平成27年12月11日・初版

ティアラヒロインSP「三人の性隷天使・第5部:性隷学園調教学科」第2章「重なる恥辱 セックスマシンの音と獣姦調教」



 そのまた隣のCブース。ここは活気に溢れて騒々しい。

“パン・パン・パン…バビイィ! パン・パン・パン…バフッ! パン・パン・パン…ビッビイィ!”

肉と肉が激しくぶつかり合う音。押し潰された空気の漏れる音。

「はあはあ…はう〜あっ! はあはあ…はう〜うっ! はうっ、はううう〜うっ!」

紅天使改め、セックスマシーン・フォルティアの荒い息遣いと、獣の咆哮にも似た下品な唸り。

「ぐふふっ、何をやっているのだ! 腰が逃げているぞ、フォルティア! 御主人様が突き易いよう、もっとしっかり足を踏ん張り、お尻を突き出すのだ!」 

講師であるタイラント男爵の嘲笑混じりの罵声と厳しい叱咤。
なるべく下品に犯されることを目的とする、大きな音を立てて空気を漏らすバック責めの調教は、体育会系さながらの雰囲気で進んでいく。 

フォルティアの若返りは、三人娘の中で最も違和感が無い。
包んで癒してくれる能動的なイメージから、抱き易く犯し易い受動的なイメージへチェンジしたと言えば良いだろうか。
豊満な肉体から脂肪分を抜き去ったような、さっぱりしたスレンダー美少女になっただけだ。
細身になっただけで四肢のバランスはほぼ変らないから、四足立ちで後ろから突かれる今も、ピーンと伸ばした長い脚は見事なまでに絵になっている。
Gカップだった巨乳はCカップ程度の美乳に変わり、肉厚で堂々としたお尻はコンパクトにまとまった小尻となったものの、スレンダーなりに魅力的だ。
顔つきは幼さが多少増しただけで、知的で上品なところも相変わらず。
上から目線で小生意気に澄ましているのは同じだから、出来るだけ下品に犯したくなるのも一緒だ。

そもそも位階だけは男爵であっても、タイラントの場合、生まれや育ちの悪さは隠せない。
モラルや品性、器の無さ等まで相まって、宇宙的なランクは最下層と言える。
当然、仕込もうとしている作法や仕草は、高い位置にランクされて来たティアラヒロインにとって、知るはずもない下劣極まりないものだ。
ところがフォルティアに限って(ラスキアもミレイヤも同様なのだが)言えば、こうしたはしたない作法や仕草を飲み込むのが早い。
センスが有るとか、筋が良いというレベルではなく、先天的に覚えていたかのように身に着けてしまうのだ。

「(パン・パン!)はうっ!(パン・パン!)はうっ!(パン・パン…ブビッ!)はうう〜うっ! おっ、音…音〜おっ!(パン・パン!)はあうう〜あっ!
すっ、凄い…フワフワしちゃう!(パン・パッパン!)あっうう〜うっ! だめっ、浮いちゃうっ、空高く…浮き上がっちゃうっ!
(パン・パン・パン…バァビイイ!)はうう〜うっ、いやあああ〜ん!」

下品な音と絶叫を響かせながら、フォルティアは全身を激しく痙攣させた。
幼くなっても変わらない昇天するときのクセだ。

「んっ…おっ、おっと! さては…勝手に逝きおったな!」

ジュエルの点滅が点灯に変わる寸前、体勢を崩すほどに身を捩りタイラントが肉棒を抜き出した。
幼くなっても三人娘の強欲さは並外れている。
昇天痙攣直前に抜かないと、これも変わらぬ強烈な絞めで一滴残らず子種が搾り取られてしまう。

今、巨乳エネルギーは無く、強壮ドリンクも昨夜で全て使い切り、今夜の分は増産中だ。
現在は自然回復に頼るしかない以上、精力絶倫のタイラントであっても、強欲な三人娘相手では、間を置きながら…でないと身が持たない。
だからバック責め調教は出来るだけ射精を我慢しながら進めていかなければならない。
一度発射し肉棒が萎えてしまえば、そこでこの時間の調教は成り立たたなくなってしまうのだ。

