平成28年4月29日・初版

ティアラヒロインSP「三人の性隷天使・第6部:淫絶!派遣性隷オークション!!」第1章「牝獣ミレイヤHOWマッチ」



 完成された美しさをもつ華麗なヒロイン、聖天使ミレイヤ。

 ロリータアイドル系の可憐な美少女ヒロイン、流星天使ラスキア。

 知的なお嬢様タイプの癒し系ヒロイン、紅天使フォルティア。

 ティアラ・ヒロイン三人娘はタイプが違う。
勿論、それぞれの美貌と肉体は、揃いも揃ってハイレベル。
小顔で長身細身のモデル体型。柔らかなのに張りのある、Gカップ級美巨乳。
急カーブを描く、くびれたウエスト。そして、プリッと上向く肉感的なヒップライン。
ティアラヒロインとして存在を知られた当初から、その美貌と肉体はとても魅力のあるものだ。

 ただ、ティアラ・ヒロインは絶対的なスーパーパワーを兼ね備えた、誇り高し正義の天使。

 高潔さや輝きを置いて、肉体的な魅力だけが先行することなど決してなかった。
誰もが、憧れや尊敬を抱いていたから、(好ポイントの一つとして評価に加えることはあっても)肉体的な魅力だけが取沙汰されることも
ほとんどなかった。
例え、陰で囁かれることがあったとしても、所詮はただの妄想話。
眩し過ぎて手が届かないし、その強さ故に思うままになるはずもないのだ。

だが、どんな場所にも、必ず不埒な考えを持つ者が居る。
そんな不心得者が、偶々、悪知恵に富み、邪悪な力を手にしていたら…。
そして妄想のままにせず、計画を立て、実行に移し、悪運に恵まれたとすると…。
絶対が崩れ、とんでもない間違いが起こる。
そのとんでもない間違いが、今回のティアラ・ヒロイン三人娘の惨敗だ。

絶対というのは、安全神話に守られていて、間違いが起こった場合への対策が立てられてはいない。
だから、一度間違いが起こると、物事は悪循環に陥り、悪い方へと加速する。

逆に悪事を企てた方にしてみれば、絶対を崩した場合、計画は速やかにかつより良い方へ運び、想定以上の結果をもたらす。
まさしく現在の状況だ。

悪人達が、激しい凌辱や厳しい調教を通して、想像以上の快楽を得られたことは言うまでもない。
だが、それだけにとどまらず、調教と凌辱は予想を超越した効果ももたらした。
三人娘の仕上がりがあまりに素晴らしいのだ。

幾多の性奴隷調教に携わってきたバンテッド一味、そして何度も三人娘を犯してきたはずの夜盗鬼族が、唖然としてしまうほど。
心身ともに、性奴隷としての資質を完全に開花させていたのだ。

外見、つまり美貌や肉体はどれだけ犯されても、減るモノではないから、原則的には変わらない。
変わったのは、その細部やイメージだ。
程よい大きさの乳輪と、ツンと立った桃色乳首は、邪悪な舌で徹底的に舐められ、転がされてきた。
今では自然に微量の強壮エネルギーが漏れてしまっているのか、常に肌に霞をかけたような、柔らかく扇情的な輪郭を醸し出す。
視覚的に判るほど、強烈なフェロモンをまき散らしている状態なのだ。

長い脚の付け根に茂るヘアーは、面積だけは変わっていない。
ただ、大量の精液から養分を得たのか、より濃厚になり、燦然と黒光りを放っている。

以前は、絵画のような芸術的な美しさがあったが、現在は淫猥そのもの。
白い太ももと相まって、引き込まれてしまうようなコントラストを創り上げている。

この一か月間、一枚の布すらかけられたことはないはずなのに、肌は白く絹のように滑らか、なおかつ潤いもたっぷりだ。

高い質感は調教以前同様なのだが、それは何も刺激が無い場合だけ。
実は感度が数倍にも高まっていて、性的な刺激がちょっとでもあろうものなら、すぐに火照るし、易々と膜のような汗をかく。
いつでもどこでも肌まで濡れてしまう体質に変わってしまったのだ。

