平成12年11月25日・初版

続ワンダーウーマン vs 妄想作家/AtoZ・著

ワンダーウーマン調教委員会 クロノス編 --------------------------------------- 閑散とした劇場 --------------------------------------- 閑散とした劇場のスクリーンには 捕らえられたワンダーウーマンが映っていた 【本日のシアターは此れで終りです。 次回の御参加をお待ちしております。】 【皆様 本日は 御来場有難う御座いました。】 【なお、幹部メンバーの方は 会議室に集合願います。】 幹部会議では 活動報告と映像評価が始まっていた。 ロベルトの周りには、メンバーが集まって苦情を述べていた。 彼等は ワンダーウーマン調教委員会のメンバーだった。 現実のワンダーウーマには 手出しできないため、 合成画像やAVモデルを使って 映画を作り 自己満足に浸っているのだ。 ワンダーウーマンが捕らわれ 責められるシーンばかりの 映画だったが それでも 当初は好評だった が 回を重ねるにつれ 同じパターン に飽きられていた。 【ロベルト君! 今回の作品も不評だぞ!】 【見ろ客席を! メンバーの方が 客より多いのはどういう訳だ!】 【今迄 ヒットしたのは 最初の数本だぞ 残りは全て赤字だ!】 【女優に幾ら払っていると知っているのか!これでは スタッフの弁当代しかでんぞ!】 【最初は ワンダーウーマンのSMと言うだけで客は来ていたが 今はどうだ!】 【もう少し 斬新な企画は無いのか? AtoZはどうした?】 【彼は 獄中です 保釈金を出せば 出られるでしょうが…】 【あの馬鹿の企画でヒットしたのは 1本だけだ!あの実写版だけだ!】 【メンバーの脱会さえ 5割を超えているのだぞ!どうするのだ!】 【毎回 毎回 同じ展開ばかりではないか! ストーリー性が皆無だ!】 【映画にとって一番肝心な部分 “トキメキ”が無いではないか!】 【合成写真も ワンダーウーマンと言うだけで当初は売れたが 今は在庫の山だ!】 【君はファンを舐めているのか! 彼等は馬鹿ではないぞ!】 【パッケージの表紙だけで いつ迄騙せると 思っているのだ!】 【本気で作っているのか! 情熱はあるのか!君は映画も 愚弄しているのだぞ!】 【もう1度! もう1度 チャンスを下さい! 斬新な企画で勝負しますでは!】 【あっ! こら! 待て ロベルト!】 【融資は引き揚げるからな! 覚悟しておけよロベルト!】 全員のメンバーから 責められ 背広を破られロベルトは 逃げるように 退室していった。 --------------------------------------- ガルシアの怒り --------------------------------------- シカゴマフィアのボスである ガルシアは 手下からの連絡に形相を変えて怒鳴っていた 【なっ! なんだと! またワンダーウーマンにやられただと! 今月に入って これで 2度目だぞ! それで…荷物もトレーラーも押さえられただと! きっ! キサマ! どう落とし前をとるつもりだ!幾らの損害だと思っているんだ! 500万! 500万$だぞ! 取り返せ! 取り返すまで帰って来るな!バカ野郎!】 【ボス? どうしたんです 取り引きが失敗したんですかい?】 【ボス? ワンダーウーマンに また やられたんですかい?】 【やかましい! 黙ってろ! 忌々しい奴だ なんで俺だけ狙われるんだ! くっそぅ!】 ガルシアはシュガーケースから 新しい葉巻を取り出すと震える手で 火を付けた。 そのとき 灰皿に目を落とすと 真新しい葉巻が3本煙を上げていた。 電話している間に 次々 葉巻に火を付けていたのだった。 【くっ! くそぉう! おい! お前等! ワンダーウーマンを捕まえてこい!】 灰皿を壁に投げつけ 怒鳴るガルシアに 手下達は 【ボッ! ボス! そんな無茶な 相手はワンダーウーマンですぜ】 【この前も 失敗して 3人捕まったばかりですぜ】 【!!】 【ボス! ボス!】 部下達が 驚いて 彼の周りに 駆け寄っていた。ガルシアは 頭に血が上って 転倒していた のだった。 --------------------------------------- AtoZの逆襲 --------------------------------------- 【むっふっふ よし! これで完成だ!】 監獄で ワンダーウーマンを捕らえ 陵辱するストーリーを書き上げたAtoZは 躍り上がって 歓声を上げていた。 看守に プロモータのロベルトへの 連絡を依頼するとその返事を待った。 【で! 完成したと聞いたが 上手くいくのかね?】 【完璧です! 今度こそワンダーウーマンを逃がしません!】 【君の作戦に 参加するメンバーは おらんのだが?】 【大丈夫です! 僕一人で 闘います! 捕まえた後だけ協力してもらえればいいです!】 【前回の作戦では…撮影用の弾ではなく 実弾を使った件で苦情があったぞ それに 過去2回とも 3回か 全て君の ヘマでワンダーウーマンを逃がしている。 ガルシアのときは 私まで彼に 殺されそうになったぞ!】 【今度は 大丈夫です! 捕まえたら絶対に 逃がしませんから!】 【保釈の手続きはしてやるが…今度クロノスさんを怒らせたら後は知らんぞ!】 【僕の作戦は完璧です 信用して下さい!】 自信満々に話す AtoZ に 一抹の不安を感じながら ロベルトは 保釈手続きをして 帰って行った。 【くっくっく はっはっはっは 待っていろ ワンダーウーマン僕の挑戦を受けてみろ!】 --------------------------------------- 郊外の農場 --------------------------------------- AtoZに呼び出された ワンダーウーマンは指定された農場に来ていた。 【わはっはっはっは 来たなワンダーウーマン!僕と勝負しろ!】 【もう諦めたらどうなの…また 監獄に戻る事になるわよ今度は出られないわよ】 AtoZ は ポケットから ストッキングを取り出すと自分の鼻に持っていき その匂いを嗅ぐ しぐさを した。 【くん くん 此れが 何か解るかい?】 【解らないわ なんの真似?】 【君のシミのついた パンティストキングだよ!これは 僕の宝物なんだ】 AtoZの言葉に ワンダーウーマンの顔色が変わった AtoZは 以前ワンダーウーマンを捕らえた時そのパンティストキングを取っていたのだ。 【なっ! なんですって! 返し! 返しなさい!この変態!】 【嫌だ! 僕が負けたら返してあげるよ】 そう言うと AtoZ は 小屋の中に逃げ込んだ 【あっ! 待ちなさい! 返しなさい!】 ワンダーウーマンも AtoZ を追って 小屋の中に飛び込んだその瞬間 転倒した。 【きゃぁぁぁあああああああああああ】 床には一面 油が撒かれていたのだ 起き上がろうとしたワンダーウーマンは また 滑って転んだが 前には 悠然と立っているAtoZ が居た。 【わはっはっはっはっは どうだい ワンダーウーマン!立ち上がれないだろう 僕は この台の上に居る限り 滑らないよ】 高笑いする AtoZ にワンダーウーマンは尋ねた。 【で! どうやって 私を捕まえるの? 私がこのまま帰ったらどうするの?】 【えっ!】 ワンダーウーマンの質問に AtoZ は絶句した 捕らえようとすれば 彼も 油の中に 入るしかなかったのだ。 AtoZを無視して 帰ろうとするワンダーウーマンにAtoZは 叫んだ 【待って! 待ってよ! ここから出してくれ!】 その声に ワンダーウーマンは 馬鹿を相手の疲れがどっと出て来たが AtoZが 台に どうして移動したか 周囲を見回して観察した。 そして 天井から垂れているロープを見付けると それを掴んで、AtoZ のところまで 飛び移った。 その瞬間 檻が跳ね上がり AtoZ と共に 捕まってしまった。 【わはっはっはっはっは 僕の計略にかかったねもう逃げられないよ!】 また 高笑いする AtoZ にワンダーウーマンは尋ねた。 【で? あなたは どうやって ここから 出るの?】 【えっ! しっ! しまった!】 そう言いながら 携帯スプレーを取り出し 吹きかけようとしたが ワンダーウーマンに あっさり 奪われてしまった。 【どっ! どうして 解ったの?】 