悲鳴が聞こえて来た。 「今日こそ逃がさないわよ! 徹底的に懲らしめてあげるわ! ミレイヤ・エルボー! ミレイヤ・ニーアタック!」 「(バコッ!)ぐっはっ〜! にっ、逃げることも出来ない! (ドコッ!)ほっげぇ〜!」 「(ドスッ!)げはっ! (バシッ!)むぎゅう! くっ、くそう! ならば…こんなときのために…そうら! 」 悲鳴と同時にメテオクリスタルが宙に舞った。糸がくくりつけられていたのだ。 「あっ、メテオクリスタルを手繰り寄せたのね。それなら、水を汲んでくれば…ああっ!」 メテオクリスタルと入れ替えに、部屋の中央まで戻って来たミレイヤは流し台を見て顔をこわばらせた。 なんと、たった今生まれ変わったばかりの邪鬼が流し台の前にいたのだ。 「ぐううっ、何故だ…無性に悪い事をしたくなってきた…。くうう〜、頭が痛い!」 邪鬼に生まれ変わる前には、ほんのわずかな時間だけ人間の記憶が残っている。善良な人間にはこの時点で葛藤があるのだ。 「姿は邪鬼でも、貴方はまだ正しい心を持った人間よ…邪悪な心に負けてはダメっ! とにかくその流し台から離れるのよ!」 人間の持つ正しい心に賭けたミレイヤは邪鬼に呼びかけた。 「ふっふっふ、貴様はもう邪鬼となったのだ! 夜盗鬼族の優秀な工作員として地球の平和を乱すのが使命なのだ!  よいか、とにかく水を止めるのだ!」 鬼族の持つ邪悪な心に賭けた赤鬼も邪鬼に呼びかけた。 一瞬、躊躇したものの、邪鬼は蛇口を手で塞ぎ、流し台に立ちはだかった。 この瞬間、水の流れる音が止まり、メテオクリスタルの妖気を妨げるものはなくなったのだ。 「邪悪な心に負けてしまったのね! 仕方ない…ミレイヤフライングキックよ! トイヤッ…ああっ、力が抜ける!」 「メテオクリスタルの圏内に入ったな、ミレイヤ! そうら、もうスーパーパワーは使えないぞ!」 弱い分だけ狡猾な赤鬼がこの好機を見逃すはずもない。メテオクリスタルを持った赤鬼が猛ダッシュで近づいていたのだ。 飛び上がったミレイヤだったが、空中でバランスを崩し、そのまま邪鬼に激突した。 (ポッキン!) なんとか角だけは折ったものの、邪鬼をぶっ飛ばすことまでは出来ない。 邪鬼は蛇口に指を詰めたまま、泡を吹いて伸びてしまったのだ。 「ああっ、赤鬼! だっ、ダメだわ…身体がだるくて攻撃出来ない! はっ…青鬼までっ!」 背後から青鬼が忍び寄りミレイヤをがしっと羽交い絞めにした。 ついに捕らえられたミレイヤはどうすることも出来ない。突き出された巨乳をコスチュームごとブルブルと揺らすだけだ。 「はっ、放しなさい! ああっ、力が入らないっ!」 メテオクリスタルを振り子のように揺らしながら、赤鬼が近づいた。 ミレイヤの体力は急速に衰え、立っているのがやっとに見える程だ。 羽交い絞めにされているというより、ふらつく身体を支えてもらっているように見える。 赤鬼はメテオクリスタルについた紐を輪にすると、嫌がるミレイヤの首にかけた。 ミレイヤを完全に無力化する特製ペンダントだ。 「ふっふっふ、大人しく退却させてくれれば良かったものを、とんだ展開にしてしまったな、ミレイヤ!  ただこうなったからには覚悟してもらおう! 邪鬼化計画を邪魔したうえに、散々痛めつけてくれた償いをたっぷりとしてもらわんと いかんからな!」 赤鬼は舌なめずりをしながら、ミレイヤの美しく端正な顔をのぞきこんだ。 「こうして羽交い絞めをしているだけでムラムラしてくるぞ! 肌の柔らかさ、ぬくもり、そしてこの香り、 ふっふっふ、思う存分弄んでやろう!」 