平成28年5月13日・初版

ティアラヒロインSP「三人の性隷天使・第6部:淫絶!派遣性隷オークション!!」第3章「高騰必至!三人三様本番ショー!!」



 照明が灯り、寝台が照らし出される。
生まれたままの姿の三人娘が、川の字を描き失神している。
黒革の首輪を残し、スケスケコスチュームはすでに剥ぎ取られている。

「それでは、これからがオークション本番になります。それぞれの商品が自己紹介をしていきますので
それをご覧になりながら、皆様は入札を開始して下さい。最高入札額が舞台上方のカウンターボードに表示され
一分間更新が無い場合に私の方から最終確認を致します。そこで入札が無いようなら目出度く落札ということになります。
三点同時で行いますので、くれぐれも商品番号と金額をお間違い無いようお願い致します」

まだ射精をしていないタイラント、アンヴァン、ステラが寝台に上がり、それぞれ三人娘の姿勢を整えていく。

両足を開いたまま深々とお辞儀をするように、上半身を折り曲げた牝犬ポーズ…四つん這いだ。
未だ気を失っている三人娘だったが、顎をロープで上から吊られているかのように、顔だけはちゃんと客席を向いている。
三人娘の頭上にはそれぞれの商品番号が浮き上がった。 

「ほっほっほ、まずは商品の性交している表情をたっぷりご覧頂きましょう!
タイラント男爵、アンヴァン子爵、ステラ伯爵…お願いいたします!」

悪人達はビンビンに勃起した肉棒を三人娘のヒップにあてがった。
そしてくびれたウエストに手を掛けると、力任せに自分の腰に引き寄せた。

「(バビュウ!)うっはああ〜あ!」

「(バシュウ!)あっふうう〜う!」

「(ビィビイ!)いっ、いっやあ〜ん!」 

空気の洩れる音を響かせながら、肉棒が奥まで挿入された。 
そしてその間、悪党三人組は至福の笑みを浮かべている。
挿入していく中で、肉棒が肉壁と擦れる感覚と、奥に達した後の絞め心地を堪能しているのだ。
もちろん、それはほんの一瞬。
数拍おいて、三人組は一斉にニヤリと笑みを浮かべると、傲然と動き始めた。

「あっ、りがとうござい(パン!)うひんっ!(パンッ…バビッ!)ラスキアにいっ!(パン)いっ、入れて頂きっ!
(パン)ごっ、ご主人様っ!(パン…ビビイッ)太いっ!(パン)おっ、奥に当たってっ(パン)気持いいっ!(パン)凄くいいっ!
(パン)あおうっ!(パン…ブッシュ!)あっひいい〜いっ!」

間を開けたのは三人娘に挿入を認識させるためだ。

ここからはレイプを見せるのではなく、肉棒を心底受け入れた濃厚な性交を見せる場面。
御主人様に忠実な性奴隷として振る舞ってもらう必要がある。

すでに従順な性奴隷と化したラスキアは、猫のように背を反らし、ステラが突きやすい姿勢を取っている。
吐息交じりの言葉も歓喜に震える本能のまま。

「いっ…らっしゃいませっ、御主人様!(パン!)はおんっ!(パン…ブビッ!)おっ、音までっ!
(パン)はうう〜うっ!(パン)いっ、如何…ですかっ!(パン…バビッ!)このミ、ミレイヤの絞め具合はっ?
(パン)はんっ、後ろからっ!(パン)いっ、犬みたいっ!(パン…ブビビッ)あっ、い〜いっ!(パン)凄くいいですう〜うっ!」

ミレイヤは剥き出しの巨乳をブルンブルン揺らしながら、背後で犯すアンヴァンに呼びかけている。
といっても振り返っているわけではない。
顔は正面を向いたままだから、客席へ、つまり新たなご主人様へ訴えているのだ。
その顔も瞳も淫らなことこの上ない。

