平成13年2月2日・初版

ワンダーウーマンの悪夢/AtoZ・著

紅龍編 (パイロン編外伝) --------------------------------------- 【死ね! ワンダーウーマン!】 いきなり 至近距離から 黒マントの巨人がハンドミサイルを発射した。 間一髪 ジャンプした ワンダーウーマン。 男が撃ったミサイルは 背後の仲間に命中し その男は壁に激突した。 だが 暫くすると ノロノロと起き上がって来た。 【止めなさい! こんな狭い場所で 射たないで!】 だが 男は制止を無視して 階上に照準を合わせるとまた ミサイルを打ち込んだ。 ワンダーウーマンは それを 手で掴むと 男に向け投げ返した。 轟音が響き渡っり 振動で階段が崩れ落ちていた。 硝煙が薄れていく頃 瓦礫の中から 黒マントの巨人が起き上がって来た。 【もう止めなさい! 貴方達も怪我で済まないわよ!】 必死で叫ぶワンダーウーマンの背後に 黒マントの男達が迫っていた。 階下に6人 背後に3人 上の階段から 4人 ワンダーウーマンを包囲する形で 巨人達が 迫っていた。 既に倒した男達も 10人に上っていた しかし後から後から 際限なく現れる男達。 さすがの ワンダーウーマンにも疲れが 見えて来た。 彼等は 装甲騎士団と呼ばれる男達だった。 厚い装甲アーマーに身を包み ワンダーウーマンのパンチでもなかなか 倒せなかった。 【死ね! げぅ! ぐぅう! ぐぉおおおおお!】 背後から襲って来た男に キックを入れ 前のめりになった後頭部に手刀を打ち込んだ 更に 倒れた顎に キックを それで やっと 動きが鈍る程度だった。 一人が 倒れても 次が 次を倒す間に 更に数が増えていた。 【くっ! 際限がないわ なんとか振り切って最上階まで行かなと!】 8階の最上階に ワンダーガール(ドルシラ)は捕らわれていた。 【今は まだ4階 後どれだけ いるのかしら?でも 助けに行かないと!】 --------------------------------------- ワンダーウーマンが妹のワンダーガールから電話を貰ったのは 明け方だった。 【お姉様! やっと 敵のアジトを発見したわ!今から潜入するわ!】 【場所を! 場所お教えて!】 【港の穀物ビルよ A−31ビルよ あっ 奴等が入っていくわ!】 【やっ! 止めなさい! 私が行くまで待って!聞いているのドルシラ!】 【大丈夫よ お姉様! 私もワンダーガールよ任せておいて!】 【ドルシラ! ドルシラ! …だめだわ 切れてしまった…待っていて】 --------------------------------------- 【7階だわ…ここを越せば あと1っだわ】 【待っていたぞ ワンダーウーマン ここまでだ!】 部屋に飛び込んだワンダーウーマンの前に 20人近い装甲騎士団が待ち伏せしていた そして ワンダーウーマンを追って来た 男達も10人以上に上っていた。 【くっ! 負けられないわ!】 【やれ!】 男達との壮絶な格闘戦が開始された…半時間に及ぶ格闘の後… 床には ワンダーウーマンが 顔を腫らし 口から血を流し全身傷付き 倒れていた。 ワンダーウーマンは 多くの敵を倒しながらも終に 力尽きて 倒れてしまった。 遠のく意識の中に 聞きなれた声がしていた。 【また捕まったの 馬鹿な女ね 今度は私が調教してあげるわ】 倒れている足元に歩んで来たのは ワンダーガールだった。 ワンダーガールは ワンダーウーマンから ベルトとラッソーを奪うと男達を呼んだ。 【縛り上げて テーブルの上に乗せてやるのよ!】 男達は 手慣れた動作で ワンダーウーマンを縛り上げ天井から吊り下げた。 【良い格好だわ 気が付いたら呼んで頂戴!】 ワンダーウーマンが意識を取り戻したとき 声がした。 【良い格好ね ダイアナお姉様!】 【ドルシラ! 貴方無事だったの! 良かったわ!お願いこの縄を解いて!】 【本当に馬鹿な女ね! 私が命令して縛らせたのよ】 【なっ! なんですって! どっ! どうして!】 【ワンダーウーマン! 貴方の本性を暴いてやるわ!淫乱な本性を ね】 【なっ! 何を言うの! 馬鹿な事を言わないで!】 【淫乱な雌犬か どうか 試してやるわ】 そう言うと ドルシラは 2本のバイブを取り出した。 【やっ! 止めて! お願い! 縄を解いて!】 【ここは…どう…】 ドルシラは ワンダーウーマンのハイレグパンツの上から 割れ目に沿ってバイブを 移動して行った。 【あっ! ぁっ! やめ! 