外見だけでも匂うような妖艶さを身に付けた三人娘だったが、内面的にも、特に、心や思考の部分では特筆出来るほどの相乗効果があった。

ティアラ・ヒロインは聖母から与えられたティアラにより、その肉体や精神を完全にガードされている。
どのような凶器をもってしても、肌に傷をつけることは出来ないし、どれだけ犯そうとも、邪悪な精子では妊娠させることは出来ない。
同様に、マインドコントロールや催眠術を用いても、正義の意志を変えることは叶わない。

 ただ、以前にも説明したが「意志」と「意思」…「志」と「思」は異なる。
ティアラがガードする「意志」の方は、外部要因では変えることは出来ない。
が、言葉や動作を司るのは「意志」ではなく「意思」の方だ。

「意思」はティアラのガードから外れているため、場合によっては、邪悪な肉欲のコントロール下に置くことも可能なのだ。
そして、執拗な調教は、もちろんそれを可能にした。

 意志と意思の相違。

 これは心の中で感じる志や信念と、表面的な考えや行動が異なってしまう…つまりダブルスタンダードになるということである。

仕上がった三人娘は、特定の場合において、理性や感情に該当するAと、表面的思考に該当するBという二重人格となり
肉体や言動はB人格通りに動作する…ということになる。

もちろんこの場合、正義の意志に基づくA人格が、心の中で感じることを、言葉や動きで表現することは一切出来ない。
そしてその特定の場合とは、奴隷として性的な奉仕をする環境の事である。

ある意味、ティアラのガードは三人娘にとって最悪の効果をもたらしたともいえる。

想像して欲しい。

正義の理性や感情を残しながら、本能や欲望のままに動く肉体を持つ性奴隷に生まれ変わってしまったとしたら…。

御主人様の性的な命令が、どれほど淫らではしたないことだと理性や感情では判っていても、表面的な思考と行動
つまり言葉や動作では、従順に応じ、自ら進んで肉体を開かざるを得ないのだ。

そして性奴隷へのご褒美は殆どの場合、男たちの淫らな肉欲の証し…白濁液だ。

白濁液が供給され続ける限り、三人娘はこれからも性奴隷として更に磨き上げられ、レベルを上げていく。
もちろん、絶えることなく続く意志と意思のダブルスタンダードを抱えながらだ。
屈辱的な思いを抱きながら,淫らな姿でただひたすらに犯されていくだけの運命。
敗北、凌辱、調教を経たその先は、恥辱にまみれた無限地獄に繋がっていたのだ。

無限地獄の入り口。それは性奴隷のオークションだ。
散々、犯され汚された三人娘が、いよいよ売りに出される時が来たのだ。
その磨き上げられた肉体には、一体どれほどの値がつけられるのだろう。

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「オークションへようこそ!」

突然、一筋の光芒が暗闇を切り裂いた。

まるで闇の中から生み落とされたかのように、女が一人照らし出される。
虎柄のタンクトップとスパッツ、黒革の手足のサポーター、そして鮮血色の髪で覆われた頭には小さな角…夜盗鬼族の首領、妖鬼である。
いつもながらその表情は見る者を凍りつかせてしまうほど美しい。 

「本日は夜盗鬼族の性奴隷オークションのために、鬼ヶ島までご足労頂き、ありがとうございます。これから出品されるのは
我々としてもかつてないほどの自信の商品でございます。ただ、初めにお断りしておくことがございます」

暗闇の中でスポットライトに照らされた妖鬼は、マイクを取り出すと抑揚の無い口調で淡々とアナウンスを始めていく。
スピーカーから流れるその言葉は、聞く者を戦慄させ、洗脳してしまうかのようだ。
氷の刃のように冷たく、それでいて艶めかしく妖しい。

「今回の商品につきましては、あまりにレアであるために、完売次第永遠に終了となってしまいます。
ただ、その素晴らしさを多くの方々に味わって頂きたいとも考え、特定の方と売買契約を結ぶのではなく、レンタルの形を取り
持ち回りとさせて頂くことに致しました。期間は最長で3か月間、それだけでも十分過ぎるほどお楽しみいただけるとは思います」

