平成12年10月28日・初版

続ワンダーウーマン vs ロン大人・第5章/AtoZ・著

-------------------------------------- 第五章 オークション -------------------------------------- ワンダーウーマンは緊縛された身体で 男の攻撃に耐えていた。 男の攻撃は 執拗だった 強引に直接攻撃をするのではなく じわじわと ワンダーウーマンを 追いつめていった。 ワンダーウーマンが 局部の攻撃に耐えれば 突起して敏感になった乳首を責め 喘ぎ始めれば アナルに攻撃を加えた。 ワンダーウーマンの アソコは愛液を涎のように垂らしてバイブを咥えていた。 【はぁぅぅう くぅうう はっぁああ はぁぅっ】 ワンダーウーマンの 声が 切ない喘ぎになっていた。 【どうかね 気に入ってくれたかな ワンダーウーマン】 【ぁぁぁあ はぁぅう はぁっ あぁぁっ】 【どうした? 私に 何をして欲しいのだ 答えるのだ!】 【お… お願い… もぅ…もう…だめ…だめなのお願い!】 【私に 何をお願いしたいのだ ワンダーウーマン言いいなさい】 【い…れて…入れて…下さい…】 【ほう 正義のヒロインが そんな はしたないことを言っていいのかね】 男は そう言いいながら 硬く突起した乳首を口に含んで舐めはじめた。 【ぁうぅぅうう はぁぅうう ぁっ ぁっ はぁああああぅうう】 ワンダーウーマンの声は 啜り泣きの混じった喘ぎになっていた。 もう限界だった 朦朧とした意識は理性など失っていた。 今は 男根に貫かれたい メチャメチャにして全てを忘れたい という欲望だけが 充満していた。 男の調教で ワンダーウーマンは 雌奴隷になっていた。 男根を しゃぶれと言われれば 口で、 尻を 舐めろと言われれば 舌で奉仕した。 唾液を 飲めと言われれば 進んで受け入れた。 【ふぅむ 私が調教すれば もっと いい奴隷になるのだが 残念だ】 【君を買い取って 縄師に調教させて見たいのだが領事は売らないだろうな】 【いくら私でも 領事と敵対する訳にはいかんからな本当に残念だよ】 ワンダーウーマンは 一晩中 男に責められ続け眠りを迎えたのは 明け方になっていた。 -------------------------------------- 気が付けば ワンダーウーマンは 鉄牢に鎖で繋がれていた。 昨日のことは 身体が覚えていた。 肌に吸い付く縄の感触 それを 思い出すだけで 乳首が固くなり アソコが濡れてきた。 【昨夜は お楽しみだったようですな ワンダーウーマン】 ロベルトの声に ワンダーウーマンは 相手を見据えて言った。 【約束は どうなったの! 試合で勝てば 彼女を解放する約束だった筈よ!】 【約束はそうでしたが 彼女の方から残りたいと言っているのですよ】 【嘘よ! だったら彼女に会わせて!】 【いいですよ 今夜の試合が終わればね】 【嫌よ! もう 試合はしないわ!】 【試合が始まるまで 彼らに相手をして貰いましょう入れ!】 ロベルトが呼び入れたのは 前日の試合で倒した3人のレスラーであった。 【へっへっへ リターンマッチに来たぜ 今日は逃がさないぜ】 逃げようの無い檻の中 緊縛された裸身を震わせて ワンダーウーマンの叫びが 鉄牢に響き渡った。 【いやぁぁ 来ないで! いやぁああああああ】 -------------------------------------- 【昨日の試合は好評だった 今後も企画してはどうかな】 【ですが ワンダーウーマンは 本国に送るのでは?】 【私にとって 地下プロレスは 貴重な資金源だ本国に送るよりメリットがある】 【ところで 奴等の動きは掴めたのか?】 【ロンは分かりませんが 陳と麗華はロスにいました】 【それで 鉱石運搬ルートは?】 【解りません 彼らとは接触が無い別グループが動いているようです】 【麻薬・売春・地下金融・華僑 どのルートからも情報が入りません】 【本国になんと報告すればいいのだ! 私の立場が解っているのか!】 領事の叱責にも 部下は お手上げといった状態だった。 【本国から IADCのエージェントが潜入したとの情報が有りますが】 【FBIではないのか? IADCが なぜ我々に関心を持つのだ!】 【解りませんが…警戒はした方がいいかと】 【私の部下は 無能ぞろいか! そんなことは報告せんでいい!】 部下たちは 何時もの領事の癇癪に コングの処遇を質問する機会を失った。 その頃 中国マフィアの陳大人と麗華はロスのアジトに居た。 