「ふう〜、危ない、危ない! プレジャージュエルが無かったら、そのまま絞められてしまうところだったではないか!
まったく、自分勝手な上に言葉を知らない小娘だな! せめて逝く前には『フワフワしちゃう』でなく『逝っちゃいそう!』と予告せねばならんし
逝くときには『いやあ〜ん!』ではなく『逝くう!』と宣言しないとならんのだ! ぐふふっ、それが性奴隷としての嗜みであり、御主人様への配慮だぞ!」

ようやく震えの収まりかけたフォルティアのお尻をペッシーン!と平手で叩いたタイラントは再度、巨大な肉棒をあてがった。

「…とはいえ課題と言えばそのくらいだな! フォルティアの下品さは天性の素質…俺様が改めて教え込む必要などないほどだ!
何せ、ぐふふっ、結局は『習うより慣れろ』だな! さあ、何度でも下品な音色を奏でてもらうぞ! そうら!(ズブッ、ズッズズッ!)」

タイラントの巨根が挿入されていく。
脂の乗り切った大人の肉体のときでさえフォルティアは浅く狭い。
若返り引き締まった今では空気の逃げ場などどこにも無いはずなのだ。
予想通り、根元までどころか挿入半ばでビイイィッ!と空気が音を轟かせて漏れていく。
子宮に衝撃を感じた上に、下品極まりない音まで鳴らしては、さすがのフォルティアも声を出さずにいられない。
身体を支える腕と脚をより一層突っ張って、かっと瞳を大きく見開いた。

「んっ…んっ、はっ! まっ、また…また入ってるっ! おっ、音まで…あうっ!(パン・パン…)はうっ! 突くっ、また後ろから突かれてるう〜うっ!」

肉体がコンパクトになった分、フィルティアの入り口は狭くなっているし、タイラントの肉棒は絶好調を維持し、更に太くなっている。
狭くなったところへ太くなったものを入れるのだから、僅かの隙間さえなくなり、音もよく鳴るようになる。

「(パン・パン!)あうっ!(パン・パン!)はうっ!(パン・パン…バフッ!)はう〜うっ、音…音が鳴っちゃうっ!(パン・パン…ブビイイッ!)
はう〜あっ、いや…いやあ〜ん! 音が凄い〜いっ!」

入れては突き、一旦抜いては、また入れて突き込む。
圧縮し音を奏でたら、また新たな空気を取り込んで鳴らすのだ。
寝起き早々、下品な音を連発しては、幼いからとはいえ平然とはしていられない。
フォルティアは恥ずかしさの余り頬を真っ赤に染めながら、激しく喘ぎ、絶叫を繰り返していく。

「ぐふふっ、良い音色だぞ、フォルティア! 絞まり具合も堪らんな! よ〜し、よく出来た御褒美として、今度『逝く!』と言えれば白濁液をくれてやろう!」

形の良い引き締まった小尻に股間を叩きつけながらタイラントが笑う。
どうやら若返りにより、それまでの肉体的な反応がフォルティアの中でリセットされてしまっているようだ。
つまり、昇天時にどうすれば良いのか、教え込まれた通りになり易い状態なのだ。

「はあはあ、まっ、また、凄過ぎて…フワフワして来たっ! こっ、これが逝くって言うこと?!(パン・パン…)はう〜うっ!
や〜ん、いやあ〜ん、逝くうっ!(パン・パン…バビッ!)はうう〜う、逝っちゃう! 鳴らしながら、逝っちゃう〜う!(パン・パン・パン…)」

知的で上品な表情を歪ませながら、フォルティアは四足立ちのまま、激しく全身を震わせる。
細い首に取り付けられたジュエルがいつものようにギラギラッと妖しく輝いた。
繰り返す抜き差しの中で膨れ上がったタイラントの肉棒が一気に突き込まれた。

「あうう〜あっ、逝っく、逝っくうう〜うっ!(パン・パン…バッビビビッ…ブッ、ブッシュウ!)」

絶叫とともに、一際大きな潤いたっぷりの爆音が轟く。
逝く悦びを知り、感極まったフォルティアが自らお尻を突き出し、空気と一緒に霧状の愛液を漏らしたのだ。
淫らさ、下品さはともに満点。
フォルティアは十分御褒美に値する逝きっぷりを見せたのだ。