背後にピタリと張りついた青鬼が、耳を舐めながら、わざと大きな声でささやいた。 そして羽交い絞めを解くと、ミレイヤの腕を後ろに廻し、商品と思われる鋼鉄製の手錠で拘束してしまった。 もうこれでペンダントを外すことはミレイヤ自身では不可能だ。 茫然自失したミレイヤに赤鬼達の攻撃が始まった。 赤鬼は突き出た巨乳をぐいっと掴むとコスチュームごと揉み始めた。 この状況では強化コスチュームなど何の防御効果もない。 「はっ…ああっ、いやんっ! だっ、だめっ、身体が痺れて…ああっ、止めっ、止めなさい!」 赤鬼はコスチュームの隙間に手を差し入れ、巨乳を片方づつすくい出していく。 「ああっ、何を?(プリ〜ン!)…いやあ〜ん、丸見えにっなっちゃう! はっ、両方とも!(プリ〜ン!)ああっ〜ん!」 自由になったたわわな巨乳がぶるるんっ!と震える。 重量感があり、とてつもなく柔らかそうに見えるのに、支えを失っても垂れたりしない完璧な美巨乳だ。 癒されるというより欲情を駆り立てられてしまうのは、中心で小生意気にツンと立っている乳首のせいだ。 背後からはミニスカをまくり上げた青鬼が純白のパンティーをなで回している。 小さめで薄手の素材、ヒップラインにピタッと張り付いたパンティーだから凸凹まではっきり判る。 ミレイヤ優勢時には、パンチラは爽やかなお色気を振り撒いていた。 だが劣勢となると、パンモロは挑発的なセクシーさだけが際立って、淫らな肉欲を予感させる。 「ううっ、なんていやらしい真似を…。ああっ、割れ目が指でなぞられているっ!」 ミレイヤがもがく毎にパンティーが少しづつずり下ろされていく。 「ああっ、いやあ〜ん! このままでは…見えちゃう! 止めてっ、止めなさい!」 「ふっふっふ、誰が止めるものか! そうら、もうすぐ恥ずかしいところが丸見えだぞ!」 ミレイヤの抵抗も空しくパンティーはずり下げられていく。 お尻の割れ目と黒々としたヘアーが露わになったところで、青鬼が何かに思い付いたように手を止めた。 ダイヤモンドをまぶしたように、ヘアーが汗でキラキラ輝いていることが気になったようだ。 「んっ、この汗…。赤鬼様、この後ミレイヤは大汗をかくことになりますが、メテオクリスタルは大丈夫でしょうか?」 一心不乱に巨乳を揉んでいた赤鬼も我に返り手を止めた。 拳大のメテオクリスタルはともすれば巨乳の谷間まで垂れ下がり、ミレイヤの肌に密着している。 「ぬぬっ、そういえば巨乳にもジワジワと汗が…。汗程度では綺麗に溶かすことは出来ないだろうが、念には念を入れた方が良い!  メテオクリスタルと肌を隔てる何か良い方法でもあるのか、青鬼?」 「ふっふっふ、翌々考えてみればここはブルセラショップ。コスプレさせながら犯すも一興かと…。 如何です、ミレイヤに体操着を着せてみては…」 「体操着でメテオクリスタルを汗から隔てるのか…。なるほど、さすがは青鬼…こういうときは本当に知恵が廻るな!  体操着と来ればブルマー…よかろう、すぐに着替えさせてやろう!」 赤鬼と青鬼がベリベリと紙のように強化コスチュームを剥いで行く。 「ああっ、いやあ〜ん!」 後ろ手に拘束されたミレイヤはノロノロとした動作で身体を捩ることしか出来ない。 ミレイヤはあっという間に純白の…それもほとんど脱がされているパンティー一枚の姿にされてしまった。 「そうら、これを着るのだ、ミレイヤ!」 大きなサイズの真っ白な体操着が首から被せられ、メテオクリスタルが外側に抜き出された。 後ろ手のままだから、空の袖はヒラヒラと遊んでいる。 足首からはピンクのブルマーが履かされていく。