ここで妖鬼を照らしていた光芒が落ち、薄暗い光が舞台全体を浮かび上がらせた。
舞台中央には大きな寝台が置いてある。キングサイズよりもさらに大きく、優に6人が寝ることの出来る幅がある。
会場はコロシアムのように、客席が舞台を見下ろす形に作られている。
舞台には死角が一切なく、寝台の上も十分に見渡せる。
商品を観客によく見せるための、陳列台の役目としては完璧だ。

「さて、皆様に商品を念入りに吟味して頂くために、特殊ビュー&特殊サラウンドシステムを準備致しました。
3Dホログラムを脳波作動で切り替えるシステムとでも申し上げましょうか?
とにかくこれより皆様は、この舞台で行われるショーをどの方向からでも、どんなズームでも、観たいと思うだけで
お好きなように目の前で御覧になれます。また、音声、温度、匂い香りに付きましては、舞台の上に居るのと同様
間近でお感じになられることでしょう!」

突然、目の前に…と言うより、頭の中に、寝台を真上から見下ろす大きな窓が浮かび上がった。
そしてその横には、寝台を今度は前後左右から観る4つの小さな窓が備えられている。
そしてこの不思議なマルチビューは、瞬時に切り替えが出来る上に、最小化し、現実の光景を観ることも出来る。
クリック作業を思考が賄う脳内ウインドウズと言えば良いだろうか?

倫理や道徳はとにかく、鬼族の科学技術の進歩だけは人類の及ぶところではない。

「商品番号1番! 『ギラつく首輪は奴隷の証、溜まった精子を絞り取る…聖天使改め牝獣ミレイヤ』でございます。

 完成された究極の美しさ。そして、どんなときでも健気に悪に立ち向かう正義の意志。
洗練された完璧なプロポーション惜しげもなくさらし、大胆華麗に振舞う姿は、各種コレクターの間では垂涎の的となっております。
美しく華麗な表情を淫らに歪めて楽しみたい方、強気で生意気な小娘を力尽くで屈服させたい方など、特にSタイプの方にはお勧めの一品です!」

お待ちかねの商品紹介が始まった。
余りに艶っぽい商品内容を、冷たい妖鬼の声で淡々と紹介されると、妙に耳に入ってくる。

「無論、万人が認める美しさとプロポーションですから、好みのタイプでなくとも、絶対後悔させない自信の品物です。
これよりご覧いただくコスチューム着用での貸し出しとなります。コスチュームはシースルータイプの模造品で、特殊耐性はありません。
尚、初回限定として、弱点であるメテオクリスタルを棒状加工の上、リモコンタイプにしたものを無料でお付けいたします。
もちろんスーパーパワーは首輪で封印しており、反抗の恐れは一切ありません。
万一の備えと言うより、弱点のクリスタル製玩具で遠隔操作の上、責めてみるのも一興かと企画したものです」

“ギギギッ…ギィギィ〜”

重々しい音をたてて、舞台端の鋼鉄製の扉が開く。そして再びスポットライトが照らされる。
光芒の中に現れたのは、赤鬼……だけでく、赤鬼の首にぶら下がり、大股開きで抱えられているミレイヤがいた。
コスチュームの色は同じ明るい薄紫なのだが、極薄の生地が使われているようで、体のラインどころか乳首まではっきり分かるほどスケスケなのだ。
スカートを透して見える純白パンティーもシースルータイプ。これならミレイヤの秘密も丸分かりだ。

黒革の手錠で止められた腕は、赤鬼の首に掛けられ、白い太ももには赤い腕が巻き付き、両脇でしっかりと抱えられてしまっている。

赤鬼はすでに腰巻を外しており、そのそそり立った赤い肉棒は、すでにミレイヤのお尻の割れ目にあてがわれている。
薄く透けているパンティーだけが、どうにか侵入を食い止めている状態だ。

「んっうん…はっ! あっ、赤鬼…これは一体、何の真似!?」

失神から目覚めたところだからか、ミレイヤは自分の置かれている状況を把握出来ていない。
それにしても、あれだけ凌辱され続けてきたにもかかわらず、相変わらずの強気な姿勢は変わらないところは、さすがティアラ・ヒロインだ。
巨乳に満々と満たされているエネルギーは、体力だけでなく気力までも回復充実させるようだ。