【ロン大人と連絡は取れたのか?】 【ギリシャで連絡が取れましたわ 情報は 既にご存知でしたわ】 【なぜ ギリシャに?】 【あの方の行動は 全てが 終わってからしか解りませんわ】 【わざわざ ネオナチスに鉱石を売ったのも 各国の機関に 鉱石に関心を持たせるためだったとは知りませんでしたわ】 【ネオナチスは 世界中の情報機関からマークされているからな 彼らの動きは 欧米政府にとって関心事だ 鉱石のことは直ぐ知れたらしい】 【しかし 鉱石との取り引きを条件に 資金洗浄を了解させるとは 私も考えられなかったよ】 【もうすぐ GITが立ち上がるそうですわね、これで世界中の情報通信網が手に入りますわ】 【GITは 表の企業だ。 私と君の出番は ないだろう】 【では 今までの仕事は もう終わりなのかしら】 【非合法活動は変わらない ロン大人も企業家になる気はないだろう】 【あの方が 安っぽいオーナーなどに成らなくて安心しましたわ】 麗華がロンについて話すときは いつも 媚びた口調になっていた。 【次の計画を進めよう ロン大人の指示は?】 【原石の売却について 北朝鮮はNO イスラエルはOKということでした】 【当分は 君も私も 鉱石屋だな ワンダーウーマンについては?】 【あら あなたも あんな女に関心が?】 【当然だよ 彼女は魅力的な女性だよ】 【ロン大人は関心が無いようですわ コングに任せるそうよ】 このとき 麗華は嫉妬から コングに関するロンの指示を陳に伝えなかった。 一方 コングの部下たちはベネットの提案を聞いていた。 【10万ドルを払うわ それと 私の変わりにワンダーウーマンを自由にさせてあげるわ】 【ワンダーウーマンを?】 【そうよ アメリカのスーパーヒロインの ワンダーウーマンよ!】 【俺達の好きにして いいのか?】 【貴方達の仲間は ワンダーウーマンにやられたのだから復習できるわ!】 ベネットの必死の説得を 男達はにやにやしながら黙って聞いていたが 1人が立ち上がると いきなり ベネットの尻に鞭を振るった. 【あぉおお! 何をするの! ワンダーウーマンじゃあ駄目なの?】 【お前の 汚さには 反吐がでるぜ! その手で仲間を騙したんじゃねぇか!】 ビシッ! バシッ! 容赦無く打ち込まれる鞭にベネットは四つんばいになって 許しを請った。 【おぁう! 止めて! お願い! ぉおおお! 許して!】 【さぁ コング隊長のところへ 連れていってやるぜ!来い!】 コングの名前を聞いて ベネットは恐怖した。 今度こそ 彼は私を殺すだろう それも 徹底的に残忍にやられるだろう。 【お願い! 助けて! なんでもするわ! だから連れて行かないで!】 ベネットは 必死で男に縋り おとこのモノを咥えて媚びる格好をした。 だが 容赦はなかった 男は髪を掴むと 顔面に強烈なパンチを加えた。 その 一撃でベネットは 気絶してしまった。 【けっ! なんて女だ! ワンダーウーマンはおまえを助けるためにリングに上ったんだぞ】 【どうせ この女は処刑するんだ それまでは生かしておけばいい】 【俺は コング隊長を呼んでくる 縛り直しておけ!】 IADCのトレバー大佐は部下からの報告を受けていた。 【それで ネオナチスが入手した鉱石は 解ったのかね】 【未確認情報ですが ワンダーウーマンのブレスレットの原料だそうです】 【彼らが それを何に使うかが問題だな それとダイアナとは連絡が取れたのかね?】 【いいえ 彼女のことですから 大丈夫とは思いますが】 【麻薬組織のロングループの方は 調べたのかね】 【先月の テログループ壊滅以来 情報が有りませんあのとき何人かを捕らえていれば】 【それは出来無かっただろう あのとき 彼等は細菌カプセルを持っていた】 【それに 捕らえられいた ワンダーウーマンも危なかった。】 【そうですね でも 彼等から情報を得られなくなったのは痛手でした。 あれ以来 内通者も警戒して ロンに関する情報が入らないのですよ】 【暫くは ダイアナからの情報待ちだな…彼女からロベルトに関する情報が入っていたな】 【あの地下プロレスの ロベルトですか?】 【ロベルトの試合に ワンダーウーマンが出場していたらしい】 【あいつの試合に! でも あいつはFBIの管轄でしょう】 【ダイアナからの情報では 兵器の密売に関係しているらしい調査してくれ】 【了解!】 ***つづく  この作品は、ハードカバー版(画像付き小説)がダウンロードできます。 入手される方は、下記のリンクをクリックしてください。

ハードカバー版・続第5章(LZH)・93KB