平成17年3月30日・初版 MonkeyBanana2.Com Free Counter

ティアラヒロインSP「三人の性隷天使・第3部:フォルティア編」第3章「オクトパス・エクスタシー」/妄想博士・著

 物語の冒頭でも伝えたとおり、この銀河系では性奴隷売買が禁止となった。 但し、禁止に決まった経緯は人道的な理由からではなく、需給バランスの偏りによるもの…つまり性奴隷が憐れだからではなく、 良質の性奴隷が不足し、奪い合いによるトラブルが多発するから禁止となったのだ。 それゆえ良質の性奴隷が需要に応じて供給されるのならば、一般のオークションにおいてトラブルは減少するから、 議会としては禁止する大義を失う。 性奴隷売買禁止法案は制定された今でも、覆る可能性を多分に持っているのだ。 元来、誘拐や拉致により性奴隷を仕入れることは許されてはおらず、あくまでも本人の同意が必要になる。 人生で最も大事な期間…青春を全て投げ出し、過酷な日々を過ごさねばならない性奴隷は職業としての人気は皆無。 おまけに社会的な地位も最低だから、希望者などほとんどいない。 止むに止まれぬ事情のある最下層。その内の一部だけがスカウトにようやく応じるに過ぎない。 だから性奴隷には教育や気品、まして美しさなど期待出来るはずがない。 このような背景から、良質の性奴隷の供給がおぼつかないと判断した議会に対し、真っ向から対立したのがバンテッド一味だ。 政策論争は一味の辞任という形で幕を閉じたが、バンテッドだけは萎んでいくマーケットの中でも主宰オークションを成功させていたし、 その裏付けをもって良質の性奴隷の供給を今後も約束していたのだ。 だから今、バンテッドとしてはどのような手段を講じても、良質の性奴隷を仕入れたいところなのだ。 話題性のある飛びっきり上玉の性奴隷を登場させれば、一気にオークションも盛り上がり、風向きを変えることが出来る。 風向きさえ変われば、変節激しい議会など幼子同然。楽々と禁止法案を廃止に持ち込むことが出来るのだ。 そしてその飛びっきり上玉の性奴隷として、バンテッドが宇宙最強のアイドルであるティアラヒロインに目を着けたのも 自然の流れと言って良い。誘拐や拉致こそ許されていないが、本人の同意さえあればティアラヒロインでも性奴隷になれるのだ。 「さては性奴隷の仕入れね! ただ、スカウトならとにかく…投網を使うなんて拉致じゃない! それは立派な犯罪よ!」 瞬時にステラの意図を悟ったフォルティアは、今、正に怒りに燃えている。 やり口といい、目的といい、バンテッド一味のことが許せないのだ。 「さあ、それはどうかな? ひっひっひ、我等バンテッド一味は鬼族からティアラヒロインを捕獲せよとの依頼を受けているに過ぎん! 目的が性奴隷かどうかは我等の与り知らぬこと…ゆえに罪を犯していることにはならんぞ!」 「鬼族に手を貸しているのね! 侵略者と契約するなんて…それだけで商人の枠から逸脱しているわ!」  「ひっひっひ、契約とは言っても金銭の授受は一切ないし、そもそも口約束ゆえに証拠すらどこにも有りはしない!  いいか良く聞け、フォルティア! 鬼ヶ島の賃料、捕獲の手数料として、鬼族からティアラヒロインの所有権を 頂くことにはなるだろうが…これは物々交換であって、売買ではない! ただ取引の形になるティアラヒロインが偶々性奴隷に 同意済みだったというだけの話だ。ひっひっひ、多少、調教が前後することにはなるかも知れないがな…」 「呆れた屁理屈ね、ステラ伯爵! そんな都合の良い解釈が通るかどうか、連邦裁判所の判決を楽しみにしていなさい!  とにかく今は…正義の力を思い知らせてあげましょう! さあ、いくわよ!」  