「よっ、ようこそ(パン)あうん、フォルティアの中へっ!(パン)あいっ〜いっ!(パン、バビィ!)ズンズン下さいっ!
(パン)もっとおっ!(パン)うああ〜あうっ!(パン…ビシュ!)そっ、そうですう〜うっ!
(パンッ!)おっ、奥までっ!(パン)突き入れてっ…下さいっ!(パン…ビィビイイ!)んあっああ〜あっ!」

ぐっと腕を踏ん張り、タイラントの体重を乗せた突きに耐えていたフォルティアだったが、それも始めだけ。
すぐに自らのリズムでお尻を前後に動かせていく。
三組の獣のような交尾は一段と激しさを増していく。
本能のままの叫びとともに、肉のぶつかる音、そして空気の音が響き渡る。
余りの激しさに勢い余って抜けてしまい、すぐに入れ直すものだから、その度ごとに強烈な空気の音が轟くのだ。

様々な音が交錯し、会場の雰囲気を一気に盛り上げていく。
同時に頭上のカウンターも加算され始めた。
あっという間に30億中盤まで数字が跳ね上がっていく。

苦悶の表情は三者三様。

牝獣ミレイヤは、目を剥いて虚空を睨みながら、怒ったり驚いたりした表情でヒステリックに吼えている。

淫女ラスキアは、瞳をとろんと虚ろにしながら、我を忘れて何かに貪りつこうとしながら悶えている。

セックスマシーン・フォルティアは、大きく開けた口から涎を垂らしながら、困ったような顔をして悦んでいる。

それぞれの具合も発表される。
犯している悪人達の生の声がスピーカーで流されるのだ。

初めは、商品番号3番のフォルティアに入れている巨漢のタイラントだ。

「ぐふふっ、挿入は引き摺り込まれるようにすんなりだが(パン)中は凄く狭く感じるぞ!
(パン)クイクイとリズムよく絞めおって…ふんっ!(パン)ん〜、そしてこの浅さも堪らんな!
(パン)子宮の壁に当たって、先も擦れる…おっと、抜けたか…ふんっ!(パン…バブウッ!)おうっ、また、大きな音を鳴らしおって!」

商品番号2番のラスキアにはステラが挿入している。

「ひっひっひ、中は狭いが入口は広い(パン)たっぷり濡れるので、スルリと入る…むんっ!
(パン…ブシュウ!)そうら、潤いたっぷりの爆音だぞ!(パン)そしてこの奥まで差し込むと…むん!
(パン)きつ苦しい感じが堪らんな!(パン)そしてキュルキュルと速いテンポで(パン)うむむっ…絞めてきおるっ!」

商品番号1番のミレイヤはアンヴァンが突き刺している。

「くっくっく、秘密の唇は見惚れてしまうほどの美しさですね!(パン)そしてすんなり奥まで導いてくれます!
(パン)ただ、このグイグイと強引に締め上げる感じは…うん(パン)最高ですね!
(パンッ!)バックで掴みやすいくびれと言い、このビクビク震えるアナルといい(パン)視覚的な楽しみも満載ですね!」

カウンターの数字が一気に加算されていく。

すでに70億を超え、更なる桁の繰り上がりに近付きつつある。
見る見る80億を超え、90億台に突入していく。

価格上昇に釣られてなのか、三人娘の昂ぶる姿に興奮してか、それともそれらの相乗効果なのか?

舞台だけでなく、客席までが熱気に包まれ、一気に会場のボルテージを高めていく。

すでに照明はジュエルの輝きだけ。
背後で責める醜い悪人どもの姿は闇に溶けている。
四つん這いのまま巨乳をユッサユッサ揺らして、お尻をプリプリくねらせる。
三人娘の白い裸身だけが、見えるものの全てだ。

“「ゴォー!」…「ロォ〜クッ!」…「ナァ〜ナッ!」…”

どこからともなく、カウントアップが始まる。

入札金額の90億台の2桁目。億の単位を読み上げていく声だ。
99億9999万9999を超えれば、またしても桁の繰り上がりを迎えてしまう。
なので100億が今コーナーのゴールになろう。

時を揃えるように、三匹並んだ牝犬の交尾さながらのバック責めも最高潮。
肉の音は連続音に変わり、三人娘の喘ぎ声からも丁寧語・謙譲語が消えた。
淫らな言葉を叫ぶ姓奴隷から、本能のままに咆哮する獣と進化したのだ。
因みにこれは評価減点にはならない。
奴隷として奉仕させるのも、ペットとして愛玩するのも、大きな差はないからだ。

“「ハァ〜チッ!」…「キュ〜!」…(ギラッ! ギラッ! ギララッ!)”