【貴方なら こうするだろうと 思っていたわ】 【わっ! 御免なさい! もう もう二度と しません!】 そう言いながら 予備の携帯スプレーをコッソリ取だ出そうとしたとしたが ワンダーウーマンに その手を掴まれ またも奪われてしまった。 【貴方のやり口は 解っているのよ もう 許さないわ!】 【たっ! 助けて! 助けてよ! 君は正義のヒロインだろ!】 悪あがきする AtoZ そのとき ガスボンベを持った男達が 入って来た。 【やれ!】 号令と共に 3人の男達が ガスボンベを開け檻の中の2人に ガスを噴射した。 【ゲホ! ゲホ! 待っ! 待ってくれ! 僕も居るんだぞ!】 AtoZ が叫んでいたが それを 無視して 男達は無くなるまでガスを噴射した。 ガスが消える頃 男達の後ろから ロベルトが現れ指図した。 【やはり 私が居なければ 失敗だったところだな2人を入れたまま運び出せ ワンダーウーマンのベルトとロープは奪っておけよ!】 【何処へ運びます?】 【クロノスさんの別荘だ! ワンダーウーマンは縛って置けよ】 【この男は どうします?】 【縛らなくていい 途中 適当な場所で 捨ててくれ】 AtoZとワンダーウーマンは 檻ごとトレーラーに格納され運ばれていった。 --------------------------------------- シカゴ・カジノ --------------------------------------- 【ガルシアさん! 大変です! カジノが破産しそうです。 ルーレットの一点張りで16回勝ち続けている客が居ます!】 カジノの支配人から電話を受けたガルシアは激怒した 【イカサマ! イカサマに決まっているだろう!そいつを叩き出せ!】 【だっ! 駄目です! こっちの イカサマが効かないんです! ボデーガードもやられました 止められません!】 【俺! 俺が行く! そいつを逃がすな!】 ガルシアは屈強な手下10人を選ぶと 武装してカジノに乗り込んだ。 だが ルーレットで 勝負している 客を見て 息を呑んだ。 【やぁ ガルシアさん 遊ばせて頂いていますよ】 【ロッ! ロン! 貴様! いゃ… あんた… だったのか!】 【この間は 私の義父がお世話になったそうですねお礼に ご挨拶に来たのですよ】 平然と話すパイロンに ガルシアは 拳を握り締め唇を震わせてながら言った。 【もう…もういいだろう カジノが破産する…もう止めてくれ…パイロンさん…お願いだ】 【そうですね …もう空港へ行く時間だ これを現金に換えてくれ】 そう言うと パイロンは チップの半分を ディーラーに渡した。 【残りは ガルシアさんに プレゼントしようでは 私はこれで】 パイロンは お供の少女と熊の様な男を連れて悠然と出ていった。 【くっ! くそう! あの野郎! 俺を 俺を舐めやがって!】 唇を震わせ 青筋を立てて怒りを 堪えるガルシアに手下たちが寄って来た。 【ボス! アイツ等を このまま返すんですかい?】 【俺達が 決着を付けてきますぜ!】 【ボス! 俺達に任せて下さい!】 手下達の言葉に ガルシアの怒りが爆発した。 【ばっ! 馬鹿野郎! シカゴごと壊すつもりか!アイツ等が暴れたらここだけで済まんぞ! 1万発のハンドミサイルを 食らいたいのか!】 【くっそう! 3000万$も持って行きやがった!覚えていろパイロンめ!】 車の中でも 手下に 八つ当たりしていた ガルシアにクロノスから電話が入った。 【やぁ ガルシア君 元気かね? 君に見せたいものが有るのだよどうだ 遊びに来ないか?】 【今 そんな気分にはなれん! だが 上機嫌だなクロノスさんいい事が有ったのか?】 【ふっふっふ そうだよ 私の夢が叶ったのだよガルシア君】 【よかったな 俺は悪夢を見たよ パイロンのおかげでな!くっそう! 思い出すと腹が立って来たぜ!】 【そんな事は忘れて 遊びに来いよ! いいものを見せてやるあんたも興味が沸くだろう】 【なんだ! 早く言ってくれ! 今 俺は爆発しそうなんだぞ!】 【ワンダーウーマンを捕らえたんだよ 今私の別荘に監禁している】 【ほっ! 本当か! アイツには 俺は何度も 煮え湯を飲まされている俺も行くぜ!】 