弁は立つものの、ステラの体格は鬼族と比べてもさほどでもない。 パワーに脅威がない以上、悪知恵と武器にさえ注意すれば遅れを取るような相手ではない。 フォルティアは海水の抵抗などものともせず一気に突進、一瞬で距離を詰めると、ステラの眉間に手刀を放った。 「フォルティア・チョ〜ップッ!」 “パシ〜ン” 水中なのに乾いた音が響き渡った。 ステラがフォルティアチョップを両手で挟んで封じたのだ。 「ひっひっひ、甘いぞ、フォルティア! 伯爵位ともなれば真剣白刃取りくらいマスターしている!うっ…なっ、なんというパワーだ!」 フォルティアは手刀を受け止められたままグイグイ押し込んだ。 結果的にステラの両手を押さえ込むことにもなる。 「ふ〜ん、まあまあやるわね…ステラ伯爵! でもまだこっちの手が空いているのよね! フォルティア・パア〜ンチッ!」 フォルティアはニッコリ微笑むと、固めた拳をステラのボディ中央に叩きつけた。 “ドコッ!” 「ぐっほっ! ほげっ…ほげぇ〜!」 ステラはたちまち腰砕け。全身隙だらけになって「く」の字型で海底にうずくまった。 「さっきは受け止められてしまったから改めていくわね! フォルティア・脳天チョップ…トイヤ!」 間髪を入れずフォルティアは手刀で、ステラの脳天を真一文字に切り下ろした。 「ぎゃふっ!」 まるで冷水を浴びたかのようにステラは身体をすくませると、そのまま海底に這いつくばった。 フォルティアの圧勝…ほとんど秒殺だ。 「口の割には随分と弱いのね! まだ、フォルティア・キックを使っていないのに…。ステラ伯爵、ついでにもう一発どうかしら?」 「まっ、待て…待ってくれ! わっ、私の力ではとても敵わないことが良く判った! たっ、頼む、一生のお願いだ!  反省する…反省するから…見逃してくれ!」 窮地に立つと、生まれや育ちの悪さは表に出易い。 略歴が示す通り、ステラは恥も外聞も省みず海底に頭をこすり付けている。 「見逃す…そうね、考えてあげてもいいわ!」 降伏は認めるが、もちろん悪を簡単に許すわけにはいかない。 フォルティアはうずくまるステラを見下ろしながら条件を出した。 「まずはミレイヤを解放すること。次に首領のバンテッドに自首をさせること…そうね、もう二度と不埒な真似はいたしませんと 念書でも書いてもらいましょう! それなら貴方のような一時雇いは見逃してあげてもいいかしら…」 「そっ、それは…。ミレイヤの件はとにかく、バンテッド公爵に自首を勧め、ましてや念書など…軍師の私でさえ無理だ!」 「そう…それなら仕方が無いわ! もう二、三発キックをお見舞いするしかないわね!」 「まっ、待てっ! 私は降伏…降伏した捕虜だぞ! それに、そもそも私が降伏したことが判れば、バンテッド公爵のことだ… ただでは済まない! ほら…もうそこに…裏切った私を罰しに…」 「えっ…(ビッシ〜ン!)きゃあああっ!」 いきなり鞭のような衝撃が襲いかかって来た。 完全な不意打ちにフォルティアはもんどりうって、海底に叩きつけられてしまった。 「ううっ、痛〜い! まっ、まだ居たの…今度は何者…?」 新手の敵は吸盤付きの触手を伸ばし、フォルティアの手足に絡み付いてきた。 但し、舞い上がった火山灰で海水が白く濁ってしまったため、その姿は見えない。 いや、白く濁っているのは火山灰のせいだけではない…。 いつのまにかフォルティアの周囲は白く濁った海水で覆われ、視界がゼロになっている。 「ああっ、腕が…でっ、でもパワーならば負けないわよ! エイ! トイヤ!」 フォルティアは絡んだ触手を簡単に振り払うが、次から次に…白い闇の中から何本もの触手が執拗に絡み付いてくる。 