3つのカウンターは、ほぼ同時に9を10桁並べた。
これまた同時に、セックスマシーン、淫女、牝獣のジュエルが輝いた。

「うああっ、逝くっ! いやあん…突かれて…はああっ、逝くう! 後ろから…はああっ!
うああっ、逝っちゃう、逝っくううっ!(ガクッ!ガクッ!)くううう…」

ガクガクと激しく痙攣しながら、フォルティアが逝く。

「いやっああ〜ん…逝くう〜! ああ〜あっ、逝くう、あ〜逝く〜う…逝く、逝く、逝く、逝っちゃうよおお〜おっ!
(ビクンッ! ビクビクッ!)ああっ、いっやあああ〜ん!」

ピーンと伸ばした腕を、ビクビク震わせながらラスキアが絶頂に達した。

「うっあああ〜あ、逝くう! あ〜、逝っちゃう! いやああ〜ん、逝っくううう〜うっ…あうう〜うっ!
(ブルン、ブルン、ブルルン!)うっうう〜うっ、うう〜ん…」

ブルッ!ブルッ!と裸体を踊らせてミレイヤが昇天していく。

逝き方は三人其々でも、共通点も多い。
かっと目を大きく見開いたかと思うと、次の瞬間、白目を剥く。

涎がダラリと垂れるのも構わず、最大限に口を開いて、思いのたけを絶叫する。
剥き出しの巨乳はブルンブルンと揺するだけ揺すり、お尻は肉棒を呑んだままくねくね踊る。
もちろん獣のポーズも全く崩れない。四つん這いで踏ん張ったままだ。

やがて瀕死の魔女のような呻き声が徐々に弱まり、荒い息遣いに変わっていく。
逝き顔まではきちんと披露したものの、ついに三人娘は揃って、がっくりと顔を伏せた。
ジュエルの輝きも徐々に落ち着きを取り戻していく。

肉棒がすっかり萎え切るまで待っていたのか、ようやくくびれにかかっていた黒い手が緩み、肉棒が引き抜かれる。

ツー、タラッ…ダラ〜リ…タラッ、ダラダラッ…

三人娘の股間から、白濁液が流れ出る。ヘアーを伝わり、次々にベッドに染みを作っていく。
これにより、たっぷりと生中出しされたことが証明された。
トリプルバックショーの締めを飾る演出だ。

 全てのタスクを終えた三人娘の魂は手を取り合って天空へ旅立っていく。
魂を失った肉体はスローモーションのような動きで、前のめりに突っ伏したのだ。
頭上には自らに付けられた値段が燦然と輝いている。

「ほっほっほ、さすがは皆様、御目が高くて、価値あるモノには投資を惜しまぬご様子。
犯されての昇天では、中々、落札が決まりませんね! よろしい、ここからは三人娘自ら奉仕をする姿をお見せしましょう。
おっと、その前に、取説の重要ポイントでもある、三人娘の肉体の秘密をお知らせしておきましょう!」

シーンと静まり返った会場に、アナウンスだけが響き渡る。
大人数を収容しているはずなのに、咳払いひとつ起こらない。
誰もがお得な情報を聞き漏らすまいとしているのだ。

「さて、この三人娘のセールスポイントである巨乳の特徴は、揉んで良し、吸って良しだけではありません。
実は、巨乳は生殖に必要な強壮エネルギーのタンクになっております。なので巨乳を揉めば揉むほど、エネルギーが体内に逆流し
三人娘の肉体はより発情していきます。そして、犯す側からすると、巨乳を吸うことにより、エレルギーの摂取が可能になるのです。
どれくらいの回復が望めるのかというと…まずはご覧になって頂きましょう!」