ガルシアは 以前ワンダーウーマンに助けられたことも忘れ パイロンへの怒りを ワンダーウーマンにすり替えていた。 --------------------------------------- 檻の中のワンダーウーマン --------------------------------------- ワンダーウーマンは クロノスの別荘の屋上に監禁されていた。 屋上には 樹木が植えられ 庭園の様な造形になっていて その庭園の一番奥に 猛獣用の檻があり ワンダーウーマンはそこに 鎖で繋がれていた。 コスチュームやベルト・ラッソー等は全て奪われ素裸で拘束されていた。 両手は後ろで手錠を掛けられ 両脚は 枷の付いた鉄パイプで開かれたまま固定されていた。 何度も 逃亡され 失敗した経験から クロノスは二重三重の警戒をしていた。 ワンダーウーマンが 逃げられない様 手枷・足枷・首輪の錠の部分は潰され変形し 元の鍵でも 開けられない様になっていた。 ブーツに替わって穿かされているのは 18センチのピンヒールだった これでは 立てたとしても 歩けるものではなかった。 そして ワンダーウーマンのパワーの源であるベルトは クロノスだけが知っている ダイヤル式の秘密金庫に収納されていた。 【やぁ ロベルト! どうだね ワンダーウーマンの様子は?】 【大人しくしていますよ クロノスさん 流石に逃げられないでしょう で どうされるのですか?】 【私の ペットだよ! もう 何処にも出さん!一生飼ってやるのだ!】 【ですが 撮影やオークションの予定は 無いのですか?】 【必要無い! 私の側に置いておくだけでいいのだよロベルト!】 【せっかくの ワンダーウーマンを 勿体無いのでは?】 【うるさい! 私の長年の夢が叶ったのだ! 他の奴には見せたくもないわい!】 さすがの ロベルトも クロノスの我侭には 呆れてしまった。 せっかく ワンダーウーマンを捕らえながら プロレスにも映画撮影にも 使用出来ない となると 彼としては 宝の持ち腐れだった。 【クロノスさん AtoZの事ですが 彼に撮影を任せると言う話は…】 【撮影など必要ない! 奴はクビだ! ヘマばかりではないか】 【しかし 彼の映画は一部では好評でしたが…】 【私の手の中に 本物がいるのだ 写真なぞ要らん!ロベルトお前もクビにするぞ!】 【わっ! 解りました! AtoZはクビにします】 二人が揉めている所に ガルシアが 手下を連れてやって来た。 【やぁ クロノスさん ワンダーウーマンを捕まえたらしいな】 【良く来てくれたな ガルシア! 今 案内する来てくれ】 クロノスは上機嫌でガルシアを迎えると 自ら案内役を買って出た。 案内されたガルシアは 檻の中のワンダーウーマンを見て驚嘆していた。 男達に気付き 身体を固くして見られまいとするワンダーウーマンだが 嘲笑され 視姦されても 檻の中では身の隠しようが無かった。 【はっはっは いい格好じゃねぇか ワンダーウーマン!檻の中が似合っているぜ!】 【へっへっへ 大胆なポーズだぜ ボス! 裸より刺激が有りますぜ】 【これが あの スーパーヒロインですかい まるでスーパー淫乱ですぜ】 【コイツは 見られて喜ぶ 淫乱ヒロインだぜ!へっへっへ ちょっと触らせな】 ガルシアの手下が触れようとしたとき クロノスのステッキが飛んだ 【痛ってぇ! 何しやがるんだ!】 【ワシの ワンダーウーマンに触るな!】 【ちょっと待ってくれ クロノスさん! 俺達は見るだけでシカゴから来たんじゃあ ねぇぞ】 【他に用があったのか ガルシア!】 険悪な雰囲気に ロベルトが 中に入った。 【クロノスさん どうでしょう ガルシアさん達もいますからショーをさせては?】 【なんのショーだ ロベルト!】 【我々は 此れ迄 ワンダーウーマンに散々な目に会っていますその詫びを入れさせるのです】 【そりゃぁいい あのワンダーウーマンに詫びを入れて貰おうどうだいクロノスさん】 【詫びか…いいだろう…ロベルト お前に任せるぞ】 【へっへっへ どんな お詫びを してくれるのか期待しているぜワンダーウーマン!】 【おい! ワンダーウーマンを引き摺りだせ!】 --------------------------------------- 剃毛 --------------------------------------- クロノス・ガルシア・ロベルトの前に引き摺り出されたワンダーウーマンは 天井からのロープで 人の字形に吊るされていた。 【もう お前は ワシのペットじゃ ワシをご主人様と呼のだ!】 【いっ! 嫌よ! 誰がアンタなんか! 言うものですか!】 【ほう 強気だな ワンダーウーマン だが 今に許してくれと泣き出すぜ】 【詫びを入れるなら 今のうちだぞ ワンダーウーマン!】 【悪人に どんなに辱められても 絶対 詫びなんか言うものですか!】 【へっへっへ その恥ずかし格好で よく言うぜワンダーウーマン!】 【もうこんな事は止めなさい! 後で後悔するわよ!】 【へっへっへ 後悔するのはお前だぜ 今からヒイヒイ泣かせてやる】 【よし! 始めろ ロベルト! 泣いて詫びるまで嬲ってやれ!】 ロベルトは ガルシアの部下に命じて ワンダーウーマンの下の毛を剃るように言った 【やっ! 止めなさい! 止めるのよ! 嫌よ!そんな所を! 触らないで!】 ワンダーウーマンは 理不尽な仕打ちに 抗議したが野卑な男達には 逆に 加虐する快感を 与えるだけだった ジョリ ジョリ … ジョリ ジョリ … … 男達は わざと ゆっくり 確実に 剃毛していった。 【へっへっへ まるで小娘のように ツルツルになって来たぜ】 【くっ…こんな…こんな事で…負けないわ】 【へっへっへっへ どうだい アソコが丸見えになったぜ】 【おい! 鏡を持って来い! ワンダーウーマンに自分のアソコを見せてやれ!】 【いっ! 嫌よ!】 【おらぁ 良く見ろ! ツルツルで アソコが丸見えだぜ】 【どうした ワンダーウーマン べそをかいているのか?】 男は ワンダーウーマンの瞼を 無理矢理開けて鏡に映る 下半身を見せていた 【次は 塩水を持って来い! それと 太いキャンドルだ!】 --------------------------------------- 小水 --------------------------------------- ガルシアは手下に バケツ一杯の塩水を運ばせると 【へっへっへっへ どうだい 喉が渇いているだろうたっぷり飲ませてやるぜ】 【いっ! いらないわ!】 此れから始まることに 不安を覚えた ワンダーウーマンは吐き捨てるように拒否したが 手下たちは 髪を掴み無理矢理 口を開けさせると 鼻を摘み 如雨露を使って 塩水を流し込んだ。 【ンゥ! ンンゥッ! ゥンッ!】 【おら おら もっと 飲むんだ! おらぁ!】 【へっへっへっへ まだまだ たっぷり 残っているぜ!】 【見なよ クロノスさん ワンダーウーマンの腹をまるで妊婦だぜ】 ガルシアの言う通り ワンダーウーマンの腹は大きく膨れ上がって パンク寸前になっていた。 【よし! もういいだろう キャンドルだ!】 ロベルトは ワンダーウーマンを 天井からのロープで人の字型に 立たせると その股間に 火の点いたキャンドルを立てた。 【ぁ! 熱い! 熱いわ! 止めて! ひっ! ひぃぃぃぃ!】 【ワンダーウーマン 早く消さないと アソコが焼けてしまう よ】 【むっ! 無理よ! そんなこと! 消せ 消せないわ!】 【そんな事はない 君のオシッコで消せはいいのだよ】 【わはっはっはっはっは コイツはいいぞ ロベルト良く考えたな!】 【へっへっへっへ スーパーヒロインの 立ち小便かいいぞ! 早くやれ!】 【ボス! 俺が 乳を揉んでやりますぜ!】 【やっ! 止めて! いやぁ! 離して! あっ!ぁつ! 熱い!】 【どうした 早くしないと 焼けてくるぞ!】 【いっ! いっ嫌! ぁっ! あっ! 熱! 熱い!止めて! お願い! ひっ!】 【へっへっへ もっと キャンドルを近づけてやれ!】 【ひっ! ひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!】 ワンダーウーマンは 突然 足を突っ張り 秘丘を突き出すと放水を始めた ぁっ ぁ ぁ ぁぁっ 】 【わっはっはっはっは 見ろよ あの様を】 【へっへっへ べそをかいてやがるぜ!】 