平成12年11月17日・初版

ワンダーウーマン vs 妄想作家・第4章/AtoZ・著

--------------------------------------- 第三章 野外調教 --------------------------------------- 【何をしている! おい! 撮影はどうなっているんだ!】 ロベルトの叱責に AtoZ 達は しどろもどろに返答した。 【いっ! 今! 撮影中です! レイプシーンなんです!】 AtoZ の返答に ロベルトは 怒りの形相で質問した。 【カメラマンは? 照明は? 何処にいる?!】 AtoZ が気が付くと 周りにスタッフは 誰も居なかった 全員が ワンダーウーマンに襲いかかっていたのだった。 【馬鹿者! 真面目に撮影をしろ! 全員クビにするぞ!】 ロベルトに言われて 我に返った男達は また部署に戻っていった。 ワンダーウーマンは 縛られた身体で ロベルトに詰め寄った。 【ロベルト! 騙したのね! やっぱり貴方が黒幕ね!】 【ワンダーウーマン やはり貴方は 縛られた姿が似合っていますよ】 【私をどうするつもりなの!】 【撮影に参加してもらえば いいのですよ 貴方はヒロインですよ】 【嫌よ! この縄を解いて! 今なら許してあげるわ!】 【撮影が終われば オークションが有るのですよ例のオークションが ね】 ロベルトの言う オークションとは 舞台の上のモデルに値段を付け 競り落とした男(まれに女)が、 一夜の主人として奴隷に奉仕させるものだった。 【嫌よ! そんな事はさせないわ!】 そのとき 次の撮影準備が始まった。 【では 絡みシーンに行きます!】 【やっ! 止めて! 離して! 嫌! 嫌よ!】 【ふっふっふ いい格好ですよ ワンダーウーマン】 男が前後から 縛られたワンダーウーマンを 攻めるシーンだった。 縛られた身体を捩り 抵抗するワンダーウーマンだったが 男達に 押さえつけられ 前後から本当に挿入されてしまった。 【あぅ! くっ! 撮影! 撮影の筈よ! あぅ!抜ぃ! 抜いて!】 【ふっふっふ 本物でないと 迫力がないでしょうもっと腰を入れろ!】 【へっへっへ これで どうだい!】 【おら おら おらぁ!】 【ぅっ! はぅぅ! ぁっ! ぁっ! ぁっ! くぅぅっ!】 前後から 激しく突き上げられ 込み上げる喜悦に 必死に耐える ワンダーウーマンを 4台のカメラが追っていた。 【なかなか いい表情だよワンダーウーマン 見ている私も勃起しそうだ】 【よし! いい声で泣くまで 責め上げろ!】 ロベルトの号令で 男達は 一層動きを激しくした。 【おら おら おら!】 【へっへっへ 気持ちいいぜ! 締まりのいい尻だぜ!】 【おら! おら! これで どうだっ!】 【はぁぁっ! ぁぁぅ! くぅっ! ぁ! ぁ!ぁ! だっ! 駄目! もう…もう駄目! 】 【おらぁ! いくぞ! いくぞ! おら! おら!おらぁ!】 【くっ! くぅっ! あっ! あっ! はぅうぅ!】 突然 ワンダーウーマンの喘ぎが止まり ぐったり倒れてしまった。 【では! 次、浣腸シーン 始めます!】 【いっ! いや! 浣腸は嫌!】 【大丈夫! ポーズだけだよ 本当の浣腸はしないよ!でも、協力しないなら 本当にするよ】 浣腸に 激しく動揺し 暴れるワンダーウーマンだったが AtoZ に 言われ 大人しくポーズを とった。 【もっと 尻を上げて! そう その表情がいいな】 【…本物の浣腸は スポンサーがするのだよ…ワンダーウーマン】 ロベルトは 口に出さず ワンダーウーマンの姿態を見ながらほくそ笑んだ。 【さぁ次は 野外調教のシーンだ! 外に出るぞ!】 【待て! 外に出るのは不味いぞ!】 【大丈夫ですよ ロベルトさん 器材があればみんな 映画の撮影と思いますよ】 【しかし…もし 逃げられたらどうするんだ?】 【ワンダーウーマンに首輪と口枷をしています。逃げることも助けを呼ぶことも出来ないですよ】 【失敗するなよ! 私はオークションの準備をしてくる後で連絡をくれ】 ロベルトは AtoZ に 重ねて注意をすると出ていった。 【さぁ 移動するぞ! ワンダーウーマンに目隠しをして箱に入れるんだ!】 ワンダーウーマンは目隠しをされ 箱につめられ運ばれて行った。 数時間後 箱から出された ワンダーウーマンは鎖を引かれ 街を引き回された。 通行人は その姿に驚いたが 撮影器材と 配られるパンフレットから 映画撮影だと信じて 疑わなかった。 【ウゥグ! ウグゥウッ! ウゥゥウグッゥ!】 ワンダーウーマンは 通行人に助けを求めようとしたが皆笑って通り過ぎていった。 【無駄だよ ワンダーウーマン みんな映画の撮影だと信じているんだ】 【中々 いいアイデアだろう? ほら、パンフレットまで用意してあるんだ】 AtoZが見せたパンフレットには 「ワンダーウーマンの逆襲正義の鉄拳」という タイトルと 上映予定が 書かれていた。 【へっへっへ さぁ そろそろ公園に行こうか?