平成15年3月14日・初版

続ワンダーウーマンvs奴隷商人・第2章/AtoZ・著

続奴隷商人 カザフ・ローザ編2 ベルトを奪われ 捕われたワンダーウーマンに弟を殺されたバランの拷問が開始された。 --------------------------------------- 第二章 テロリスト バラン --------------------------------------- 【さぁ起きるのよワンダーウーマン! 何をしているのさこの愚図!】 ローザに髪を掴まれ 引き起こされたワンダーウーマンは 男達によって椅子に縛り上げられた。 バランは刺の付いた鞭をワンダーウーマンの顔に近づけると嘯いた。 【どうだ! 許して下さい 素直に喋ります と言うなら 手加減してやるぜ】 【嫌よ! 悪人に許しは 請わないわ!】 【けっ! そうかい! その方が楽しみだぜ!おらぁ! おら! おら! どうだ!】 バランは鞭を振り上げると 顔・胸・腕・脚 へとところ構わず振り落とした。 【くっ! ひっ! あぅっ! くっぅ! ひぃぃっ!】 【おら!おら! おらぁ! どうだ!】 【くっ! あぅっ! くっぅ!】 【しぶとい女だな だが いつまで頑張れるかなおらぁ! おら! おら! 】 【ひっ! ぅっ! くっうっ! ひぃぃっ!】 【おら!おら! おらぁ!】 【ぅっ! ぅぅ! くぅっ!】 【おら!おら! おらぁ! どうだ!】 【はぁっ! あぅっ! くっぅ!】 【許しを請う気になったか ワンダーウーマン?】 【いっ… 嫌よ…こんなことで…負けない…わ】 【へっへっへっへっへ 楽しませてくれるじゃねぇか】 鞭が役に立たないと知るとバランは手を変える事にした。 【次は、弟の仇を討たせて貰うぜ! おいバットを持って来い!】 バランは仲間にバットを持って来させると 目配せした。 【待ちたまえバラン君! ワンダーウーマンは痛め付けても白状しないぞ!】 カザフが制止しようとしたが、バランはそれを押しのけ仲間に命令した。 【白状する必要はない! 俺の流儀で女を大人しくさせるだけだ!やれ!】 3人の男達はワンダーウーマンを取り囲むと一斉にバットで殴打し始めた。 【おらぁ! おら! おら! おらぁ!】 【んぐぅっ! んがぁう! んぅんん!】 【おらぁ! おら! おら! おらぁ!】 【んがぁう! んんぅ! んぐぅう!】 【おらぁ! おら! おら! おらぁ!】 【ひぐぅっ! あがぁう! んぐぅう!】 【おらぁ! おら! おら! おらぁ!】 【ぐぁっ… ぁがっ… んぅう… …】 身体中が痣だらけとなり ぐったりしたワンダーウーマンを見たバランは 男達に次の指示を与えた。 【気に入ったかワンダ−ウーマン! 今度は俺達にお返しして貰おう!しゃぶらせろ!】 【おら おら しっかり咥えろ!】 【歯を立てるなよ! もし噛んだら お前の歯を全部ペンチで引き抜いてやるぞ!】 【おらぁ! 早くしろ! 後が詰まっているんだよ!】 男は順番にワンダーウーマンの口に男根を捻じ込むと髪を掴んでしゃぶらせ始めた。 【うぅぐぅぅ…うぐっ…うぅっ…うぐぅん…】 【へっへっへっへ なかなか 上手いじゃねぇか】 【ぅぐぅう…んっ…んんぅ…んぅんんっ…】 【おらぁ! もっと舌を使うんだ! この愚図!】 一人が終われば 次の男が そして その次が ギルマンの部下も加わり 30人近い男達に口を犯されたワンダーウーマンは 全員が終わった後には 顎が麻痺してしまっていた。 口の中も顔も 男達の精液で ぬるぬるになっていた。 白濁した顔が 照明に反射し ワンダーウーマンの姿を淫らに浮かびあがらせていた。 その様子を見ていたバランは 再びワンダーウーマンに近づくと尋問を始めた。 【おい! ヒシュタルを殺したのは誰だ!】 