突っ伏して果てている三人娘が仰向けにされる。
ツンと上を向いた乳首を頂きに乗せながら、巨乳がブルル〜ンと震えている。
股間にすっかり萎えた肉棒がブラブラさせながら、三人の悪党は四つん這いになり、今、犯し終えたばかりの巨乳に舌を這わせた。

“ムクッ…ムク、ムクッ…ムクムクムクッ…”

あたかも植物成長記録の早回し映像のように、肉棒が見る見る生気を得て、漲りを取り戻していく。
萎えきった下向きからグングン仰角を上げ、すぐに下腹に触れるほどまでに回復を遂げた。
三本ともビ〜ンと音がするような射精前と変わらぬ完成体となったのだ。
その間、僅か数十秒。休憩にしては短すぎるほどだ。

「ほっほっほ、巨乳のバイアグラ効果のほどは御覧の通りです! もちろん、精嚢に働きかけ、精液の充填も行いますので
質・量ともに前回同様の射精が可能です。
体への負担については、個人差があるとは思いますが…一生のうちに三か月間くらい、多少の無理をしても良いかと思います。 
代わりに、それ以上の欲望やストレスを美しい肉体に発散出来るのですからね!」

悪党達の勃起の瞬間、僅かに感嘆の声は上がったものの、会場は相変わらず静粛を保っている。

ただ明らかに温度だけは、会場の熱気だけはグングン高まる気配を見せている。
いよいよ至極の性奴隷が競り落とされようとしているのだ。
落札価格を決める最終バトルが始まるのだから仕方がない。

「さあ、それでは最終入札を始めましょう! 今回は決着をつけるために、延長の無いタイムリミットを設けます。
それぞれが昇天を迎え、中出しされた時点……この時の最高入札額をもって、落札とさせて頂きます。
最高入札が複数の場合には、誠に勝手ながら、主催者側で落札者を決定させて頂きます」

史上最高の肉体を持つ性奴隷にふさわしい最終入札のルールが伝えられていく。
最も淫らな瞬間に、新たなご主人様が決定されるのだ。

「ふっふっふ、どれだけ犯そうとも、ティアラヒロインは減るモノではございません! だから今回落札が叶わない場合も、心配は御無用!
次のチャンスが三か月後にございます。また、その後も三か月毎にオークションを開催していく予定ですから、精力を溜められるだけ溜めて
御自分の番をお待ち頂ければと思います!」

90日サイクルでご主人様が次々に代わり、三人娘は輪姦されていく。それが未来永劫続くこのレンタルシステムの特徴だ。
ここでスポットライトが切り替わり、妖鬼の口調が一遍した。
丁寧語から命令へ。もちろん性奴隷に堕ちた三人娘へ向けられた言葉だ。

「牝獣・ミレイヤ、ご主人様の上に乗り、これまでの調教への感謝を込めてご奉仕するのです!
淫女・ラスキア、そしてこれから値付けをして頂く、新しい御主人様に挨拶と自己紹介をするのです!
セックスマシーン・フォルティア、少しでも高く買って頂けるように、たっぷり淫らに、愛想良くするのですよ!」

準備のすっかり整ったタイラントはラスキアの側に、アンヴァンはフォルティアの横に、ステラはミレイヤの傍らに、仰向けで横になった。
そしてそれぞれの手を巨乳へ、太ももへ、ヘアーへ伸ばす。
淫らな意図を持った者に触れられたら、もう性奴隷には自由は無い。
失神していたはずの三人娘だったが、次々に重い瞳を開くと、緩慢な動作で身を起こしていく。
どんな時でもどんな場合でも、命令には絶対服従しなければならないのだ。

フラフラと立ちあがったラスキアは、自然な動作のまま、大股でタイラントのそそり立つ肉棒の上をまたいだ。
そしてそのまま和式便器で用を足すときのように、ゆっくりと腰を下ろしていく。