止めて! はぁぅ!くっ! くぅう!】 ワンダーウーマンは 必死に淫らな振動に耐えていた。 【いい声ね 本当に淫乱な女なのね もうアソコがヒクヒクしているわよ】 【ド…ドルシラ…お願い! 目を覚まして! はぁあぅ!いっ! いやっ!】 抗う声が短く 途切れ途切れに なって 息も荒くなっていった。 女が女を責める場所は 男以上に的確だった。 【くっ! あぅ! くぅくっ! はぁぅ! ぁ!ぁ! あぅぅつ!】 【下の鏡を見てご覧 お前のアソコは もう ビショビショよ!】 ワンダーウーマンが縛られているテーブルには鏡が置いてあった。 その鏡には 左右に広げた脚の根元 無防備な股間が映っていた。 【やっ! いゃぁあ! お願い…もぅ…もう止…めて…ドルシラ】 【まだまだ これからよ! ここも欲しがっているようね】 そう言うと ワンダーガールは ワンダーウーマンのアナルにバイブを挿入した。 【あぅ! いぃっ! 痛い! 止めて! はぅう!ぁぁぁ…くぅうっ!】 【力を入れると 痛いだけよ! ほら ほら】 【はぁぅ! くっ! はぐぅぅぅつ!】 【簡単に入ったじゃない! アナルがヒクヒクしているわよ淫乱ね 】 【後ろだけじゃぁ 不満でしょう? 前も入れてやるわ!】 【はぁぅ! あぅ! あっ! うっ…動かさないで!はあああぅ!】 ワンダーガールが前のバイブを抜き差しすると、 前後に挿入されたバイブが 腸壁を挟んで擦れあった。 【くっ! はぁぅ! はぁぁ! くっ! くうぅ!あぅっ!】 【どうしたの? 私に話しがあるのでしょう 聴いてあげるわよ】 そう言いながら ワンダーガールはバイブのスイッチを最強にした。 【あぅ! くあっぁぁ! はぐぅうっ! くっ!】 【そうだ! 良い事を思い付いたわ このまま待っていてね】 ワンダーガールは 2つのバイブを挿入したまま部屋を出て行った。 【あぅ! だっ! だめ! こんな…こんなこと…もう止めて】 必死で バイブに耐える ワンダーウーマンだったが、 膝がガクガク震え 腰を浮かせているのが精一杯だった。 もし 腰を落とせば アナルに入っている バイブが奥まで貫いてくるだろう。 だが 限界は 近づて来ていた。 身体を捩ろうとしたとき、 膝が落ち アナルのバイブが奥まで貫通した。 【あっ! あぐぅう! うっ! くぅううっ!】 前のめりの姿勢になったとき 前のバイブが 子宮の奥まで到達した。 【あ! ぁ…ぁ…ぁおぉぉぉぅ! 】 ワンダーウーマンは 絶叫と共に 果ててしまった。 だが 無情なバイブは 振動したままだった。 胸を揉まれながらワンダーウーマンは 切ない声を上げていた。 【虐められて こんなに感じるなんて なんて淫乱なの】 ワンダーガールに乳房を 玩ばれながら ワンダーウーマンは悶えていた。 【あぅ! はぁぅ! あぁぁ !はぅぅっ! ぁぁぁあっ!】 【どうしたの? なにをして欲しいの? 言ってご覧なさい】 【おっ お願い! 耳! 耳を噛んで!】 【まぁ! なんて淫乱なの! 縛られて感じるなんて!本物のマゾね!】 【耳だけなの! さぁ言いなさい!】 【アソコ…アソコにも…入れて…入れて欲しいの】 【もういいわ! 終りよ!】 ダイアナ(ワンダーウーマン)が ビショビショに汗をかいて飛び起きたとき、 ベッドの横には すやすや眠るドルシラ(ワンダーガール)の姿があった。 【よかった…夢…夢だったのね】 そして そっと自分の股間に手を沿わせると、愕然とした。 ダイアナ(ワンダーウーマン)の股間も グショグショに濡れていたのだった。 【そ…そんな…私…あんな夢で感じて…いた…なんて…】 ダイアナの家の前に 一人の少女が立っていた。 年齢は10代後半の あどけなさの残る美少女だった。 【ふん! なにが スーパーヒロインよ!】 【私がちょっと 淫夢を送っただけで ヨガルなんて本物のマゾだわ!】 【こんなに簡単に誘導されるなんて馬鹿よね、それとも 既に、 誰かに洗脳されているとか?…まさか…それはないわね。】 背後に 跪いて控えていた 男が聞いた。 【紅龍様 ワンダーウーマンを捕らえますか?】 【必要ないわ! パイロン様に報告するまでもないわ!】 そう 呟くと 少女は 全身黒マントの男達と共に闇の中に消えて行った。 ***完  この作品は、ハードカバー版(画像付き小説)がダウンロードできます。 入手される方は、下記のリンクをクリックしてください。

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