【ぁ…ぁぁ…ぁ…言…言わ…言わない…わ】 【そうか 言いたくないのか よし! ナイフをもって来い!鼻を削ぎ落としてやる!】 【待て! 待つんだバラン君! そんな事をしなくても喋らせる方法はある】 【そんな必要はない! 鼻の次は耳 その次は目を刳り貫いてやる!】 【止めろバラン! 喋らせるのが先だ! ここでは俺がギルマンがボスだ!】 【いつから お前が俺達のボスになった! コイツは俺が捕まえた女だ!】 険悪な雰囲気に バランとギルマンの部下達も緊張したがローザが割って入った。 【ほっほっほ 血の気の多い 人達です わね。 どうせ 処刑するのでしょう? 喋らせてからでも 宜しいのでは ないかしら? それに、鼻を削ぐなら トレバーの前で やれば? その方が 面白いですわ】 手慣れたローザは わざと ゆっくり 喋る事で男達の頭を冷やす間合いをとっていた。 【…そうだな…トレバーの前で処刑するか…いいだろうカザフ、 アンタに任せてやろう】 【面白い、トレバーとワンダーウーマンを並べて処刑するか…いいアイデアだぞ】 男達の殺気が和らいだ瞬間を利用して カザフが間を取り持った。 【そのロープ、 ラッソーを使えば 真実が分かるのです。私に貸して下さい】 そう言って、カザフは ワンダーウーマンにラッソーを掛けると尋問を始めた。 カザフ:【ヒシュタル様を殺したのは誰かねワンダーウーマン】 【… …】 カザフ:【さぁ 答えるのだ ワンダーウーマン!】 【パイ…パイロン…よ】 ギルマン:【誰がヒシュタル教団の情報を流した。答えろ! ワンダーウーマン】 【GIT社の灘川部長がトレバー長官に…】 バラン:【俺の弟のダークを殺したのは誰だ!言え!】 【ダークを殺したのは…ブラン…ブランケン】 バラン:【何者だ!】 【パイロンの部下…装甲騎士団のリーダー】 バラン:【やはり パイロンか! 奴の弱点は!】 【解ら…解らないわ…】 カザフ:【【他に知っている事は?】 【… …紅…紅龍が…ヒシュタルと闘った…わ】 ギルマン:【紅龍とは何者だ! 何処に居る?】 【超能力者…ヒシュタルと同じ…ウエスト病院にいるわ】 ギルマン:【ヒシュタル様と同じ能力を持っているだと!馬鹿な!】 【… … …】 【今日は ここ迄にしましょう 後はトレバーを捕らえてからにしましょう。 提案が有るのですが 聞いて頂けますかギルマン長官?】 【なんだねカザフ君?】 【郊外に私の館が有ります そこにアジトを移動しませんか? 今30名以上のメンバーが居ますが ここでは人目に付きます。 そこを拠点に今後の作戦を計画すれば 如何かと?】 【そこなら 怪しまれないのか?】 【心配ありません 周囲は森で囲まれていますし設備も揃っています。】 【いいだろう 私が先に行って決定する。 今から行けるか?】 【私が ご案内します。】 【ワンダーウーマンはどうするのだ!】 【バラン君に任せるよ。 だがこれ以上傷は付けないでくれよ私も楽しみたいのでね】 【いいだろう アンタの分は残して置いてやるぜ。俺達もトレバー誘拐の作戦を練って置こう】 -------------------- ワンダーウーマンの傷は 一日で回復し 顔の痣も内出血も癒えていた。 【おい! しゃぶれ! 昨日の続きをやって貰おうか】 【おらぁ! 早くしろ! またバットを食らいたいのか!】 ワンダーウーマンは 抵抗しても無駄と諦めて男に従った。 男は ワンダーウーマンの口に 巨大な男根を捻じ込むと 自分から身体を前後させ 堪能していた。 【へっへっへっへ まさか ワンダーウーマンとこんな事が出来るとは思わなかったぜ】 【おらぁ! しっかり咥えろ!】 【うっ! いいぞ! うぅぅっ! うっ!】 【へっへっへっへ その調子だ!】 【うぅっ! うぅ! もう少し … ぅうっ…】 調子に乗ってワンダーウーマンの口を犯していた見張りの男が突然 悲鳴を上げた。 