頭の後ろで手を組んでいるので、精液で濡れたヘアーも、汗で光る巨乳も隠すことはない。
足首を掴まれているせいで、完全にラスキアはタイラントの所有物であり、意のままにならねばならないのだ。

「ううんっ…ごっ、御主人様…上に乗って…ご奉仕させて頂きます…」

寝起きでぼんやりしているからか、台詞の歯切れが悪い。
ただ、それはそれでラスキアをより一層淫靡に魅せる自己演出でもある。
意識がはっきりしていなくても、御主人様への奉仕は忘れない。
そんな肉欲に溺れた本性を、新しい御主人様となる観客に、印象付けているように見えるからだ。

「それでは失礼致します! あうっ(ズボッ!)んんっ…んっ…」

ゆっくりとタイラントの肉棒をあてがったラスキアは、唸りながらゆっくりと腰を落としていく。

「あっ、あ〜! あっああ〜あっ!」

悲鳴というより咆哮のような、大きな叫び声が会場に轟いた。
同時に、今まで重そうだった瞳がかっと開かれ、背筋がピーンと伸びる。
ラスキアが失神から完全に目覚めたのだ。

もちろんティアラヒロインとしてではなく、性欲に溺れた淫女としてだ。

「はあっ、入ってるっ! はあん、ごっ、御主人様のがあっ! はうんっ…はんっ! おっ、奥っ…とっ、届いてるんっ!」

目覚めたときには、モノが違う。
タイラントの上で、弾むように腰を上下に動かし、踊るように上体を捻じる。
激しく動いているようでも、結合点であり支点でもある体の芯だけは、全くぶれることがない。
そして溜めた息を吐き出すような、魔女にも似た低い呻き声。
可憐な表情には似合わぬことは言うまでもない。
もちろんこうしたギャップは加点の対象だ。

ラスキアのエンジンがかかったところで、隣のセックスマシーンも続いて始動していく。
アンヴァンの長い肉棒の上にまたがったフォルティアが、ほぼ同じ姿勢、経緯で腰を下ろしていく。
違うのは後ろ向き。客席に背中を見せていることだ。

「どっ、どうぞ…わっ、私の中でお楽しみください。それでは、失礼致します! んはうっ(ズボッ!)あひんっ…ああっ…」

アンヴァンの長くそそり立たった肉棒を、割れ目で包み込んでしまうように、フォルティアはお尻を落とした。
白い背中がビクビク震え、背筋がピーンと伸びる。

フォルティアの腰が上下前後へ動く度に、結合部が露わになったり、アナルが掲げられたり。
いずれにしてもズッポリはまっている。

「んはあっ…いっ、如何です? ああんっ…フォルティアの中の心地は? ううんっ…当たるっ!
おおんっ…奥に、奥に当たって突き上げるっ!」

ペッタン、ペッタンと白い餅のようなヒップを、フォルティアは浮かせては降ろし、持ち上げては打ちつけた。
降ろしたときは、肉棒が浅めの奥を突き上げるからか、喘ぎ声が高くなる。
逆に浮かせたときは、浅くなった挿入を惜しむかのように、切なげな吐息に変わる。
そして合いの手代わりにアンヴァンの発する満足気な唸り声。
それは上下逆様だが、まさに淫らな餅つきだ。

「はあっ、はあっ…当たるっ! ズンズン、当たっていますう〜うっ! んっはあ、いやん…んああっ、こんなに長いとすぐに届いて!
あうう〜うっ!」 

どんどんヒートアップしていくフォルティアの温度が伝わったのか、隣の牝獣が眼をギラギラ輝かせた。
ミレイヤは目覚めるとすぐに獣のポーズをとり、ステラの下半身に這い寄った。
おもむろに黒く硬そうな肉棒を口に含み、涎で濡らし、舌と唇でしごいていく。
そして破裂直前まで肉棒をいきり立たすと、そのままステラの上を這い上り、自然な感じで肉体を重ねていく。