一方、赤鬼はミレイヤの疑問を気にも留めない風で、舞台中央へ向かって歩み始めた。
ミレイヤを首から吊るした駅弁売りのような格好のまま、ノッシノッシと歩を進めていく。

「どうやらお目覚めのようだな、ミレイヤ! ふっふっふ、説明が必要かな?
これから貴様たちは性奴隷として貸し出されるということになる。だから、こうして衆人環視の元、その肉体の値付けをして貰おうというわけだ。
ふっふっふ、緊張の必要はない…調教通りで十分だぞ!
おっと…但し、入札頂く観客の皆様の前で、小生意気な口の利き方は良くないぞ! ふっふっふ、自ら価値を落とさぬよう気を付けることだ!」

「なっ、何を言っているの! 意味が分からないわ! とにかく、私を離し…あっあん!」

赤鬼が歩を進める度に、そのいきり立った肉棒がミレイヤの敏感な部分を擦る。
パンティー越しとはいえ、生地の薄さからすれば、ほとんど直接と変わらぬ刺激になるはずだ。
その証拠に、見る見る純白パンティーは濡れはじめ、更に透明度を上げていく。

心的な調教の成果が表れるのはこの時だ。
敏感になった肉体の内で、最も敏感な部分に刺激が与えられれば、ミレイヤの肉体は即座に反応を引き起こす。
そして性的な刺激を感じ、肉体が反応を始めた瞬間から、正義の意志は遮断され、淫らな意思がミレイヤを支配する。
二重人格のダークサイドである性奴隷モードに切り替わったのだ。

「ああんっ…ごっ、御主人様! かっ、硬いものが当たって…あふんっ! そっ、そのまま…どうぞ、ミレイヤの中へ…あんっ…御収め下さいん!」

「ふっふっふ、よかろう! そういう素直な態度なら、望み通り、ぶち込んでくれよう! いくぞ、ミレイヤ!」

両方の掌でミレイヤのヒップを覆うように掴み直した赤鬼は、そのままわずかに力を込めた。

“バリッ!”

薄いパンティーの一部が真ん中から綺麗に裂け、ミレイヤの秘所が剥き出しになる。
その上で、赤鬼は上体を少し反らせた。
下腹の上にミレイヤのヒップを乗せるというか、引っ掛けようというわけだ。
ちょうどそこには赤鬼の凶暴な出っ張りと、ミレイヤの秘密の窪みがあり、妨げる薄いパンティーももうないからだ。

(ズブッズブッ!)

「あっうっ…ううう〜うんっ! はっ、入ったあっ! あうう〜んっ…ふっ、太いっ、太いですう〜うっ!」

抱えた商品はこれで完全に固定された。
少しホッとしたような笑みを浮かべた赤鬼は、軽く腰を前後に動かしながら、また歩を進めた。
肉棒に体重を預けているミレイヤからすれば、赤鬼の一歩は強烈な突きに相当する。
赤鬼が進むごとに、肉棒の挿入深度はどんどん深くなっていくのだ。

「ああっ、当たるっ! ああっ〜あっ、あっ、当たってるう〜うっ! おっ…奥までっ、つっ、突き上げて…あうう〜んっ!」

余裕の笑みすらみせる赤い駅弁売りは、三歩進んでは立ち止まる。
そこで密着しているミレイヤのヒップを軽く浮かせ、振り子のような反動をつけて、パンパンパンと腰を三回強く打ちつける。

「あふっん! ああんっ! ああ〜あっ、そっ、それ凄いい〜いっ! ごっ、御主人様のが…中で〜えっ! ズッ、ズンズン来ちゃいますう〜うっ!」 

ミレイヤの絶叫と苦悶の表情を引き出すと、またゆっくりと歩み出す。

首を大きくのけぞらせて、悶えていたミレイヤだったが、激しく肉と肉がぶつかり合う音がすると、もう満足に言葉さえ出せず、
黒髪を振り乱しながら、瞳を大きく開き、身体の奥から搾り出すような深いため息を洩らしている。