もう我慢できないだろう】 AtoZの言う通り さっきから 膀胱が限界に来ていた。 このまま歩かされれば 衆人環視の中で 放尿ショーをしてしまうだろう 公園ならトイレが有る そこで 手錠だけでも外してくれれば、 脱出のチャンスはあるかも知れない。 ワンダーウーマンは 犬のように首輪を付けられたまま公園に連れてこられた。 公園の奥の 木立の中ほどまで来ると AtoZは ワンダーウーマンに言った。 【さぁ ここで するんだ!】 【!! ンングゥ! ングッウ!】 ワンダーウーマンは 首を振って いやいや という素振りをしたが もう 我慢は限界まで来ていた。 【その格好でいいのだよ! そうコスチュームのままでおしっこをするんだ!】 【嫌なのかい? 別にいいんだよ…僕たちは平気だよ待っていて上げるさ】 なおも いやいや をする ワンダーウーマンにAtoZは 【さぁ 放尿ショーが始まるよ この当たりのホームレスを集めてくれ!】 【!!】 慌てて立ち上がったワンダーウーマンは 股を窄めてしゃがみ込んだ ワンダーウーマンの股間から暖かいものが流れ始めた。 一度流れ始めたそれは もう止めることは出来なかった。 【おやおや どうしたのワンダーウーマン? 情けない顔になっているよ】 【あれっ? 何かな? パンツがビショビショだよ!】 ワンダーウーマンは 肩を震わせ AtoZやスタッフの嘲笑に耐えていた。 【さぁ 戻ろう! 地下室での拷問シーンを撮るぞ!】 【さぁ ここが 今日から君の住む檻だよ! いい感じだろう僕がデザインしたのだよ】 AtoZは 得意満面に ワンダーウーマンに部屋を案内していた。 鉄格子で仕切られた その部屋には ベッドと簡易便器が 置いてあったが もう一つの部屋にも 大きな鏡とベッドが有ったが ベッドの四隅には 手足を拘束する皮の枷と太い鎖が付けられていた。 更に 壁や棚には 色々な責め道具 鞭や浣腸器具アナルボール バイブ などが 並べられ テレビカメラも用意されていた。 【この部屋の様子は 別の部屋のスクリーンでも見れるのだよ 君が脱走しようとしても すぐ解るように センサーも付いているんだ 万一の時は この部屋も通路も 電子ロックされて 催眠ガスが 噴射されるのさ 凄いだろう! 全部僕のアイデアだよ】 AtoZ の馬鹿な設計で スポンサーは大金をつぎ込んでいたが 彼には 自信満面の設備だった。 【さぁ 次のシーンに入ろう その前に その濡れた衣装は交換して置こう】 地下室に連れ戻された ワンダーウーマンが 着替させられていた頃 AtoZは ロベルトとの電話で 後のスケジュールを相談していた。 【おーーい ベルトが無いぞ! どうするんだ?】 【待ってよ! 今電話中なんだ! ロッカーに予備が有るだろう?】 【あった! これでいい! ワンダーウーマンにこのベルトを付けてくれ!】 【えぇ! そうです! 撮影は後半分で終わりです …には】 【うわぁ! がぁぁあ! ぐぇぇ!】 【もう! 電話中なんだから 静かにしてくれよ!えぇ 明日中に…終わる…】 振り返った AtoZが 唖然としていた そこにはワンダーウーマンが立って居たのだった 【どっ! どうして!】 【スタッフが 間違えて 本物を呉れたのよ】 【それ…それじゃぁ…さっきの…悲鳴は】 【散々好きなことをしてくれたわね! 覚悟しなさい!】 AtoZの悲鳴が地下室に響き渡った。 --------------------------------------- スクリーンには 逃亡に失敗し捕らえられたワンダーウーマンが映っていた。 【本日のシアターは此れで終りです。 次回の御参加をお待ちしております。】 【皆様 本日は 遠路ごの来場有難う御座いました。】 【なお、幹部メンバーの方は 会議室に集合願います。】 幹部会議では 活動報告と映像評価が始まっていた。 【いやぁ 今回のモデルは 実に良かった まるで本物をそっくりだったな!】 【特に 前半のアクションシーンが良かった 見事に決まっていたな】 【いやいや コスチュームでの責めシーンは 実に素晴らしい表情だった演技とは思えない程だよ】 幹部達が意見を交わしていると プロモーターのロベルトが現れた。 【ロベルト君! 今日の試写会は良かったぞ!今までで最高だ!】 【ワンダーウーマンが 逃亡に失敗し 裸馬で連行されるシーンも良かったが】 【格闘シーンは 実に良かった 相手は AtoZ君ではなかったかね?】 AtoZ は ちゃっかり 自分がやられる シーンも撮っていたのだった。 その功績と 映画の評判は 監獄にいるAtoZにも通知された。 【やったぞ! また ワンダーウーマンの映画を撮るぞ!】 飛び上がるほど喜んだ AtoZは 早速 獄中で新たなシナリオを 書き始めた。 ***完  この作品は、ハードカバー版(画像付き小説)がダウンロードできます。 入手される方は、下記のリンクをクリックしてください。

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