【ザマアミロ ワンダーウーマン!】 【止っ 止ま 止まらないわ ぁ ぁ ぁぁ…】 【わはっはっはっは】 【へっへっへっへっへ】 野卑な男達の嘲笑の中 ワンダーウーマンは顔を紅潮させ羞恥に震えていた。 --------------------------------------- 熱蝋 --------------------------------------- 【さぁ 次のショーを始めましょう】 ロベルトは そう言うと うな垂れている ワンダーウーマンをロープから解放し 犬のように 四つん這いの姿勢にした。 そして 別に用意した長いキャンドルを全員に手渡した 男達は ワンダーウーマンを取り囲むと 火を付けたキャンドルを垂らし始めた 【あっ! 熱い! ゃっ! 止めて! ぁっ! ぁ熱い!ひぃっ!】 【おら おら どうだ! ワンダーウーマン!】 熱蝋から 逃れようと のた打ち回る ワンダーウーマンを男達は 追いかけ回まわした 【ひっ! ひぃぃ! やっ! 止めて! ひぃっ!】 【おら おら どうした どうした】 【ほら ほら 逃げないと 尻に火が点くぞ!】 【へっへっへっへ オモシロイぜ!】 【こんな楽しい ショーは 初めてだぜ ロベルト】 【ぁっ! ぁぁっ! 止めて! お願い! もう止めて!ぁっ! ぁっ! ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!】 クロノス・ガルシア・ロベルトに 熱蝋で責められ床を這いずりまわる ワンダーウーマンは 絶叫と共に 終に 失神してしまった。 【今日は この位にして置こう ワンダーウーマンを檻に戻しておけ!】 【明日また 楽しませてやるぜ!】 【面白かったぜ! 明日が楽しみだぜ】 --------------------------------------- 裏切り --------------------------------------- 【ワンダーウーマン…ワンダーウーマン…】 自分の名前を呼ぶ声に 目覚めたワンダーウーマンは声の主を見て 驚いた 【AtoZ あなた! どうしてここに!】 【しっ! 静かに! 君のベルトだ! これで脱出出来るかい?】 【ぁっ! ありがとう! 私の手に握らせて!】 ワンダーウーマンはベルトを掴むと 後ろ手錠の鎖を引き千切ると 脚と首輪の鎖もねじ切った。 そして AtoZ が持って来たコスチュームに着替えた。 【ありがとう! 助けてくれたのね…でも…どうして?】 【クロノスは 僕をクビにしたのさ それに 撮影も中止になったんだ】 【それだけ? それで私を助けてくれたの?】 【矛盾するようだけれど…僕は 美しく強いワンダーウーマンが好きなのさ】 【そうなの…でも このベルトとコスチュームは?】 【コスチュームは撮影用のものを持って来たんだベルトは最初から本物は僕が持っていた】 【あのとき 貴方も 催眠ガスで 眠らされた筈よ何時 すり替えたの?】 【僕は携帯マスクを持っていたのさ それに君の方が倒れるのが早かったよ】 【でも よく警報に 引っ掛かからなかったわね?】 【ここのシステムは 僕が設計したのさ 僕だけはフリーパスだよ こんな時のためにね】 【あなた 本当は “馬鹿な振りを” しているのじゃない?】 【利口だったら 君に挑戦していないよ でも 本当の馬鹿だったら 君を捕まえられなかっただろうね】 【そうね さぁ彼等に お仕置きしてやるわ】 ワンダーウーマンは 鉄格子に手を掛けると それを飴の様に捻じ曲げ脱出した。 【貴方は 危ないから 隠れていて 私は彼等を捕まえるわ!】 【警察にも連絡してある もうすぐ やって来るよ】 【解ったわ 彼等を逃がさないわ】 そう言うと ワンダーウーマンは クロノスの部屋に向かって行った。 クロノス・ガルシア・ロベルト達は ワインを飲みながら今後の事について議論していた 【クロノスさん どうでしょう ビデオの撮影はやはり駄目ですか?】 【当たり前だ! ワンダーウーマンは ワシのペットだと言った筈だロベルト君!】 【勿体無いぜ! クロノスさん アイツは金の卵だいくらでも稼げるぜ!】 