平成12年11月4日・初版

続ワンダーウーマン vs ロン大人・第6章/AtoZ・著

-------------------------------------- 第六章 緊縛プロレス無条件降伏 -------------------------------------- ワンダーウーマンは全裸で緊縛された姿で リングに立っていた。 前日はオークションの男に調教され、その後は 3人のレスラーによって さっきまで陵辱されていた。 【早くやれ!】 【突っ込で 泣かせろ!】 【ギブアップは無視しろよ!】 観客達は それぞれ 勝手なことを叫んでいた。 ワンダーウーマンには どう足掻いても 勝てる試合ではなかった。 たとえ リングから逃げ出しても 観客が襲って来るだろう。 男達の色責めで、腰が重く脚にも力が入らなかった。 このまま リングで 嬲り者にされ 昨日のように競売に掛けられる 運命しかなかった。 しかし そうなれば ベネットはコングに引き渡され殺されるだろう そして自分も 外国に連れて行かれ人体実験の材料にされてしまうのだ。 恐怖が ワンダーウーマンを 必死にさせていた。 それは ロベルトが言った言葉 【我が母国では 貴方の卵子を取り出して 培養する計画がある】 【貴方の 優秀な遺伝子から 最強の兵士を作れるでしょう】 領事の母国である軍事国家なら そんな非道なことを 本当に実行するかもしれない。 自分の意志で 子供を産むのではない恐怖に 戦慄した。 【…負けられない!…でも…どうすれば…】 ワンダーウーマンは絶叫した。 【いゃぁぁ! 来ないで! お願い! いゃ! いやぁぁぁあああああ】 しかしそれは 男達の肉の欲望を駆り立てる結果になった。 3人の男達は リングを逃げ惑うワンダーウーマンに襲いかかった。 【いゃゃゃゃぁぁああああああああああ】 緊縛された裸身で どう足掻いても 勝ち目はなかった。 恐怖で萎縮したワンダーウーマンは 押し倒されてしまった。 【いゃ! いゃ! いゃぁぁあーーーーーーー】 泣き叫ぶ ワンダーウーマンの アソコに 口にアナルに 膨張し巨大化したペニスが ねじ込まれた。 【ぅぐぅう! ぅううっ! ぁぐぅう! うぐぅ!】 口を塞がれ 鳴咽しながら 抵抗していたワンダーウーマンの動きが 止まった。 男達の動きに ワンダーウーマンの動きが重なっていき ワンダーウーマンの鳴咽は喘ぎに変わっていった。 もう抵抗する力も気力も ワンダーウーマンには無かった。 男達のなすがまま 嬲らるがまま になっていた。 【…ぁぁぁ…もう…もうだめ…このまま…落ちて行くしかないの】 【へっへっへ もう 限界だな アソコがグショグショだぜ】 【おら おら 泣いているぜ そんなに いいのかよ】 【へっへ どうした 乳首がコリコリに立っているぜ】 【スーパーヒロインも 裸の勝負じゃ 俺達に勝てないようだな】 【ぁぅぅうう はっぁぅう はぁっ あぁっ ぁぁぁああああ】 【おらぁ 交代だ! 今度は俺が 相手だ!】 【はぁぅう! あぁんん はぁんん はぁぅうう】 【へっへっへ ザマアミロ 善がり狂わせてやるぜ】 【ひぃぃいいいいいいいーーーーーーーーー】 【けっ まだ終りじゃねぇ 今度は俺が勝負だ!】 そのとき ゴングの鐘がなり アナウンスが響きわたった。 【ワンダーウーマンの負けと認めます よって本日の試合は終了します】 【それでは 本日のオークションに入ります!】 観客が それぞれ 席に戻ろうとしたとき。 突然照明が消え 銃声がした。 突然の事態に 観客がパニックとなり 暗闇で銃声が交差した。 出口に殺到する 観客と レスラー達 が混乱する中 ガードマン達が部屋に突入した。 しかし 暗視スコープで狙撃するスナイパーによって ガードマン達は次々倒されていった。 