「ぐおおっ、よかろう! 約束通り御褒美をくれてやるわ! それにしても何と下品な逝きっぷり…音といい絞めといい、なんとも堪らん!
くっ、食らえ、フォルティア…ぐっ、ぐわっ!(ドッピュッ!)」

最大限の賛辞とともに、講師タイラントから花丸御褒美が送り込まれる。
大人の身体を持っている時分なら、どれだけ淫らで下品に昇天しようとも経験の成せる業で片付けることが出来る。
だが、心身ともに若返り、経験さえも失っている今のフォルティアは状態が根本的に違う。
逝くことを初めて知った美少女が、これほどまでに下品になれるというのは稀有の資質あってのこと。
まさにフォルティアは、淫らに犯され下品に昇天していく、生まれながらの性奴隷だったのだ。

半ば呆れ半ば感心しながらも、バンテッドは改めて気を引き締めた。
このまま各種の調教を施せば、フォルティアをはじめとする三人娘の値段は信じられないまでに跳ね上がる。
とてつもない利益をもたらす素材である以上、手は一切抜けない。
万全を期して午後の調教に臨むべく、バンテッドはCブースを後にした。

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“キーンコン・カーンコン…”

有無を言わせぬ厳格さを持った淫らで邪な響き。悪夢の始まりを告げるチャイムが鳴り響く。
アナル、潮吹き、バック責め…厳しい調教を立て続けに施され、幼い肉体のまま失神していたラスキアだったが、もう四度目にもなると、さすがに慣れる。
新たに迫り来る危機を感じ取り、途切れていた意識の回路が瞬時に繋がった。

「うっ、ううん…。 ここは…」

はっとして目を開けると、周囲は物凄い湿気。真っ白い靄(もや)がかかり何も見えない。
ちょうどリクライニングチェアーに腰掛ける格好で座らされているのだが、動くのは首から上だけ。膝から下は生温い潤いの中に浸かっている。
潤いの成分は聖なる水ではなく、濃厚な香りを発しヌルヌルと肌にまとわりついてくる透明なローションだ。
ローションを透して見えるのは、剥き出しの成長過程にある胸の膨らみと、薄目だが黒々としたアンダーヘアー。当然の如く全裸のままだ。
手首と首足にはヌルヌルとしたロープのようなものが何重にも巻きつけられていて、びくともしない。

余りにも無防備な上に雁字搦めに縛られている状態でのバスタイム。
落ち着くどころか、より緊張が高まる。なんとなく感じていた淫らな予感がどんどん確実性を増してくるのだ。

「こっ、これは、一体、何の真似? まさか、また私を…。はっ…だっ、誰、そこに居るのは? 正体を見せなさい!」

徹底的に犯されて、調教まで施されたせいか、感性はより研ぎ澄まされている。
邪悪な気配を察知したラスキアは目の前の靄を睨み付けた。
アンヴァン、ステラ、タイラントに続く講師は誰か?
そして厳しく恥ずかしい調教の内容は? 
この状況ではおそらくはソーププレイ…ラスキアがソープ嬢になり講師に奉仕するか、逆にラスキアが客になり徹底的に逝かされてしまうのか? 
いずれにせよ本番は覚悟せざるを得ないのだが…。

“ボコッ…ボコボコッ…ブクブク…”

疑問に応ずるかのように、目の前に大きな泡が浮き上がり始めた。
同時に何かがラスキアの股間に触れる。

「ああっ、なっ、何んなの! あっ、ああんっ! あっ、当たるっ!」

ローション風呂の中で何かが動き廻る。太ももを掠め、ヘアーに絡みつき、割れ目をなぞっていく。
股を閉じようにも雁字搦めで動けない。どうしようもない以上、ラスキアにはただじっと耐えるしか方が無い。
その感触には確かな記憶があった。
ラスキアがティアラヒロインになり間もない頃、屈辱的な敗戦を喫したことがあるのだが、そのとき苦しめられた相手の触手の感触なのだ。

“ボコボコッ…ブクッ…ブッシュウ〜!”