「トイヤッ! くっ、見えないところから…このままではきりが無いわ! それなら…投げ飛ばしてあげましょう! トイヤッ!」 フォルティアは右足に絡みついた触手を引き離すと、そのまま巴投げの要領で見えない敵を投げ飛ばした。 今なら濁っているお陰で、純白のパンティが丸見えになる心配もない。 ”バンン!” 投げ飛ばした拍子に海水が渦を巻き、視界が晴れた。 フォルティアの目の前に現れたのは、大きなタコ…オクトパーだった。 「うおおっ! 奴は…バンテッド公爵のペット! そうだ、見ての通り…最強の海底生物タコのクローン…オクトパーだっ!  頼む、フォルティア…その調子で捕虜の私を守ってくれ!」 隠れるようにステラがフォルティアの背後へ回り込む。 心底オクトパーを恐れている様子だ。 「オクトパー、覚えているわ! なるほど、先程までの濁りは白い墨ね! それにしてもタコなんて、今まで出てこなかったのが 不思議なくらいの定番触手キャラ! とにかく最強ということは…これが鬼ヶ島最後の防衛線!  オクトパーはフォルティアキックでやっつけてあげましょう! ステラ伯爵、そこで大人しくしていなさい!  いくわよ…いいわね…トイヤッ!」 ”ズドン! バスン!” フォルティアのキックは水中でも威力が全く衰えない。 連続キックをまともにくらったオクトパーは大きな頭を歪めながら、ブクブクと泡を吹いた。 「おおっ! さすがはフォルティア! オクトパーに泡を吹かすとはなんというパワーだ…。 ああっ、気をつけろ!  同時触手攻撃がくるぞ!」 ステラの忠告の通り、色々な角度から触手が伸びて来る。 しかし、フォルティアはパワーだけででなくスピードも抜群。 キックとチョップで触手を払いのけると、最後の二本だけはしっかりと捕まえた。 「さあ、捕まえたわよ! 今度は背負い投げよ! トイヤ!(バッシ〜ン!)」 投げ飛ばしたのではなく、触手を捕まえたまま、一回、二回…渾身のパワーでオクトパーを海底に叩きつけたのだ。 確かな手応えとともに、触手から力が抜けていく。これでオクトパーは戦意喪失、KO寸前だ。 「なにが、最強の海洋生物よ! 一番弱いじゃない! 全く、しょうもない生き物をこんなに沢山作って…鬼ヶ島に上陸したら、 勘弁しないから! さあ、ステラ伯爵、案内してもらいましょう! オクトパーは触手対抗マニュアルの通り、互いに結び付けて… あっ、あれっ! きゅ、吸盤が吸い付いて…手が…!」 無数の吸盤のせいでフォルティアの手から触手が離れない。 フォルティアは投げを打とうと振りかぶったが、今度は別の触手が足に伸びて、またも吸盤で吸い付いてきた。 これでは投げ飛ばすことが出来ない。 オクトパーは戦意喪失などしていなかったのだ。いや、むしろ伸びた振りをしながら、チャンスを伺っていたのだ。 「ひっひっひ、逆に捕まえられたようだな…フォルティア! それでは降伏もここまでだ…おっと、キックをくらうのは御免だぞ!」 背後からステラの裏切る声が当然のように響く。 四本の触手が絡んでいても、フォルティアはパワーで勝っているので、キックやチョップを繰り出すことは出来る。 ただ、触手によって距離を取られてしまうので、オクトパーの頭まで届かないし、ステラを蹴ることも出来ない。 それにオクトパーの触手は罠ギンチャクに比べれば、はるかに太く力もある。 フォルティアの動きそのものが、どうしても窮屈になってしまうだ。 「エイッ! トイヤ! くっ、届かない…! ああっ…放しなさい! 先を急がないと…!」 「初めの通り、こちらのペースになったのだ…そんなに先を急ぐな! これから、たっぷりと痛めつけてくれたお礼を してやらねばならん! ひっひっひ…やれ…オクトパー!」 “ブウッ〜!” オクトパーは大量の白い墨を吐き出し、焦るフォルティアの視界を完全に奪ってしまった。 これではさすがのフォルティアも不利。 フォルティアの手足は白濁の海水の中で、四本の触手と力比べをしたままなのに、オクトパーにはまだ四本の触手が余っているし、 ステラは完全にフリーだ。 先程までの優勢が嘘のように、防戦一方のフォルティアは、更に悪い展開に追い込まれようとしている。 なんとステラとオクトパーは気配を消す術まで知っていたのだ。 白濁のカーテンの裏から気配を消して繰り出されるオクトパーの触手とステラの腕…。 しかもそれらの攻撃は全てフォルティアの左腕に集中されているのだ。 これは、そう完全にパワーブレス狙い…ただ、判っていても、見えないためにフォルティアは奇襲攻撃を防ぎきることが出来ない。 (パチン! スルッ!)  留め金が外れ、ブレスを抜かれた音が、白い海中から聞こえた途端、いきなりオクトパーの触手がフォルティアにとって、重く、 そして力強いものに変わってしまった。 ついにパワーブレスが外されてしまったのだ。 「うっ、ブレスが…ううん、まずい! ううっ、力負けしちゃう…だっ、駄目え…ああん!」   フォルティアがもがく度に、白い墨が散らされ、徐々に視界が晴れてくる。 明るくなったせいで、まくれ上がったミニスカから、純白のパンティがモロに見えてしまうが、そんなことを気にしている余裕もない。 「ひっひっひ、どうしたフォルティア…? 手加減しているのか? もっと力をいれろ…さもないとオクトパーに負けるぞ!  そうら! そうら! ひっひっひ、それで限界か? それなら…X磔にしてやれ!」 「あっ、あっあ〜あっ! 腕が…引っ張られる! ああっ、足が…いやあ…拡げられる! ううん、うっ、動けない…!」  オクトパーが触手を大きく拡げると、フォルティアの四肢は別々の方向にピンと伸ばされ、まさに水中X磔になってしまった。 スーパーパワーを失った上に、手足を押さえつけられたフォルティアは、反撃はもちろん、逃げることすら出来なくない。 反対にオクトパーには四本のもの触手が残っているし、ステラは相変わらずフリーだ。 「ひっひっひ、ようやく、皆さんお待ち兼ねのお仕置きの時間が来たぞ! まずは…どこからひん剥いてやるか?  やはり…マニュアル通り、でかいオッパイからだな!」  淫らな笑みを浮かべたステラは、腕をフォルティアの胸の谷間に滑り込ませると、胸部のコスチュームを一気に引き剥がした。 ”プリ〜ン!プリリ〜ン!” 「ああっ、いやあ〜ん!」  自由を失った四肢の替わりに、窮屈だった二つの巨乳が弾けるように飛び出した。 「こっ、これは…見ると聞くとでは大違い…凄いオッパイだ! よっ、よし…ここは巨乳を揺らして踊って貰おう… そうら、アン・ドゥ・トゥア…アン・ドゥ・トゥア!」 「やっ、止めなさい! ああっ、いやん…身体が勝手に動くっ!  なっ、何をするの…ううん…胸が揺れちゃう〜!」 ステラの掛け声とともに触手が激しく手足を操り始める。 水中の操り人形と化したフォルティアは、ステラの目の前でセクシーダンスを踊らされていく。 背をそらし、胸を突き出すような踊り方なので、ユッサユッサと揺れる巨乳は「吸い付いて下さい」と言わんばかり。 相手方にはタコもいるのでこの展開は最悪だ。 「そうら、もっと踊れ…フォルティア! そうだ、もっと巨乳を揺らすのだ…フォルティア!  しっ、しかし…でかいオッパイ…そして生意気な乳首…これはたまらんな! よしよし、オクトパー、一緒に吸い付くぞ!  そおら、タコ…どぅえ〜す!(ブッチュ! ブッチュウ〜!)」  オクトパーが筒のような唇でフォルティアの右の乳首に、ステラが舌を回転させながら左の乳首に吸い付いた。 