「そっ、それでは…上から失礼させて頂きます。あっんっ(ズブッ…ズンッ!)ううう〜うっ!」

ビンビンにそそり立った肉棒が、黒光りする茂みの中へ、根元まで飲み込まれていく。
それも無理やりとか仕方なくということではなく、とてもスムーズに易々と収まってしまったのだ。
いつの間にかミレイヤの肌は汗で濡れ輝き、たわわに揺れる巨乳の中心では、綺麗な乳首がピーンと立っている。
完全に戦闘態勢に入った証拠だ。

「はああんっ! ああっ、すっ、すぐに…突き上げられちゃう〜うっ! はあはあ、すっ、凄いい〜んっ! 凄すぎちゃうう〜うっ!」

ミレイヤの動きは、ヒンズースクワットによるトレーニングにも等しい。
腰を落とせば、端正な顔が苦しげに歪み、腰を浮かせば、切なげな表情を浮かべる。
そして時折見せる、恍惚の微笑み。この交合がもたらす快楽への本能の悦びだ。
素質が良いのか、調教が良かったのか、それともその相乗効果が素晴らしいのか?
もう蔑まずにはいられないほど、ミレイヤの牝獣ぶりは徹底している。

「うあああ〜ん! はあはあ、ごっ、御主人様のが…つっ、突き上げてえ〜ん! あふう〜うっ!
はあはあ、凄いっ! ズンズン来るう〜うっ!」

仕上がりに合わせるように、強い光芒が舞台に落とされ、ミレイヤを浮かび上がらせた。

すでにジュエルの輝きで、フォルティアの性交している姿も、ラスキアの騎上位も、十分に確認出来る。
それでもやはり、スポットの照射があると、見栄えは段違いだ。
火照る肌の色、濡れて黒光りするヘアー。詳細までよく見て取れるし、飛び散る汗や喘ぐ息まで、色付いて見えてくる。
そしてなにより、照らし出されたミレイヤにどうしても目が行ってしまう。

全体重をステラの肉棒の上に落としていく様は圧巻だ。
ブルルンと量感溢れる巨乳を躍らせ、惜しげもなくヘアーを晒しながら、上下運動が繰り返される。
演技とか操られての動きではなく、欲するままに湧いてくる本能の動きそのものだ。

「うん、うう〜うっ! わっ、私が…盛りのついた牝の獣、ミレイヤです!
はあはあ…この私の、この肉体の、新しい御主人様になって下さいい〜いっ! そっ、それで、ああっん!
そう、こんな風に…うう〜んっ! はあはあ…ちっ、力強くうう〜ん! しっ、子宮をズンズン突き上げて…、ああ〜あっ、もっとおお〜おっ!」

かっと目を剥き観客席を睨みつけたミレイヤは、吠えるように自己アピールを開始した。
神妙な言葉に対し、表情は挑戦的だ。ただ、上から目線に見えるのは、その美しさ故…でもある。
今のミレイヤは、調教された性奴隷。ただの盛りのついた牝のペットに過ぎない。
ご主人様への従順さを証明するかのように、ステラの受け入れを浅く深くコントロールしながら、淫らな売り込みは続く。

「はあはあ…丹念に舐めてしゃぶって、Gカップの胸で挟んでしごいてえ〜えっ!
あっううん、ビンビンになった御主人様ので…あっうう〜ん! はあはあ…思い切りっ、思い切りい〜いっ…おっ、犯して下さい!
あっはああ〜あっ! うっ、上に乗ったり…、いっ、犬みたいに後ろからしたりい〜ん!」

観客ほぼ全員の視線が集中しているのか、ミレイヤの頭上の入札カウンターだけ、加速的に動きが早まっていく。

金額は、すでに軽く500億をオーバー。これは県や区の予算に匹敵する。
世の中には資産家が沢山いるのは知ってはいたが、さすがにここまで高騰するとは……。

しかも上昇局面はまだまだ落ち着く気配すらない。

「はあはあ…たっ、沢山突いたら、濃いのを中に! あう〜んっ、一杯…一杯、注いで下さい〜いっ!
はあはあ…そしたら、すぐにこの胸を揉みながら、乳首を吸って、またビンビンにして…あっはあ〜ん!
あうう〜うっ、何度も何度も…朝から晩まで犯して、この身体をたっぷり楽しんで下さいい〜ん!」