ローションの海が盛り上がり、泡が弾け飛ぶ。
現れたのは大きくてつるつるとした丸い頭。
忘れようとしても忘れられない悪夢とも呼べる苦い思い出が鮮明に蘇って来る。
バンテッド最愛のペット、触手を持った宇宙生物オクトパーが目の前に現れたのだ。

「こっ、こんなところに何しに現れたの、オクトパー! あっ、あっふん! かっ、下等生物に用は無いわ! うっ…うふっ!
はっ、早くいたずらを止めて、どこかへ行きなさい!」

オクトパーの存在は知っていた。海の中でフォルティアを撃破していく画像を犯されながら見せられていたからだ。
ただし、所詮は下等生物。調教に出てくるなど思いもよらない。
追い払おうにも、手足にはヌルヌルしたロープのようなもの、すなわち触手が巻きついているから言葉しか手段がない。
ただ、オクトパーに言葉が通じるかどうかは判らないし、仮に通じたとしても従わせることなど期待出来ない。
声そのものが、若返りのために舌足らずで甘ったるくなっていて、迫力とか威厳というものを全く感じさせないでいるのだ。

無反応かと思いきや、オクトパーはいきなり丸い顔を近づけて来て、筒状の口をさらに尖らせた。
愛嬌のある作り物のような丸い目は淫らに輝いている。
手足に巻きついている触手もギリギリと締まり拘束が厳しくなっていく。明らかに攻撃モードだ。

「はっ! なっ、なにをするつもりっ…ああっ(ブッシュウ〜!)きゃああ〜!」

一瞬の内に視界が塞がれる。
顔一杯に白く汚れた生臭い液体…タコの墨が吹きつけられたのだ。
そして同時に股間を這い回っていた触手がラスキアの入り口を確実に探し当て、位置に着いている。
軽く触れているだけで判るほどに、触手は固く漲っている。

ラスキアがオクトパーと合間見えるのはこれで二度目だ。(詳しくは「ティアラの天使達 -恥辱の初戦-」)
一度目はダイナマイトボディを弄り回されて昇天に追い込まれたものの、挿入され中出しされたわけではないので、一応、未遂で済んでいる。
だが、二度目の今回は五分の対戦ではなく、辱められることが前提となっている調教なのだ。
そして、なんとオクトパーこそがこの時間の講師のようなのだ。
未遂で済むことなど一切期待出来ない。

「ああっ、止めてっ! 止めなさいっ、オクトパー! ああっ…」

舌足らずの甘い声しか出せないラスキアだったが、言葉では想いなど欠片も届かない。
問答無用とばかりに、あてがわれていた触手の先がヌプッ!と中に滑り込んできたのだ。

「あっはっ…ああんっ、あっふっん! はっ、入ったあ〜あっ! あっう〜うっ! なっ、中で動くう〜うっ!」

記憶ではオクトパーの触手は肉棒とそっくりの形をしていた。
というよりその触手を使って生殖するのだから、肉棒そのものと言える。

たちまちラスキアの奥が刺激され、肉体の芯が熱くなる。
若返ったことにより忘れていたはずの肉棒が肉体の奥に突き刺さる感覚。
それも午前中の調教により改めて植えつけられている。
幼く生まれ変わったラスキアだったが、もう犯されていても、相手が下等生物でも迷うことはない。
肉棒が子宮の奥に突き刺さったとき、自分の肉体がどうなるのか知っているのだ。

「うっああ〜あっ! そんなことされたら、いっ、逝くう〜うっ! 逝っちゃう〜う!」

午前中にタイラントから教えられた言葉が自然に喉から滑り出て行く。
舌足らずで甘ったれた、それでいてどこか牝を思わせる自分の声が響き渡る。
キュンと音が鳴り、体の奥の方が締まっていく。反対に体中の筋はピーンと伸び切り、激しく震える。
ジュエルの輝きが白く濁った水面にまでギラギラと反射している。
熱くて粘っこい、明らかにローションとは違う液体が体の中にぶちまけられる。
色々なことがラスキアの中と外で起った。
そしてそれを全て確かめると、魂が肉体からポーンと飛び出て、天空へ舞い上がっていく。
オクトパーとは会い見えたばかりなのに、恥ずかしながらラスキアはさっさと絶頂に達してしまったのだ。