数分後 照明が戻ったとき。 そこにワンダーウーマンの姿はなかった。 -------------------------------------- 【誰だ! 誰がワンダーウーマンを 誘拐したのだ!】 領事の怒りが ガードマン達に飛んだ。 【実は CIAのベネットも 奪われました】 【コングは コングはどうした!】 【ベネットとワンダーウーマンを拉致したのはコングではないか と思われます】 【なんだと! 直ぐ探し出せ! それと 陳大人を呼び出せ!責任を取らせてやる!】 【ワシを裏切ればどうなるか チャイニーズにもコングにも思い知らせてやる!】 【ワンダーウーマンめ 主人に逆らった奴隷がどうなるか思い知らせてやる】 【責めて! 責めて! 責め貫いてやる!】 【まだか! 陳は どうした! お前達も捜せ!】 数時間後 陳大人と麗華が ガードマンに連行されて来た。 【陳! 貴様が責任をとるのだ! すぐコングとワンダーウーマンを連れて来い!】 【鉱石は全て貰うぞ! 当然 無償だ! 解ったか!】 【それは できませんわ 領事】 口出しした瞬間 領事の平手打ちが麗華に当たり彼女の唇から 一筋の血が流れた。 【黙れ! ワシに指図するな! お前は後でたっぷり調教してやる口をだすな!】 【陳! 解ったら 早くしろ 2時間だ! 2時間以内に連れてこい!】 反論しようとした陳大人に ガードマン達の銃口が向けられた。 【ワシは これでも忍耐強い男だ! だが 怒らせればどうなるか解らせてやろう】 領事が 怒りに震え 絶叫しているところへ ロンが現れた。 【貴様! この責任はどう取るのだ!】 領事は ロンの襟首を掴むと 唾を飛ばして詰め寄った。 【離せ!】 ロンは 落ち着いた声で 領事を見据えて 短く言った。 【な…なんだと!…貴様! 誰に向かって!】 言いかけた領事は 次の瞬間 壁に投げ飛ばされていた。 【離せと 言った筈だ】 ガードマンが銃口を向ける中 ロンは壁に叩き付けられた領事に 平然と向かって言った。 【君との取り引きは中止だ! 君の上官と既に話しは付いている】 【我々に 二度と手を出すな!】 そう言うと ロンは 陳大人と麗華に向かって言った。 【帰るぞ!】 麗華は 嬉々として ロンの後を追った。 一同が 呆然と彼等を見送った後 我に返った領事が叫んだ 【何を! 何をしている! 奴等を捕まえろ!殺しても構わん!】 絶叫する領事に 叱咤され 我に返ったガードマン達が 後を追って 部屋を出た瞬間 廊下で爆発音がした。 【な なんだ! ここを! ここを何処だと 思っているのだ!】 領事は 絶叫とともに 興奮の余り意識を失なってしまった。 -------------------------------------- 【はい、はい、了解!】 【コングの移動先が解りました。郊外の牧場跡に居るそうです。】 【ロン大人 いかがしますか? 直ぐ追手を向けますか?】 陳大人は ロンの表情から 意図を読み取ろうとしながら質問した。 【コングに 要件が片付いたら シカゴのアジトに向かえと連絡しておけ】 【ワンダーウーマンは? それとCIAのエージェントは?】 【放っておけ コングが始末できなければ それでもいい】 【しかし…領事とのことは? あとで問題に成るのでは?】 【計画に変更はない 私は部下を取り返しに行っただけだ】 ロンと陳の会話を聞きながら 麗華は一人 嬉々としていた。 【危ない! 前を見ろ! 麗華!】 陳の絶叫を聞きながら 麗華は笑いながら猛スピードで車を飛ばしていた。 ***つづく  この作品は、ハードカバー版(画像付き小説)がダウンロードできます。 入手される方は、下記のリンクをクリックしてください。

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