【うがぁぁあああああああああ】 【馬鹿野郎め! 勝手なことをしやがって!】 背中にアーミーナイフを突き立てられ崩れ込んだ男の背後には、バランが立っていた。 【男を咥え込むのが上手い様だな この雌犬が!】 そう吐き捨てると 椅子に縛られ逃げ場の無いワンダーウーマンの顔にバランの拳が飛んだ。 1発・2発・3発 バランは、パンチを食らい うな垂れたワンダーウーマンを椅子から解放すると コスチュームを脱がせ テーブルに背中を上にして縛り直した。 【淫乱女には たっぷり 躾をしてやらないとな】 そう言うと 刺の付いた鞭を取り出し ワンダーウーマンのすべすべした肌に振り落とした。 【おらぁ!】 【くぅっ!】 【おら! おら!】 【はぅっ! くぅぅっ!】 【おら おら おらぁ!】 【ひっ! あぅ! くっぅ!】 【おら! おら! この雌犬が!】 【ひぃぃっ! くぅっ! ひっ!】 【おら! おら! おら!】 【ひいっ! あぅ! くぅぅぅっ!】 容赦の無い攻撃に ワンダーウーマンの背中に赤い線条が走っていった。 ワンダーウーマンの悲鳴が 短くなり それさえ止まったとき、ようやく鞭の洗礼が止んだ。 【今度は 下の口を割らしてやるぜ! 先ずは尻の穴からだ】 そう嘯き、バランが鞭の柄を逆手に持ち直し、太い柄をワンダーウーマンに突っ込もうとしたとき 仲間がカザフからの連絡を持って入って来た。 【バラン! カザフがトレバーの行動を掴んだようだ移動するぞ!】 【アジトの移動? 何故だ?】 【トレバーが一人になるチャンスがあるそうだ。拉致に便利な場所に移動する】 【解った! けっ! 助かったなワンダーウーマンだがこれで終りじゃねぇぞ】 【そいつは どうする?】 【縛って檻に放り込んでおく! お前はメンバーを集めてくれ!】 【解った。 すぐ来てくれよ】 -------------------- 裏切り -------------------- 【気に入ったよ 中々いい屋敷だな カザフ君】 【光栄です 御自由にお使い下さい。 私はワンダーウーマンを移送する準備をしますので】 【地下には 拷問部屋も檻も あるのだろう?】 【後で ご案内致します。 奴隷の調教用に造ってありますがお気に召すかどうか?】 【バランに トレバー拉致作戦を実行させよう連絡してくれ】 【畏まりました、 ローザに連絡させます。 それでは失礼致しますギルマン長官】 カザフは ローザと共に館を出ると すぐ行動を開始した。 【IADCのトレバー長官を。 私ですか? カザフと申します…】 カザフの密告で ギルマンのアジトを知ったトレバー長官は 特殊部隊をバランのアジトへ急行させ、 自らは部下を率いてギルマンのアジトへダイアナ救出に向かった。 その情報を傍受していた 麗華達も バランのアジトに急行していた。 そして 特殊部隊の行動を妨害する為 麗華はダイアナの声で偽情報を流した。 【特殊部隊の隊長へ伝えて! ダイアナよ! 今ワンダーウーマンに救出されたところなの、 バランは空港に向かっているわ 直ぐ手配して!私もそちらに向かうわ】 麗華としては バランを逮捕させるなど考えてもいなかった。 完全に抹殺し息の根を止める つもりだった その為に偽情報を流し 自ら指揮をとって アジトを奇襲した。 麗華達の奇襲を受けたバラン達は直ぐ応戦態勢をとり反撃したが 圧倒的な火力の前に追い詰められていった。 4人対20人 数の上でも圧倒する殺人部隊に急襲されたのだ、 プロ集団とは言え 銃とハンドミサイル レザーと装甲アーマーでは 差は歴然としていた。 それは、技術や訓練でカバー出来るものでは無かった。 数で圧倒する麗華達の前に じりじりと追い詰められたバラン達は 地下室で最後の抵抗を試みたが 最後の弾丸を撃ち尽くしたとき バランの前に麗華が現れた。 