が、肉体が抜け殻になろうとも、オクトパーの調教は休まず続けられていく。
触手の太い胴の部分で四肢をがっちり拘束しながら、余らせた先端で肌の上を舐めるように這い回る。
次第に肉体の震えが収まり、ピーンと伸び切っている筋が徐々に弛緩していく。
温かいローションに浸かりながら、リクライニングチェアーにもたれたまま、ラスキアの肉体はリラックスを取り戻していくのだ。
役目を終えて萎えた触手がスルッと抜けていく。
同時にラスキアは意識と思考能力を取り戻した。

現実に立ち返ったラスキアが最初に考えたことは触手の本数だ。
オクトパーの触手は全部で八本。そして、今、萎えて抜けていったのはその内の一本目。
つまり八連発で犯される中のたった一回目に過ぎないのだ。
愕然としながら重くなった瞼を上げれば、目の前で次の触手がビーン!と音を立てて漲っていく。
そして肉棒そっくりの先端を膨らませて、強引に唇を割り喉の奥まで侵入して来た。

「むほお〜おっ! むぐう〜うっ…むっむう〜うっ!」

一方、ローションの中では他の触手により、乳首が弄られ、お尻の割れ目がなぞられ、両手の拳の中にまで滑り込んで来る始末。
悪戯しつつ、しごいて貰おうというわけだ。
現在のラスキアは若返りによりダイナマイトボディを失っている状態。
太もものムッチリ感や三つの穴の具合や魅力こそ変わらないが、巨乳という一番のセールスポイントがサイズダウンしている。
だが、相手が悪い。下等生物には一切趣向が無いのだ。
貧乳なら貧乳なりの楽しみ方が有るとか、微乳を堪能しようとか一切考えず、巨乳というポイントが無いなら無いで
その余力を使って別のポイントを責め立てて来るのだ。
丹念に割れ目をなぞっていた内の最も固く最も膨らんだ一本が、ラスキアの入り口から易々と滑り込んで来た。

「むっ、むっふっん! むうう〜うっ…」

ここまで来てラスキアは確信した。
これはソーププレイなんかじゃない。オクトパーが講師の獣姦調教なのだ。
相手が誰であろうと(例え自分より下等な生物であろうと)、自分がどのような状態であろうと(例え微乳であろうと)
どんな時であろうと(例え昇天したばかりであろうと)、どんな格好であろうと(例えどんなに恥ずかしい体勢であろうと)、一切の斟酌は無用。
望まれたときに肉体を開き、思う存分白濁液を受け入れながら絶頂に達しなければならない性奴隷としての訓練なのだ。

それにしてもオクトパーの触手攻撃はあまりに的確。
弱点ばかりが徹底的に弄り回され、一気に肉体がヒートアップしていく。
今さっき絶頂を味わったばかりなのに、そして弄られているに過ぎないのに、またしてもラスキアは最高潮の昂ぶりを迎えた。
あっという間に登り詰め、あっという間に限界に達したのだ。
と同時に、咥え込んでいる触手が一気に膨れ上がり、カチンカチンに硬くなりながら渋味を増していく。
気色悪いものではあっても、もう何もかも自由は利かない。
唇で挟み舌を絡ませずには済ませられないのだ。

「むぐうっ! むぐうう〜うっ、むほおっ、むほおおおお〜おっ!」

発情した魔女のような呻き声に、すかさず反応した触手はビクッ!と震えると、その先端から弾けるようにドロドロした液体を吐き出した。

「んほっ…むぐっ、むぐう〜うっ!(ドピュッ!)むぐっ…ごっ、ごくっ!ごっくん!」

口一杯の白濁液を条件反射のように飲み干しながら、ラスキアは天国へ向けて一気に羽ばたいた。
オクトパーのような下等生物を相手にして、恥ずかしながらこれで二度目の昇天だ。

未熟な肉体でも、相手が下等生物でも、逝ったすぐ後でも、そして弄られているだけでも、立派に絶頂に達することが出来る。
二度の昇天によって、これらがはっきりと証明された。
特に格好となると、触手による交合だから、体位に無限の自由がある。
ラスキアは恥ずかしい格好で下等生物に犯されていく自分の肉体を、意識が戻るたびに何度も何度も確認せざるをえない。

