平成13年10月5日・初版

ワンダーウーマン vs 邪教集団・第2章/AtoZ・著

邪宗ヒシュタル教団 大神官ヒシュタル編 罠に落ち教団に捕らえられたワンダーウーマンは ヒシュタルによって醜い姿にされてしまった。 --------------------------------------- 第二章 人犬ワンダーウーマン --------------------------------------- 【うぅぅっ…うぅ…】 ワンダーウーマンは 自分の身体の異変に 違和感を感じて目覚めた。 指先の・爪先の感覚が無かった 握ろうとした指の感覚さえ感じなかった。 【そっ! そんな! 私の! 私の手が無い!】 ワンダーウーマンは 自分の目を疑った 肘から先の両手が そして 膝から先の両足が切断されていた。 【いっ! いやぁぁぁぁあああああああああああああああああ】 自分の身体の信じられない変化に悲鳴を上げたワンダーウーマン その彼女に、醜悪な老人の嘲笑する声が浴びせられた。 【わはっはっはっはっは 良く来たワンダーウーマン どうだ 四肢を失った気分は もう お前は人犬なのだ 今日からお前は 一生ここでワシの僕として使えるのだ】 【返して! 私の! 私の手を! 足を返して!】 【わはっはっはっはっは もう食ったわい! お前の肉はワシの身体の一部になったのだ!】 【そっ! そんな! 酷いわ!】 【おい! 雌犬に首輪を付けてやれ!】 【いっ! いやぁああ! 私の身体を返して!】 抵抗しようと肘を振ったが 男達には何の意味も無かった 肘を・太股を押さえられ 簡単に押さえ込まれてしまった。 泣き叫ぶワンダーウーマンに信者達は首輪を付けると 恭しくヒシュタルに鎖の先端を差し出した。 【来い! 神殿を案内してやる】 ヒシュタルが老人とは思えない力で鎖を引くと ワンダーウーマンは バランスを失って転倒してしまった。 無様に転倒したワンダーウーマンに男達は群れ寄ると髪を掴み いきなり殴打し始めた。 【キサマ! 逆らうのか!】 【この雌犬が! 反抗するのか】 【自分の立場を思い知らせてやる!】 【お前は もう犬なのだ! 解ったか!】 【あぅ! ぐぁぅ! あぐぅ! やっ! 止めて!がぁっ!】 四肢を失い首輪に繋がれた身体では 逆らい様が無かった。 男達の暴力に身を硬くして耐えるしか無なかった。 【馬鹿目 お前などが ヒシュタル様に逆らえると思ったのか】 【これで 自分の立場が分かったか この雌犬め】 【早く来い!】 ヒシュタルに促され ヨロヨロ と起き上がったワンダーウーマンは 犬の様に首輪を引かれ檻を出た。 ヒシュタルは 四つ足となったワンダーウーマンを引き連れて神殿を回った。 そこは 迷路の様な地下道だった 上に上がる階段は有ったが梯子の様な形だった。 それは 手が無い人間には 決して上がれない階段だった。 【…もう…ここから…出る事もできない…の】 【気に入ったかなワンダーウーマン 今日からここがお前の世界なのだ】 【ヒシュタル様 雌犬に相応しい生活をさせてやりましょう】 【その前に 雌犬には躾が必要でしょう】 【ヒシュタル様 儀式は如何されますか?】 【そうか…儀式か…では儀式から始めよう…信者どもを集めろ!】 【畏まりました ヒシュタル様】 【来い! ワンダーウーマン】 ワンダーウーマンが連れて行かれたところは祭壇の有る広間だった。 そこには 人犬となったスーパーヒロインを 晒し者にする為に集まった信者達が居た。 数台のビデオカメラが用意され 撮影が開始された。 【見ろワンダーウーマン 今 撮影しているテープはやがてテレビに流すものだ お前の惨めな姿が 犯される姿が放送され 電波ジャックで全世界に流れるのだ。 我が教団の前に屈服する お前の姿が流れれば、世界が我が教団の力を知るだろう いずれ お前の調教記録も撮影してやる 楽しみにしておれ】 【ヒシュタル様!】 【ヒシュタル様!】 【ヒシュタル様!】 【ヒシュタル様!】 【ヒシュタル様!】 【ヒシュタル様!】 信者達の歓声が上がり その声が祭壇の壁に反響していた。 【見よ! これが アメリカのスーパーヒロインワンダーウーマンだ! これが 我が教団に反抗し 教えに逆らったものの末路だ】 【おう!】 【あれが ワンダーウーマン】 【ワンダーウーマンだ!】 信者達のざわめきは ヒシュタルが手を挙げると直ぐに静寂が訪れた 信者達は ヒシュタルの次の言葉を待っているのだ。 【ワンダーウーマンは 今日から教団の僕となった そして お前達に奉仕する雌奴隷となるのだ! 先ずは 奴隷としての洗礼を行う このモノに挑戦する者は前にでよ!】 ヒシュタルの号令に応じて 立ち上がった者は100名近い数であった。 【これだけか…まあよい…では 儀式を始めよ!】 男達は ワンダーウーマンの周りを取り囲むと整列を始めた。 【そっ! そんな! こんなに大勢を相手に…いっ…いゃぁあああああ】 ワンダーウーマンの叫びが合図だった。 男達は数人単位で襲って来た。 振り払おうにも手が無かった 逃げ様にも脚が無かった。 【いっ! いやぁ! いやあ!】 【止め! 止めて! いやぁぁぁ!】 