光芒の輪の中には、下になっているステラの動きや表情も見て取れる。
その様子から明らかに限界が近づいているのが判る。

ミレイヤの絞めも、中の心地良さも抜群なのだ。
少々、強引過ぎる傾向はあるが、それも売りの一つだろう。

「はあはあ…隅から隅まで楽しんだ後はああ〜ん! そっ、そのあとは…御主人様のお友達やお仲間に貸し出して下さいいっ!
はあはあ…こっ、この肉体でたっぷり奉仕して、必ず御主人様のために…あっうう〜ん! もっ、もう、逝きそうですう〜うっ!」 

カウンターの数字が900億を超えると、徐々に動きが緩慢になって来た。
価格高騰はもちろんだが、これを逃してもまだ2点残っているということもあり、入札者が減ってきたのだ。

ミレイヤのアピールタイムもあと僅か。
何よりステラが、もう持ちこたえることが出来ないようだ。

「はあはあ…さっ、最後になりますがっ…こっ、これが私の…牝獣ミレイヤの逝く姿です〜うっ!
どっ、どうぞよくご覧になって下さいい〜いっ! おっ、お気に召したら、どうか私のご主人様に…どうか、ご主人様にいいっ!
ああっ、逝くう〜、逝っちゃう〜うっ! あっあああ〜あっ、逝っくうう〜うっ! あああ〜あっ!」

白目をかっと剥いて、ミレイヤは咆哮した。

たっぷりかいた汗を振り撒きながら、白い裸体をブルンブルンと躍らせる。
腰はしっかり落とし、ステラを奥まで飲み込んだままだ。

そんな交尾の頭上では、カウンターがいつの間にか9の字をずらりと並べていた。

なんと1000億の手前まで到達したのだ。
商品の価値はもちろんだが、プレゼンテーションも素晴らしいものだった。

たっぷり楽しんだ後は、友達や仲間に貸し出すというプランは特に秀逸だ。
これには親交を深める以外に、商業的な意味合いも含まれる。
短期間とはいえ、枕営業やハニートラップでミレイヤを利用できれば、効果は絶大だ。
大きな取引に絡められれば、投資の回収もさほど困難ではない。
個人的な快楽に商業的な投資を付加することで、ミレイヤは自分の価値を一気に高めたのだ。

上り詰めている中で、周期的に絶頂の波が襲ってくるのか、ミレイヤは何度も鋭く体を震わせた。
少し腰が浮く度に、ドロリ、ドロリと中から白濁液が漏れ出ていく。
そしてこの間、数字が更新されることはなかった。

ようやくミレイヤの新しい飼い主が決まったのだ。
自らの処遇が決まったことを知ってか知らずか、ミレイヤはステラに被さるように崩れ落ちた。
肉体に付けられた値段と渾身の中出しを歓迎するかのように、その表情は至福で満たされている。

「沢山の入札ありがとうございました。只今、牝獣ミレイヤの落札が決定いたしました。
栄えある落札者様は・・・おやおや、匿名をご希望になられておりますね。
ほっほっほ、落札者の発表はフェアな決着を示すためにも必要ですし、宣伝に繋がるのですが・・・仕方がありません。
とある国家のとある外交機関とだけ申しあげておきましょう。ともかく、落札者にはお祝いを申し上げます。
さて、次なる商品は高性能セックスマシーンです」

妖鬼のアナウンスとともに、スポットライトが隣のフォルティアに移っていく。

高性能セックスマシーンを一体誰が幾らで落札するのか?

そして、90日の間、どのように楽しむのか?

光芒がフォルティアの裸身を浮かび上がらせていく。


***つづく