三度目の昇天は、四肢をぴんと伸ばした四つん這いの姿で、突き出したお尻を責められながら。
四度目は、しゃがみこんだところを下から突き上げられ、腰を前後にくねらせながら。
五度目は、一糸まとわぬ淫らな姿のまま、軽やかなステップで踊りながら。
触手が色々な穴から入り込み、様々な形で結合し、種付けをしていく。
若返ったムチムチの姿態がピーンと伸び、激しく震える。
唸るような絶叫とともに、汗が飛び散り、白い肌から精液が滑り落ちる。

六度目は、微乳も結合部も全てを晒した大開脚、大の字の仰向けの姿勢で。
七度目は、薄いヘアーを黒光りさせながら、大きく反り返る人間ブリッジの体勢で。
様々な格好でラスキアは何回も絶頂に達し、何度も失神を繰り返した。
もちろんその間にも、自分の肉体に潜む可能性をしっかりと確認し切ったのは言うまでもない。

そしてようやく八本目。
朦朧とした中で中腰に立たされると、射精を済ませ萎え切った7本の触手で、両手、口、アナル、両乳首、ヘアーを徹底的に弄られる。
失神により、収まりつつあった熱い感覚が、またしてもラスキアの中に蘇っていく。
十分に濡れて、芯が火照り、肉体の準備が整ったことを自覚したところで、最後の一本が満を持して中に入ってきた。

「はあはあ…むはっ、いやんっ、まっ、まだっ…むくくっ、んんんっ〜」

触手はラスキアの中で元気一杯に膨張すると、グイグイと子宮を突き上げていく。

「んぐっ、んぐう〜うっ! はっふ〜うっ、ぱあっ! あっはあ〜あっ! 突くうっ! すっ、凄く…突くう〜うっ!」

触手を吐き出したときだけ、言葉にはなるが、もうそんなことはラスキアにはどうでもよくなっていた。
操られているからなのか、自分からなのか、大きく股を広げ、グッと足を踏みしめ、重心を落とす。
重量挙げのフォーム。はたまたちょうど四股を踏むような体勢になったところで、ラスキアは絶頂に達した。

「ああっ、駄目っ! そんなに突き上げられたら…うっああ〜あっ! 逝くう〜うっ! いっ、逝っくうう〜う!」

触手を握り締めた指先から、水面の中のつま先まで衝動が走り抜ける。
ドピュッ・・・ドクンドクンと子宮に熱い飛沫が注ぎ込まれる。
そして我慢していた何かが、堰を切ったように流れ、ボタボタと股間から洩れ水面に滴り落ちていく。

ラスキアは自分の肉体が、完全にオクトパーの触手に御されてしまったことを思い知らずにはいられなかった。
大人の肉体の時の昇天が牝牛や牝猫ならば、今回は水場で立ったまま咆哮する牝ゴリラ。
獣姦されたにもかかわらず、獣のごとく。
いや姿形は獣であっても、下等生物に一方的に犯され、ハメ潮まで吹かされているのだから、獣より劣る存在に成り下がってしまったのだ。

性奴隷としてのスペック調査。その肉体の証明も全てなされたことだろう。
不適合は絶対に無いはず。多少至らぬ点があるとしても、これからの調教で鍛えられて行くはずだから、問題は無い。
徹底的に犯されて辱められた後、高額な性奴隷として売りさばかれていくだけだ。

とにかくこれからはオクトパー程度の下等生物でさえ、ラスキアにとっては師たる存在であり、御主人様として奉仕していかなければならない。
美しく整った肉体を持つティアラヒロインは、もう夢や憧れではない。
正義や平和のために活躍する天使でもない。
ある者にとってはただの性欲の捌け口であり、ある者にとってはただの金儲けの対象。
犯されるためだけに売り買いされる、蔑まれるべき淫らな商品になったのだ。

性奴隷に身を堕とした事実を噛み締めながら、ムッチリ少女ラスキアはローション風呂の中で彫刻の様に立ちすくんでいた。
ギリギリまで張り詰めていた意識を支える糸が音を立てて切れ、目の前が真っ白になっていく。
それでもラスキアは性奴隷への道を真っ直ぐに進んでいかなければならない。
確かな一歩を踏みしめながら…。


***つづく