【駄目だ! ガルシア 君もシツコイな! 調教委員会などもう要らんのだ!】 【話にならんぜ ロベルト 何とか言えよ】 【ガルシアさん 私に言われても…クロノスさんの気が変わらないと… そうだ AtoZを呼んで ワンダーウーマンを調教させましょう】 【駄目だ! あの馬鹿がドジをして また逃がしたらどうするロベルト君!】 【俺も あの馬鹿のお陰で パイロンに カジノを潰されそうになったんだぞ!】 【彼は馬鹿じゃないわよ!】 その声に 3人は 思わず振り向いた 【ワッ! ワンダーウーマン! どう! どうやって檻から?】 【AtoZが 逃がしてくれたのよ 彼は改心したのよ】 【あっ! あの馬鹿が! またワンダーウーマンを!】 【さぁ 貴方達も 大人しく捕まるのね】 【やっ! やれ! ガルシア! ロベルト! ワンダーウーマンにはスーパーパワーは無い!】 クロノスの命令で ワンダーウーマンに立ち向かったガルシア と ロベルト は 一瞬で 壁に投げ飛ばされ気絶してしまった。 【そっ! そんな! ベルトはワシが金庫に 入れた置いた筈だ!なっ! 何故だ!】 【本物は 最初から 彼が AtoZが持っていたのよ】 その言葉にクロノスは愕然とし 膝から崩れ落ちた。 --------------------------------------- 大団円 --------------------------------------- クロノス・ガルシア・ロベルトは捕まり ワンダーウーマン調教委員会は崩壊した。 ロベルトは 過去のフイルムやビデオ その他の証拠を進んで提出し ガルシアも 調教委員会の全容を そのメンバー迄全て 進んで証言した。 結局 ガルシア・ロベルトは罰金と軽い量刑で出獄できたが クロノス他の調教委員会メンバーは 後々までマスコミに追われ続けた。 【ダイアナ 見てご覧 この新聞に あの委員会のことが載っているよ】 トレバーに手渡された新聞の一面には 『ワンダーウーマン汚名を晴らす』の見出しが大きく出ていた。 それには 調教委員会が偽造した ビデオやエロ写真の合成方法も 公開されていた。 【彼等も もう終りね 資材もネガも全部押収されたしきっとワンダーウーマンも喜んでいるわ】 【ワンダーウーマンの 裏ビデオや合成写真も彼等が流していた事を認めたし これで彼女の 汚名も晴れるだろう】 【ところで 彼は? AtoZは どうなったの?】 【無罪放免だよ 住居侵入は ワンダーウーマン救助の為と認めらたそうだ】 【よかったわ 今回は ワンダーウーマンも 彼に助けられたのだから】 【その AtoZ だが…】 【どうかしたの?】 【映画会社に 自分のシナリオを売り込みに回っているそうだが そのシナリオが…】 【また ワンダーウーマンの?】 【いや! 今度は スーパーガールの…その…あれらしい】 【本当に 懲りない人ね】 【そうだ! 彼から ワンダーウーマン宛てに小荷物が来ていたな? これだよ】 【何かしら?】 【処理班で調べたが 危険なものでは 無い様だ確かストッキングか なにか だと…】 それを聞いた ダイアナは 慌てて その品を受け取ると直ぐに机に仕舞い込んだ。 【どうしたんだい ダイアナ?】 【いいぇ なんでもないわ …これは… 私からワンダーウーマンに届けておくわ】 満席の劇場のスクリーンには 捕らえられたスーパーガールが映っていた。 【本日のシアターは これで終了です。 次回の御来場をお待ちしております。 尚 ホール出口で スーパーガールのシミ付きコスチュームやグッズの オークションを行っております そちらも ご参加下さい。本日のご来場有難う御座いました。】 【なお スーパーガール調教委員会のメンバーの方は会議室に お集まり下さい】 場内アナウンスに呼ばれたメンバーの中に ロベルト と Vサインをする AtoZ の姿があった。 --------------END-----------  この作品は、ハードカバー版(画像付き小説)がダウンロードできます。 入手される方は、下記のリンクをクリックしてください。

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