「んっはああ〜あっ! はあはあ…んっああ〜あっ! あう〜うっ…すっ、凄いっ…あふっん! はあはあ…んっはあ〜あっ!」

たっぷりと時間をかけて、赤鬼は舞台中央の寝台までたどり着くと、ミレイヤを抱えたまま押し付けるように倒れ込んだ。

「(ズン!)あひんっ! うっ、あああ〜あ!」

全体重を肉棒に乗せて子宮を突き刺されたミレイヤは、ジュエルの閃光を放ちながら、盛りのついた獣のような雌叫びを会場中に響かせた。

圧殺技を決めた赤鬼は、手錠で結ばれたミレイヤの腕を首から外すと、寝台の枕の位置に付け替えた。
万歳をするような格好で寝台に括り付けたのだ。拘束し正常位で犯すなら、理想的な形だ。
赤鬼はそのまま半身を起こすと、ミレイヤの太ももを両脇に抱えたまま、激しく動き始めた。

「はあはあ…ああっ! ああっ〜あっ! ごっ、御主人様あ〜あっ!」

舞台はいつの間にか闇に変わっているが、ジュエルの輝きでミレイヤのセックスは丸見えだ。
発汗で薄紫のコスチュームと裂けた純白パンティーはすっかり濡れて、肌に張り付き、今ではもう全裸同然になってしまっている。

最先端の3Dホログラム特殊ビューは観る者の死角を作らない。
赤鬼に圧し掛かられていても、ユッサユッサと巨乳が躍り、黒いヘアーが震えるようにチラつくのが、はっきりと分かるのだ。

「そんなに突かれたらあ〜あっ! はあはあ…こっ、こんな大勢にいい〜いっ! みっ、観られているのにぃ〜いっ!」

ミレイヤの息遣いが荒くなり、頬が紅潮していく。
高く掲げられた足首がピーンと伸び、白い太ももが赤い胴をがっしりと絞める。
この瞬間、会場全てが息を呑んだ。
ティアラヒロインの絶頂が初めて一般公開されたのだ。

「はあはあ…逝くうっ、逝っちゃう〜うっ! ああっ、あああ〜あっ! いっ、逝っくうう〜うっ!」

ビクビクっと白い裸身が躍り、股の間の赤鬼が、突き飛ばされるようにひっくり返る。
その弾みで、バネ仕掛けが外れるようにビイイ〜ンと肉棒が抜け出て、白い飛沫を虚空にまき散らした。
ミレイヤの中によく収まり切ったと思えるくらいに、太くて長い馬並みの巨根だ。

「はあはあ… はあはあ…」

正常位での中出しを決められ、ミレイヤは絶頂に達し、果てていく。
荒い息遣いで肩を大きく上下させながら、ミレイヤはもう一度ブルブルッとジュエルの輝きの中で肉体を震わせた。
腕は頭上で括り付けられたまま、スケスケコスチューム越しの巨乳と逝き顔を隠すことも出来ない。
膝を曲げ脚を掲げた大股開き。犯された格好のまま仰向けで横たわる姿は、まさに牝犬…いや牝獣がご主人様の前でとる服従のポーズだ。
ダラリと溢れ出た白濁液が、股間から流れ落ち、ベッドの染みを拡げていく。

自然の成り行きだったのか、演出だったのか?

また演出だとするなら台本は鬼族なのか、それともミレイヤ自身なのか?

どちらでも良くもある幾つかの疑問を秘めながら、迫真の商品紹介が行われた。

商品紹介としては中出し昇天までで一区切りだと思われるが、観客の目には、これで済むようには映らなかった。
ミレイヤの性交は余りに堂々としていたし、肉体にもまだまだ余裕が感じられる。
だから服従ポーズで果てて横たわるミレイヤをこのまま労わろうとか、休ませようとは思えない。
弱っている今だからこそ、すぐに続けて、それも何人かでハードに輪姦してみたい。
そんなサディスティクな気持ちになってしまうのだ。

ジュエルの輝きが収まり、舞台が闇に包まれると、頭上にボードが浮き上がった。
数字が浮かぶ。9が9つで9億9999万9999。
想定していた桁の最高値。これが牝獣ミレイヤにつけられた値段。
いや、まだ始値に過ぎない。


***つづく