ブルマーは逆にサイズが余りにも小さい。 体操着姿のミレイヤはスリムな身体のラインと長い脚のおかげで運動神経抜群に見えるはずだ。 爽やかではつらつとしたスポーツ大好き女子高生。いや、いかにも勉強が出来そうな端正な表情を加えると、少し大人びてはいるが、 文武両道の美人生徒会長といったところである。 ただ、メテオクリスタルのために脱力した肉体と苦悶に歪む表情により、今のミレイヤの体操着姿は淫らで艶かしいだけの コスプレとなってしまっている。 「ふっふっふ、保健体育の特別授業をはじめるぞ! その飛箱に跨るのだ!」 ミレイヤは傍らにディスプレイとして飾ってある低い飛箱に馬乗りにさせられた。 大きく頷いた赤鬼は虎皮のパンツから緑色をした双頭バイブを取り出し、ミレイヤの目の前にかざした。 「これは新兵器として開発された貴様専用のバイブレーターだ。手始めにこいつを試してやろう!  ふっふっふ、ミレイヤ、貴様がどれくらい耐えられるのか楽しみだぞ!」 されるがままになっていたミレイヤだったが、この時だけは苦悶の表情をキッと正し赤鬼を睨んだ。 「くっ、そんな下らないものまで作って…。そんなオモチャに私が負けるものですか!」 「ほほう、大した自信だが…それはどうかな? ふっふっふ、夜盗鬼族の開発力を思い知らせてやろう! 青鬼…準備はいいか?」 「ふっふっふ、何時なりとも…」 「ふんっ、私はティアラヒロイン聖天使ミレイヤよっ! 夜盗鬼族の開発力なんか…ああっ、あふうう〜んっ!はっ、入ったあ〜あっ!」 ズブリッ!とバイブがミレイヤの中に挿入された。途端にミレイヤはかっと瞳を大きく開き、言葉の代わりに獣のような悲鳴をあげた。 メテオクリスタルのコートで緑に輝きながらバイブがズブズブと入っていく。それに従ってサブの方がアナルにも挿入されていった。 「ああっ…あ〜…ああ〜んっ! うっくう〜、今度はお尻っ…お尻の穴までえ〜えっ! あっうう〜うっ!」 疾走する馬にしがみつくように、ミレイヤは飛箱の表面に頬を擦りつけると悶えに悶えた。 バイブが二つの穴に完全にセットされると、青鬼がブルマーを丁寧にずらしていく。太ももの付け根でまとまっているパンティーは そのままに、ブルマーだけでミレイヤの突き出されたヒップを包んだのだ。ブルマーは小さ過ぎるから、お尻の肉は大きくはみ出し、 バイブは更に押し込まれる。 「身体の奥でメテオクリスタルがあっ〜! …あううっ〜、効くう〜! お尻の奥まで痺れてえ〜えっ…ううっ、我慢出来ないっ!」 こんもりと盛り上がったピンクのブルマーに包まれたお尻を左右に振りながら、ミレイヤは激しくただただ悶えた。 悶絶するミレイヤの表情を呆れたように眺めている赤鬼の瞳が淫らに輝いた。 「おいおい、ミレイヤよ! まだスイッチを入れてないのにそんなに盛り上がるとは…まったく仕方の無い娘だ!  ふっふっふ、折角の機会だ。夜盗鬼族の開発力を更に味わってもらおう! 初めからハイパワーでいくぞ! そうら…スイッチオン!」 ミレイヤの潤んでうつろになっている瞳の前でリモコンのスイッチが入れられた。 (ブイイイィ〜ン…) 「ううんっ…はっ、電動! あひっ、あっはあ〜あ、あうう〜うっ! なっ、中で動くう〜うっ! いっ、いやあ〜あん!  駄目え〜えっ、我慢なんかあ〜あっ…うっくう〜うっ…出来ないっ、はうう〜ああ〜あっ!」 股間から響き始めた電子音は、ミレイヤの決意をいっぺんに吹き飛ばしてしまったようにみえた。 逆にミレイヤは獣のような咆哮をあげ、電子音をかき消していく。 