【いやぁぁぁああああああああああああああああ】 叫んでも 暴れても 逃れられなかった。 男達は次々 ワンダーウーマンを貫いていった。 数時間に及ぶ陵辱 100人近い男の精液を浴びたワンダーウーマンは 最後の一人が身体から離れても 起き上がる力も・考える力も・ 悲鳴を上げる力も無く 虚ろな目をして ただそこに横たわっていた。 【わっはっはっはっはっは どうしたワンダーウーマン堪能したか 今日は 此れ迄にしてやる。 連れて行け!】 ワンダーウーマンの耳に ヒシュタルの乾いた笑いが響いていた。 --------------------------- 調教の日々 --------------------------- 翌日から ワンダーウーマンに対する躾(調教)が始まった。 野外散歩・調教師に責め道具を口に咥えて差し出す躾・信者達への奉仕 なによりも ヒシュタルへの服従が強制された。 檻での生活は犬そのものだった… 首輪をつけたままの生活 皿に盛られた餌を口だけで食べ 水は舌を丸めて飲んだ 脚を上げての排尿 四足で立ったままの排便 口でモノを咥える訓練をされた… 命令に応えなければ 鞭で打たれ 返事しなければ殴打された。 ひたすら従順な奴隷になるように調教され 理由なく 蹴られ・殴られ・犯された。 ヒシュタルの暴虐を目の前にしても それを阻止する事も抗議する事も許されなかった。 ヒシュタルに危害を加えるという理由で歯を抜かれ舌を噛む事も出来なくなっていた。 ワンダーウーマンには もう 悪と闘う力は無くなってしまったのだ もし ベルトを取り戻したとしても その力は使えないだろう。 自力でここから逃れることは不可能だった 階段はなく 梯子でしか上へ登れない 手を失ったワンダーウーマンは登る事などできなかった 狡猾なヒシュタルは 神殿の最下層の迷路で ワンダーウーマンを飼っていた。 もし救助するものが現れても 見つけ出すのは困難だろう このまま朽ち果てるまで 奴隷としてヒシュタルに嬲られる続けられるのだ。 【もう…私は…落ちて行くしかない…の…】 ここから逃げる … 逃げたとしてどう闘う そう考えると絶望で気が狂いそうだった。 手首を失った自分の肘を見ながら涙が溢れて来た。 --------------------------- 終りなき調教 --------------------------- 【これは! ヒシュタル様! よく参られました】 【どうじゃ 調教は進んでおるか?】 【はい! もう逃げ出せぬと 諦めたようです。】 【抵抗する気配は無いのか?】 【はい! 今は 命じれば その場で放尿も致します。】 【くっくっくっく まさに雌犬じゃな】 【はい! 命じれば 調教道具さえ咥えて参ります。】 【では そろそろ ワシの寝室に連れていこうか?】 【もう少し もう少しだけ お待ち下さい 今 芸を仕込んでおりますので】 【芸? どんな芸をするのじゃ?】 【舌で尻を舐めるのは覚えさせておりますが他にも…】 【わっはっはっはっは ワンダーウーマンに尻をなめさせるのか面白いぞ!】 【ヒシュタル様に お気に入られる様に 仕込みますのでもう暫お待ち下さい】 【そうか では 楽しみにして置こう だが逃げる心配はないのか?】 【野外調教も致しましたが 逃げる素振りも有りませんでした】 【そうか だが 目は死んでおらん 油断はするなよ】 【首輪に発信機が付けてあります。もし逃げてもすぐ発見できますので…】 【ペットにされるワンダーウーマンも撮影しておるのか?】 【はい 今日は その予定で居ります】 【あとで ビデオをワシの部屋に持って来い】 【畏まりました】 【雌犬ワンダーウーマンの調教記録か わっはっはっはっはっは楽しみじゃ】 【では…後程】 【そろそろ 調教の時間だ 雌犬を起こすとするか…】 … … 【おい! 起きろ! 調教の時間だ!】 … … … 【…誰かが…私を呼んでいる…】 … … … 【おい! 起きろ! 雌犬!】 … … … 【…また今日も 犬としての一日が始まるのだ…】 … … … 【おい! 何時まで寝ている!】 … … … 【…起きなければ鞭で打たれる…でも…もう少し…このまま…で…】 … … … 【おい! おい! 起きろ!】 … … … 【おい! 起きろ! ワンダーウーマン】 … … … 【おい! 起きろ! ここから先は歩くんだ!】 ワンダーウーマンは 呼び起こされ気が付いたとき、 自分の体を、足の先を 手の平の感覚を恐る恐る確認した。 【夢! 夢だったわ! 手足は切断されていなかったわ…良かった】 【おい! ぐずぐずするな! 早く降りろ!】 両手は後ろ手錠で 首には首輪と鎖が付けられていたが それでも あの悪夢よりはマシだった。 ワンダーウーマンは ヨロヨロと起き上がると車の荷台から降りた。 そこは 密林の入り口で 道路はらしきものはここまでで終わっていた。 【さぁ! 出発するぞ!】 【神殿は山の中腹だ! さぁ歩け!】 ***つづく  この作品は、ハードカバー版(画像付き小説)がダウンロードできます。 入手される方は、下記のリンクをクリックしてください。

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