【これまでね 死ぬ前に 誰が密告したか知りたい?】 【誰だ! 誰が密告した!言え!】 【カザフよ 満足した?】 【くっ! くっそう! カザフの野郎! 地獄へ落ちやがれ!】 【パイロン様の為よ 死んで頂戴!】 麗華は バランの頭部に狙いを定めると ベレッタのトリガーを引いた。 1発・2発・3発… 麗華は、まるでそれが パイロンへの忠誠を誓う証というように 全弾を撃ち尽くまで打ち込んだ。 銃弾は確実に命中し、壁にへたり込んだままバランは絶命した。 【パイロン様の邪魔をする者は 私が許さないわ】 こうして バランは麗華の銃弾に倒れ 彼の仲間も装甲騎士団の前になす術も無く全滅した。 【もしもし 陳大人ですか? 麗華です。 ゴミ処理は終わりました。 いいえ 彼女は居ませんでした。 …はい…他の仕事は トレバーさんに 任せました。 はい…では、帰ります。】 一方ギルマンも… 銃撃戦はあっけなく終わっていた。 IADCのトレバー率いる部隊の奇襲を受けたヒシュタル教団側は ガス弾を打ち込まれ混乱の中 組織的な抵抗も出来ず次々捕まっていった。 カザフとローザの密告で ヒシュタル教団の残党組織は壊滅したが ギルマンは 傷を負いながらも辛くも脱出していた。 【おっ! おのれ! カザフめ! 裏切りおったなうぅぅぅっ…】 【ギルマン様! 動かれてはいけません! まだ身体に銃弾が残っています。】 【今は 治療しなければ 一旦アルバニアに戻り態勢を立て直しましょう】 【くっ! くぅそう! 覚えておれトレバーめ!くぅううううっ】 全身に包帯をされ 車に横たわった姿で、 ギルマンはワンダーウーマンのベルトを握り締め傷の痛みに耐えていた。 今回の作戦失敗で、もはやヒシュタル教団は完全に壊滅していた。 残ったメンバーはギルマンを入れても5名しか残っていない、 アルバニアに戻っても警察に追われ続けるだろう… その無念さが ギルマンを狂気に走らせていた。 【必ず…必ず殺してやるぞ…カザフめ覚えていろ…】 その頃 檻に捕われたままのワンダーウーマンは… 【ワンダーウーマン 君を私の館に招待してやろう何処だか解るかね? 海の向こうだよ IADCも海外までは追ってこれないだろう。 そこで 君をたっぷり調教してあげるよ 今度こそ完全な雌奴隷にしてやろう。 ベルトは ギルマンが持ったまま逃げてしまったが、もう君には必要の無い物だろう。 くっくっくっく 楽しみだよ】 【ほっほっほ また楽しいことをして上げるわよ。今度は逃げられないわよ】 縛られたままのワンダーウーマンは 逃げ出す事も出来ず、 檻のままトレーラーで カザフとローザによって運ばれていった。 【今 どのあたりですの カザフ様?】 【もう直ぐ 島に着くよ ローザ、 とっくにアメリカの領海から離れている。 ここまで来れば もうIADCも手は出せない…ワンダーウーマンを助けに来る者もいない】 【ギルマンはどうなったのかしら?】 【奴の事だ もうアメリカから逃げただろう。】 【では ワンダーウーマンのベルトは?】 【奴と一緒に行方不明だよ 私達には必要の無い物だワンダーウーマンにもね】 【あら 大変 スーパー・ヒロインがヘルプレス・ヒロインになったわけ?】 【島に着いたら早速調教を始めよう】 【ほっほっほ 楽しみですわね 周りは海 船が無ければ逃げ出す事は不可能ですわ】 【そうだ、久し振りにウーマン・ハンテングをして見よう。どうかねローザ】 【ほっほっほ いいですわね 思いっ切り楽しめそうですわ。カザフ様】 ***つづく  この作品は、ハードカバー版(画像付き小説)がダウンロードできます。 入手される方は、下記のリンクをクリックしてください。

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