触手と大きく開いた掌が巨乳を揉みあげ、乳首からはバイアグラ効果満点の戦闘エネルギーが吸い出されて行く。 「あっは! ああん…駄目え…胸はやばいい〜ん! あん、ああん… すっ、凄い力で吸い付いてる〜、んっああ…いやあ〜ん… そんなに吸われたら…エネルギーが…うっうう〜ん! はあっ、いやあ! 揉まれると…ああん…ああっ、ああっあ〜ん… 我慢出来ない…あん、感じちゃう!」  巨乳を揉まれることにより、体内へ戦闘エネルギーが逆流すると、そのバイアグラ効果によって、フォルティアは性の虜に なってしまう。 「チュウ〜、ンッパッ! ふう〜、これは栄養満点だ! こうしてビンビンに…いや、どうせ時間に限りは無い!  ぶち込む前に、もう少し悪戯してやろう! ひっひっひ、今度は下半身責めだ!」 通常の場合「今度は…」は現在の責めを止めて、次の責めに変わることを意味する。 しかし今は二対一。しかもオクトパーの場合は触手が八本もあるから…計十本もの手が相手なのだ。手足を操る四本、 乳揉みに二本使われていても、まだ四本も余っている。 すなわち現在の責めは継続された上で、新たな責めが加えられることになるのだ。 余った触手の内、二本が共同でミニスカを完全にまくりあげる。 別の一本が純白のパンティの上から股間の割れ目をなぞっていく。 そしてお尻がステラの掌で撫で回される。 邪悪で淫らな連続共同作業にフォルティアは込み上げてくる熱い息を吐くばかりだ。 「ああん、んっ…はっ! パッ、パンティーが…丸見えにされてる! あっあ〜ん…だっ、駄目え〜、触られるとジンジンしちゃう!  あっふっ、いっ、いやあ〜ん! おっ、お尻が撫で回されてるっ! なっ、なんていやらしい真似を…うっはあ!」   「ひっひっひ、大きなオッパイも揉み応えあるが、張りのあるお尻も撫で甲斐十分だな! それに、このパンティ… 薄くてピッタリしているな! 上から撫でるだけで中身の形がはっきり判るぞ! どうれ、それでは生尻を拝見させてもらおうか!」 ステラによりコスチュームが剥ぎ取られていく。 大きな胸パットのついたビスチェ、真紅のミニスカが次々に海中に漂う。 純白のパンティだけは折りたたまれてステラの懐へ…もちろん没収だ。 「ああっ、パンティが…! いやあ〜ん、駄目っ、返しなさい! ああっ、また…」 あっという間に全裸にされたところで、またしてもセクシーダンスが始まる。 「いやあ〜、やめて、止めなさい! ああん、恥ずかしい姿で…やん…踊らされてる! うっああっ、こんな格好したら… ああっ…ぜっ、全部見えちゃう〜!」 踊りに合わせて、剥き出しになった黒いヘアーがゆらゆらと水にたなびいていく。 「ひっひっひ、いいぞフォルティア、その調子だ! そうら、アン・ドゥ・トゥア…アン・ドゥ・トゥア、もっと腰を振り 巨乳を揺すれ! 全裸水中ダンスは堪らんな! いやが上にも気分が盛り上げる! ひっひっひ、さて、盛り上がってきたところで… そろそろ味見をしてくれよう!」 セクシーダンスがピタッと止まる。 フィニッシュは両手を広げ足を開いた大の字…全てを曝け出す無防備なポーズだ。 大きく開いた股の下へ、身をかがめたステラがスルスルと潜り込む。 “ヌプッ…!” いきなり敏感な部分に生暖かい感触が走る。 「はっ…あっふん! いっ、いやん! なっ、舐められてるっ! えっ…ああんっ! なっ、中までっ…うっひっ、今度はお尻の穴も…」 ステラの舌は器用に動き、二つの穴の内と外を丹念に舐めていく。 それだけではない。信じられないことに、舐められた部分がカアッ!と熱くなっていく。 