「うっはあ〜あっ、奥でっ、奥でえ〜えっ! ああっ、お尻っ、お尻の中でもお〜おっ! いっやあ〜ん、動くう〜うっ!  う〜、う〜、うっうう〜うん! 駄目え、我慢出来ないっ! このままでは…あ〜逝くう、ああっ〜逝っちゃう!」 赤鬼は苦悶に歪む表情を楽しんでいる。確かにミレイヤの逝き顔には誰でも興味をそそられる。 青鬼はプリンプリンと激しく動くピンクのブルマーを見ている。ブルマーに出来た白っぽい染みが拡がっていくさまはとてつもなく淫らだ。 もうミレイヤはティアラヒロインなどではない。 無論、体操着の女子高生…それもスポーツ万能の生徒会長などでもない。 この時点のミレイヤを形容するなら、もはや下品で下等な生殖行為だけを目的とする淫獣…しか有り得ないのだ。 内側と外側からメテオクリスタルで追い詰められ、バイブで限界まで昂ぶり、鬼達に眼で犯されている淫獣となったミレイヤ。 ついに絶頂を迎えた。 「うっああ〜あっ、逝くう、逝くう〜うっ、逝っちゃう〜うっ…ああっ、いっやああ〜あん!」 感極まった咆哮とともに、ピンクブルマーに包まれたお尻が突き出され、上下左右に激しく揺れた。 プリンプリンではなくブルンブルン…。 先程までは上品で締まった美尻だったが、今は重厚でいやらしい肉の塊に過ぎない。 それほどまでにはみ出たお尻の肉と盛り上がったブルマーを振る様は、淫靡で下品なものだ。 もちろん表情も大差はない。 思いの丈を叫んだ後、ミレイヤは口を大きく開けたまま、貪るように空気を吸った。 唇の端からは何本もの涎の糸を垂らしている。 やがて大きく見開いた瞳を白目に変えたミレイヤは、もう一度荒い呼吸をしながら吠えた。 「はあはあ…はあう〜うっ! はあはあ…はああ〜あっ! うっああ〜あっ…」 この叫びを最期に身体全体をクネクネとS字にくねらせたミレイヤは、飛箱に馬乗りのままがっくりと突っ伏した。 昇天のあまり失神してしまったのだ。 バイブも停止されのか、突然静寂が訪れた。突き出されたミレイヤのお尻だけが静寂の中で細かく震えている。 「ふっふっふ、新兵器の威力もさることながら、さすがはティアラヒロイン…見事な逝きっぷりだ!」 赤鬼が感心したように大きく頷いている。 「思った以上の効果があったようですな! 開発班もさぞ喜ぶでしょう! んっ、これは…いかんな。 やはりまだ、改善の余地があるかも知れないぞ!」 ピンクのブルマーをずっと見ていた青鬼が問題に気付いたようだ。 「どうした、青鬼?」 「はあ…ブルマーの染みを御覧下さい。愛液を垂らしたのか、潮を吹いたのかは不明ですが、こんなに大きな染みを作っています。 これではバイブのメテオクリスタルコートがとても持ちませんな!」 青鬼の問題提起に、赤鬼はにやりと笑いながら答えた。 「ふっふっふ、その点については開発班から聞いている。バイブの当たる部分をより敏感に、よりダメージを与えるために、 ミレイヤの中でわざとメテオクリスタルを溶かす発想らしい」 「つまり、一度目より二度目の方がより効果がある…ということですな。ふっふっふ、何という悪知恵、開発班も中々やりますな!」 「さあ、その成果を見てみるか! 二度目のバイブ責め…そうら、スイッチオン!」 (ブイイイ〜ンッ!) 念には念を入れられた鬼族の新兵器。モルモットとなったミレイヤの肉体が震え出す。 ただ、ここまでは小手調べ。ミレイヤの陵辱はまだほんの序章に過ぎない。 なぜなら、新兵器は単なる実験兵器であり、最終兵器ではないからだ。 鬼族の最終兵器。それは虎皮のパンツの中で堅く膨張しながら、ミレイヤへの攻撃命令を待っているのであった。 ***つづく