「ひっひっひ、判り易い肉体だ…どちらの穴も媚薬の乗りがすこぶる良いぞ! こうして舐めるだけで、すぐに中まで浸透していくぞ! そうら…ペロペロ!」 なんとステラは媚薬をたっぷり唾液に含ませ、二つの穴に塗り込んで来ているのだ。 どんな媚薬かは知る由も無いが、効果だけは抜群。 火照りはみるみる拡大し、股間から太もも…そしてあっという間に全身に行き渡ってしまった。 ただでさえオクトパーの巨乳責めでエネルギーが逆流しているのに…いや、寧ろそのエネルギーに乗って媚薬が 行き渡っていくのだが…。 とにかく感じ易くなってしまったフォルティアは、本当に追い込まれてしまったのだ。 「あっうう〜うっ! いっ、いやっ、止めて…止めなさい! 体が熱くなるっ!」  「ひっひっひ、どうやら準備が整ったようだな、フォルティア! さあ、私の指で御してくれよう!そうら、無様な姿を曝け出すのだ!」 二つの穴の入り口に指があてがわれた。 パワーブレスを失い、触手で拘束されている以上、妨げる手段は皆無だ。 「あっ、駄目! 入れちゃ…あうっ〜う! こっ、今度は、お尻の穴に…はっ、はんっ! うっう〜ん、入ったあ〜!  いやあ〜ん! 動くう〜、なっ、中で動くう〜…両方動いてるう〜!」 「ひっひっひ、このステラ伯爵とオクトパーを簡単に退治して、先を急ぐのではなかったのかな? それなのに…拘束されて指責めを 受けるとは、なんとも無様なものだな、フォルティア! ひっひっひ、そうら、もっと責めてくれよう!」 鬼族の指技にも散々恥ずかしい真似をさせられてきたが、ステラの指技はそれより巧みで執拗だ。 力で押してくるところが全く無く、自然に動きを合わせ、丁寧かつ丹念に弄ってくる。 「こっ、こんなの初めて…すっ、凄いい〜い! 指だけなのにここまで…凄過ぎる…はふっ! うっひい、いっやあ〜ん!  そっ、そんなところを弄られたら…あっあ〜あ! こっ、擦れてえ〜えっ! 揉まれてぇ〜! エ、エネルギーが逆流…うっああっ!  うっうう〜あっ!」 両手足を縛られ、巨乳を揉み解され、媚薬を塗り込まれて敏感になったところを、二穴同時に指で責められる。 オクトパーの触手巨乳責めが主力でも厳し過ぎるのに、今や、媚薬と相まって絶妙のサポート…補助攻撃になっている。 主力のステラの指技に至っては、フォルティアの経験や予想を遥かに超える威力であることは言うまでも無い。 これまで受けたことのない恥辱と、成す術も無い無念を噛み締めながら、フォルティアはじわじわと追い込まれていく。 判っていてもどうすることも出来ないのだ。 「そうか、弄られるが好きなのか…ならばまずは…このまま昇天してもらおう! 極太頭亀を倒すほどの締め…どれだけ凄いか、 この指で試してやろう! そしてそのあとは…たっぷりとこの癒し系ボディを堪能してくれよう!  ひっひっひ、そうら、もっと腰を振れ! しっかり悶えろ! そして…逝け!…紅天使フォルティア!」  昂ぶって行く肉体に抑えは効かない。恥ずかしい真似だと判っているのに、大きな声が胸の奥からほとばしった。 「うっ、ああ〜あ、駄目え! おっ、お尻の穴で、そんなに動かれたら…逝くう、このままじゃ逝っちゃう…あっああ〜ん、 逝っくう〜! うっう〜ん…んっ、あっ、いやあ、いやあ〜ん!(ブルブルッ)こっ、今度は…ゆっ、指、指いい〜いっ!  また、逝くっ、逝くう〜、ああっ、逝くう〜う!(ガクガクッ!)」 フォルティアは激しく身震いしながら、二つの穴で続けざまに逝った。 いつ漏れたのかは判らないが、目の前をボコボコッと大きな気泡が舞い上がっていく。 逝くときは絞めるのに…とか、穴は指で塞がれているはずなのに…とか考える余裕はない。 フォルティアは遠ざかりそうな意識を支えるのに必死だったのだ。 ***つづく